重力ピエロ

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評判

重力ピエロの評価:

3.65/5点 レビュー 441件。 B ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全381件 341〜360 18/20ページ
No.41
(5pt)

面白かったです

ミステリーにありがちな手続きも煩わしくなく、スルスルと、読めてしまいます(果たしてこれがミステリーなのかということは置いておいて)。ただ夏子さん抜きで親子3人で話を進めてしまってもヨカッタのではないかと思います。でも星は5つです。だって面白いんだもん。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.40
(5pt)

ほろっときました…

いつもの伊坂作品らしくテンポのよい軽快な会話で何度か声を出して笑ってしまいました。いつものようにそのままサラっと読み終わり、「あー楽しかった!」と終わるのかと思っていたら…ほろっときちゃいました。完全にやられました。2003年「このミス」3位だけなの?この作品が何の賞もとってないのが不思議です。好みの問題もあるでしょうが、2004年「このミス」2位の『アヒルと鴨のコインロッカー』より断然心に残る作品でした。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.39
(5pt)

小説って本当に面白い・・

そう思える作品に出会えるのはなかなか難しいですが、出会ってしまった時の感動といったら・・最高です。まだ読み終えたくないのに先が気になってどんどん読み進んでしまう本でした。伊坂さんの小説は何冊か読んでいて、その度に登場人物魅力の虜になってしまうのですが、今回もまさにそうでした。物語の骨組みとなる事件は本当に重苦しく悲しい事ばかりなのに、当事者たちの前向きな姿勢やお互いを思う気持ちでとても暖かな作品になっています。主人公の「兄」が何度となく夢の中で母親をレイプする犯人を殺そうとしますが、殺してしまうと大事な弟「春」が生まれてこないのだという・・相反する感情の中で苦しみます。何が正しいのか・・そんなことは誰にも分からない。「自分で考えろ」というメッセージが心に響きました。そして兄と弟、そして父の漫才のような掛け合いがこの小説を一層面白い物にしているのは、間違いないでしょう。。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.38
(4pt)

伊坂ワールドの雰囲気に酔え!

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」「人間の原罪」「運命と自由意志」という重いテーマを背負った作品でありながら、作品全体を包み込むようなやさしさに充ちています。これこそが伊坂ワールドの魅力でしょう。気の利いた会話の数々。常識や世間のルールに囚われず、自分の考える生き方を自然にそして胸を張って生きる魅力的な登場人物たち。世間の決めつけや偏見、運命や血の束縛。そうした重たいものから解放され、自分の信じた道を軽やかに歩んでいく。「自分で考えろ!」何が正しいかは、僕たちひとりひとりがきっと分かっているはず。そんな素敵な気付きを与えてくれる作品。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.37
(4pt)

あぁ、重力ピエロ・・・

本屋で立ち読みしてて、気付いたら80P位読んでたんで、そのまま買いました。外の方のレビューにもあるように、この人の人をひきつける文章は抜群にセンスいいです。颯爽としてて知的で、リズムがある。ただミステリーとして読むとしたら正直、浅いです。まぁ、わけ分からないどんでん返しされるよりいいですけど。外の作品もドンドン読んできたいですね
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.36
(4pt)

作者の思いが伝わってくる

全体的に軽快なテンポで描かれている。放火事件の謎解きの面白さだけではなく、親子、兄弟のほのぼのとした関係も読んでいて好感が持てた。泉水と春。二人は父親違いの兄弟だ。しかし、育ての父と春の間には、血のつながりを超えた絆があった。だが一方で、遺伝子レベルでのつながりを断ち切れない春。そこから起こる事件。そして結末。ラストへの持って行き方が見事だ。「重力ピエロ」という題名に託された作者の思いが、しっかりと伝わってくるのを感じた。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.35
(4pt)

キレイな文章に○

伊坂さんの著書って独特のキレイ感があり、とっても大好きです。本作も放火事件をバックヤードに家族愛を感じる素敵な物語です。金城さんの著書など好きな人は、この作者の本も楽しく読めると思います。ミステリーという要素は本格系と比べて弱いので、去年のこのミスNo.1である「生首に聞いてみろ」系が好きな人には、ライト過ぎてつまらないという感じがしてしまうかも知れません。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.34
(5pt)

