カシオペアの丘で

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カシオペアの丘での評価:

3.82/5点 レビュー 89件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 61〜80 4/5ページ
No.30
(4pt)

死と再生、罪と贖罪

この作者の作品を読み通したのは初めてである。評価が高い作家だが、やはり設定などは非常に上手い。印象としては小説と言うより、映像作品を観たような読後感を持った。ひとつには、「少年少女時代からの夢・友情」「主人公たちの持った罪・運命」という設定、そしてそこに合ったキャラクターを先に決めて、そこから行間を埋めていったという印象があるからであろう。

 悪く言えば、ラストの贖罪・許しのカタルシスというゴールに行くために強引にストーリーが進んでいくような部分もある(上巻の最初の方は自然な感じがあるが、途中からスピードアップすると細かい部分のあらが見えてしまう)。たぶんこれがテレビドラマやコミックであれば非常に良くできた作品なのであろうが…。

 とは言え、上下巻読み通してみると、よくできた娯楽作品(全体にはつらい話だが)なのは間違いない。関東の人間には北海道という場所はロマンチックな響きを持つと思うので(これで舞台が南国だと悲劇度が変わってくるだろう。寒さや雪=全てをリセットするイメージがいい)、日常を離れてフィクションの世界に浸りたい人にはおすすめ。そしてもどった時には家族や友情を再認識するかもしれない。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.29
(4pt)

生きている証

中学校の倫理の先生が言っていた言葉を思い出した。
「人は日一日と、死に向かって生きる」

早いか遅いかの違いで必ず死ぬのに、それでも何かを成し遂げようとしたり、手に入れようとしたり、がんばろうとしたり、愛したり、なぜそんな風に必死になったりするのだろうか。
永遠に考えてもわからないくせに、考えても考えなくても、成し遂げても手に入れても愛しても、どうせみんな等しくいつかは死ぬのに、じゃあ明日にでもすべてを投げ出して生きることを終わらせちゃおうか、なんて多くの人は考えない。
それは「生きる」事の最後のゴールや答えや結末は、必ず直面する「死」では決してありえないのだ、ということの、それぞれの命を懸けた証明なのかもしれない。
死に向かって生きている、と言った先生の言葉は本当でも、私だって命を懸けて毎日を使って証明しよう。
自分だけの人生を、暖かな仲間とともに。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.28
(4pt)

すっきりした終わりなのですが。

上巻は良くできていると思ったのですが、下巻はどうもしっくりきませんでした。
何となく話を先延ばしにしている様な感じがして、
メリハリ無く続いたように思いました。
上下巻の必要はないかも。

それにいくら夫婦だからと言って、
相手の過去すべてを知る必要はないんじゃないでしょうか?
それを話したことで許されるという解釈の仕方が理解できませんでした。
シュンが納得して死んでいったのは良かったことだと思いますが、
過去の恋愛を夫婦で披露するなんて、
悪趣味な気がしました。

下巻は☆3つ、トータルでは☆3.5。
四捨五入して☆4、と言ったところが私の評価です。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310
No.27
(4pt)

すっきりした終わりなのですが。

上巻は良くできていると思ったのですが、下巻はどうもしっくりきませんでした。
何となく話を先延ばしにしている様な感じがして、
メリハリ無く続いたように思いました。
上下巻の必要はないかも。

それにいくら夫婦だからと言って、
相手の過去すべてを知る必要はないんじゃないでしょうか?
それを話したことで許されるという解釈の仕方が理解できませんでした。
シュンが納得して死んでいったのは良かったことだと思いますが、
過去の恋愛を夫婦で披露するなんて、
悪趣味な気がしました。

下巻は☆3つ、トータルでは☆3.5。
四捨五入して☆4、と言ったところが私の評価です。
カシオペアの丘で(下) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(下)より
4062140039
No.26
(5pt)

