熱球

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評判

熱球の評価:

4.62/5点 レビュー 29件。 C ランク

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平均点4.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 1〜20 1/4ページ
No.62
(4pt)

高校野球の持つ爽やかさとピュアさの中に人生の希望が隠されてゐる!!

読ませる文章を書くのが、重松清のタッチであります。今回、私は土日の時間をつくって本書を読み始め、自然な形で最終頁に至りました。多分、リアリティある細かな描写に説得力があったのだと思ひます。そして、現代の風俗的な事象を巧みに取り込んでゐる事で社会性を獲得してゐるのでせう。
 本書は、青春の蹉跌を回復し、中年期に差し掛かった人生を再生する物語でありました。高校野球の夢に生きた少年の挫折、その後の二十年の人生の中での挫折。それらを故郷と母校野球部の人間関係の中で見つめ直した一年だったわけです。その中で、主人公の意思が曖昧模糊の状態から徐々に整理され、新しい道が見えて来ます。
 それから、主人公を明るく前向きにサポートし、ムードメーカーだった小学五年生の娘さんの存在は光ってゐました。更には、高校野球に繫がる世界が明るい希望を齎(もたら)してくれて居り、爽やかなピュアーさを本書に与へてくれてゐます。故郷でどのやうに生きるかといふモチーフが弱い等一部不満を感じましたが、中々よく出来た作品ではなかったのではないでせうか。
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687
No.61
(4pt)

高校野球の持つ爽やかさとピュアさの中に人生の希望が隠されてゐる!!

読ませる文章を書くのが、重松清のタッチであります。今回、私は土日の時間をつくって本書を読み始め、自然な形で最終頁に至りました。多分、リアリティある細かな描写に説得力があったのだと思ひます。そして、現代の風俗的な事象を巧みに取り込んでゐる事で社会性を獲得してゐるのでせう。
 本書は、青春の蹉跌を回復し、中年期に差し掛かった人生を再生する物語でありました。高校野球の夢に生きた少年の挫折、その後の二十年の人生の中での挫折。それらを故郷と母校野球部の人間関係の中で見つめ直した一年だったわけです。その中で、主人公の意思が曖昧模糊の状態から徐々に整理され、新しい道が見えて来ます。
 それから、主人公を明るく前向きにサポートし、ムードメーカーだった小学五年生の娘さんの存在は光ってゐました。更には、高校野球に繫がる世界が明るい希望を齎(もたら)してくれて居り、爽やかなピュアーさを本書に与へてくれてゐます。故郷でどのやうに生きるかといふモチーフが弱い等一部不満を感じましたが、中々よく出来た作品ではなかったのではないでせうか。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.60
(4pt)

高校野球の持つ爽やかさとピュアさの中に人生の希望が隠されてゐる!!

読ませる文章を書くのが、重松清のタッチであります。今回、私は土日の時間をつくって本書を読み始め、自然な形で最終頁に至りました。多分、リアリティある細かな描写に説得力があったのだと思ひます。そして、現代の風俗的な事象を巧みに取り込んでゐる事で社会性を獲得してゐるのでせう。
 本書は、青春の蹉跌を回復し、中年期に差し掛かった人生を再生する物語でありました。高校野球の夢に生きた少年の挫折、その後の二十年の人生の中での挫折。それらを故郷と母校野球部の人間関係の中で見つめ直した一年だったわけです。その中で、主人公の意思が曖昧模糊の状態から徐々に整理され、新しい道が見えて来ます。
 それから、主人公を明るく前向きにサポートし、ムードメーカーだった小学五年生の娘さんの存在は光ってゐました。更には、高校野球に繫がる世界が明るい希望を齎(もたら)してくれて居り、爽やかなピュアーさを本書に与へてくれてゐます。故郷でどのやうに生きるかといふモチーフが弱い等一部不満を感じましたが、中々よく出来た作品ではなかったのではないでせうか。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.59
(5pt)

