果つる底なき

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果つる底なきの評価:

3.96/5点 レビュー 114件。 C ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全242件 181〜200 10/13ページ
No.62
(4pt)

半沢だけじゃない。

自分は、犯罪ミステリーというジャンルに疎く、ジャンルの核であり醍醐味である「犯人探し」というものにもあまり関心が無く、どちらかと言えば、物語の渦中で起きた問題自体に興味がわくタイプの人間ですが、銀行業界や産業界の諸々について関心・知識を深められ、勉強になったという意味で、この作品は、僕の様な『金融腐食列島』に挫折した程度の素人にも大変読みやすく、おもしろかったと思います。

確かに、多くのレヴューにもある通り、物語自体はプロット主体で、さほどと言うか、全く深みはありませんが、業界に巣食う幾多の深刻な問題を、推理ジャンルの王道的なストーリーに合わせて読みやすく明快に説く著者の手腕と頭脳明晰さには唸るものがあり、さすが、元銀行マンだと思わされます。勉強になります。

しかし、蛇足ですが、ドラマで作品と著者を知った一元の方は、半沢的な軽快さを予想して読むと、主人公がそれに相反する結構な憂き目(笑)に遭うので、これは多少意外かもしれません。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.61
(4pt)

半沢だけじゃない。

自分は、犯罪ミステリーというジャンルに疎く、ジャンルの核であり醍醐味である「犯人探し」というものにもあまり関心が無く、どちらかと言えば、物語の渦中で起きた問題自体に興味がわくタイプの人間ですが、銀行業界や産業界の諸々について関心・知識を深められ、勉強になったという意味で、この作品は、僕の様な『金融腐食列島』に挫折した程度の素人にも大変読みやすく、おもしろかったと思います。

確かに、多くのレヴューにもある通り、物語自体はプロット主体で、さほどと言うか、全く深みはありませんが、業界に巣食う幾多の深刻な問題を、推理ジャンルの王道的なストーリーに合わせて読みやすく明快に説く著者の手腕と頭脳明晰さには唸るものがあり、さすが、元銀行マンだと思わされます。勉強になります。

しかし、蛇足ですが、ドラマで作品と著者を知った一元の方は、半沢的な軽快さを予想して読むと、主人公がそれに相反する結構な憂き目(笑)に遭うので、これは多少意外かもしれません。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.60
(5pt)

半澤シリーズより好き

半澤シリーズが好きです。ハラハラするし、銀行、金融業の今を知ることができるし・・・

だいたい読んでしまったので、古いものを読み始めました。”下町ロケット”は面白かった
です。こういう技術ものは明るくて元気がでます。

それに対して、果つる底なきは、暗いです。昔はこういう暗い小説を書いてたんですね。
正直驚きました。書かれている人間の深みが違う。筋のほうも、犯人かと思っていると
死んでしまう、というどんでん返しがいくつかあります。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.59
(5pt)

半澤シリーズより好き

半澤シリーズが好きです。ハラハラするし、銀行、金融業の今を知ることができるし・・・

だいたい読んでしまったので、古いものを読み始めました。”下町ロケット”は面白かった
です。こういう技術ものは明るくて元気がでます。

それに対して、果つる底なきは、暗いです。昔はこういう暗い小説を書いてたんですね。
正直驚きました。書かれている人間の深みが違う。筋のほうも、犯人かと思っていると
死んでしまう、というどんでん返しがいくつかあります。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.58
(4pt)

金融絡みの推理物の佳作

銀行員の男性を軸に、彼を取り巻く女性が繰り広げる中で殺人が起こっていく、金融絡みのミステリーです。端的に言えば、経済ミステリーです。作者さんは金融マンの経歴を、いや、経験をフルに使い作品にリアリティーを持たせることに成功しました。但し、あまりにも、容易に殺人を多く扱い現実性が少し損なわれた点はマイナスです。全体で観れば、多少の欠点があっても面白い作品でお勧めです。【作品の結びは人生の真実を確かに描いており、納得できます)
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.57
(4pt)

金融絡みの推理物の佳作

銀行員の男性を軸に、彼を取り巻く女性が繰り広げる中で殺人が起こっていく、金融絡みのミステリーです。端的に言えば、経済ミステリーです。作者さんは金融マンの経歴を、いや、経験をフルに使い作品にリアリティーを持たせることに成功しました。但し、あまりにも、容易に殺人を多く扱い現実性が少し損なわれた点はマイナスです。全体で観れば、多少の欠点があっても面白い作品でお勧めです。【作品の結びは人生の真実を確かに描いており、納得できます)
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.56
(4pt)

