殺人の門

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評判

殺人の門の評価:

3.58/5点 レビュー 172件。 C ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全201件 101〜120 6/11ページ
No.101
(4pt)

途中読んでいて苦痛になるほど・・

東野圭吾さんによる小説。
今作は白夜行や幻夜のように読み終わって清々しいといったものから遠くにある作品。

ただ主人公の内面が詳細に書かれており、その点が上記2作との決定的な違いです。

本作はとにかく結局オマエが黒幕かよって突っ込みたくなるほどにワンパターンな気がします。
倉持ってストーカーかと思ってしまう程。

しかしインチキ商法の勉強にもなる作品だ。
マルチまがい商法、証券コンサル・・間違ってもセールスマンを家にあげてはいけないと
読んでる途中で何度も思ってしまった。

主人公が結婚し騙されて離婚し真相が見えてくる付近は読んでいて苦痛だった。
もうブチ切れそう。

この主人公は結局植物状態になった倉持に対して首を閉めようとするのだけど
殺害しきったかどうかは明示されません。なんだかそれも続きを暗示しているかのような・・
植物状態になっている段階で既に殺人の門をくぐれていないようにも思える。

こんなヘタレな主人公は東野圭吾作品唯一の存在ではないだろうか。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.100
(4pt)

小学生のの魂大人まで

小学校のころに抱いた気持ちをおとなになっても維持し、
かつ、その気持に従って行動を起こしている倉持に似たような
奴がいた。

どうも勝手にライバル視して、テストの点も絶対上回ってやろうと、していたみたい。
高校、大学と別だったが、成人式の日に久しぶりに会った時、
大学での自慢話をこれ見よがしにされた。どうしても俺より上に立ちたかったんだろうね。
同じ地域に就職していたら、ずっと頑張っていたんだろうなと思う。

だから、倉持のやりようは理解できないでもない。
だけどその準備の周到さには驚くね。そのバイタリティにもすごいものがある。

作品としては、ネガティブな出来事が多々出てきて、なんか暗い気分になるのは事実。
マルチ商法の描き方はうまいけど、星4つ。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.99
(4pt)

バカさ加減に呆れつつも、読んでしまう

ミステリー小説というよりかは、主人公が自分が転落していく過程を生い立ちに沿って坦々と述べていく展開です。
人間の「孤独」「嫉妬」をうたっている作品だと思いました。

「なんでまたハマるの?!」と主人公の人のよさというか、甘さにはイライラしますが、結局次が気になって読み進めてしまう感じです。

好き嫌いが生じる作品だと思います。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.98
(4pt)

マルチ商法の見本

倉持は、マルチ商法の仕事を次々と持ってくる。。

田島は、つい片棒を担いでしまう。
「アム・・のねずみ講」「豊田商事の金」「投資ジャ−ナル事件」などなど
経済詐欺まがい商法をよく描いている。
だます側の心理が良く描かれていて面白かった。

田島は こんな女房を何で別れないのか 理解に苦しむ・・
ここに 少し無理がある。ように思えた。
倉持を手伝ってしまう、巻き込まれてしまう心理は理解できる。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.97
(2pt)

気分が落ち込んでいる人は読まない方がいい

恐ろしいような、腹の立つような・・・人間不信に陥りそうなので、今、自分は不幸だとか思って気分が落ち込んでいる人にはオススメできない。あれこれ考えて悪い方向にいってしまいそう。
落ち込んでいない私でも、途中何度もため息をつきながら読むのをやめた。でも、最後にはきっと・・・と思って読み終えたが・・・最後はもっとスッキリさせてほしかったなぁ。

でも、倉持みたいなヤツ絶対にいる!田口みたいなヤツもいるんだろうなぁ。
私は、田口にイライラより、倉持が許せなくて私が一服盛ってやりたい!と思った。

東野圭吾作品としては、ちょっと変わり種だと思う。ここまでダークな気持ちになったのは初めて。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.96
(5pt)

