楽園

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評判

楽園の評価:

3.76/5点 レビュー 232件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 21〜40 2/4ページ
No.46
(3pt)

不思議な力と、スピンオフ

楽園は上・下と2分割されている本であるが、
それぞれが全く異なったストーリーと言って差し支えないだろう

上はある意味ファンタジー小説と伝えていいのではないだろうか
不思議な力をもっている少年とその母親を中心に語ることで
物語は進んでいく

その力は本当にあるのか
あるのであれば、それはなぜなのか
全てを含んだまま、この上巻の物語は終結する

上だけでなく、下も買ってから読んでいただきたい内容です
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.45
(3pt)

不思議な力と、スピンオフ

楽園は上・下と2分割されている本であるが、それぞれが全く異なったストーリーと言って差し支えないだろう上はある意味ファンタジー小説と伝えていいのではないだろうか不思議な力をもっている少年とその母親を中心に語ることで物語は進んでいくその力は本当にあるのかあるのであれば、それはなぜなのか全てを含んだまま、この上巻の物語は終結する上だけでなく、下も買ってから読んでいただきたい内容です
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.44
(3pt)

●楽園●

この作品は模倣犯の9年後とありますが、模倣犯のような勢いや衝撃はありません。
模倣犯で登場した前畑滋子が主人公として登場しますが、
別に模倣犯の9年後としなくても、楽園という作品で独立させても
良かったような気がします。
同じく宮部みゆきさんの作品で「誰か」という本があるのですが、
雰囲気的には、模倣犯よりもそちらの雰囲気に似ているのかな。
題材としては、そちらの作品の続編として使った方が
読んでみたい気がしました。
とはいっても、やはり宮部さんらしく
登場人物の心情や細かい描写には驚かされますし、続きが気になって
寝る間も惜しんで読み通してしまったので、おもしろいことには変わりありません。
ただ、宮部みゆきさんの他作品にはもっと魅力的なものがありますので、
普通評価の☆3つとしておきたいと思います。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.43
(3pt)

久しぶりの読書

久しく読書をしていなかったが、知人にすすめられ宮部美由紀の最新作「楽園」を購入。
読み始めると、スラスラ進むといったことでもないが、結末が気になり下巻も購入。
特に「模倣犯」を読んでいない人でも、「楽園」はこれだけで完結するストーリーなので十分理解ができる。
超能力の話が話題になっているが、特に、小説に超能力を取り入れても取り入れなくても読み応えがあるならどちらでもかまわない。
他の方が書かれているように、読み進むうちに、作者自身が「模倣犯」の執筆以降、「模倣犯」の評価によりそれ以降本を書くことに悩み、困難を感じているとくことが主人公を通じ伝わってきた。
これは作者自身に限らず何か大きなトラウマを持った人特有の症状かもしれない。
自分の中での目標などをクリアしたり、予想以上の評価を得たりしたならば、それ以降、プレッシャーとなりより良いものができなかったり、またその反対に無気力となるのも当然かも。
しかし「模倣犯」の話もところどころ出てくるのだが、読んでいなくてもその不気味さが十分伝わってくる。
いずれしっかりこちらも全部読んでみたいという気持ちにされられるから不思議だ。
久しぶりの読書をして新しい手法だと思ったことは、本編の合間、合間で”断章”といった形で現れるもうひとつの読み物。
このストーリーは、上巻ではまったく別物だと思っていたが、下巻を読み進めるうちにだんだんと最後には、1つのストーリーとしてつながるのだということが分かり、印象に残った。
また、手紙形式でかかれる数ページは、文字体も手書き調の文字に変換され見た目にも印象に残る。新しい手法なのか?
最後に読後感は、可もなく不可もなく。
主人公含め女性が主体となっているため、女性や家族の視点で読めたのが楽しかった。
バツイチ子持ちの母親の気持ちや結婚後長く子供のいない夫婦の生活感や子供に恵まれたものの非行に走る手に負えないわが子に悩むまじめな夫婦などが登場する。「もし自分だったらどうするのか?」「自分の娘が非行に走り取り返しのつかないことをしたら?」現代日本においてどの家庭にも起こるかもしれない出来事。それぞれの立場を考える良いきっかけとなった。
楽園 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 下 (文春文庫)より
4167549085
No.42
(3pt)

宮部みゆきはやっぱり現代もの

模倣犯の続編というより、前畑滋子スピンオフ 面白かったです。
ひとつだけ難点をあげるなら、導入部で重要な話になっている「あの事件」で
サイコメトラーは、「誰と接触したのか」について「あいまい」でも言及が
なかったことです。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.41
(3pt)

戸惑っています…

上下巻の作品なので、これは2冊通しての感想。
 『模倣犯』で探偵役だった(そう簡単に言えるような単純な小説ではないが)、前畑滋子が別の事件に挑んだのが、この『楽園』である。

