出身成分

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出身成分の評価:

4.05/5点 レビュー 20件。 B ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21〜40 2/2ページ
No.20
(5pt)

人権を深く描いたミステリー

北朝鮮の人権問題を深く写実的に描いたミステリーです。日本の士農工商と違うとか言う人がいますが的外れで、そもそもこの作品はそんな身分制度の捉え方をしていません(日本の士農工商も昔の社会か授業の誤った解釈であり、現実に施行された社会制度ではありません)。中盤から意外さ目白押しで、結末は感動的でした。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.19
(5pt)

人権を深く描いたミステリー

北朝鮮の人権問題を深く写実的に描いたミステリーです。日本の士農工商と違うとか言う人がいますが的外れで、そもそもこの作品はそんな身分制度の捉え方をしていません(日本の士農工商も昔の社会か授業の誤った解釈であり、現実に施行された社会制度ではありません)。中盤から意外さ目白押しで、結末は感動的でした。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.18
(4pt)

北朝鮮での殺人事件・・・

主人公は、クム・アンサノ。
職業は、保安署員。(日本で言う警察か。)

舞台は、北朝鮮の農村部。

彼は、11年前の強姦と殺人事件の
再捜査を命じられる。

容疑者は、11年前に教化所に収容されている。
しかし、本人は容疑を否認。

アンサノは、真犯人と事件の真相を
明らかにするべく捜査していく。

真犯人は誰か・・。
事件の真相は・・。

完全にノンフィクションではないだろうが、
北朝鮮の日常や捜査について垣間見ることが出来た。

展開は完全にミスリードであり、
読者が事件の真相に気付く手段はない。

しかし、小説としての完成度は高く、
後半はページを繰る手が止まらなかった。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.17
(4pt)

北朝鮮での殺人事件・・・

主人公は、クム・アンサノ。
職業は、保安署員。(日本で言う警察か。)

舞台は、北朝鮮の農村部。

彼は、11年前の強姦と殺人事件の
再捜査を命じられる。

容疑者は、11年前に教化所に収容されている。
しかし、本人は容疑を否認。

アンサノは、真犯人と事件の真相を
明らかにするべく捜査していく。

真犯人は誰か・・。
事件の真相は・・。

完全にノンフィクションではないだろうが、
北朝鮮の日常や捜査について垣間見ることが出来た。

展開は完全にミスリードであり、
読者が事件の真相に気付く手段はない。

しかし、小説としての完成度は高く、
後半はページを繰る手が止まらなかった。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.16
(4pt)

納得の意欲作

なんでこの国を舞台にしたのかと訝しく思ったが、最後まで読んで納得した。あまり書かれる国ではないので、とても興味深く読んだ。女性の人権蹂躙は、大問題だ。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.15
(4pt)

納得の意欲作

なんでこの国を舞台にしたのかと訝しく思ったが、最後まで読んで納得した。あまり書かれる国ではないので、とても興味深く読んだ。女性の人権蹂躙は、大問題だ。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.14
(1pt)

結論が明快でなかったこと。

1.閉鎖的な農村を中心にしたミステリーですが、日本の昔の封建社会の「士農工商」の身分制度と違い、
  身分制度上は、現在の身分より上の身分にはなれず、ただ身分を落とすだけの制度の制度ではないかと思います。
2.身分を落とされないように、上の身分の者に気を遣い自由な行動を取ることができないので、行動範囲も
  非常に狭く、その中で自分なりに真実に迫る努力をするという内容でした。
3.最後の場面では、非常に現実離れのシーンであり、主人公がどうなったのか、捕まったのかが不透明であり、
  ハッピー・エンドでもなければ、捕まったとした場合のその後の物語がないのが、あまり評価できないところ
  です。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.13
(1pt)

結論が明快でなかったこと。

1.閉鎖的な農村を中心にしたミステリーですが、日本の昔の封建社会の「士農工商」の身分制度と違い、
  身分制度上は、現在の身分より上の身分にはなれず、ただ身分を落とすだけの制度の制度ではないかと思います。
2.身分を落とされないように、上の身分の者に気を遣い自由な行動を取ることができないので、行動範囲も
  非常に狭く、その中で自分なりに真実に迫る努力をするという内容でした。
3.最後の場面では、非常に現実離れのシーンであり、主人公がどうなったのか、捕まったのかが不透明であり、
  ハッピー・エンドでもなければ、捕まったとした場合のその後の物語がないのが、あまり評価できないところ
  です。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.12
(4pt)

