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コップクラフト3 DRAGNET MIRAGE RELOADED
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コップクラフト3 DRAGNET MIRAGE RELOADEDの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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ファンタジーでもなくとも現実であり得る重く暗い話だった 難民の心理的外傷と術がうまく組み合わされた展開で最後まで真相がわからず面白かった | ||||
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全体としてはシリアス巻だが、相変わらず、シリアスの合間にコメディが挟まっていてするする読める。 ~~~SPOILER !! ~~~~~~~~~~~~ とはいえ、この巻のエピソードはほとんど、このサンタテレサ市でなくても成立しそうな話ではある。 麻薬の話もSFでもファンタジー世界でもない舞台設定であるし。 ラストのコロンバイン高校銃乱射事件などを題材にしたと思われるが、これもこの物語世界でなくても 良かった気はする。 とはいえ、相変わらず読ませる文章、しぶいオヤジたち、面白いです。 | ||||
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話はつらたん。 まじないがある時点で予想できた犯罪。 防ぐことも裁くこともできない。 どっかでぶっとばしてくれ! ティラナがかわいい。 あとがきがおもしろい。 スパゲッティおいしそう。 | ||||
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本シリーズ3巻目で、ついに女子高生登場。 ティラナが女子高生になりすまして、高校に潜入捜査です。 とはいえ、高校も高校生も、極めてアメリカ的で、 差別、麻薬、性犯罪にダークかつリアルに蝕まれちゃってます。 学園もののラノベによく出てくるような雰囲気は皆無です。 高校生が死んだり、殺されたりして、相変わらずダークでハードボイルドなストーリー展開です。 そのな中で、主人公2だけが、ほんの少しだけラブコメ的です。 巻を追う毎に2人の距離が微妙に近づいている気がします。 マイアミ・バイスの雰囲気の中で、 中性風の異世界から来た美少女剣士が活躍するというギャップが、 相変わらず面白かったので、面白かったので、次巻も買うことにしました。 | ||||
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麻薬中毒で死んだ女子高生が発見され、高校での麻薬密売が疑われ、ティラナが転校生として潜入捜査を始める。スクールカースト的な軋轢もありそうだが、ケイは死んだ娘の父親の態度にも引っかかる。 被害者の身内が感じる自責の念と犯罪自体への向き合い方や犯罪を憎み立ち向かう側の複雑な心の動きは、ケイの妹の思い出に繋がっていく。そんな苦く辛い思いが危機を乗り越えるきっかけになるところが熱い。 ケイとティラナのウェットな内面を掘り下げる一編で、味わい深い。真剣に仕事をし、活きている二人がどんどん愛おしくなる。 一つの世界設定で毎回異なる方向の作品にしながら、キャラがぶれないのがすごい。 今巻もたっぷり楽しませてもらった。 今巻のBONUS TRACKも架空の女優イリーナと会話だが、なんとイリーナがモンハンに入れ込んでいることがわかって・・・。 作者に好き勝手に書いていただくことこそ読者の喜びである。 | ||||
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人を殺した犯罪者が良い人に書かれているのが理解できない。 騙されたりしたかもしれないけどただのクズでしかない。 越えちゃいけないとこ越えた奴を良い人っぽく書かれると凄く萎えます。 1,2巻は星4位上だけど自分にはこれは2つが限界です。 | ||||
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4巻が今年度に発売されると聞いてまとめ買い。 この第3巻はラノベらしさもありしっかりとした人間ドラマもありの賀東節が炸裂した巻だと思いました。 ラストシーンでのマトバとティラナを見て二人の関係性の変化が垣間見れるとてもおすすめの1冊です。 次巻であのラストシーンを目撃されまくったマトバがどういじられるかも楽しみです | ||||
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女子高生に変装して高校に潜入捜査する話 そう書くとコメディーチックな明るい話だと思われそうですが、中身は全然違うダークな話でした やっぱりこの作者はカッコイイ男キャラを書くのが上手いですね 後味は悪いですが、最後のマトバの不器用な優しさに感動 | ||||