 普通、ミステリーだと、探偵役が同一人物なら、「〇〇シリーズ」と呼ばれたりするけれど、『模倣犯』と『楽園』については、「前畑滋子シリーズ」とは言えないだろう。
 『楽園』を読んでいると、しつこいくらい、前畑滋子が『模倣犯』の事件の記憶に振り回される描写が出てくる。それは率直に言って鬱陶しい。
 前畑滋子の存在と、『模倣犯』事件の記憶を持ち出さなければ、この『楽園』という小説が書けなかったようにさえ見受けられるのだが、それは作者側の事情であって、読者には何の関係もない。ミステリーの作者が、この種類の荷物を読者に負わせてはいけないと思う。

 『楽園』は、構成としては、ライターである前畑滋子が事件の謎を追う、「ノンフィクションの舞台裏」と言うべき体裁を採っている(彼女は調べるだけで何も書かないけれど)。だとすれば、この小説の中で起こることは、現実の中に置いても不自然でない、というのが前提ではないか。
 殺人事件の絵を描いた少年に、本当に超能力があったと、前畑滋子が信じてしまう展開は、この小説の手法とは基本的に矛盾しているような気がして、私は戸惑っている。
 フィクションだから何でもあり、と安易に言ってはいけない。作品にはそれぞれのルールというか前提がある。この小説は文体と手法から言って、「超能力は存在しない世界」の話のはずでは?、という疑問が拭えない。

 また、他の方のレビューにもあったが、少年の「山荘の絵」の謎が解かれていないのも不思議。
楽園 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 下 (文春文庫)より
4167549085
No.40
(3pt)

結局「模倣犯」は超えられず

厳しい言い方になるが、宮部みゆきが「ひとりごちただけ」という気がする。
おそらく宮部みゆき本人もこの本の出来には不満足だろう。
それがとってつけたような題名「楽園」というものに現れているような気がする。
もうちょっとほかの題名があったと思うのだが。
上巻で感じた「迷い」がさらに混迷を深めたような気がしてならない。

おそらくこの前畑滋子シリーズは今後も続くのだろう。
「模倣犯」を超えるまで。
私自身は、宮部みゆきが超能力に傾倒していくのは別にかまわない。
面白い本が書けるのならば。
「龍は眠る」にしても「クロスファイア」にしても面白さは抜群である。
だから「模倣犯」にそこまでこだわる必要はないと思うし、
そもそも「模倣犯」自体が、そこまでこだわらねばならない傑作かと思う。
ただ作家としての性なんだろうなというのはわかる。
「模倣犯」以後の彼女の作品は正直言ってつまらないものが多い。
つまらないというか「暗い」のだ。
デビューしてしばらくの彼女は、
子どもを書かせたら右に出るものはいないのではないかというくらい、
子どもを「活写」出来ていたのだが、
それが出来なくなっていると感じているのは私だけだろうか。

一日も早く彼女が「模倣犯」の呪縛から抜け出せることを期待している。
楽園 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 下 (文春文庫)より
4167549085
No.39
(3pt)

たいしたもんです

模倣犯、超能力、娘殺しこれを結びつけて物語にする。
たいしたもんです。
で?ていう。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.38
(3pt)

どうしてSFにしてしまうのか

★★★☆☆

この楽園は、私が絶賛した「模倣犯」の続編というか主人公が同じなのだが、どうして今まで読まなかったのかというと、「超能力」とかが出てくるという事で、一気に興ざめしそうな感じだったから。

実際に読むと、やはりぐいぐい引き付けられるし話の展開も最後まで気が抜けず、目が離せなくなり…という事で一気に読んでしまうのか?と思いきや、やはり発端が「予知能力」「Psychic Investigator」みたいなのがあってこそこの話が始まっているというのがどうも…。

そうは言っても宮部さんの筆力はたいしたもので、逆にどうして超能力を持ってきて大衆小説からSFにしてしまったのだろう?

あらすじは、息子を交通事故で亡くした母親がもっと息子の事を知りたいという事で色々整理をしていたら、変な絵が出てきて、それを模倣犯のときのライターに鑑定?調査依頼。その絵に書かれていたものは、誰も知るはずがない事件現場の遺留物。しかもその事件が前に自分が関わった模倣犯の殺人現場…。結局自分はあの事件から逃げる事はできないのか〜と調査に乗り出し、結果的に別の殺人事件の真相を暴いていく…という流れ。その別の事件というのも不良の娘を殺して15年?以上自分の家の地下に埋めていた両親とそれを知らずに生活していた妹の生き様。単に娘殺人だけではなく、その両親を脅すさらなる悪人、それをかばう地域の有力者…。

とにかくスタートが超能力でなく、何か別のきっかけで始まっていればもう少しはまったかも…。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.37
(3pt)