もっと北朝鮮について知りたくなりました

前半はホントに現代の話なのかと疑いたくなるような、戦前の日本よりひどい国家体制についての説明あちこちにあり一気にストーリーに入り込めた。後半はサスペンスの要素も加わって、さらに日本を風刺したようなくだりもあり、読後はすっきりしました。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.11
(4pt)

もっと北朝鮮について知りたくなりました

前半はホントに現代の話なのかと疑いたくなるような、戦前の日本よりひどい国家体制についての説明あちこちにあり一気にストーリーに入り込めた。後半はサスペンスの要素も加わって、さらに日本を風刺したようなくだりもあり、読後はすっきりしました。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.10
(5pt)

士農工商みたいなことですね

北朝鮮を舞台にした小説を初めて読んだ。まるで歴史っぽいファンタジーかゲームの設定かと思うほど不条理だらけの世界が、現在もすぐ近くの国に存在しているのかと怖くなった。あくまで小説なのでフィクションなのだが、冒頭に“脱北者による証言に基づき”とあるので、事実に近いのだと思って読んだ。
話は松岡氏のお約束のジェットコースター的な展開で、あっという間に読了。面白かった、というのとは違うものの、じーんと感動が湧いた。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.9
(5pt)

士農工商みたいなことですね

北朝鮮を舞台にした小説を初めて読んだ。まるで歴史っぽいファンタジーかゲームの設定かと思うほど不条理だらけの世界が、現在もすぐ近くの国に存在しているのかと怖くなった。あくまで小説なのでフィクションなのだが、冒頭に“脱北者による証言に基づき”とあるので、事実に近いのだと思って読んだ。
話は松岡氏のお約束のジェットコースター的な展開で、あっという間に読了。面白かった、というのとは違うものの、じーんと感動が湧いた。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.8
(5pt)

国家に支配された人々の現実

この本はただのミステリ作品ではない。

脱北者の証言をもとに書かれているとのことで、普段は北朝鮮という国で括ってしまいがちですが、そこには人々の生活があることを改めて認識する作品でした。このような世界で”真実”がどんな意味を持つのか…恐怖と絶望に支配された人々がリアルに描かれていました。

ミステリとして楽しめるのはもちろん、最後には自由とは何か考えさせられました。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.7
(5pt)

国家に支配された人々の現実

この本はただのミステリ作品ではない。

脱北者の証言をもとに書かれているとのことで、普段は北朝鮮という国で括ってしまいがちですが、そこには人々の生活があることを改めて認識する作品でした。このような世界で”真実”がどんな意味を持つのか…恐怖と絶望に支配された人々がリアルに描かれていました。

ミステリとして楽しめるのはもちろん、最後には自由とは何か考えさせられました。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.6
(3pt)

生まれる国は選べない

作品のタイトルにもなっている「出身成分」とは、住民登録上人民を区別する「核心階層」「動揺階層」「敵対階層」の3つの階層のこと。「親の不始末子の始末」という言葉が幾度となく語られるように、父親が不始末をしでかすと、その子、孫にまでも階層の不利益が及ぶという。
平壌に住めるのは「核心階層」のみだから、この事件が起こった場所はそれ以外の階層の者たちが住む下層の村。同じ集落の隣人による密告、相互監視、村八分、父親からの性虐待・・・重苦しい雰囲気のまま話が進む。
自国への疑問を訴える主人公と、日本も南朝鮮も同じようなものだと言い切る人民保安局の幹部とのやり取りは息がつけない。

普通のミステリーのように、事件の真相を知ることがこの作品の肝ではない。
二転三転する事件の様相のなかで、主人公はこの希望なき国で生きることの意味、人権、人としての尊厳について悩み、考え続ける。この国に、たまたま生まれついたがために自由を奪われ、尊厳さえ失い生きることを強いられる人々の姿。

「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である」という帯の言葉が重く響く。
これまで、国家という枠組みとしてしか思いを及ぼせなかったこの国の一人一人の国民の姿が思い描けるようになるいいきっかけとなる作品でした。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.5
(4pt)

憐れみや怒りが沸き起こる一方で,諦めや冷めた思いも拭えず

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

過去の事件の洗い直しから浮上すする驚愕の真実…と書くと安っぽくも映りますが,
実際のところ,犯人であるとか,アリバイやトリックなど,ミステリ的な楽しみより,
動機,つまりは人間の部分であり,あの国に根付いた社会事情を描いた作品の印象です.

