手紙

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評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 381〜400 20/41ページ
No.429
(5pt)

イマジン

兄の強盗殺人の罪で弟は「犯罪者の弟」というレッテルを貼られてしまう。

読んでいて実際にありそうな話だと思いました。
犯罪者やそれに近い人がいたら自分ならどうするか想像してみたけどやっぱり差別してしまうと思う。

この本を読んで差別や殺人の重さについて改めて考えさせられました。
オススメできる本だと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.428
(5pt)

ラスト10行で一気に込み上げる

本書『手紙』の主題はズバリ、“殺人犯の家族”。
だが、彼らが単に社会の差別や偏見と闘う姿を描いた物語では、まったくない。それを乗り越えてやがて幸せをつかむまでの涙、涙、のお話でも、もちろんない。
この小説が感動的だとするならば、ひとつの選択にたどり着きながらも、グラグラと揺れている人間がそこにいるから、である。その意味でラストの10行はグッと一気に込み上げるものがあったが、全編を通して概ね作者のタッチは冷静さを欠くことなく、読者もそのストイシズムにときどき深い溜め息をつきつつグイグイと牽引されていくことになる。
そんななか、主人公・直貴の人生の節目節目でひょっこり姿を現す由実子という女性の天使性には、ホッと心が安らぐ。またもうひとり、新星電機という会社の社長、平野の存在も稀有だ。その仙人っぽいたたずまい、そして言葉に、直貴も読者も一条の光を求めるようにすがらずにはいられない。
あるいは『罪と罰』クラスのヘヴィー級のタイトルでさえ似合いそうな本書であるが、そう大上段には構えず、サラリと『手紙』としたところにも、この作者らしさというか美質がよく出ていると思う。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.427
(5pt)

ラスト10行で一気に込み上げる

本書『手紙』の主題はズバリ、“殺人犯の家族”。
だが、彼らが単に社会の差別や偏見と闘う姿を描いた物語では、まったくない。それを乗り越えてやがて幸せをつかむまでの涙、涙、のお話でも、もちろんない。
この小説が感動的だとするならば、ひとつの選択にたどり着きながらも、グラグラと揺れている人間がそこにいるから、である。その意味でラストの10行はグッと一気に込み上げるものがあったが、全編を通して概ね作者のタッチは冷静さを欠くことなく、読者もそのストイシズムにときどき深い溜め息をつきつつグイグイと牽引されていくことになる。
そんななか、主人公・直貴の人生の節目節目でひょっこり姿を現す由実子という女性の天使性には、ホッと心が安らぐ。またもうひとり、新星電機という会社の社長、平野の存在も稀有だ。その仙人っぽいたたずまい、そして言葉に、直貴も読者も一条の光を求めるようにすがらずにはいられない。
あるいは『罪と罰』クラスのヘヴィー級のタイトルでさえ似合いそうな本書であるが、そう大上段には構えず、サラリと『手紙』としたところにも、この作者らしさというか美質がよく出ていると思う。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.426
(5pt)

考えさせられました。

「弟」のために犯罪を犯した「兄」。
その犯罪は、けっして許されることではありません。
でも、兄の思いが とても胸に響き 
読むのが辛くなりました。

弟は、兄が犯罪を犯した為
差別をうけます。
兄の思いも分かるけど、差別を受ける苦しみ
とても苦しくて辛かったと思います。

犯罪について とても考えさせられました。
最後の方は、涙が止まりませんでした。
とても胸が痛かったです。

読む価値があると思います!。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.425
(5pt)

考えさせられました。

「弟」のために犯罪を犯した「兄」。
その犯罪は、けっして許されることではありません。
でも、兄の思いが とても胸に響き 
読むのが辛くなりました。

弟は、兄が犯罪を犯した為
差別をうけます。
兄の思いも分かるけど、差別を受ける苦しみ
とても苦しくて辛かったと思います。

犯罪について とても考えさせられました。
最後の方は、涙が止まりませんでした。
とても胸が痛かったです。

読む価値があると思います!。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.424
(1pt)

ありえない

イジメが陰湿すぎる。
世間はそんなに性格悪い人ばかりだろうか?
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.423
(1pt)

ありえない

イジメが陰湿すぎる。
世間はそんなに性格悪い人ばかりだろうか?
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.422
(4pt)

犯罪者の家族という問題を真正面から

東野圭吾さんは今やミステリーの大家ですが,本書はミステリーではなく犯罪者の家族という問題を真正面から扱ったものです.