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コップ・クラフト。 舞台は、現代と何ら文明の変わらない地球。 しかし、突如現れた「ミラージュ・ゲート」と呼ばれる門により、異世界である「レト・セマーニ」と、世界が繋がる。 セマーニは現代社会における「兵器」のたぐいは存在しないが、それに代わる「術」や剣などの武器を利用する、特殊な文明が成り立っていた。 地球とセマーニ。二つの世界の常識が、2つの正義を生み出す。異なる価値観で交流する二つの世界の軋轢が、様々な事件に繋がってしまう。 この物語は、風紀班に属する日本人「ケイ・マトバ」と、セマーニから派遣されてきた騎士「ティラナ・エクセディリカ」のデコボココンビが織り成す、ハードボイルド・エンターテイメントである。 −−−−−−−−−− 以上が世界観の概要です。 大変面白い世界観で成り立っている物語で、話を進めるごとにセマーニと地球人(ドマーニ)の問題も一つ一つ浮き彫りになっていき、読み進める手が止まりません。 またこの物語の面白いところは、そういった異世界交流ものでありながら、その差別化や個性が全く無理なく描かれており、読んでいて自然とその不思議な世界を受け入れられるようになっているところです。 セマーニ人の古風な考え方に対する地球人の現代風の考え方とやり方。それぞれのいがみあいなどが、世界観を描く上での地力になるだけでなく、それが直接、物語の中核や笑いに繋がっていく……本当に「巧い」描き方がされています。 主人公格二名を初めとして、全てのキャラクターが誠に個性的で、チャットを見るだけでも楽しくなります。 ただ「可愛くてちょっと寂しがりや」などといった軽く薄い設定に留まらない、人物に対するこだわりが見て取れます。末端のキャラクターに至るまで細かく描写されており、「物語は主人公が動かす物じゃなく、周りの環境によって動く物」だということを、改めて実感できました。 昨今のライトノベルには珍しく、お色気要素やギャグは控えめになっており、その分人間ドラマが非常に深く描かれています。 ここ最近では一番のお勧め。一度は手にとって頂きたい名著です。 | ||||
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富裕層の師弟が通う高校の女子生徒ノルネ・ノーバムが、路上で全裸死体として発見される。しかし、その父親のモダ・ノーバムは警察上層部に圧力をかけ、事実が外部に洩れないよう手配する。彼はセマーニ人の運動家であり、直近の選挙に悪影響を及ぼす風聞を起こさせたくないのだ。 サンテレサ市警特別風紀班はこっそりと真相を究明するため、ファルバーニ王国騎士のテイラナ・エクセデリカを女子高生に変装させ、ノルネが通っていた高校に潜入捜査をさせる。ティラナが高校生活に親しむ間、相棒のケイ・マトバ刑事はモダ・ノーバムに面会し、その真意を探る。 16歳の女子高生が麻薬使用と乱交の結果、全裸死体として発見されるという痛ましい事態があるにも拘らず、その父親は積極的な捜査を望んでおらず、調べても被害者のノルネの本当の姿が見えてこない。普段は真面目な生徒の乱心なのか、あるいは元々麻薬に関わるような少女だったのか、それがよくわからない。 ケイとティラナはサンテレサ市の麻薬売人のルートから事件を探っていくのだが、その捜査線上で意外な人物が浮かび上がってくる。そしてやがて明らかになる事件の真相と結末は…。 警官として曲がりなりにも機能し始めたティラナへの大きな試練。それは、自分が親しくなった人物が事件に関わっているかも知れないということ。そんな事態に冷静に対応することが出来るのか? そしてこの事件でティラナが抱く苦悩は、ケイの古い記憶も刺激し、二人の関係はまた少し近づいていくようにも見える。 かなり暗い事件であるし、2巻までとは違って派手な銃撃戦があるわけではないのだが、普通に見える人の裏の面を描きつつ、相棒の二人の関係を深めていくという展開の妙がある。 | ||||
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シリーズ第3巻。ガガガ文庫になって初の完全新作。 これまでの2冊がゼータ文庫版のリライトであることを考えると、今回は新作ということなので、その点プラスの材料だと思う。ゼータ文庫版を読んでいないので、断定は出来ないが、エクセディリカと周囲の関係が(ガガガ文庫の)最初の2冊と比べると、大分スムーズになった印象を受ける。執筆時期の差か、意図してそうしたのかはわからないが。 全体的には、やや物足りない感じがある。事件も大きな事件とは言えないし、展開もハードボイルド系のそれで、テンポ良く進む反面、ある程度先が見えてしまうところがある。最終的に、きれいにまとまってしまっているが、個人的にはもっと尖っていていいと思う。舞台とか世界観が魅力的な作品なので、小さくまとまってしまうのは勿体ないと思う。 | ||||