これは恋愛小説ですね。

一年の約半分は雪のせいで予定が狂いっぱなし。
隣の町までは何キロもあって、交流の機会はほとんどない。
幼稚園から高校までまわりのメンバーは同じ。
友達のお父さんが担任の先生だし、その奥さんは音楽の先生だったり。
これがごく普通の北海道の田舎町です。

ここから東京へ出ていくこと自体、大変なことです。
それが20年前であれば尚更ですし、
広い東京で偶然であった幼なじみと肩を寄せ合ってしまうのは、
自然の成り行きです。
北海道で生まれ育った人間には理解できることです。
重松さんはよく調べていらっしゃると思いました。
この予備知識がないと、ストーリーが飲み込みづらいと思います。

わたしは美智子の立場でこの本を読みました。
旦那様は尊敬しているし、いままで幸せに暮らしてきたけれども、
忘れられない人がいる。
手に入らなかったものは、何年経ってもキラキラしているのです。

この小説が受け入れられるのは、主人公たちと同世代か、
それ以上の人たちにでしょうね。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.25
(4pt)

つらい

読み始めはなんて重い話だろうと思い読み進むのが辛かったが途中からいっきに下巻のラストまで読んでしまった。最後は涙が止まらなかった。良かったとは思うが、多分読み返しは2度としないと思う。個人的には「流星ワゴン」の方が好きだ。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.24
(5pt)

素晴らしい!

いいですよ、簡単な内容は他のレビューを見ていただければわかるかと思います。
テレビドラマ向きな感じがしますね、少年/少女時代−学生時代−40歳 と心の動きを重松さんらしく上手に表現して、読者のこころに触れ合います。
許されること、許すこと…、人間は生きていくうえで皆色々なものを背負って、そして死んでいくんだな。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.23
(5pt)

下巻は一日で読了

久しぶりに、一日で読破できた本に巡りあえた。ハリーポッターの第1巻以来のことだ。55歳をまもなく迎える。この年になって音楽はHIP HOP系R&Bが好きになった。音楽が、今、一番の癒しだが、読書は、涙がたまって次の行に進むことができなくても、癒されるものなのかもしれない。作者は私よりも10歳も若い。なのに私よりも長く生きてきたひとにしか知りえないこの世界の癒しを知っているようだ。読んだほうがいい。どうにもならない、どうにもできない共感という癒しがある。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310
No.22
(5pt)

下巻は一日で読了

久しぶりに、一日で読破できた本に巡りあえた。ハリーポッターの第1巻以来のことだ。55歳をまもなく迎える。この年になって音楽はHIP HOP系R&Bが好きになった。音楽が、今、一番の癒しだが、読書は、涙がたまって次の行に進むことができなくても、癒されるものなのかもしれない。作者は私よりも10歳も若い。なのに私よりも長く生きてきたひとにしか知りえないこの世界の癒しを知っているようだ。読んだほうがいい。どうにもならない、どうにもできない共感という癒しがある。
カシオペアの丘で(下) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(下)より
4062140039
No.21
(4pt)

重松清の渾身の一作

タイトルに惹かれ買ってみました。
重いです ものすごい重いです 想像以上でした

でも、みなさんに読んで欲しい作品です
サラリーマン 主婦 小学生 中高生
読み終わった後の感想はバラバラでも心に響くことは間違いない作品です。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.20
(5pt)

イッキに読みました

上巻を読みおわってすぐに買いに行って一気に読みました。

凄い としか言いようのない作品です

児童殺傷事件 不倫 癌 半身不随 世の中の不幸まとめて投げられたような中で

憎むこと 嫉妬すること 死のうとすること 生きようとすること 戦うこと 逃げること

そして愛することを描いた作品です。
読んでいると、大切な人が心に浮かんで泣きそうになります。

読んでください そしてあなたの心に浮かぶ大切な人の所に走っていってください。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310
No.19
(5pt)