堕ちていく「私」

他のレビューにもあるように、読みながら百夜行を連想しました。
でも今回ほど憂鬱な気分にはならなかったような・・・
百夜行では亮司と雪子を中心にして登場人物の視点でしたが、殺人の門の視点は「私」です。そのせいもあってか、堕ちていく「私」に感情移入せずにはいられません。

人がいかにして殺人者になるか。タイミングやその他もろもろの要因が左右する。その殺人者の門ともいうべき境界線を主人公はくぐったのか?
答えは書かれていませんが、個人的にはくぐることができたのだと信じたいです。逆に「私」の中の倉持にこれからもコントロールされ続けるのだとすれば、読後感としては最悪です。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.95
(5pt)

お勧めの本

主人公の忍耐力とアホさに脱帽。
最後はこれでも殺人罪になるのか。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.94
(4pt)

『白夜行』『幻夜』タイプ

『白夜行』『幻夜』タイプ

1回目は続きが気になって、結構面白く読みました。
2回目はイライラ読みました。

主人公が、何のかんの言って倉持のせいにしているわりに、
結局自分自身が望みとする「平凡」に生きることを貫かず、
倉持に流されているところがどうにも好きになれない。
そして、それを人のせいにして自分はかわいそうだかわいそうだと生きている。
そのくせ、何かあったら彼に頼り、また騙されたと被害者面する。
幸せになれない人間の典型。他人への不平不満に責任を転嫁し、
自分自身の判断に責任を負わないあたり、最悪。

他の皆さんが書かれている通り、『白夜行』『幻夜』のように
何も起きない小説です。
私は東野氏のこの手の本が大好きなのでかなり面白く読みました。

ただし、2作と大きく異なるのは
本作は疑わしき人物に対して疑心暗鬼になっている人物が
『白夜行』『幻夜』と異なり、
あまり魅力的ではない、うだつのあがらない男性であること。
気の毒っちゃ気の毒だけど、基本的には自業自得なので
あまり同情できません。

話の終盤で、子供の頃の思い出の人物と再会し、
どんどん転落する不幸の発端が単に「噂」であったことが、
背筋をぞくっとさせるような気持ちになった。
こんなものが不幸の始まりであれば、
誰でもここまで転落する可能性があるかもしれない、
そんな気持ちにさせられました。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.93
(1pt)

これはミステリーではない

主人公が今までどう生きてきたか、ダラダラと描写しているだけであって、結局何がいいたいか分からない。ミステリーだと思って読んだら失望した。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.92
(4pt)

馬鹿な奴は損をする

全世界で当たり前の悲しい事実。馬鹿であったり考える力が足りないと、こうなる可能性が高まるということを教えてくれる本。 典型的な愚者である主人公が、因縁の友人に騙され続け、ついぞ復讐出来なかった(あんな殺人は無意味)お粗末な物語。 人間が騙される様、手法などの描写が良く描かれている。騙される愚者にならないよう、社会にでる前には読んでおきたい一冊。東野作品なので話が簡単、伏線も明快である故、子供にも読める。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.91
(5pt)

東野圭吾の全作品を読んだら、もう一度読み直したい物語だ。

殺人の門というから,それをくぐりぬけて,どんどん殺人が起こるのかと思いました。

著者は,倉持なのだろうか。
著者は,田島なのだろうか。

本にしたからには,東野圭吾が,人を騙して来たのか,
人に騙されて来たのかのどちらかである。

人を騙すのに耐えられずに、
小説を書くことにしたのなら,著者は倉持なのだろう。

人に騙されるのに耐えられずに、
小説を書く事にしたのなら,著者は田島なのだろう。

最後まで、どちらか分からなかった。
東野圭吾の全作品を読んだら、もう一度読み直したい物語だ。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.90
(4pt)

暗い作風

「友人を殺したい」、と考える主人公の物語です。

その友人と出会った小学生の頃から、どのような仕打ちを受けたかを軸に、自伝的に描かれています。

全体的に、主人公の不幸自慢みたいなお話です。
なので常に暗い雰囲気が漂っていて、後味もあまりよくないでしょう。

しかし面白い。
著者の代名詞ともいえるミステリー要素は皆無ですが、話に引き込まれます。
「他人の不幸は面白い」という人間的な本能を刺激されるからか、主人公はいつ落ち着けるのか、が気になるからか。