伊木遥 「果つる底なき暗澹たるもの」と対峙する。池井戸潤氏デビュー。

第44回江戸川乱歩賞受賞作にして、池井戸潤氏のデビュー作。
「俺バブ」シリーズが大盛り上がりが見せている中、久々に読者の私も原点回避でこの作品を再読しました。

1998年の作品ながら未だ色あせる事無く読めることにまず驚きました。
当時はバブル崩壊後、金融関連の不祥事が多く誌面を飾り、そんなタイミングでこの受賞も相乗効果で
「銀行ミステリーの誕生!」(阿刀田高氏)と書店でも大きく取り上げられていたのを覚えています。
(当時書店でアルバイトをしていた時に、ポップを作ったのを覚えています♪)

友人である坂本がアナフィラキシー・ショックで亡くなり、彼の仕事を引き継いだ伊木が、
彼の死に疑問を持ち色々調査する過程で銀行内の巨額融資の行方が消えていることに気が付きます。
本当に彼の死はアレルギーショックなのか?殺人だったのでは?
真相に近づくにつれて伊木自身も危険を感じるようになり・・。

この作品は池井戸氏の原点にして、その後池井戸氏の作品に登場する多くの主人公に共通する
「銀行員の立場」より「ヒトとしての立場」を重視するバンカー像が既に出来上がっていたことに
また驚きました。

元バンカーとしての理想がここに溢れているのではないか・・そう思いました。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.55
(4pt)

伊木遥 「果つる底なき暗澹たるもの」と対峙する。池井戸潤氏デビュー。

第44回江戸川乱歩賞受賞作にして、池井戸潤氏のデビュー作。
「俺バブ」シリーズが大盛り上がりが見せている中、久々に読者の私も原点回避でこの作品を再読しました。

1998年の作品ながら未だ色あせる事無く読めることにまず驚きました。
当時はバブル崩壊後、金融関連の不祥事が多く誌面を飾り、そんなタイミングでこの受賞も相乗効果で
「銀行ミステリーの誕生!」(阿刀田高氏)と書店でも大きく取り上げられていたのを覚えています。
(当時書店でアルバイトをしていた時に、ポップを作ったのを覚えています♪)

友人である坂本がアナフィラキシー・ショックで亡くなり、彼の仕事を引き継いだ伊木が、
彼の死に疑問を持ち色々調査する過程で銀行内の巨額融資の行方が消えていることに気が付きます。
本当に彼の死はアレルギーショックなのか?殺人だったのでは?
真相に近づくにつれて伊木自身も危険を感じるようになり・・。

この作品は池井戸氏の原点にして、その後池井戸氏の作品に登場する多くの主人公に共通する
「銀行員の立場」より「ヒトとしての立場」を重視するバンカー像が既に出来上がっていたことに
また驚きました。

元バンカーとしての理想がここに溢れているのではないか・・そう思いました。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.54
(5pt)

本格的なサスペンス、ミステリー

江戸川乱歩賞をとった池井戸さんのデビュー作品。銀行を舞台に融資、倒産、回収、融通手形、そして、社内政治を取り扱っている所はのちの池井戸さんの作品と変わらないが、今主流の企業小説ではなく、本格的なミステリー、サスペンス。まず、親しい同僚が謎の死を遂げる所から始まり、不審に思って調査に乗り出した主人公の周りで不審な事が起こり人もどんどん死んでいく。自分まで命を狙われる。普通の銀行員だったはずの彼のこの超人的サイボーグ度はどうなんだ??と思ったけれど、最後まで、楽しく読めた
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.53
(5pt)

本格的なサスペンス、ミステリー

江戸川乱歩賞をとった池井戸さんのデビュー作品。銀行を舞台に融資、倒産、回収、融通手形、そして、社内政治を取り扱っている所はのちの池井戸さんの作品と変わらないが、今主流の企業小説ではなく、本格的なミステリー、サスペンス。まず、親しい同僚が謎の死を遂げる所から始まり、不審に思って調査に乗り出した主人公の周りで不審な事が起こり人もどんどん死んでいく。自分まで命を狙われる。普通の銀行員だったはずの彼のこの超人的サイボーグ度はどうなんだ??と思ったけれど、最後まで、楽しく読めた
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.52
(3pt)