シナリオ小説

たしかにこの作者は、一流のストーリーテラーだと思う。
自分の作り上げた虚構の中に没入し、悩み、苦しみ喘ぎ、そして展開していく様に、一分の妥協も無い。この前畑滋子の活躍が、事実ではなく、たった一人の女性の頭の中から生まれたということに、僕は大いに驚嘆した。一番的確な言葉を使い、正しく、解りやすく、そして目に浮かぶような文章表現もすばらしい。決して「模倣犯」の続編ではなく、産経新聞の連載小説の単行本化で、宮部みゆきのまったく新しい作品だと思う。
ただ、すこしがっかりした。
いや、この作家の他の作品を、多少読んでいるだけに、すごくがっかりした。
ちょうど、前作「模倣犯」がベストセラーになった頃、作家の関川夏央氏が、このような”長大小説”が次々と世に出て、そこそこのセールスを上げている状態を評して、「筋書きみたいな小説が好まれている現状」と言った事がある。この作品はまったくそれに当てはまると思う。筋書きどころか、台本小説だ。
(台詞ート書きー台詞ート書き…。)
この連続だ。読者はまるで行間を読む必要が無い。1から10まで、きっちりと説明がある。きっぱりすっきり、我々は完全に納得のうえ、残酷な結末を読み終える。作家の旺盛な想像力(創造力)の前で、我々は圧倒されながらも、不甲斐なさを感じる。よく喋る小説家はたくさんいるが、それよりもひどい。ぼくらのイマジネーションを萎えさすのだから。
ぼくは前畑滋子”次の”活躍を大いに期待する。頭の切れる、手際の良いライターではなく、凄絶な事件の前に、もがき、苦しむ主人公として。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.36
(3pt)

面白いけど、宮部みゆきだと思うと辛口に・・・

「むむむ…」というのが、読了後の第一感想です。
普通に小説としておもしろいとは思うんですが、
宮部みゆきだったらもっと面白くてもいいんじゃない、といいますか。
上巻であれだけ語られていた「ちや」にまつわる過去話とか、
等の力と事件の関わり方とか、上巻の美術教師の話とか、
「これがこれからどう繋がっていくの?」ってワクワクしていたのに。
結局、ただ置いてあっただけの話にされてしまいました。
前畑滋子も、「模倣犯」ではあれだけ胸のすく活躍をしてくれたのに、
今回はただの「知りたがりのおばさん」。
上巻で期待していただけに、残念。
ただ、繰り返しますが、宮部みゆきじゃなかったら普通に楽しめる小説なので、
この評価にさせて頂きました。
心理描写も丁寧で入り込みやすいし。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.35
(3pt)

・・・う〜ん

なんだかなぁ。
ちなみに宮部ファンです。(ほぼ全作読んでます)
ひぐらし。孤宿の人。楽園と続けて私のなかではいまいちです。
楽園のなんだかなは、ひぐらしのなんだかなと似てます。
ほじくり返さなくていいとことろをほじくりかえして、
躍起になったり、使命感持っちゃったり・・共感できません。
また、模倣犯の九年後っていう設定も中途半端だなと思います。
英雄の書を読もうかどうしようか悩んでます。
ブレイブストーリーは好きですが、イコはおもしろくなかったしな・・
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.34
(3pt)

前畑がんばれ。

皆さんのレビューを拝見すると、おおむね、
1,読んで後悔はない水準以上の作品。
2,だが、宮部作品としては(期待度が高いだけに)不満。
3,『模倣犯』の主人公・前畑滋子を再登場させた必然性が疑問。
……というところでしょうか。
自分も、同感です。
特に気になった点は、今回、前畑の舅・姑が死没していること。
これは、(設定上で)邪魔物は消せとしか思えない。二人とも、
相次いで病没したというのは、『模倣犯』から9年後の設定ながら、不自然。
どちらかが認知症気味でも存命で(また、そうした新たな問題を抱えつつ)、
前畑が苦労しながら問題を解決していってこそ、日本の現状を踏まえて納得がいく。
『模倣犯』では前畑の舅・姑が健在で、この二人との微妙な人間関係が、
凄惨な事件の「取材」がもたらすストレスと呼応して、
前畑の人物像を二重にも三重にも深くしていました。
それに比べて、今回の設定は、前畑の舅・姑の死没一点をとっても、
宮部作品にしては、ややご都合主義的過ぎるように思います。
むしろ美少女殺人・死体埋葬と、特殊な能力のあった少年の事故死、
という主軸だけに絞って、前畑の出て来ない
全く違う話にしたほうが良かったような気がします。
魅力的な登場人物、抜群の人間描写、そして展開の必然性とという、
宮部作品がもっていた輝きが、『模倣犯』の設定を取り込むことで、
かえって弱まってしまったのが本作。残念です。
覆水盆に返らずとあれば、いっそのこと、
前畑滋子のシリーズを立ち上げ、次回作に期待する、
というのは如何でしょうか。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.33
(3pt)

おもしろかったけど‥

おもしろかったんですが、もっと文章で読ませてくれって感じです。無駄な会話が多すぎる気がします。最後に土井崎さんに宛てた手紙も無駄に長すぎ。野本刑事や敏子さん達のたいして関係ない会話を延々と読まされる土井崎さんも迷惑なんじゃないかなぁ。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.32
(3pt)

微妙・・・?

