コップクラフト2 DRAGNET MIRAGE RELOADED
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前半は吸血鬼との戦い、シリアス回 後半はポルノ雑誌の密売の取り締まりのコメディ回 どちらも面白いが前半の戦いも、JOJOのサンタナみたいなやり取りとか、 SWATが科学技術(赤外線センサー?)で吸血鬼を追い詰めるところとか、良かった。 後半も車にマトバがぞっこん(死語?)なところとかが笑える。 | ||||
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1作目と違いこちらは2つの作品が収録されています。 話は2作目なので世界観の説明などに割かれる場面が少なく、よりスピーディーに本題へと入っていきます。 展開も速く、ケイとティアラの掛け合いも楽しく、海外ドラマのようなユーモアある皮肉などは思わず笑ってしまいます。 脇役も濃く、読んでいて全く飽きない、時間を忘れる作品でした。 | ||||
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2巻の前半は、異世界の吸血鬼の話です。 この吸血鬼は、銃弾が何十発あたっても死なないし、 手首切り落とされても再生しちゃうような脅威の肉体を もっているので、主人公2人は大ピンチ 知能も高く、地球の言語も知識も どんどん学習して見につけてしまいます。 十字架やニンニクに弱いなどという安易な弱点ははありません。 地球の伝説にある吸血鬼より、かなりリアルな吸血鬼です。 そして美人。時に全裸。 1巻ともしっかり伏線でつながっています。 いやー、面白かったです。 後半は、異世界への輸出するための エロ本を盗む窃盗団を検挙する話です。 強敵との対決ではなく、 主人公2人の距離感を楽しむ内容になっています。 ハードボイルドから、少しラブコメのほうに舵をきった感じの内容です。 これはこれで面白かったですが、 主人公がただの自動車マニアに見えてしまいました。 車1台大破したくらいでガタガタ言う 庶民的な感覚は発揮してほしくなかった気がします。 | ||||
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ミニクーパーSにもたれるケイとティラナ、そして屋根の上のクロイの口絵が良い。村田蓮爾氏の最も得意とされる組み合わせだ。 中編1本目“忙しい夜”。地球の武器の異世界人への不法売却現場で押収した異世界からの“ミイラ?”をめぐる怪談めいた化け物退治の夜。派手なアクションが楽しめる。 前巻で矜持と力量を示した騎士ティラナが、今回は少女の恥じらいを示したり、地球の刑事になろうと一生懸命だったりするところが可愛らしい。ケイも彼女の推理力や努力、ケイの危機を救ってくれているという事実を認めるようになるが、現場ではなかなか息が合わないし、素直になれない。 ところで、結末を付ける列車の車輪を“滑車”と呼んでいるけれど、あれはやっぱり“車輪”でしょう。 中編2本目“10万ドルの恋人”。エロ本窃盗事件という呑気な話と2度のすさまじいカーチェイスを通じての、同じ班のおかまのトニー、ゴドノフ、監察医のセシルたちとケイ、ティラナのやり取りが面白い。ケイの子どもっぽい面も見える中、ティラナの今の願いと人間性が見えてきて、彼女の魅力の輝きが増す話だ。さて、ケイのティラナへの態度は変化するか? ニヤリとしながら読んでいける。 ロス主任の後任、特別風紀班の新主任、50がらみの黒人男、ジマー警部が良い。ケイを締め上げるところ、市警本部防犯部長を罵倒するところ、ケイを諭すところ、できる上司としての味を出している。 第一巻がハードボイルドな二人の“騎士”の話だったのに対し、今巻は特別風紀班のチームの話になっていて、これはこれで幅が出てきて良い感じで楽しめる。 BONUS TRACKはスペシャル・インタビュー。作者が架空の米国TVシリーズ「コップクラフト」でのティラナ役16歳女優イリーナに問いかけるのだが、彼女がオタクでコスプレーヤーである事がばれるという抱腹絶倒の11頁。 人物紹介が第1巻のままでこの巻対応になっていないのが惜しい。 | ||||
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本巻ではサンテレサ市警特別風紀班の職務をメインに、シリアスとコメディタッチの短編がそれぞれ一作ずつ掲載されている。 一作目は、現代に蘇った吸血鬼を巡る一夜の騒動を描いたもので比較的シリアス寄りだが話自体は小気味良く進んでいくので気持ちがいい。噛み合い始めたケイとティラナのバディアクションが見どころであるが、個人的にはこの手の作品では雑魚扱いも多い警察特殊部隊が普通に強くて活躍している事に非常に好感が持てる。終盤では今後の伏線も見え隠れするのでそこも注目である。 二作目は車を軸にしたコメディタッチの短編で、コミカルさが前面に出ているが、ケイとティラナ、この二人の友情や愛情ともつかない微妙な男と女の関係が描かれているのが魅力だろう。やはり、この微妙な関係性の変化もラノベ的というよりも海外ドラマ的である。読者によって好みは有るだろうが私としては好感が持てる。 二作とも軽い感じで読める短編であるが、内容・密度・エンタメ性全てで高クオリティなものに収まっており満足感はかなり高い。現在ところ全く文句の付けようのないシリーズであり、著者の代表作フルメタル・パニックを超える可能性も秘めていると思うので、一度手にとってみてはいかがだろうか。 | ||||
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