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歪んだレンズ
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歪んだレンズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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大企業の損失隠蔽に巻き込まれて小さな町工場の会社を乗っ取られてしまった松尾。大企業の陰謀、監査法人の建前、メディカルファンドの悪質な手口などに翻弄されながら小さな会社を取り戻すための物語。 内容としては多くの思惑が入り組みながら展開されていておもしろく読めるのだが、実際、1年以上かけて真相を究明するというところが現実的でないし、その間、松尾自身はともかく他の従業員がまた戻ってくる前提というのは都合がよすぎると思う。 また、騙した副島の過去を追いかけるというのも、シナリオありきの展開だと思うし、そのきっかけも不自然に感じた。 なぜ松尾の会社がベンチャー投資の対象に選ばれたのかも曖昧なままだったのが残念だった。 | ||||
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とても面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。次の作品を楽しみに期待しています。 | ||||
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私たち一般人が日常では関わるはずのないと思う世界が 実は身近にあるってこと そこへと巻き込まれた中での諦めない力 悪人にも人情の残る気配 素晴らしいです 第3弾にして 私レベルでも一気に入り込めたものとなりました 次回作は どんなだろう? と思わせてくれます | ||||
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油まみれで毎日働く零細企業の社長やその社員、家族がある日突然巻き込まれる出来事、乗っ取られた会社を取り戻そうとする社長の粘り強い姿が鮮明に浮かび上がりました。リーマンショック、損失補填、ベンチャー投資、利益計画書、粉飾決算、飛ばし、マネーロンダリング等、過去の出来事と簡単に片づけられず、最近の大企業の虚偽報告などの報道を聞いていますと今もなお身近な問題だと感じます。大組織の中での保身、責任のなすり合い、内部告発など、非常にリアルに人間模様が描かれてました。また、同族企業の社長と息子、夫婦、兄弟、社長と社員、上司と部下、といった人間関係の繋がり、信頼関係、絆の移り変わり、そして血の繋がりについても興味深く読み取れました。昨今は、コンプライアンス(法令順守)やグローバルスタンダードといった法整備やルール作りが進展してますが、後を絶たない振り込み詐欺事件やネット犯罪の報道を聞きますと今なお、反社会的な闇の手が毎日の生活に忍び寄ってるものと感じます。次作を期待しています! | ||||
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