カシオペアの丘で

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評判

カシオペアの丘での評価:

3.82/5点 レビュー 89件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(3pt)

濃密な人情が息づく世界

上下併せて扱う.面白くて一気に読み終えたが,あまりに濃密な人情に何となく気詰まりな気もした.何十年もの過去の事件が尾をひき,許す/許さないのレヴェルで話が進まなくなるのは,明らかに非都会的環境の反映である.恐らく作者は最近の文学が余りに都会的になり過ぎた,と感じて,そのアンティテーゼとしてこの物語を書いたのではないか,と推測される.その限りではよく書けているし読みやすい.しかし,都会人に対してはその出来の良さの故に,逆に一種やりきれない感じを強く与えてしまうのも事実である.少なくとも私はこのような心理劇にだけは巻き込まれたくない.もしそうした事態が近付いたら,ひたすら逃げたい.過去は客観的に変えられないのだから,許す許さないのレヴェルの主観でどうなるものではない,と言うのが都会的な人間の立場だろうと私は思う.
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302
No.2
(3pt)

濃密な人情が息づく世界

上下併せて扱う.面白くて一気に読み終えたが,あまりに濃密な人情に何となく気詰まりな気もした.何十年もの過去の事件が尾をひき,許す/許さないのレヴェルで話が進まなくなるのは,明らかに非都会的環境の反映である.恐らく作者は最近の文学が余りに都会的になり過ぎた,と感じて,そのアンティテーゼとしてこの物語を書いたのではないか,と推測される.その限りではよく書けているし読みやすい.しかし,都会人に対してはその出来の良さの故に,逆に一種やりきれない感じを強く与えてしまうのも事実である.少なくとも私はこのような心理劇にだけは巻き込まれたくない.もしそうした事態が近付いたら,ひたすら逃げたい.過去は客観的に変えられないのだから,許す許さないのレヴェルの主観でどうなるものではない,と言うのが都会的な人間の立場だろうと私は思う.
カシオペアの丘で(上) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で(上)より
4062140020
No.1
(3pt)

ちょっとくどいかな〜?

「許す」ということがこの作品の大きなテーマになっている。
どんなことがあったにせよ、相手を許すことができるのか?
許されたい人、許したい人、それぞれの心の葛藤は続く。
自分の運命を知った俊介、多くの人たちの運命を変えて
しまった俊介の祖父、思いがけない事件で家族を失って
しまった川原・・・。それぞれの人たちの切ない胸の
うちは、読んでいてつらい。
この作品の描き方は、「細やか」というよりくどく感じる。
読んでいてうんざりしてくることが何度かあった。それに、
いろんなことを詰め込みすぎているのではないだろうか。
そのため、感情移入がしづらい作品になっている。
「感動的に、最後はきれいにまとめよう」という作者の
意図を露骨に感じるようで、抵抗もあった。
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)より
4062766302