赤ヘル1975

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赤ヘル1975の評価:

4.66/5点 レビュー 53件。 B ランク

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平均点4.66pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全106件 61〜80 4/6ページ
No.46
(5pt)

原爆がまだ「遠い過去の出来事」ではなかった頃の広島の物語

カープの計6回の優勝のうち、唯一記憶がないのが1975年の初優勝です。当時4歳。初優勝どころかほとんど何も覚えていません。物語では、原爆が投下されて30年の広島がどんな街だったのか、どんな人がどんな思いで暮らしていたのかが、中学1年生の3人の主人公を通して克明に描かれています。当時の広島の人にとって原爆がまだ遠い過去の話ではなかったことがよく分かり、何も覚えていない私の記憶を補ってくれます。自分が生きた時代の"空気"に小説の中で触れることができました。最終章は本の表紙の絵が何であるかを教えてくれます。涙腺が緩くなっているせいか、終盤は泣き笑いが絶えませんでした。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.45
(5pt)

原爆がまだ「遠い過去の出来事」ではなかった頃の広島の物語

カープの計6回の優勝のうち、唯一記憶がないのが1975年の初優勝です。当時4歳。初優勝どころかほとんど何も覚えていません。物語では、原爆が投下されて30年の広島がどんな街だったのか、どんな人がどんな思いで暮らしていたのかが、中学1年生の3人の主人公を通して克明に描かれています。当時の広島の人にとって原爆がまだ遠い過去の話ではなかったことがよく分かり、何も覚えていない私の記憶を補ってくれます。自分が生きた時代の"空気"に小説の中で触れることができました。最終章は本の表紙の絵が何であるかを教えてくれます。涙腺が緩くなっているせいか、終盤は泣き笑いが絶えませんでした。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.44
(1pt)

残念

子供の頃、西鉄ライオンズファンであった私も転校を何度も経験しました。ちょうどカープが初優勝した時は広島にいました。そして博多に転校。主人公のまなぶに自分の過去をダブらせ読みました。
しかし、転校にまつわる様々な思いが、広島の街が、そしてあのカープ優勝の瞬間への思い入れがが何も書かれていません。全てが軽すぎる。
作者が好きなだけにとても残念です。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.43
(1pt)

残念

子供の頃、西鉄ライオンズファンであった私も転校を何度も経験しました。ちょうどカープが初優勝した時は広島にいました。そして博多に転校。主人公のまなぶに自分の過去をダブらせ読みました。
しかし、転校にまつわる様々な思いが、広島の街が、そしてあのカープ優勝の瞬間への思い入れがが何も書かれていません。全てが軽すぎる。
作者が好きなだけにとても残念です。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.42
(4pt)

514ページはやや長過ぎてダレたが、まずまずの良作。

概ね面白い小説だった。スピン(栞の紐)が真っ赤なのも、非常にセンスがあって関心した。
ストーリーは主にカープパートと原発パートに分かれ、
どちらも広島と密接した物になっており、単純な野球小説というわけでもない。
野球、もしくは原発に全く関心の無い人にはあまり面白い内容ではないかもしれない。
内容も昭和情緒というには相当下品なので、人を選ぶ。
この辺りに抵抗がない人には、是非おすすめの一冊。

500ページ以上ある長いストーリーなので、長所と短所を箇条書き。

・長所
当時の時代背景を結構緻密に描写してるのではないだろうか。広島をちょっと下劣な土地に描き過ぎだけど、まあこんな物だったのか。

野球トリビアの数々が面白い。知らなかった情報もあった

マナブと他のキャラの交友が薄めなのが却ってリアル。ヒロインっぽいキャラとも殆ど親密にならず、別れの際にちょっとした事が起こる程度という。この下品なキャラが恋愛するとか想像できないしね

・短所
表紙の3人を主役にしたんだろうけど、 ヤスとマナブのW主人公って感じで、ユキオが空気。 しかもEDにユキオだけが登場しない

表紙の並びが作中の描写と矛盾する。左からユキオ、ヤス、マナブ?クライマックスでこの表紙のシーンが出た時は関心したもんだけど、一瞬で冷めてしまった

無駄に長編で、関係ない会話も多い。途中から飛ばしてしまった。これは加筆よりカットすべき

マナブの父親の空襲時のエピソードが無い。あれ?引っ張った割に、終わり?