家族愛

私にとって二冊目の伊坂さんの本。まず、出だしにやられました。すぐに引き込まれます。そしてやっぱりこの方は心理描写が上手い作家さんだなと思いました。キャラも魅力的で、ちょっとした行動の裏に見える人物像にすごく好感が持てます。今回1番好きだったのは、お父さんです。平凡なサラリーマンでこれといった特徴もなく…、といった人なんですが、ちょっとした言葉にすごく重みがあってじんとさせられます。妻がレイプされてできた息子に対する愛情。このお父さんはすばらしいです。家族愛が好きな方にはとくにお勧めしたい一作です。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.33
(4pt)

思わず守ってあげたくなる。

とても繊細なお話でした。突拍子も無いようなことばかりする弟と振り回される兄。テーマは帯に書いてあった通り本当に重かったのですが、でも笑ってしまうようなところもあり、面白かったです。初めて伊坂幸太郎作品を読みましたが、これからどっぷりハマりそうですvト書きも台詞もどこかスマートでどこか素敵☆若い人が好きそうだなぁと思います。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.32
(5pt)

遺伝子からの脱却?

 この話の主要な登場人物の二人―血(遺伝子)の半分しか繋がっていない兄弟―私と弟の春。この二人の関係性がものすごく好きです。あっけらかんとしているようで、互いを深く信頼しきっている。私は兄で、春が弟というのがお手本のような兄弟である(想う兄と想われる弟)。それを眺める父親もなんだか温かい。話の筋は温かいものでは決してない。でも、登場人物の生き生きとした存在感がこの話に一種の爽快感を付与している。やはり伊坂幸太郎は巧いなぁと思わせてくれる。村上春樹の作品の中に流れる雰囲気を「村上ワールド」と呼んだりするが、もはや伊坂も「伊坂ワールド」を確立しつつある。 それだけではなく、多く出てくる引用、遺伝子の知識など、よく考えてあるし、センスも良い。ゴダールの映画の退屈な感じ。あれは、僕は好きだけど、好き嫌いが分かれるだろうなぁ。物語とは関係ないけど多く出てきたので・・・。 これからいくらでも成長できそうな作家であることは間違いないでしょう。今のうちに読んでおいて損することはないです。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.31
(4pt)

むむ・・・

おもしろかったですよ、ええ。でも、同著者の「チルドレン」を読んで結構おもしろくて期待してただけにちょっぴりがっかりでした。チルドレンは短編、本書は長編。この本、少しだらけてしまいます。先読めるし。さらっと暇つぶしに楽しむにはいいかもしれませんが、購入しておいて何度も読みたいタイプの本ではないかなという感じ。・・・高いしね;笑
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.30
(4pt)

伊坂流、家族愛について

 ユーモア溢れる台詞、軽快なテンポ、あらゆる文献や映画からの著者独特の引用、と確実に自分の世界を構築している伊坂幸太郎さん。この小説もそんな彼の世界が充分に堪能できる、傑作ミステリー(やはりミステリーでしょう)。 彼の面白さはなんといっても登場人物の魅力。今回の春の魅力は読んだ人すべてが認める、伊坂作品でも5本の指に入る、好キャラクターでしょう。さらにおなじみの"黒澤"も登場して、面白さに拍車をかけています。 ただし今回はややテーマ性が重く、謎解きの難解さもあって、なんとなく哲学書的な雰囲気もあります。なのて「陽気なギャングが地球を回す」のような爽快感は少し薄れています。もともと著者の作品の根底には重いテーマが見え隠れしており、今回はそれが前面にすこし出てきているイメージです。それにもかかわらず、面白くかつ読後の爽快感は筆者の並々ならぬ力量の現れ。間違い無く今後の日本小説界を支える一人となると思います。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.29
(4pt)

JPGのジャケットをきた空き巣

【重要なことほど軽く扱われねばならぬ…】ラッシュライフが面白くて続けて読みました。こちらは去年のミステリー大賞とかこのミスとかのトップランカーになり評判の作品です。タイトルもいいよね。でも、私はラッシュライフのほうが好きかな?ストーリーはこちらもいい話です。それから伊坂氏の軽やかな感じも好き。でも、いらぬうんちくが多すぎるような気がします。多分そういうトリビアな面白いことや、映画のちょっとした演出とか台詞、そういうものがすごく好きな人なんだろうけど、あんまり小道具が多いとうるさいかな、と思います。後々これが落ち着いてくるともっと品がよくなるのかもしれません。ラッシュライフにもでてきた泥棒の黒沢って人が素敵!JPGのジャケットをきた空き巣ならお会いしてみたいものです。この中に「重要なことほど軽く扱われねばならぬ…」というフレーズが2度ほどでてきますがこれには私も賛成。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.28
(5pt)