それくらい主人公には次々と不幸が押し寄せます。
それらのきっかけがほぼ、その友人からという疫病神っぷり。

同時にここが残念なポイントでもあります。
ある程度読み進めると、
主人公に何かが起こっても「どうせあいつが発端なのだろう」
と先を読んでしまうのです。
ちょっとした謎が解決しても「やっぱりね」という感じです。

でもミステリーではないと思うので、これはこれで良いのではないでしょうか。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.89
(4pt)

鬱小説

父親が歯医者を営んでおり、裕福な家庭で幸せな生活を送る田島和幸。そんな彼の元に呪いの手紙が届く。その手紙をきっかけに次々と不幸が押し寄せる。その不幸に毎回関わっているのが、倉持修。彼は何故、田島を苦しめ続けるのか。救いようの無い、暗く悲惨なストーリー。

鬱展開ばかりで、田島の馬鹿馬鹿しさにあきれる。しかし、倉持の汚い手口と講釈は興味深く、続きが気になり、後半は斜め読みで一気に読み終えてしまった。この小説にハッピーエンドもバッドエンドも求めてはいけない。ただ成り行きに身を任せて読むしかない。

気分が滅入ってる方は読むべからず。

殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.88
(2pt)

いや、退屈でした。

東野作品で期待していましたが、内容は期待はずれでした。
「人間失格」+「詐欺の手口公開」
みたいな内容で、昼のドラマの脚本としてはそこそこ売れるんじゃないかなと思いますが
独立した小説としては完全に失格だと思います。
途中で退屈になりかなり後半はとばし読みしました。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.87
(1pt)

これを文章にする意味がわからない。

誰でも人を恨んだ事はあるし
縦社会の日本では堪えることを美徳としている。

それを負け組のように描く意味はあるのだろうか?
日本人なら誰もが感じてるストレスを
わざわざ文章に描き起こす意味がわからない。

どうせなら倉持の目線で外国などから見た
日本人気質の見え方に気付かせるような意図があるならいいのに。

ただただ不愉快なだけだ、これはこの国では有害図書だ
この作者のおごりすら感じられる不愉快な作品。
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873
No.86
(2pt)

殺人の門

主人公の田島が幼なじみの友人倉持に殺意を抱き、やがて行為に移る過程を延々と描いた作品だ。主人公の過去のつらい人生、取り分けいじめから始まり、やがて詐欺まがいの罠に友人から貶められるにいたるが、読み進むうちに腹が立ってくる。あれだけつらい過去を背負いながら、彼の行動は慎重かつ、計画性に一見見えるが、ことごとく倉持に騙されるストーリーについて、田島の馬鹿さ加減にいらいらしてくる。挙句の果てに殺害を決めたにも関わらず不発におわってしまう展開に不満爆発。東野作品はどうも結末がお粗末だ。一般文学353作品目の感想。2011/03/21

殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.85
(5pt)