小学生は小学校を卒業した瞬間中学生にはならないよね?新年度まで身分は小学生のままのような。同様に中学生も新年度までは中学生

山本浩二が小さい選手みたいに描写されてるが、当時としては相当な巨漢では?今の水準からいっても大型選手。 ましてや小柄なヤスや中学生から見たら巨大。作者のミス?
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.41
(4pt)

514ページはやや長過ぎてダレたが、まずまずの良作。

概ね面白い小説だった。スピン(栞の紐)が真っ赤なのも、非常にセンスがあって関心した。
ストーリーは主にカープパートと原発パートに分かれ、
どちらも広島と密接した物になっており、単純な野球小説というわけでもない。
野球、もしくは原発に全く関心の無い人にはあまり面白い内容ではないかもしれない。
内容も昭和情緒というには相当下品なので、人を選ぶ。
この辺りに抵抗がない人には、是非おすすめの一冊。

500ページ以上ある長いストーリーなので、長所と短所を箇条書き。

・長所
当時の時代背景を結構緻密に描写してるのではないだろうか。広島をちょっと下劣な土地に描き過ぎだけど、まあこんな物だったのか。

野球トリビアの数々が面白い。知らなかった情報もあった

マナブと他のキャラの交友が薄めなのが却ってリアル。ヒロインっぽいキャラとも殆ど親密にならず、別れの際にちょっとした事が起こる程度という。この下品なキャラが恋愛するとか想像できないしね

・短所
表紙の3人を主役にしたんだろうけど、 ヤスとマナブのW主人公って感じで、ユキオが空気。 しかもEDにユキオだけが登場しない

表紙の並びが作中の描写と矛盾する。左からユキオ、ヤス、マナブ?クライマックスでこの表紙のシーンが出た時は関心したもんだけど、一瞬で冷めてしまった

無駄に長編で、関係ない会話も多い。途中から飛ばしてしまった。これは加筆よりカットすべき

マナブの父親の空襲時のエピソードが無い。あれ?引っ張った割に、終わり?

小学生は小学校を卒業した瞬間中学生にはならないよね?新年度まで身分は小学生のままのような。同様に中学生も新年度までは中学生

山本浩二が小さい選手みたいに描写されてるが、当時としては相当な巨漢では?今の水準からいっても大型選手。 ましてや小柄なヤスや中学生から見たら巨大。作者のミス?
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.40
(3pt)

広島版「スタンド・バイ・ミー」

広島カープという球団にまつわる逸話は数多くあって、野球ファンならカープのファンじゃなくても若干の憧れとちょっとした敬意を抱いたことがあるに違いない。
タイガースファンに匹敵するようにスタジアムに集まるファンの数、
地獄の練習量でぐいぐい選手が鍛えられること、
どこか日本陸軍のような厳しいイメージ、
まるで伝説の中の人物であるかのような選手の顔つきとエピソード(鉄人衣笠、天才前田、炎のストッパー津田・・・)
唯一の市民球団で広島の人は心からカープを愛しているということ(市民が樽に寄付したお金で広島市営球場を作ったそうです)、
スポンサーであるマツダはそれを知ってか決して大きく目立とうとしないということ、
そして、原爆を落とされた市民がカープを心の支えとして生きていたということ。

東京でジャイアンツファンだった中学生のマナブは、父親の仕事の都合で広島に転校する。
広島で出会ったのは熱狂的なカープファンのユキオと、野球に非凡な才能を持ったヤス。
知らなかった広島の痛ましい歴史や市民の思い、父や母との関わり、友情と初恋。
そして、ネズミ講をはじめたマナブの父親のせいで少年たちの友情に危機が訪れる。