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今回はケイ・マトバよりも相棒のセマーニ人女警察官ティラナの方がメイン。何と女学生として名門学校に潜入する。 被害者で最初から死んでいたセマーニ人女学生のノルネ・ノーバムだが、生きているところも見たかった気がする。彼女は確かに校内におけるヤクの売人だったが、それも父の指図に依るもの、しかも術を使われていた可能性もあり、そう言う意味では彼女は矢張り被害者だったのだろう。 本当の黒幕モダ・ノーバムは、この後も時に味方として時に敵として再三登場してくる気がしてならない。 今回はゼータ文庫版の再録ではなく書き下ろし。 本文庫版では、ゼータ文庫の時よりヒロインの外見に関する設定が若く見える様に修正されているが、若い娘と言いながらも一応大人に見えるゼータ文庫版の設定のままだと女学生としての潜入は難しかったかも知れない。 | ||||
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今回は白・水色の横ストライプのチラリもあるでよ!(//゚∀゚) ……おフザケがすぎました。ごめんなさい。(大馬鹿者) 本作の著者、賀東先生の著書は相変わらず読みやすく、 情景を思い浮かべやすい。それは今作でも変わりありません。 ストーリー全体を顧みると人間の表の顔・裏の顔を扱った 少し暗く重い話ですが、随所随所に笑えるポイントがあり 鬱屈する事無く読み続けられます。 ただ、最後の最後で『狩り』の話ってのはどういう事?(笑) | ||||
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この3巻では、 「明らかな悪人は死ぬべき」や「暴力には暴力を」といった海外らしいテーマ掲げた小説を読んでいるかのような、 職務と私情・全と一の狭間で揺れ動く、とある海外ドラマの主人公を見ているかのような、 どんな高潔な人間だろうと闇に落ちるということを示唆したどっかの洋画を鑑賞しているかのような、 ライトノベルを読んでいるはずなのに、まるで重厚なストーリーの海外の小説・ドラマ・映画を同時に味わっているような気分に…… と思いきや、そこにティラナという美少女、ケイといったハードボイルドな男、彼らのちょっとしたラブコメが加わり、 今までには味わったこともないような非常に不思議な感覚に…… まぁ何というか、単純に面白すぎてヤバかっただけです、はい。 文章も、下手糞な翻訳をされて、その上難しい日本語が出てくる海外小説よりずっと読みやすいです。 2巻まででも面白かったですが、この3巻で個人的にかなりオススメな本の1つとなりました。 余談ですが、情報屋のオニールとケニーが今までに好きな人は、今巻でもっと好きになること必至でしょう。 海外小説の体を装いながらも、テレビゲームネタも入れて来るなどの自由度の高さも、ライトノベルの武器なのかなぁと改めて思います。 そんでもって、表紙のティラナが可愛すぎて、読んでいる途中でつい何度かチラ見してしまった注意力散漫な愚か者は私だけなのでしょうか? 真面目な作品に対してこんなことをしてしまう自分が恥ずかしいです。 | ||||
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マトバとテイラナ、オジサン刑事と少女騎士のコンビが活躍する海外ドラマ風のハードボイルドエンタメ。今回は高校の麻薬汚染という現実的なお話で、内容もミステリタッチで最後まで飽きさせないすばらしいでき。村田蓮爾氏の劇画風イラストがとてもマッチしている。良質の作家を多数そろえたGAGAGA文庫の面目躍如と行ったところ。これからも楽しみなシリーズ。オススメ度大! | ||||
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昨日購入し、時間を忘れて読みふけってしまうほど面白かった やはり作者の文章力が高く、万人ウケする文体なので誰にでも楽しめると思う ストーリーは悲しくもリアリティーのある作品に仕上がっている この作品はよくあるライトノベルとは一風変わった作風だが、誰にでも進めることができる名作 こんなに面白い小説を読んだのは久しぶり | ||||
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ダイハードとか24の世界に萌えキャラをひとりだけブチ込んでみたような感じ、と言いましょうか。 シリアスと和みが絶妙にブレンドされているので、笑えるし引き込まれるし、読んでて飽きません。 マクレーンとかジャック・バウアーみたいなタフガイが、萌えキャラに振り回されているのを想像してください……面白そうでしょ? 今回は、麻薬捜査というある意味では現実的な警察のお仕事が描かれている為か、以前の2作よりもさらに「刑事ドラマ」でした。 ヒロインの「自分が警察官であることの職責」、みたいな葛藤がいかにもって感じで、渋い。でもカワイイ、そこがイイ。 エグくて固い警察小説は読んでて疲れるし…… 萌えるだけのラノベはもうたくさん…… なんて人は、是非どうぞ。面白いよ。 | ||||
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