宮部さんの作品は、読み出したら最後までとまらなくなるものと、もうとっかかりから駄目だ〜と思うものに分かれるのですが、これは本当に微妙でした。

なんだか名作の予感を感じさせながら始まったので、ちょっとわくわくしながら読んだのですが、う〜ん・・・。

面白くないことはない。
でも、何ていうか、模倣犯の続編にしてはつっこみが足りないし、模倣犯とは別の物語として読んだら模倣犯を読まなきゃ分からない描写もあるし・・・。
もう本当に微妙。

最後は「いや、そんな終わらせ方あり?ちょっと無理ないっすか?」って思うんだけど、思っていながらもちょっとうるっときました。
暗いから。内容が暗いから。
最後に救いがあって良かったのかなあ???

前畑さんのキャラが微妙で・・・。ちょっと言い回しがくどい。
あと、性格がふらふらしているというか、人間の感情って後戻りするし、優柔不断だから、すごくリアルに描いているのかもしれない。
なんせ感情移入できません!

でも、模倣犯はもう一回読みたくなった。

模倣犯の促販本?
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.31
(3pt)

微妙・・・?

宮部さんの作品は、読み出したら最後までとまらなくなるものと、もうとっかかりから駄目だ〜と思うものに分かれるのですが、これは本当に微妙でした。
なんだか名作の予感を感じさせながら始まったので、ちょっとわくわくしながら読んだのですが、う〜ん・・・。
面白くないことはない。
でも、何ていうか、模倣犯の続編にしてはつっこみが足りないし、模倣犯とは別の物語として読んだら模倣犯を読まなきゃ分からない描写もあるし・・・。
もう本当に微妙。
最後は「いや、そんな終わらせ方あり?ちょっと無理ないっすか?」って思うんだけど、思っていながらもちょっとうるっときました。
暗いから。内容が暗いから。
最後に救いがあって良かったのかなあ???
前畑さんのキャラが微妙で・・・。ちょっと言い回しがくどい。
あと、性格がふらふらしているというか、人間の感情って後戻りするし、優柔不断だから、すごくリアルに描いているのかもしれない。
なんせ感情移入できません!
でも、模倣犯はもう一回読みたくなった。
模倣犯の促販本?
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.30
(3pt)

対称的な二つの家族

この作品は「育てにくいために”親の責任”という理由で親に殺害された少女」と、「問題行動があっても過保護な家族が他人を犠牲にしても守ろうとした青年」が対照的に書かれているように思いました。親に見捨てられた少女も、家族が過保護なために自分の異常さに気づけない青年も、犯罪は許されませんが不幸だと思いました。模倣犯の後日談はおまけ要素的なものなので、模倣犯のその後が知りたいと思って買う人は期待しない方がいいです。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.29
(3pt)

対称的な二つの家族

この作品は「育てにくいために”親の責任”という理由で親に殺害された少女」と、「問題行動があっても過保護な家族が他人を犠牲にしても守ろうとした青年」が対照的に書かれているように思いました。親に見捨てられた少女も、家族が過保護なために自分の異常さに気づけない青年も、犯罪は許されませんが不幸だと思いました。模倣犯の後日談はおまけ要素的なものなので、模倣犯のその後が知りたいと思って買う人は期待しない方がいいです。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.28
(3pt)

おもしろいですが

産経新聞に2005年7月から2006年8月まで連載されていた長編小説。
「模倣犯」から9年後の、前畑滋子氏が再登場。
自宅の床下に16年間眠る、殺害された少女。それを透視?した少年。
少年はサイコメトラーなのか。物語は始まり、登場人物が丁寧に暖かく描かれていく。
おもしろいですが、新聞連載小説のためなのか、事件に入るまでがやや長い印象の上巻でした。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.27
(3pt)

おもしろいのですが

一日で上下巻を通読しました。
平均点以上には、おもしろいのですが。
やはり新聞連載小説だったためか、いつもの宮部作品とは違う感じがします。
直接の謎には関係ないのですが、土井崎夫妻が家にコウモリ型風見鶏を十年以上飾っていた人には思えないのです。
新聞連載中に、作者の登場人物へのイメージが変わってきたのでしょうか。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608