殺人の門

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評判

殺人の門の評価:

3.58/5点 レビュー 172件。 C ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全201件 121〜140 7/11ページ
No.81
(3pt)

仕事を辞めてから一気に読んだ。少し楽になれた

先日仕事を辞めたニートな私は、何気なしに、この本を手に取り、読んでみました。
最高です!!
カップラーメンの食事を挟んで、一気に丸1日かけて読んでしまいました
「上方比較」「下方比較」という言葉をご存じでしょうか。 
自分より上の人と比較するのが、上方比較。
「あの人、スゴイなぁ…。自分もああなりたいなぁ…」
「あいつ、いいなぁ…。うらやましい…」というような思考のことです。
逆に自分より下の人と比較するのが、下方比較。
「あいつ、最低…。自分ってまだマシだわ…」
「あんな人間もいるんだなぁ…。バカみたい…」という思考を言います。
このうち下方比較って、なんだかあまりカッコよくないように思えませんでしょうか。
でもこれ、人間にとって、かなり重要な思考なのです。
なぜか???
私のように、堕ちた人間にとっては、下には下が居ると思うことにより、精神を安定させることができるからです
この本の主人公、田島君の人生をたどっていくと、バリバリ下方比較できます
自分が堕ちた時にこそ、読む本かもしれません
私が特にシビレタ場面は、この2か所
・「刺したいだろ・・・」
・「警察に自首したらどうか?」
 「冗談言うなよ」
なんかもうね、倉持が羽賀ケンジに思えて仕方なかった
後、物語が終焉を迎えるだろうな、と油断している矢先に、トミさんへの口内射精は反則だと思います
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.80
(5pt)

やはり、読ませますねー!

二人の男の物語。
狡猾で巧妙、それでいて何か男としての性的魅力に溢れる男。
そしてその男に振り回され続ける男の殺意が、半生を賭けて
描かれます。題材的にこれ程引き延ばす事はできないだろう
という物語を飽きさせずに最後まで読ませる作者の手腕は
やはり素晴らしい。
どんなに仕組まれて陥れられても、それに対しての証拠が掴
めず決断出来ない男。やはり正直者というか、「イイ人」って
バカを見るのねー、とそしていつの時代も、女性のみならず、
人生そのものも、「ワル」に味方をして、「ワル」が得をす
るのねー、と改めて感じました。
「悪のエリート」・・・。結局、憎みきれない結末が秀逸。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.79
(3pt)

共依存

読中の主人公に対するイライラ感に関しては割愛。
あそこまで多くの人間を騙し不幸に落とし、それでもなお魅力があるとされる倉持の、その魅力が私にはわからなかった。
ただ、彼らが社会人になる頃の時代背景(バブル直前〜真っ只中?)を考えると、当時は、多くの日本人が浮足立ち、誰しもが華やかな世界に憧れ、大金を大金と思わず、ウマい話にいとも簡単に魅了される、そういう時代で、そういう時代に於いては倉持のような人間が魅力ある人として認知されたのかな、と思う。
就職氷河期時代に大学生活を送り、年上のバブル世代の「あの頃は〜」話に辟易しつつ鼻白み、不景気真っ只中で社会人生活を送っている、「地道に真面目にコツコツ」が美徳とされているような世代の人間(私)にとっては、正直ピンとこない内容というか、登場人物達だった。
ただ、共依存的人間関係の発端(きっかっけ)と、その継続、そして破綻の物語として捉えると、時代や手口に変換はあれど、ある意味永遠のテーマかもしれない。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.78
(2pt)

