熱球

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評判

熱球の評価:

4.62/5点 レビュー 29件。 C ランク

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平均点4.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 41〜60 3/4ページ
No.22
(5pt)

熱球、見付かって良かったです。

弟に頼まれての購入で、探しても見つからず、Amazonさんで発見で即、購入で弟も喜んでます。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.21
(5pt)

時間をかけてわかること

「熱球」という題名なのでもう少し、試合の描写があるのかなとも思ったけれども、主役はOB。

それでも、高校時代の話は、高校生の時よりも時間をかけて振り返った方がその意味がわかるのかもしれない。
と、感じさせる、流石のシゲマツらしい野球小説だ。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.20
(5pt)

面白い

小6の息子が夢中になって読んでいました。野球好きの子におすすめ。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.19
(3pt)

ぞうさん

野球好きにはおもしろかったです。通勤時に普通に楽しめました。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.18
(5pt)

温かく、素敵な、人間くさいお話です

この小説も心に響くとても素敵なお話です。数多くの名作を世に送り続け
ていらっしゃる著者の力量と思いが、この300ページ強に詰まっています。

38歳で勤務先の東京の出版業者を退職し、山口県の故郷に、小学校に
通う一人娘・美奈子を連れて戻った主人公のヨージ(洋司)の一人称で語
られていきます。

ヨージは地元きっての名門高校の野球部でエースとして県大会決勝まで
進み、決勝戦は部員の「不祥事」により棄権敗退となってしまう。その後、
盛り上がった地元は一点。遠慮のない揶揄や視線を向けられるようにな
り、地元を嫌いになり、東京の大学に出てきた―こういう背景を持ったヨ
ージが地元に戻った世界がえがかれています。

そしてこの本を簡単にまとめてしまうならば、故郷に戻り、様々な葛藤や、
人の生き様、「地方」での生き方に改めて直面する中で、自分の生き方を
探っていく物語ということになると思います。

この物語の背景に、<東京での暮らし>と、人情に厚いが古い価値観が残
っている<地方での暮らし>という対立構造が組み込まれています。さら
に、夫婦間の問題、親との問題、子どものいじめ、世代間格差、昔の記憶
との向き合い方などもえがかれています。

このように多くのテーマがえがかれているお話なので、人によって様々な
読了感を得られる作品ではないでしょうか。そして、読了感が爽やかなの
も、高校野球をテーマにえがいたから、ということばかりではないと思います。
それほど現実は甘くなく、複雑で、でも悪いことばかりでもない。重松作品
からは、いつも温かさをもらえ、こちらがどんな心境の時に読んでも受け
入れてくれるような「度量の大きさ」も感じさせてくれます。温かく、素敵な
人間くさいお話です。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.17
(5pt)

素敵な言葉

高校野球の神髄とは負けることにある。

人生とは負けても立ち上がることにある。

つらい時でも明日から頑張ろうと思える優しい小説です。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.16
(5pt)

逃げたい過去はいい思い出になるんだろうか

何故だかよく分からないけど所々泣きながら一気に読んでしまった。

高校時代の思い出したくもないような出来事、年老いた父、忙しい夫婦、
田舎に転校していじめられる子供・・・。
自分の身に起こったら逃げ出したくなるようなことばかりなんだけどなぜか感動。

感動してしまった理由は登場人物がみんな一生懸命だからでしょうか。
自分なりに過去を消化して、現実と向き合ったり逃げたりしながらも、
やっぱり戻ってきたい過去があって、それを大切にしている。
そんな気持ちが本から伝わってきたんでしょうか。

本の中には「逃げたいときは逃げてもいい」って書いてあります。
結局、逃げ切れないんだけどいったん逃げることでいい思い出として残るのかな・・・。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.15
(5pt)

自分を見つめ直す物語

物語は38歳の中年の男性が、「現在」から逃げ「過去」を回想しながら淡々と進んでいくのだが、少しずつ現在を見つめ直し、自分なりの答えを見つけていく過程は考えさせられることが多かった。老いた父親のこと、転校させた娘が学校でいじめられていること、過去の野球部の仲間のこと、初恋の彼女のこと、ボストンにいる妻のこと、それぞれについて真剣に悩みながらもなかなか答えを出せない様子がリアルに描かれていて、思わず感情移入してしまう作品だった。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.14
(5pt)

今年もまた甲子園の季節

地元の夢を背負って、球児たちが行く。
高校野球は、敗者のドラマ。
しかもそのほとんどが、はるか遠い地方予選で、涙を呑んで去っていく。
だが流した汗や涙の尊さは、『高校球児』ならみな同じ。
手に入れた宝物は、青春を注ぎ込んだ対価だから。
だから観客席の拍手は、勝者にも敗者にも温かい。

だからこそ、きちんと負けることが許されなかった主人公たちの無念は、いかばかりだったことだろう。

都会と田舎、家族の在り方、生きるということを真摯に問い、温かく包み込む本作品。
高校球児の純粋さが、太い背骨となって全編を貫く。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.13
(4pt)

背負った過去と向き合う

今住んでいるところが生まれたところ、育ったところ。
という自分にとっては、「ふるさと」っていう感覚を味わうことができません。
引越ししたら、今の土地がそう思えるのでしょうか?