もちろん,貧しい生活や地位の低い女性,そして何をするにも賄賂がはびこる日常,
幼い子供までがそれを当たり前と考え,差し出そうとする様子には胸が締め付けられ,
それとて一面でしかないのでしょうが,憐れみや怒り,恐怖,多くの感情が交錯します.

一方,物語としては感動的な流れから,起死回生の逆転劇かと思いきやのまさかで,
正直なところ,あまりに好きにはなれず,否定的に見ていたところでさらにもう一つ.
結末はいささか呆気なかったものの,モヤの先には,待ち望んだ夜明けがあることを….

ただ,これが完全な創作ではなく,多くの証言を元にした現実に近いものとのことで,
もう人々の正義や熱意ではどうにもならないとの思いもあり,素直には受け止められず,
多少なりとも知る現実社会が題材であることが,残念ながら少し負に作用をしたようです.

また,著者らしく読みやすく,引き込まれる文章であることは間違いないのですが,
描かれる世界や内容に対して,ちょっと洗練されすぎているようにも感じられました.
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.4
(3pt)

生まれる国は選べない

作品のタイトルにもなっている「出身成分」とは、住民登録上人民を区別する「核心階層」「動揺階層」「敵対階層」の3つの階層のこと。「親の不始末子の始末」という言葉が幾度となく語られるように、父親が不始末をしでかすと、その子、孫にまでも階層の不利益が及ぶという。
平壌に住めるのは「核心階層」のみだから、この事件が起こった場所はそれ以外の階層の者たちが住む下層の村。同じ集落の隣人による密告、相互監視、村八分、父親からの性虐待・・・重苦しい雰囲気のまま話が進む。
自国への疑問を訴える主人公と、日本も南朝鮮も同じようなものだと言い切る人民保安局の幹部とのやり取りは息がつけない。

普通のミステリーのように、事件の真相を知ることがこの作品の肝ではない。
二転三転する事件の様相のなかで、主人公はこの希望なき国で生きることの意味、人権、人としての尊厳について悩み、考え続ける。この国に、たまたま生まれついたがために自由を奪われ、尊厳さえ失い生きることを強いられる人々の姿。

「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である」という帯の言葉が重く響く。
これまで、国家という枠組みとしてしか思いを及ぼせなかったこの国の一人一人の国民の姿が思い描けるようになるいいきっかけとなる作品でした。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.3
(4pt)

憐れみや怒りが沸き起こる一方で,諦めや冷めた思いも拭えず

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

過去の事件の洗い直しから浮上すする驚愕の真実…と書くと安っぽくも映りますが,
実際のところ,犯人であるとか,アリバイやトリックなど,ミステリ的な楽しみより,
動機,つまりは人間の部分であり,あの国に根付いた社会事情を描いた作品の印象です.

もちろん,貧しい生活や地位の低い女性,そして何をするにも賄賂がはびこる日常,
幼い子供までがそれを当たり前と考え,差し出そうとする様子には胸が締め付けられ,
それとて一面でしかないのでしょうが,憐れみや怒り,恐怖,多くの感情が交錯します.

一方,物語としては感動的な流れから,起死回生の逆転劇かと思いきやのまさかで,
正直なところ,あまりに好きにはなれず,否定的に見ていたところでさらにもう一つ.
結末はいささか呆気なかったものの,モヤの先には,待ち望んだ夜明けがあることを….

ただ,これが完全な創作ではなく,多くの証言を元にした現実に近いものとのことで,
もう人々の正義や熱意ではどうにもならないとの思いもあり,素直には受け止められず,
多少なりとも知る現実社会が題材であることが,残念ながら少し負に作用をしたようです.

また,著者らしく読みやすく,引き込まれる文章であることは間違いないのですが,
描かれる世界や内容に対して,ちょっと洗練されすぎているようにも感じられました.
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X
No.2
(5pt)

極東ウェットな割には現代的で洗練されたミステリー

村の殺人事件をめぐるミステリー。一気に読んでしまった。ミステリーのドキドキ感と、極東的ウェット感が混ざり合った中にも、現代的で洗練された話。読み方は人それぞれいろいろあると思う。すべての人に、はげしくおすすめ。
出身成分 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 出身成分 (角川文庫)より
4041122953
No.1
(5pt)

極東ウェットな割には現代的で洗練されたミステリー

村の殺人事件をめぐるミステリー。一気に読んでしまった。ミステリーのドキドキ感と、極東的ウェット感が混ざり合った中にも、現代的で洗練された話。読み方は人それぞれいろいろあると思う。すべての人に、はげしくおすすめ。
出身成分 Amazon書評・レビュー: 出身成分より
404108329X