イライラするの一言

もしあなたがこれから東野圭吾の作品を読むおつもりなら
殺人の門は一番初めに読んではいけない、と忠告しておこう。
おそらくその他の東野圭吾を読まなくなるだろう。
主人公の田島は読者をイラつかせる天才である。
幼馴染の倉持に翻弄されっぱなしなのである。何度騙されても学習しない。
主人公は倉持を殺すチャンスが何度もあったにも関わらず
倉持の話術に騙されて気持ちを萎えさえられてしまい全て失敗に終わる。
私は主人公に愛想をつかして途中で読むのを辞めようかと思ったぐらい
主人公は大馬鹿者である。
「主人公の人生に付きまとう悪友の倉持のラストはどうなってしまうのだろうか?」
スッキリするカタルシスを期待しながら諦めずに堪えて堪えて堪えて読破したが・・・
・・・ラストは後味が悪くスッキリしないものだった。
こんな情けない駄目人間の人生を600ページも描写できるのは評価したい。
だが読者の大半はこんなモノを望んでいるのだろうか?
ごく一部の読者は評価するだろう。ハッピーエンドが好きな人で
社会常識がある人は読まない方がいいだろう。この作品から得るものは何もない。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.77
(3pt)

これが東野圭吾か。

結構名の知れた作家、東野圭吾。(あくまで私から見てですが)
そんなに面白いのかー?いつか読んでみようと思っていました。
そしてこの殺人の門が私が初めて読む東野圭吾の作品でした。
ふーんこんな感じのを書く人なのかーと思いました。
最初は人間として汚いなーと感じながら読み進めて行くといつの間にか続きが気になっていました。
どうせまた奴の差し金だろ?とか思いつつも、これから主人公がどう不幸になって行くのか?今度こそ殺人の門をくぐるのか?次はなんて言って切り抜けるのかとか、考えるとページを捲っていました。
でも主人公があそこまで思慮深いのに、なんで最期の最期で騙されるのかな?とかいくら邪魔されるからってあそこまで転落するか?いくらでも巻き返せるんじゃないかな?とも微妙に考えられました。幼稚な設定だったら納得できない事もないですが。
後は、こんなボリュームがある割には最期があまりにも呆気なさすぎだなーと思いました。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.76
(4pt)

関係性の結び方、執着心、劣等感…

不幸の連続な展開と主人公にイライラさせられ通し。何故こんなにも不幸が訪れるのか?ということに関して、読む人間によって意見が分かれるんじゃないかな?と思いました。主人公の和幸と、キーパーソンである倉持、どちらかに分類するなら自分はどちらになるか、という点が影響してくるんじゃないかと…そこが面白かったので、星4つ。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.75
(1pt)

冗長!!!

じれったい!
主人公の優柔不断
読者の復讐実行への期待を何度となく裏切る。3回が限度。
途中でいい加減に速読みに移行してストーリーの概略理解だけに
時間と金の無駄は嫌だ。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.74
(3pt)

ストーリーは面白いが主人公にはイライラ

途中で読むのをやめようかとおもう程不快になる主人公の優柔不断さ決断力のなさ運のなさ悪い事があれば人のせい、弱々しいこの主人公にとにかくイライラしまくりました。ストーリーは面白いが主人公にイライラして読むのをやめたくなった不思議な感情はこの作品が初めてです。バッドエンドの話はわりと読みますし嫌いではない。 この作品はバッドエンドがどうのこうのというより主人公の魅力のなさにウンザリさせられた。 あまり好きじゃないですねぇ…………(^^)
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.73
(4pt)

テンポよく読める力作

東野さんの作品は、大長編に読ませるものが多いです。
白夜行、幻夜、天空の蜂などとともに、これも圧巻です。
優柔不断な主人公にイライラしながら、非常にテンポよく読める作品です。
登場人物にあまり魅力はありませんが、代表作と言えるだけの内容です。
主人公が嫁を殴り倒すシーンにカタルシスを覚えたのは私だけでしょうか?(笑)
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.72
(3pt)

実際にこんな人いるの?いるのだろうな。

主人公の田島と要所要所で彼の人生を翻弄する小学校時代の同級生倉持。この二人を軸に話が進みます。本来なら倉持の人間性に眉をしかめるはずですが、そこが作者の上手い所であり狙い所で、最初から最後まで田島の行動にイライラさせられます。田島に何か変化があるのではないか、思わぬ展開があるのではないかとイライラさせられながらも最後まで読まされてしまいました。そして結末で、田島!お前って奴は!…となること間違いないでしょう。白夜行もそうでしたが、所々で描写される実際の事件や時事問題をモチーフにしてると思われる箇所からしか登場人物の年齢を推測するしかないので、時代設定に不思議な感覚を覚えました。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.71
(1pt)