万年弱小球団だったカープが優勝に向けて快進撃した1975年。
広島の中学生たちの日本版「スタンド・バイ・ミー」。

想定していた通りの展開が起こり、どこかで触れたことのあるようなストーリー。今では考えられないような素直な中学生たち。
だが、むしろそれでいいのだ。
陳腐な歌の歌詞のように、出会いと別れを繰り返し、少年は大人になる。

ベタな別れのシーンがあるかと思いきや、ラストの展開にグッときた。
このラストだけで、読んだ甲斐があった、と思わせる。

ファンならもちろん、ファンでなくても、むしろ野球ファンでなくても読めるだろう。
そしてスタジアムに行きたくなること請け合いだ。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.39
(3pt)

広島版「スタンド・バイ・ミー」

広島カープという球団にまつわる逸話は数多くあって、野球ファンならカープのファンじゃなくても若干の憧れとちょっとした敬意を抱いたことがあるに違いない。
タイガースファンに匹敵するようにスタジアムに集まるファンの数、
地獄の練習量でぐいぐい選手が鍛えられること、
どこか日本陸軍のような厳しいイメージ、
まるで伝説の中の人物であるかのような選手の顔つきとエピソード(鉄人衣笠、天才前田、炎のストッパー津田・・・)
唯一の市民球団で広島の人は心からカープを愛しているということ(市民が樽に寄付したお金で広島市営球場を作ったそうです)、
スポンサーであるマツダはそれを知ってか決して大きく目立とうとしないということ、
そして、原爆を落とされた市民がカープを心の支えとして生きていたということ。

東京でジャイアンツファンだった中学生のマナブは、父親の仕事の都合で広島に転校する。
広島で出会ったのは熱狂的なカープファンのユキオと、野球に非凡な才能を持ったヤス。
知らなかった広島の痛ましい歴史や市民の思い、父や母との関わり、友情と初恋。
そして、ネズミ講をはじめたマナブの父親のせいで少年たちの友情に危機が訪れる。

万年弱小球団だったカープが優勝に向けて快進撃した1975年。
広島の中学生たちの日本版「スタンド・バイ・ミー」。

想定していた通りの展開が起こり、どこかで触れたことのあるようなストーリー。今では考えられないような素直な中学生たち。
だが、むしろそれでいいのだ。
陳腐な歌の歌詞のように、出会いと別れを繰り返し、少年は大人になる。

ベタな別れのシーンがあるかと思いきや、ラストの展開にグッときた。
このラストだけで、読んだ甲斐があった、と思わせる。

ファンならもちろん、ファンでなくても、むしろ野球ファンでなくても読めるだろう。
そしてスタジアムに行きたくなること請け合いだ。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.38
(5pt)

なかなかです。著者に敬意!

単なるカープものを超えた作品力です。
多分、何年かあとに読み返すことになると思います。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.37
(5pt)

なかなかです。著者に敬意!

単なるカープものを超えた作品力です。
多分、何年かあとに読み返すことになると思います。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.36
(5pt)

忘れられない一年が素晴らしいストーリーに。

いたんだよね、確かに、あの頃、こういうヤスみたいな男子。女なんかにかまってられるかよ、みたいなね。savageでsophisticateされてなくて、そして熱い・・。本当に重松さんはうまいね、こういう微妙な感じを書くのが。あの年のカープファンの期待と不安と、シーズンが進むにつれて浮き足立ってくる感じとかも、よく出てる。あの年は学校でもカープの話題でもちきりだった。優勝を目前にして学校の先生までもが・・・しちゃうとか、どこの学校もそうだったんだね。自分は優勝の瞬間は学校の図書室のテレビで見た。前の年に亡くなったじいちゃんが-RCCラジオの途切れ途切れの放送を聴きながら毎試合自己流のスコアブック付けていたじいちゃんが-生きてたらどんなに喜んだだろう。あの頃の広島にはそういう人がいっぱいいたんだ。本当に特別な一年だった。重松さん、こんなに素敵なストーリーに仕上げてくれてありがとう。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.35
(5pt)