弱小野球部がツキだけで勝ち抜き、
あと一歩で甲子園というところまでたどり着いたにも関わらず、大きな事件が。
負けても負けても「よう頑張った」と声をかけてくれるザワ爺が教えてくれた思いは、
投げやりでもなく、現実逃避でもなく、事実を真正面から受け止めながら、
結果に一喜一憂することなく、懸命に前へ進んでいくことの大切さなのかなと思ったりしました。

著者の本は「病気と向き合う」とか「背負った過去と向き合う」とか
そういう方向性の本が多いような気がしますが、これは「背負った過去と向き合う」本でした。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.12
(5pt)

再スタートの物語

高校野球をやるのではなく「高校球児」になってほしい。
主人公が小学生に言った言葉が深い。
この作品に心を揺さぶられるのは、ある年齢以上の人かもしれない。
甲子園出場をかけた県大会決勝戦を前に部員の不祥事で棄権した高校球児。
事件を起こしたチームメートはうわさ話の絶えない小さい故郷の中で行き場を失い
やがて死んでしまい、事件に係わったマネージャーは行方知れず。
その後の20年間に変わってしまった自分やチームメイト。
こんな過去を「青春」と呼べるのか。
人生に迷い、夫婦間のこと、娘のいじめ、親の介護、何より自分の進む道しるべを
失いかけている時、そんな青春を過ごした故郷に帰る主人公。
今まで避けてばかりいた故郷は、彼をどう受け止めてくれるのか。
いろいろな問題を「高校野球」に題材を置き、全てを網羅した作品にしている。
「一度も負けたことのない人はいない。大切なのは負けた後、どう生きるかだ。」
という野球部監督の言葉がこの作品を全て表している。
「ようがんばった。ようがんばった。」勝っても負けてもスタンドの最前列で
何十年も応援し続けた老人。
誰かにそんな風に言ってもらえるような人生を歩みたい。
この作品はすばらしい。
涙を流すような作品ではないけれど、明日を見つめられる作品だ。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.11
(5pt)

結局帰るところは高校のクラブなのかなぁ

大人になって、仕事に行き詰ったときや、人間関係がこじれたとき、どこで息をつくか。
私見だけど、一所懸命にやった高校(人によっては中学・大学)のクラブに何かを求めるような気がする。
そして、生きる勇気みたいなものをもらって、何とか生きていくんだろう。
高校時代に運動部(チームスポーツ)をやっていて本当によかったと実感させてくれる本でした。

スポーツをやっていた人間は、そのほとんどが「最後には負ける」。
40半ばになっても、高校時代のクラブの友人と親しく付き合っているのは、
その「最後の負け」を共有できたからなんだろう。
息子にもチームスポーツをやって欲しいと願わずにはおれない。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.10
(4pt)

ひとは「帰ってくる」と優しくなるのでしょうか。

主人公は38歳。会社を辞めて山口の実家に帰った半年あまりの暮らしで語られる,青春の思い出,厳しい現実,そして未来への決断。重松作品王道の設定。

印象に残ったのはこのセリフ。
「ひとは『帰ってくる』と優しくなるのでしょうか。」

米国留学中の奥さんが山口に来て,久しぶりに主人公に会った印象を表現したメールの一節ですが,これに限らず。この文面のひとつひとつが効いています。自分は故郷に,母校に帰るとどうなるかな,と想像せずにいられません。

もうひとつ,年取ると言えば,実家の父親に関する表現に切なさを感じます。言動の端々に老いが現れ,考え方も相容れなくなるけど,それでも自分にとって大きな存在を占めるもの。主人公と年齢が近い自分自身も同じ感情を最近持っただけに,じんわりと来るものがありました。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.9
(5pt)