家族愛

こんな美しい家族愛を書ける作者はどういう育ちなのだろう?と読み終えてまず思ってしまった。遺伝子の話や性暴力の話などがテーマとして目立つのだけれど、読んだ後こころに残ったのは「家族愛」だった。病室での会話のさりげなさや、「秘密」を持つ家族が団欒の中でその地雷を上手に避けつつ相手への思いやりを示すところなど、こんな良い家族が本当にいたら良いなぁと羨ましくなりさえした。秘密があるとむしろ家族の間には冷たい風が吹いてしまったりするんだけれど・・・。個人的には「黒澤」のキャラが一番好き。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.27
(4pt)

重いテーマを軽やかに

テンポが良い。人類の進化、性犯罪、家族といった重くなりがちなテーマが、軽快な文章で描かれている。話の本筋は短く、いささかあっけない。「その時自分はまだ気づいていなかった」といった主人公の言葉がしばしば見られるが、引っ張るほどの謎はない。けれども魅力ある登場人物や雑学的な知識など、トータルで楽しめる作品。あと章立てが細かく分かれている点は、電車などで読んでいる人には良いかと。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.26
(5pt)

何度でも楽しめる作品

著者の本は初めて購入したのですが、本当に面白い。読み終えて満足感がありました。会話文が特に印象的で、思わず声をたてて笑ってしまい、自分でも驚きました。登場人物が色濃くて充実していたと思います。中盤で「オーデュボンの祈り」の主人公がでてきたりして、サービス精神があるな、と思いました。春の危うさに溺れる女性が続出するでしょう!かく言う私もその一人です。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.25
(5pt)

一気に読み、一気に感動してしまいました!

雑誌で著者の伊坂さんの特集をくんでいたので興味を持ち、試しに読んでみた所、とても感動してしまいました!またこの本では色々な感銘を受けました。自分の生の謎、罪の意識、人を殺すということ。この物語の考え方も多くの考え方の一つに過ぎないのですが、読み進めながらたくさんのことを考えさせられました。全体的に明るくすいすいと読め、自分の心臓を強く揺さぶる暖かさに出会えます。家族・兄弟って素晴らしいなぁと改めて思いました。伊坂作品にしては軽すぎると言われたりしてますが私はこの本に出会えて本当に良かったと思っています。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.24
(5pt)

巧い!

久しぶりに「本を読んだなあ」と感じさせてくれました。泉水と春がとにかくカッコイイ!重い内容をあんなに軽快に痛快に描けるのはユーモアたっぷりの会話と読者を引き込む展開の巧さ。まさに伊坂ワールドという感じ。本好きの方は是非!と、皆に薦めたい作品でした。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.23
(5pt)

軽快な語り口

好みが分かれる作品だと思います。(ちなみに私はとても好きです)主人公の一人称の作品はどうしても感情に突っ走る傾向があると(私は)感じるのですが、この作品にはそれを凌駕する独特のセンスがあります。このセンスこそ伊坂幸太郎さんの最大の武器。引き込まれる語り口は肌に合うととても心地がいいです。登場人物も個性的且つ、魅力的。特に親子3人の会話のシーンはどれも洒落ていて好印象でした。【ミステリー】で括ってしまうと弱いのですが、【とある家族の物語】として読めば、少なくとも損はしないでしょう。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.22
(5pt)

好きな人は好きだろうし。。。嫌いな人は嫌いでしょう。

伊坂作品を読んだのはこれが初めて・・・というか、小説自体読むのが久々でしたが、ハマってしまいました。確かに現実離れしている設定で、苦手な人もいるでしょう。ハマった私自身も、ちょっとリアリティが薄いかもしれない・・・と思うことも。でも、春が存在すること自体は、現実にあり得ないことではないでしょう? そして、実の家族が家族を殺すことだってあり得るこの世の中で、春が余りある愛情を受けて育ってきたということも、現実にあり得ない話ではない。ということを、象徴化したかったのかなぁ・・・と思います。もちろんその逆も、悲しいけれど現実にたくさんある、ということも暗に示唆されている気もします。正しいことは必ずしも1つではない。そして最善に辿りつくためには、いろんな考え方がある。その最善という観念さえ、人によって多種多様に変わってしまう。幸せの定義が、お金であるか愛情であるか、人によって違うように・・・と言いたがっているような感じの作風が、私には心地よいです。ちなみに私がこの本を貸した友人は、冒頭だけ読んで放ったらかしにしているそうです。理想を掲げておきながら、最後まで完全な結論が出ない煮え切らない感じも相まって、嫌いな人は嫌いでしょうね。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019