忘れられない一年が素晴らしいストーリーに。

いたんだよね、確かに、あの頃、こういうヤスみたいな男子。女なんかにかまってられるかよ、みたいなね。savageでsophisticateされてなくて、そして熱い・・。本当に重松さんはうまいね、こういう微妙な感じを書くのが。あの年のカープファンの期待と不安と、シーズンが進むにつれて浮き足立ってくる感じとかも、よく出てる。あの年は学校でもカープの話題でもちきりだった。優勝を目前にして学校の先生までもが・・・しちゃうとか、どこの学校もそうだったんだね。自分は優勝の瞬間は学校の図書室のテレビで見た。前の年に亡くなったじいちゃんが-RCCラジオの途切れ途切れの放送を聴きながら毎試合自己流のスコアブック付けていたじいちゃんが-生きてたらどんなに喜んだだろう。あの頃の広島にはそういう人がいっぱいいたんだ。本当に特別な一年だった。重松さん、こんなに素敵なストーリーに仕上げてくれてありがとう。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.34
(5pt)

読んで良かった。

カープへの広島市民の思いだけでなく、原爆を落とされ、苦しめられて来た人々の思いも描かれている。
カープファンだけでなく、多くの人にもお勧めの一冊。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.33
(5pt)

読んで良かった。

カープへの広島市民の思いだけでなく、原爆を落とされ、苦しめられて来た人々の思いも描かれている。
カープファンだけでなく、多くの人にもお勧めの一冊。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.32
(5pt)

とても良かった。

カープファンでなくても 感動しました。
是非 多くの人に読んでほしいと思いました。
戦争を知らずに育った人は、特に考えさせられます。
切なく、温かい、昭和の懐かしい物語です。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.31
(5pt)

とても良かった。

カープファンでなくても 感動しました。
是非 多くの人に読んでほしいと思いました。
戦争を知らずに育った人は、特に考えさせられます。
切なく、温かい、昭和の懐かしい物語です。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.30
(5pt)

ディテールにいちゃもんをつけるとすると、

岡山県人が広島のことを取り上げる、ってのは意外感あり。
基本的には、神戸や大阪の方しか向いてない県民ですからね。
県内最高峰の標高が、広島より1㍍低いのも、我慢ならないんだろうねぇ。

それは兎も角、小説の中に出てくる県立病院。
そのまま「県立病院」と表記されてますが、
広島市内に住んでる人は略全員「県病院」って云います。

タクシーの運ちゃんに「県立病院」って行ったら、
「どこね、そこは? 県病院のことかいね」って云われます。
つーか、路面電車の電停名も「県病院前」です。

らしくない取材不足ですね。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.29
(4pt)

ノスタルジー

広島といえば、カープ。それも1975年は初優勝。そして原爆。

ノスタルジー系の小説は、ついつい、ディテールにこだわり過ぎて嫌味なものになりがちだが、流石はシゲマツ。流石は隣県出身者。1975年という年代にも、カープの初優勝にも、原爆の捉え方にも、安心してノスタルジーを感じることができる。
赤ヘル1975 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975 (講談社文庫)より
4062934795
No.28
(5pt)

ディテールにいちゃもんをつけるとすると、

岡山県人が広島のことを取り上げる、ってのは意外感あり。
基本的には、神戸や大阪の方しか向いてない県民ですからね。
県内最高峰の標高が、広島より1㍍低いのも、我慢ならないんだろうねぇ。

それは兎も角、小説の中に出てくる県立病院。
そのまま「県立病院」と表記されてますが、
広島市内に住んでる人は略全員「県病院」って云います。

タクシーの運ちゃんに「県立病院」って行ったら、
「どこね、そこは? 県病院のことかいね」って云われます。
つーか、路面電車の電停名も「県病院前」です。

らしくない取材不足ですね。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043
No.27
(4pt)

ノスタルジー

広島といえば、カープ。それも1975年は初優勝。そして原爆。

ノスタルジー系の小説は、ついつい、ディテールにこだわり過ぎて嫌味なものになりがちだが、流石はシゲマツ。流石は隣県出身者。1975年という年代にも、カープの初優勝にも、原爆の捉え方にも、安心してノスタルジーを感じることができる。
赤ヘル1975 Amazon書評・レビュー: 赤ヘル1975より
4062187043