イッキに読みました

上巻を読みおわってすぐに買いに行って一気に読みました。

凄い としか言いようのない作品です

児童殺傷事件 不倫 癌 半身不随 世の中の不幸まとめて投げられたような中で

憎むこと 嫉妬すること 死のうとすること 生きようとすること 戦うこと 逃げること

そして愛することを描いた作品です。
読んでいると、大切な人が心に浮かんで泣きそうになります。

読んでください そしてあなたの心に浮かぶ大切な人の所に走っていってください。
カシオペアの丘で(下) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(下)より
4062140039
No.18
(4pt)

さすが、と思いました

泣かせよう、泣かせよう、としているのがわかるのに、それでも泣いてしまいました。
あまりにも不幸が過剰過ぎるのと、やや長いのが少し気になりましたが、
それでもやっぱり、すごい作品だと思います。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.17
(5pt)

素直に泣けた

久しぶりに、本で泣いた。
ここに書いてる皆さんが、泣いたと書いてあるので、
逆に「私は泣くもんか!」とおもって読んでいたのだけど、
晩御飯のおかずをお鍋にかけつつ、片手で混ぜながら読んでたんだけど、
泣けて泣けて仕方が無い。どうしてか。。。

「カシオペア」を上下巻続けてよんで、
勢いで、トットちゃんとカマタ先生の「ずっとやくそく」を読んで、
水谷修氏の本をいくつか引っ張り出して、

あぁ、子どもとちゃんと向き合う時間を、どんなに忙しくてもつくらなくては!
と決心しつつ、
結局は、子どもより先に眠っちゃったりするのだけど。
そんな長女は、私が先に眠ってしまったよこで
重松先生の「くちぶえ番長」を読み、
読書感想文の原稿を、頭のなかで書いていた。

長男には、人生の岐路にたったときに、「ずっとやくそく」を読んでほしいとおもい、
本棚にいれた。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310
No.16
(5pt)

素直に泣けた

久しぶりに、本で泣いた。
ここに書いてる皆さんが、泣いたと書いてあるので、
逆に「私は泣くもんか!」とおもって読んでいたのだけど、
晩御飯のおかずをお鍋にかけつつ、片手で混ぜながら読んでたんだけど、
泣けて泣けて仕方が無い。どうしてか。。。

「カシオペア」を上下巻続けてよんで、
勢いで、トットちゃんとカマタ先生の「ずっとやくそく」を読んで、
水谷修氏の本をいくつか引っ張り出して、

あぁ、子どもとちゃんと向き合う時間を、どんなに忙しくてもつくらなくては!
と決心しつつ、
結局は、子どもより先に眠っちゃったりするのだけど。
そんな長女は、私が先に眠ってしまったよこで
重松先生の「くちぶえ番長」を読み、
読書感想文の原稿を、頭のなかで書いていた。

長男には、人生の岐路にたったときに、「ずっとやくそく」を読んでほしいとおもい、
本棚にいれた。
カシオペアの丘で(下) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(下)より
4062140039
No.15
(4pt)

上巻より下巻に感動が多い

1977年小学4年生だったエピーソードからトシ、シュン、ユウちゃん、ミッチョの4人にからむ話だろうと予測はつく。この4人が39才を向えた時、4人の中でタブーとされていた過去に向き合うことになる上巻から感じたのは<時間>だった。過ぎた時間、これからの時間、残された時間等、離れていた4人が再会するまでの上巻から、下巻は伏線になったこの4人に何かが起こるかのように思う。
ここで詳細な下巻のレビューは書かないが、下巻の展開は4人だけが主体ではない。個人的には下巻の方がずっといいとだけ言いたい。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.14
(5pt)

