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かくれんぼ



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【この小説が収録されている参考書籍】
かくれんぼ (新潮文庫)

かくれんぼの評価: 2.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

魅力に乏しいキャラクター

「かくれんぼ」の題名は、いつどこから犯人が飛び出してくるか
わからないようなスリルではなく、本来の姿を隠して
ヒロインに近づいくる悪人の意のようです。
ノン・ストップの副題の通り、ヒロインは最初こそ最悪なスタートを切りますが、
トントン拍子に出世街道をかけのぼり、途中、肩書きの申し分ないパートナーと出会い、
その死によって、人生を狂わされるといったことを繰り返します。
まさに波乱万丈の道ですが、出てくる登場人物の影が薄いため、
臨場感がなく、まったく緊張感がありません。
先にパートナーの死があり、ヒロインの安否を気遣うこともない。
マスコミが絶えずプライバシーの侵害し、
ヒロインは皮肉っぽく、特別美人でもなくあまり利口な印象もない。
人の心を掴む歌を歌うカリスマ的シンガーと言われても、
作詞を読むだけでは、読者は陶酔できないでしょう。
時々実在の人物の名が作品に登場することが、逆に人気シンガー、
スター・サッカー・プレーヤーという肩書きを胡散臭くしているように思います。
読後は誰が「鬼役」だったのかと疑問が残ります。
かくれんぼ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:かくれんぼ (新潮文庫)より
410243805X

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