銀行員ハードボイルド

著者の初期の作品らしいが、すらすら読めてそこそこ面白いが、物語に深みがない、その点今いちだった。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.51
(3pt)

銀行員ハードボイルド

著者の初期の作品らしいが、すらすら読めてそこそこ面白いが、物語に深みがない、その点今いちだった。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.50
(3pt)

模範生的

銀行を舞台にしたミステリで、不可解な友人の死、裏に潜む巨額の金、
なぜか命を狙われる主人公、それに恋愛と、まさに審査員受けしそうな要素を
あれこれと盛り込んだ優等生的乱歩賞作品だ
良くも悪くも無難な出来なので、そこまでつまらないということはないが、
とてつもなく盛り上がるということもない
まあ乱歩賞を集めてる人には安心して買える作品だろう
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.49
(3pt)

模範生的

銀行を舞台にしたミステリで、不可解な友人の死、裏に潜む巨額の金、
なぜか命を狙われる主人公、それに恋愛と、まさに審査員受けしそうな要素を
あれこれと盛り込んだ優等生的乱歩賞作品だ
良くも悪くも無難な出来なので、そこまでつまらないということはないが、
とてつもなく盛り上がるということもない
まあ乱歩賞を集めてる人には安心して買える作品だろう
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.48
(3pt)

おもしろく読めました

著者の初期の作品ということで、その後に出版される本に登場する
様々な要素がギュッと詰まった印象です。

やや強引な展開もみられましたがおもしろく読めました。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.47
(3pt)

おもしろく読めました

著者の初期の作品ということで、その後に出版される本に登場する
様々な要素がギュッと詰まった印象です。

やや強引な展開もみられましたがおもしろく読めました。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.46
(4pt)

果つる底なき

個人読書履歴。一般文学通算402作品目の読書完。2012/07/23
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.45
(4pt)

果つる底なき

個人読書履歴。一般文学通算402作品目の読書完。2012/07/23
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677
No.44
(3pt)

ハードボイルドバンカー

有能な回収担当の同僚が、外回りの車の中で変死体となって見つかります。
別れ際に「これは貸しだからな」と、得意げに謎の言葉を残していました。

その死の真相を探る話です。

金融用語がたくさんでてきますが、物語の中で自然と理解できます。
事件の背後にある市場経済・産業構造に係る企みの、壮大さ鮮やかさは、知的好奇心を十分に満足してくれました。
とても読みやすかったです。

そして、主人公の銀行員は非常にかっこいいです。
例え閑職に追いやられることがわかっても、組織に、しがらみに迎合せず、自分の価値観で動きます。
そんな生き方は、なかなかできません。なかなか出来ないからこそ憧憬を抱くのでしょうが。

ただ、それだけで十分おもしろく、変死体が出てくる必然性が果たしてあったのかなと思います。

文体は、ハードボイルドを意識している感じです。
時たま、主人公の幼い頃を背景にした心象描写が出てくるのですが、何かとってつけたような印象が残りました。

チャンドラー、原りょうをまた読んでみたくなりました。
果つる底なき (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 果つる底なき (講談社文庫)より
4062731797
No.43
(3pt)

ハードボイルドバンカー

有能な回収担当の同僚が、外回りの車の中で変死体となって見つかります。
別れ際に「これは貸しだからな」と、得意げに謎の言葉を残していました。

その死の真相を探る話です。

金融用語がたくさんでてきますが、物語の中で自然と理解できます。
事件の背後にある市場経済・産業構造に係る企みの、壮大さ鮮やかさは、知的好奇心を十分に満足してくれました。
とても読みやすかったです。

そして、主人公の銀行員は非常にかっこいいです。
例え閑職に追いやられることがわかっても、組織に、しがらみに迎合せず、自分の価値観で動きます。
そんな生き方は、なかなかできません。なかなか出来ないからこそ憧憬を抱くのでしょうが。

ただ、それだけで十分おもしろく、変死体が出てくる必然性が果たしてあったのかなと思います。

文体は、ハードボイルドを意識している感じです。
時たま、主人公の幼い頃を背景にした心象描写が出てくるのですが、何かとってつけたような印象が残りました。

チャンドラー、原りょうをまた読んでみたくなりました。
果つる底なき Amazon書評・レビュー: 果つる底なきより
4062093677