共感

高校時代に運動部の経験がある30−40代の読者であれば、ヨージに自分の姿を重ねてしまうのではないか。高校時代は、たとえスピードが無くても直球勝負だった。仲間とも一つのことを目指すことが出来た。高校を卒業して20年も経つと、仲間にはそれぞれ違う暮らしがあり、背負っているものも違う。大人になっても負けることはある。いや、ほとんど負けているのかもしれない。それでも帰る「ふるさと」がある人は幸せだ。仲間は「よく頑張った」と言ってくれるだろう。人生の中間地点で出会って良かった本である。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.8
(4pt)

心にチクリ

誰しもがこの本のどこかのシーンに共感をいだくそんな作品だと思う。
高校生時代の自分と向き合うということ、故郷を考えること、年老いた親との関係、子どもとの関係、家族の今後などなど自分の心がチクリとさせられる部分が多かった。
重松作品らしい良い本だと思う。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.7
(4pt)

切なさが残る作品です

甲子園に憧れ夢まで後一歩である事件により夢を経たれてしまった僕。20年後に娘を連れて故郷に戻り様々な局面に出くわし自分と家族のあり方を見つめ直すお話でした。★久々に読んだ重松作品は、やっぱりジンワリと切なさ&熱いものがたくさん詰まっています。★生きていたら誰でも直面する問題、夫婦のあり方、子供との信頼関係、そして親の老後。それらが300弱のページにぎっしりと詰まっていて考えされることがたくんさありました。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.6
(5pt)

人生にコールドゲームはないのだから。

淡く切ない高校球児だった仲間と、故郷で再会をする主人公。
高校を卒業してから20年。主人公を取り巻く環境、そして、仲間たちとの20年と言う時の流れ。
あの頃とは、何もかも変わっているようでいて、しかし彼らの高校球児だったころの共通の想い。それは【熱球】
その熱い思い出は色あせることなく、今も彼らの胸に生きている。
話の設定は、高校球児だったころの自分と、故郷、そして重松作品の特徴である家族の絆。
前向きにそして、仲間と家族。そして遠い日の素晴らしい思い出とともに、大人になっている
主人公が、原点に立ち戻り、成長をしていく姿は、素晴らしいの一言です。
感動しました!
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.5
(4pt)

野球好きの方には読みやすいヒューマンドラマ系小説

元高校球児(エース)を主人公とし、妻や娘との距離感、老いて一人暮らしする父、高校時代の友人たちとの再会などを描いたヒューマンドラマ系。
野球部での出来事を中心に描いているので、私のような野球好きの読者にはとても読みやすい内容になっている。
重松氏の小説らしく人間関係の複雑さ(暗さ)もちりばめられているが、それらの事実を受け止めながらもしっかりと残りの人生に向けて歩んでいこうとする主人公に好感を持て、うまくまとめられている。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.4
(4pt)

穏やかな感動。

この主人公は、ほぼ私と同じ年。子供も同年代。

はじめは、野球好きな自分の息子に何かいい小説はないかな?と思って、選んだ。息子が面白かったと言うので、私も読んでみた。

田舎の公立の普通科の高校で野球少年だった主人公、その年はとても強く後もう一歩で甲子園、というところで

ある事件がその夢を打ち砕く。

故郷を捨てて東京に就職しエリートの妻とかわいい娘と暮らしていた彼が仕事を辞めて故郷へ帰った。一人暮らししていた父、同居を望んでいたのに他界してしまった母。

世話好き、おせっかいな親戚一同…

娘はアメリカに留学する妻について行かず父とともに来て、田舎の小学校に転校するが、なじめないばかりかいじめの対象に…

都会と田舎の、考え方・生活の違い。これが私には、大きな共感だった。

いつまでも昔のことを忘れなくて、他人のことをあれこれ詮索して、

地元で就職・家を継いで親と一緒に住んで面倒を見るのが当たり前。

ここに描かれてる主人公の故郷は、今私が住んでるところとまったく同じ。

気持ちよりも見かけ、世間体、義理の付き合い、見栄の張り合い。

でも一番大切なものって??

主人公は最後にちゃんと見つけた。

最後はとても納得の行く終わり方で、穏やかな感動。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.3
(5pt)

中年社会人向け青春小説!

理屈じゃない、ただがむしゃらに。そんな想いで打ち込む高校野球から20年。物事の損得や周りの目ばかり気にして「昔はよかった」とつぶやく元高校球児がどれだけいるだろうか。
「熱球」はそんな人たちの背中をポーンとたたいて「よし、行け!」と励ましてくれるような作品だ。
~「どうだ!」誰でもない誰かに言ってやりたかった。~
そんな静かに鳥肌が立つような想いを仕事でも味わってみたい。やってやるぞと思えた。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215