?な作品

すべてが予想どおりに展開し続けて何が面白いのかさっぱりわからなかった。
そのわりに作品のヴォリュームがあり、後味も悪いという、評価に困る作品。
今も昔もマルチ商法やねずみ講をはじめとする悪党商法などで、「騙す」側がいて、騙される被害者がいる。本作品ではその典型例がいくつか挙げられている。騙されやすい人は読んでおくと損のない作品かもしれない。人間関係を破壊してお金に変えるのがマルチ商法の本質であり、本作品の主人公はその被害者の典型といえる。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.70
(4pt)

評価が難しい

ミステリーとして読むのは勧めない。
ヒューマンドラマとしては秀作。
東野圭吾らしい、リアリティの追求と、東野圭吾らしからぬ読み進めにくさ。
主人公が殺人の門をくぐれるのはどの瞬間か。
ストーリーは全然違うのですが、太宰治の人間失格を読んだ時のような心境になったのは私だけ??
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.69
(4pt)

そういう門って、きっとありますよね。

面白かった、です。
倉持のキャラクターに引き込まれました。物語終盤、ガンさんが倉持の性質を明らかにしてくれるくだりで、とてもすっきりと人物像がつかめました。捨て駒に対して友情を感じていようがいまいが、その実行力に影響しないところが倉持の最大の魅力でした。
他の方のレビュー、単に長いのが嫌なら手に取った瞬間わかることのはずなのでつまりは無駄に長いということだろうけれど、僕にはまったく無駄な部分がないように思えました。また、レビューの範疇を超えますが、田島の行動にいちいちイライラしながらこの本を読みすすめる人たちは、フィクションとしてのストーリーだけを追い、現実にはいいようにカモにされる側なのかなと思いました。気のせいでしょうけど。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.68
(4pt)

ダークな東野作品の真骨頂

東野さんのダークな部分が存分に露出されている作品。
好きな人はきっと「これぞ東野圭吾」と感じるだろうが、
合わない人にとってはとことん嫌悪を感じる作品なのでは。
裕福な家庭に生まれ育った主人公が、
ある一人の男によって人生を狂わされてゆく、ただそれだけの話。
驚くような仕掛けや派手さは全くないし、物語の展開も大体読める。
が、こういうものを「読ませる」のこそが東野さんの凄さだとつくづく思う。
簡単に騙される主人公の弱さには非常にイライラするし、
他人に自分の人生を指南されるなんて、そして転落へと誘導されるなんて、
そんなことがあっていいものかと気分が悪くなる。
「なんでそうなるの、なんで断らないの」とうんざりしながら読んだ。
不気味でミステリアスな雰囲気は「白夜行」と少し似ているが、
こちらは一人称で語られているので主人公に感情移入しやすかった。
こういう作品は、予めその「さわり」だけでも知って読んだほうがより物語に没頭できるのでは。
「どんな作品なのだろう?」とワクワクしながら読むと期待を裏切られる、そういう1冊。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.67
(4pt)

男の生き方と友情とは

歯科医の息子として裕福な生活を送る田島和幸。豆腐屋の息子であるが
家業を嫌い派手な生活を望む倉持修。小学校時代から社会人になるまで二人の関係は続く。
純金ペーパー商法、無許可の投資コンサルタントなど
詐欺的商法に邁進する倉持とそこに引きずり込まれる田島。
倉持に度々騙され殺意まで抱くが実行はなかなかできない。
その辺の田島の心理描写が実に巧みである。
倉持の元カノの美晴を田島にさりげなく紹介し結婚させる。
美晴の悪魔的な悪妻ぶりの描写はいたってリアリティーがある。
ミステリーとして読むと当てが外れるが、
男の半生と友情の物語として実に内容が濃い作品だ。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.66
(4pt)

いい加減気付けよぉ!