誰のどんな人生にも意味がある

上巻から末期ガンを向えるシュンを中心に幼馴染4人だけの話だと思ってただけに、挿入されていたシュンの祖父倉田千太郎の話は胸を揺さ振られた。王国を築き上げた男に対し、多くのものを手に入れ、掴んだものを離さなかったけれど、手のひらにあるものは砂に変わって、こぼれ落ちてしまうと称したシュンの言葉と、背負ってきたものから救われたいと願う千太郎の姿に胸を揺さ振られた。君臨し続けた男が背負ってきたものが大きいが為に、許しを乞うには宗教的にならざるを得ないのが納得出来るのだと思う。
この本は他の人も書き連ねているが、『流星ワゴン』や『その日のまえに』と主題が同じようで、描きかたは異なることで宗教色が見える作品になっている。生まれてしまったことで罪を問い続ける作品を描いた、三浦綾子や遠藤周作を思い起こさせる作品なのだ。そういうとこの本を避けたいと思う人も居るかもしれないが、読み終わった後そう感じさせるだけで、ページをめくる間はこの本に惹きつけられます。主人公だけでない、幼馴染4人だけでない、人の苦しみと苦悩からの解放が様々なあぶくとなって出てくるからです。「誰のどんな人生にも意味がある」(301頁)この台詞を納得させる下巻。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310
No.13
(5pt)

誰のどんな人生にも意味がある

上巻から末期ガンを向えるシュンを中心に幼馴染4人だけの話だと思ってただけに、挿入されていたシュンの祖父倉田千太郎の話は胸を揺さ振られた。王国を築き上げた男に対し、多くのものを手に入れ、掴んだものを離さなかったけれど、手のひらにあるものは砂に変わって、こぼれ落ちてしまうと称したシュンの言葉と、背負ってきたものから救われたいと願う千太郎の姿に胸を揺さ振られた。君臨し続けた男が背負ってきたものが大きいが為に、許しを乞うには宗教的にならざるを得ないのが納得出来るのだと思う。
この本は他の人も書き連ねているが、『流星ワゴン』や『その日のまえに』と主題が同じようで、描きかたは異なることで宗教色が見える作品になっている。生まれてしまったことで罪を問い続ける作品を描いた、三浦綾子や遠藤周作を思い起こさせる作品なのだ。そういうとこの本を避けたいと思う人も居るかもしれないが、読み終わった後そう感じさせるだけで、ページをめくる間はこの本に惹きつけられます。主人公だけでない、幼馴染4人だけでない、人の苦しみと苦悩からの解放が様々なあぶくとなって出てくるからです。「誰のどんな人生にも意味がある」(301頁)この台詞を納得させる下巻。
カシオペアの丘で(下) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(下)より
4062140039
No.12
(5pt)

許し、成長そして浄化 澄んだ心を取り戻すために

真綿で包まれるよな、やさしい空気を持った文章で淡々と語られる。
ある事件が元で故郷を離れてしまった男性。
東京で出会ってしまい、ともに人生の何分の1かを共有した女性
家族のすべてを失ってしまった男性。
自分の不注意で間接的に人の人生を奪ってしまった女性。

大きな十字架を背負ってしまった人々が丘に集まり、許しと癒し、再生と成熟の日々を共有する。

重松氏の作品を手に取るとき、私は無意識のうちに癒しを求めていると思う。
死を真正面から取り組み、人生の負の部分ともいえる背負ってしまった十字架を題材にした決して軽い作品ではないにもかかわらず、私は癒されている。

一人の男の死に向かう心の変化、死への準備ともいえる行動が登場人物の十字架を取り払ってゆき、癒しと成長を周りの人々にもたらす。

読む人がどの登場人物に感情移入するかによって、いろいろな感想が生まれると思う。
しかしながら、どんな人もなぜか読後は、なにかを背中からおろしたような開放感を感じると思う。

涙が心を浄化してくれる。そんな作品です
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.11
(4pt)

泣きました。

私は主人公の4人と同じ年である。
そしてシュンの子供、哲生と同じ年の子供を持つ親である。
哲生が強くたくましくなっていく(ならざるをえない)のが悲しい。

川原さん、ミウさんの伏線はくどいようなやりすぎなような気もするけどそれもまた考えさせられる状況ではある。

上下巻一気に読み上げてしまったので寝不足です。
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)より
4062766310