すかっとしないけどすばらしい青春小説

きらきらと輝くすばらしい思い出、記憶から消してしまいたい気持ちになるつらい思い出。青春時代の思い出というのはプラスとマイナスの感情をともなう記憶が絡み合って存在するものなのかもしれません。
「負けること」を赦されなかったために、中年になっても引きずる元野球部員の気持ちが心に流れ込んできて何とも言えない読後感を味わいました。
爽快感はないけれど、すばらしい青春小説です。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.58
(5pt)

何かを選び、何かを捨てて、歳を取る。

夢を絶たれ、故郷を追われた元高校球児が、20年後に一人娘を連れて戻ってきた。そこで直面するのは、田舎のしがらみ、過去との対峙、旧友との再会。

地方出身で、上京してて、長男だったりしたら、心に響かないはずがないでしょう。田舎の嫌な面がさらっと出てくるけど、それでも老いた親を前にして、見捨てることなんかできずにやっぱりうろたえてしまう中年の姿がリアル。それは、ドラマというほど大げさではなくとも、誰しもがいつか通らなければならない、長い旅路の一里塚だったりするのでしょうか。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.57
(5pt)

人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/

中年男性の人生再生作品です(^-^*)/
主人公は高校球児時代に、予選を奇跡的に勝ち進むものの、決勝戦前夜の悲劇が深いトラウマとなり、地元が嫌になって都内へ進学&就職し、一時的に地元に戻ってきた状態ですが、

トラウマの描き方・田舎の地元の嫌な一面の描き方・避けていた同級生との再会からの再スタート・娘の虐めや娘との関わり方・少年への野球コーチ等、
人生のマイナス面からの脱却&再スタートの描き方がとても素晴らしい名作でした!

また、『(大人になってから人生面や仕事面で)逃げた経験がない人間はいない』
という下りは深く頷けましたし、
重松さんの虐めに対するメッセージとも繋がるなぁと感じました。

野球要素も上手く組み込まれており、面白さを増す見事な彩りとなっていました。
重松さんの野球要素作品だと、『どんまい』が名作でしたが、今作品も負けず劣らずの素晴らしさであり、
『人生、何歳になっても、心懸け次第で再生出来る。再スタート出来る』というメッセージを感じましたし、僕自身もその通りと深く同意する人生を送ってきたので、より楽しめました。

加えて、今作品はバス旅行の車内で読書しましたが、窓から見える見知らぬ町が作中の舞台と重なって、より新鮮な気持ちで楽しめました!
人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.56
(5pt)

熱球、見付かって良かったです。

弟に頼まれての購入で、探しても見つからず、Amazonさんで発見で即、購入で弟も喜んでます。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.55
(5pt)

時間をかけてわかること

「熱球」という題名なのでもう少し、試合の描写があるのかなとも思ったけれども、主役はOB。

それでも、高校時代の話は、高校生の時よりも時間をかけて振り返った方がその意味がわかるのかもしれない。
と、感じさせる、流石のシゲマツらしい野球小説だ。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.54
(5pt)

面白い

小6の息子が夢中になって読んでいました。野球好きの子におすすめ。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.53
(5pt)

すかっとしないけどすばらしい青春小説

きらきらと輝くすばらしい思い出、記憶から消してしまいたい気持ちになるつらい思い出。青春時代の思い出というのはプラスとマイナスの感情をともなう記憶が絡み合って存在するものなのかもしれません。
「負けること」を赦されなかったために、中年になっても引きずる元野球部員の気持ちが心に流れ込んできて何とも言えない読後感を味わいました。
爽快感はないけれど、すばらしい青春小説です。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.52
(5pt)

すかっとしないけどすばらしい青春小説

きらきらと輝くすばらしい思い出、記憶から消してしまいたい気持ちになるつらい思い出。青春時代の思い出というのはプラスとマイナスの感情をともなう記憶が絡み合って存在するものなのかもしれません。
「負けること」を赦されなかったために、中年になっても引きずる元野球部員の気持ちが心に流れ込んできて何とも言えない読後感を味わいました。
爽快感はないけれど、すばらしい青春小説です。
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687
No.51
(5pt)