主人公の人の良さとゆうか、お馬鹿さにイライラ…早く殺しちゃえよ!!って思いながらもどんどん読めた作品です!白夜行での名セリフ 騙される方がバカなのよ!?ってか(笑)
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.65
(2pt)

本来のタイトルは「殺人の門」ではない

内容からして、本来のタイトルは「殺人の門」ではなく、「不幸の門」とか「不自立の門」とでもいえるのではないか。他のレビューでもあったが、私もこの主人公のどこかピントがずれた生き方にイライラしてしまう。しかし、どこかでボタンを掛け違えて人生を作り上げてしまうと、このような事例もありうるだろうとも思えた。しかし、本音はやはり、騙すより騙される主人公のバカさ加減にヘキエキした作品だった。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.64
(5pt)

同じ人間に騙され続け人生を狂わされた男

小学生時代から同じ人間に騙され続け人生を狂わされ、殺意をいだきながらも最後の一線が超えられない、そんな衝動が見事に表現されていて読み出したら止まらなかった。田島が幸せを掴もうとするところにいつも倉持が現れ、今後こそは騙されないぞと思っていても、気が付いたら倉持の口車に乗せられてしまう。田島が騙されるのも納得できるくらい巧妙に田島を追い詰めていく様子がハラハラしておもしろかったが、やはり騙される田島にもイライラした。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.63
(4pt)

父は結局どうなったの?

600ページ超の内、500ページ以上はあまりにも気の毒な主人公の不幸話である。
考えてみれば、筆者の小説の中にはこれ程「殺すまでのプロセス」を徹底的に書いたものは多分なかったと思う。
他のレビューを見ても不満は多いが、恐らく、筆者的には「こういったものもあったほうが良い」という、つまり読んでのモヤモヤとした部分に至るまで「してやったり」なのではないかと思う。
ただかなり人を選ぶ作品であるのは間違いない。
自分は読み終わった瞬間は納得できなかったが、時間が経てば「ああ、むしろ倉持の気持ちもわからなくはない」と思った。
ネタばれは避けたいので、他の作品で例えると、「パラレルワールドラブストーリー」と「宿命」に(あえて言えば)近いかも。
後、父親はどうなっちゃったのかが物凄く気になって・・・。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.62
(3pt)

誰でも一回くらいインチキに騙されたことあるでしょう?

 皆さんの中には、何年も音信不通だった昔の友人から、突然連絡があり、自分は、懐かしい想いで再会したにもかかわらず、相手から、マルチ商法まがいのうさんくさい商品の販売勧誘であったなどという経験はありませんでしょうか?
 こんなとき、相手に「裏切られた!」という想いとともに、自分を巻き込んだ相手への、過去への好意は失せ、嫌悪感に支配され、二人の関係もそれまで・・・になったことはないですか?
 この物語は、地道に生きていこうとする、主人公田島が、幼馴染みの副主人公倉持から持ちかけられる、不幸の手紙 賭け五目並べ 偽宝石マルチ ペーパー金商法 架空株投資 結婚離婚に 翻弄され 家族や生活を崩壊されてしまい、嫌悪感や殺意までもちながら、関係が断ち切れないどころか?自分の将来をゆだねてしまう内心の葛藤を描いています。ここにあるのは、今の生活から、手っ取り早く脱却したいという焦りの気持ちと、リスクはともなっても現状よりは向上・成功する確率が高いのではないか!と思ってしまううぬぼれた期待感が、あるのだと思います。
 ミステリーとしての鮮やかさみたいなものはありませんが、自分のインチキ商売にひっかかった経験や、過去のこの手の実際の事件を回顧しながら読むと、結構面白いとおもいます。
 尚、表題に「殺人の門」とありますので、過大な期待を持ちますが、「殺人」はありません。「殺人の門」=「殺人までの心情境界線」=「殺意」と理解したほうがしっくりくると思います。
 蛇足で、レヴューとして適切でなく、人それぞれだと思いますが、読み進むうち 田島と倉持のキャラクターイメージは、チュートリアルの福田と徳井で読んでました。  
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047