「白夜行」に近い

田島は倉持修によって、人生を狂わされる。
彼の口のうまさにことごとく騙される。
気付かないうちに、人生のすべてをコントロールされている。
殺人願望者が、実際に殺人を犯すまでを克明に描写した作品だ。
騙されつつも、それを殺人への糧とする。
虎視眈眈と、殺人への臨界点を超えるきっかけを探している。
持続的な殺意の象徴である「毒」がキーワードになっていると思う。
毒を盛るつもりの主人公。
だが、毒を飲まされて徐々に弱っているのはいったいどちらなのか。
この倉持修の心理がまったく描写されないところこそが、この作品の魅力だと思う。
今まで偶然だと思っていたことは、すべて彼の策略かもしれない。
どこまでが罠なのか。どこまで計算されているのか。
ともすれば、最低な人間にも見える。
しかし、彼の被害者から
P588「だけど、今振り返ってみると楽しかった。この男のおかげで変わった夢をいくつも見られた」
と言わせるほどの魅力をも兼ね備えている。
主人公も殺意を抱くほど憎んではいるものの、結局最後まで彼と関わることになる。
あれほど父の無様な姿を見て育ちながらも、主人公の行動が徐々に父親と似通って行くのも面白い。
彼は田島のことをどう思っていたのか。
はたして、どこまでが計算だったのか。
人をだますとき、何を思っていたのか。
倉持修という人物については、明確な描写が省かれている。
もしかしたら、例の魅力ですら計算にすぎないのかもしれない。
考えだすときりがない。
だが、それがとんでもなく面白い。
ただ、彼の性格形成や動機についてはちょっと弱い気がしますが。
この作品はあまり評価がよくないようです。
物語としては、延々と主人公が騙され続けて、殺意を募らせていく。
ただこれだけだ。たしかにイライラするかもしれない。
だが、主人公と一緒になって騙されつつも、彼の視点に立ってみる。
すると、すごく魅力的な物語になると思う。
一人称の小説ですが、客観的に読む方が断然面白い。
「白夜行」に近いかと思います。
「白夜行」は人気があって、この「殺人の門」が人気ないのはなぜなんだろう。
それぐらい面白い作品だと思うのですが、どうでしょう。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.84
(3pt)

普通は完全に縁を切るな

文庫本を手にとり、活字の小ささとそのボリュームに圧倒されるが、読みはじめるとそんな事は忘れ、すぐ作品の世界に入り込んでいる。こんな事を言うと失礼だが、毎度の事ながらその文才に惚れてしまう自分がいる。普通はそんな奴とは絶縁するわなと思いつつも、くされ縁(←ここまでの関係をこの一言で済ましてはいけないだろうが)というのもあるし、ついつい乗ってしまう主人公の背景はなんだろう、などと深く考えてみたり………読んでいるこちらがストレス抱えそうな展開ではあるが、それでもあのボリュームのものを最後まで読ませるという事は、この世界に引きずり込まれていた証拠だろう。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.83
(4pt)

殺したい衝動

人をどれほど殺したいという衝動にかられるだろうか。
主人公の悲惨な人生を考えると確かに殺したくなるだ
ろう。その心情の変化が非常によく描かれており、
うーーーーん、どうするんだ?と、どんどん読み進めて
しまった。面白い作品だと思います。
殺人の門 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 殺人の門 (角川文庫)より
4043718047
No.82
(3pt)

仕事を辞めてから一気に読んだ。少し楽になれた

先日仕事を辞めたニートな私は、何気なしに、この本を手に取り、読んでみました。最高です!!カップラーメンの食事を挟んで、一気に丸1日かけて読んでしまいました「上方比較」「下方比較」という言葉をご存じでしょうか。 自分より上の人と比較するのが、上方比較。「あの人、スゴイなぁ…。自分もああなりたいなぁ…」「あいつ、いいなぁ…。うらやましい…」というような思考のことです。逆に自分より下の人と比較するのが、下方比較。「あいつ、最低…。自分ってまだマシだわ…」「あんな人間もいるんだなぁ…。バカみたい…」という思考を言います。このうち下方比較って、なんだかあまりカッコよくないように思えませんでしょうか。でもこれ、人間にとって、かなり重要な思考なのです。なぜか???私のように、堕ちた人間にとっては、下には下が居ると思うことにより、精神を安定させることができるからですこの本の主人公、田島君の人生をたどっていくと、バリバリ下方比較できます自分が堕ちた時にこそ、読む本かもしれません私が特にシビレタ場面は、この2か所・「刺したいだろ・・・」・「警察に自首したらどうか?」 「冗談言うなよ」なんかもうね、倉持が羽賀ケンジに思えて仕方なかった後、物語が終焉を迎えるだろうな、と油断している矢先に、トミさんへの口内射精は反則だと思います
殺人の門 Amazon書評・レビュー: 殺人の門より
4048734873