何かを選び、何かを捨てて、歳を取る。

夢を絶たれ、故郷を追われた元高校球児が、20年後に一人娘を連れて戻ってきた。そこで直面するのは、田舎のしがらみ、過去との対峙、旧友との再会。

地方出身で、上京してて、長男だったりしたら、心に響かないはずがないでしょう。田舎の嫌な面がさらっと出てくるけど、それでも老いた親を前にして、見捨てることなんかできずにやっぱりうろたえてしまう中年の姿がリアル。それは、ドラマというほど大げさではなくとも、誰しもがいつか通らなければならない、長い旅路の一里塚だったりするのでしょうか。
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.50
(5pt)

何かを選び、何かを捨てて、歳を取る。

夢を絶たれ、故郷を追われた元高校球児が、20年後に一人娘を連れて戻ってきた。そこで直面するのは、田舎のしがらみ、過去との対峙、旧友との再会。

地方出身で、上京してて、長男だったりしたら、心に響かないはずがないでしょう。田舎の嫌な面がさらっと出てくるけど、それでも老いた親を前にして、見捨てることなんかできずにやっぱりうろたえてしまう中年の姿がリアル。それは、ドラマというほど大げさではなくとも、誰しもがいつか通らなければならない、長い旅路の一里塚だったりするのでしょうか。
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687
No.49
(5pt)

人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/

中年男性の人生再生作品です(^-^*)/
主人公は高校球児時代に、予選を奇跡的に勝ち進むものの、決勝戦前夜の悲劇が深いトラウマとなり、地元が嫌になって都内へ進学&就職し、一時的に地元に戻ってきた状態ですが、

トラウマの描き方・田舎の地元の嫌な一面の描き方・避けていた同級生との再会からの再スタート・娘の虐めや娘との関わり方・少年への野球コーチ等、
人生のマイナス面からの脱却&再スタートの描き方がとても素晴らしい名作でした!

また、『(大人になってから人生面や仕事面で)逃げた経験がない人間はいない』
という下りは深く頷けましたし、
重松さんの虐めに対するメッセージとも繋がるなぁと感じました。

野球要素も上手く組み込まれており、面白さを増す見事な彩りとなっていました。
重松さんの野球要素作品だと、『どんまい』が名作でしたが、今作品も負けず劣らずの素晴らしさであり、
『人生、何歳になっても、心懸け次第で再生出来る。再スタート出来る』というメッセージを感じましたし、僕自身もその通りと深く同意する人生を送ってきたので、より楽しめました。

加えて、今作品はバス旅行の車内で読書しましたが、窓から見える見知らぬ町が作中の舞台と重なって、より新鮮な気持ちで楽しめました!
人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/
熱球 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (新潮文庫)より
4101349215
No.48
(5pt)

人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/

中年男性の人生再生作品です(^-^*)/
主人公は高校球児時代に、予選を奇跡的に勝ち進むものの、決勝戦前夜の悲劇が深いトラウマとなり、地元が嫌になって都内へ進学&就職し、一時的に地元に戻ってきた状態ですが、

トラウマの描き方・田舎の地元の嫌な一面の描き方・避けていた同級生との再会からの再スタート・娘の虐めや娘との関わり方・少年への野球コーチ等、
人生のマイナス面からの脱却&再スタートの描き方がとても素晴らしい名作でした!

また、『(大人になってから人生面や仕事面で)逃げた経験がない人間はいない』
という下りは深く頷けましたし、
重松さんの虐めに対するメッセージとも繋がるなぁと感じました。

野球要素も上手く組み込まれており、面白さを増す見事な彩りとなっていました。
重松さんの野球要素作品だと、『どんまい』が名作でしたが、今作品も負けず劣らずの素晴らしさであり、
『人生、何歳になっても、心懸け次第で再生出来る。再スタート出来る』というメッセージを感じましたし、僕自身もその通りと深く同意する人生を送ってきたので、より楽しめました。

加えて、今作品はバス旅行の車内で読書しましたが、窓から見える見知らぬ町が作中の舞台と重なって、より新鮮な気持ちで楽しめました!
人生再生作品として、是非オススメです(^-^*)/
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687
No.47
(5pt)

