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父娘の絆: 三世代警察医物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
父娘の絆: 三世代警察医物語 (光文社文庫 に 14-15)

父娘の絆: 三世代警察医物語の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

検死したご遺体に事件性はなく、その背後の社会性を描く。

祖父から受け継いだのだから、正しくは三世代ではなく、隔世警察医物語。
表題作は、
父が無精子症だったため、母がAID(非配偶者間人工授精=第三者の精子を人工授精)によって、
生んだ娘と、
母に子宮の持病があったため、父は母に負担をかけるよりは、と、特別養子縁組で、3歳の時に
さすがた娘との対比。
前者の方が感情的、感傷的、身勝手な振る舞いを抑制できない女性として描かれている。
第二章セカンドライフは、どうにも、もったいない印象。
伏線はなるほどだし、現代から未来への日本が抱える問題点も扱っていながら、
今ひとつ、ゲストたちが自由に動いていないので、通り一遍になっている感がある。
とはいえ、妻か夫が不妊の場合の選択肢、認知症と家族と年金の関係など、
示唆に富む題材を扱っている部分は、評価できる。
主人公に勘定の起伏が乏しく、ゲストが物語を引っ張っているので、この先、
続編を書き続けた場合、読者が付いて行けるのか、疑問に感じる。

3時間前後。
父娘の絆: 三世代警察医物語 (光文社文庫 に 14-15)Amazon書評・レビュー:父娘の絆: 三世代警察医物語 (光文社文庫 に 14-15)より
4334769640

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