やがて時の経過により悔しい過去も許せるようになる。そんな話です

不祥事により高校野球予選決勝に出られなかった
悔しい思い出を背負う元高校球児たち
不祥事の原因を作った少年は自殺までしてしまう

その後、故郷が嫌で上京したが、自身の退職や妻の海外赴任を期に、
なんとなく娘と二人で故郷に戻ってくる。  

やがて、昔の仲間との出会い、ふれ合うことにより、
そして何よりも長い時の経過により、
辛く悔しい思い出を美しい思い出へと昇華させ、
その思い出を胸に、新たな人生を再スタートさせる
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.46
(4pt)

「負け」かな?

リストラと母の急逝によって故郷の周坊に帰ってくる。20年前、ある事件から甲子園の地区予選決勝に戦わずして負けた故郷である。そこで何の因果か、まったく勝てないその自校の野球部のコーチを引き受ける事になる。そんな所から物語りは始まります。
 この物語を読んで何かにスポットが当たっている。何だろうと考え続けた結果ふと思い浮かんだのは「負け」です。
 この物語には様々な人が登場します。いじめに会った娘、潰れそうなレストランの主人、シングルマザーのかつてのマネージャー、そして主人公。みんな何かしら問題を抱えて生きて、いわば敗者だと思えてきます。そんな敗者のを主人公の視点から描いた作品です。
 最後に忌辞が出てくるのですが、その忌辞に重松さんの「負け」への!思いが表れていると思います。その一文には正直泣けました。
 最近 連戦連敗の日本社会にはまさに「癒し」になる作品だと思います。
 ちょっと決め付けてかかったレビューになってしまいましたが、何卒ご了承ください。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.45
(5pt)

重松清の代表作になる作品!

主人公のヨージは会社の出版業務の縮小に伴い退職し、小学校5年の娘を連れて故郷に戻った。妻は勤務先の私立の女子大からボストンに特別研究員として派遣され単身留学中で、父親との同居生活が始まった。かつて高校野球の地区予選の準決勝まで進んだ時のエースだったヨージだったが、ある事件がきっかけで決勝戦への出場が叶わなかった。そんなこともあってか、故郷に戻っても同級生と会うことも避けていたヨージだったが、かつての仲間との再会から、それぞれに問題を抱えていることも知る。そして娘が学校でいじめにあっていることを知るが、だからといって何もできない自分自身を問い詰める。家庭とは何なのか、故郷とは何なのか。戸惑いながらも故郷で自分自身を見つめ直す主人公を描いた作品です。
 つい先日「流星ワゴン」を読みましたが、本書も重松清らしく、現実問題を随所に散りばめた作品。親そして夫婦間での問題、子供のいじめ、同級生それぞれの抱える現実、母校のコーチとなるものの自分達の高校時代と今の高校生のギャップ……と、現実の抱える重みをズシリと感じます。自分自身、高校卒業後に故郷を出、そして家庭の事情もあり、再び故郷へと戻り現在に至っているわけですが、そんな中で主人公の悩みや迷いが、当時自分自身が思っていたことでもあっただけに、読みながら当時のことをフト考えさせられました。またタイトルにもなっている「熱球」ですが、実に物語の中身が詰め込まれたタイトルでもあり、悩みや戸惑いの中から主人公が見つけ出したものを物語として巧く表現しており、重松作品の中でも代表作になる作品のように思います。
熱球 Amazon書評・レビュー: 熱球より
4198614903
No.44
(5pt)

熱球、見付かって良かったです。

弟に頼まれての購入で、探しても見つからず、Amazonさんで発見で即、購入で弟も喜んでます。
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687
No.43
(5pt)

時間をかけてわかること

「熱球」という題名なのでもう少し、試合の描写があるのかなとも思ったけれども、主役はOB。

それでも、高校時代の話は、高校生の時よりも時間をかけて振り返った方がその意味がわかるのかもしれない。
と、感じさせる、流石のシゲマツらしい野球小説だ。
熱球 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 熱球 (徳間文庫)より
4198921687