主人公は犯罪者の弟ですが,彼のもとに兄からの手紙が届きます.そして,そのたびに彼の人生は軌道修正を余儀なくされます.とても考えさせられるテーマで,主人公に思い入れをしてしまいますが,ラストはちょっと心情が読みにくい気がします.
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.421
(4pt)

犯罪者の家族という問題を真正面から

東野圭吾さんは今やミステリーの大家ですが,本書はミステリーではなく犯罪者の家族という問題を真正面から扱ったものです.

主人公は犯罪者の弟ですが,彼のもとに兄からの手紙が届きます.そして,そのたびに彼の人生は軌道修正を余儀なくされます.とても考えさせられるテーマで,主人公に思い入れをしてしまいますが,ラストはちょっと心情が読みにくい気がします.
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.420
(5pt)

『手紙』=『錦繍』+『破戒』+『高瀬舟』

東野圭吾の『容疑者xの献身』『秘密』『さまよう刃』、そして今回『手紙』を読んで改めて東野圭吾は凄い作家だなと思った。自分はミーハーな読者ではないつもりなのでドラマ化や話題性といった流行で本を選択したりはしないし、どちらかと云えば作家を賞賛するよりも批判して扱き下ろす方が好きなのだが、東野圭吾の着眼点には脱帽する。

今回の『手紙』を多少強引に既存の作品に故事つけると、宮本輝『錦繍』をバックボーンに森鴎外『高瀬舟』と藤村『破戒』的要素を加えたような作品だと思う。特に東野圭吾の着眼点に惹き付けられたのは、「犯罪者の親族は一生差別されて然る可き」という観念があることだ。当たり前だが法律的に犯罪者の親族が差別待遇を受けるべきだという根拠はない(江戸時代には一族郎党が処罰された)。しかし現実には差別される。こういった話は、藤村の『破戒』を髣髴とさせた。明治時代に入ってアウトカースト(この語のせいで反映されないみたいなのでアウトカーストと表記)という法的差別は無くなったはずなのに不文律として日本国民の間に根強く差別感情が残った。『破戒』の主人公丑松はアウトカーストということを暴露されてしまうと弁明することなく生徒の前で土下座して、アウトカーストであることを匿していたことを謝罪し日本にいられなくなってしまう。この結末に僕は釈然としないものを感じていた。どうして丑松はこう抗議しなかったのか。「明治の時代となって四民平等となった時世にも拘わらず差別されなくてはいけないのだ。寧ろ悪いのは自分ではなく法律に在りもしない不当差別を呈するそちら側ではないか」と。しかし、丑松は抗議することなく謝罪してアメリカに追いやられるように去ってしまう結末は、『破戒』が初出された1906年という時代の限界なのかと感じた。しかし、それから100年経っても尚、法律にはない不文律による差別が描き出される。こういう日本社会に昔しからある後ろ暗さ、不条理さを見つけ出す着眼点が作者の凄いところだなと思った次第である。また「犯罪者の親族は一生差別されて然る可き」と諭した社長と主人公の対話は『破戒』の丑松と丑松の父親との対話を彷彿とさせた。若者丑松は自分がアウトカーストであることをカミングアウトし被差別民を弁護する猪子蓮太郎先生に憧れ、自分も先生のように正正堂堂と生きてみたいと思う。一方、一世代古い丑松の父は「決してアウトカーストであることを漏らすな」と堅く諫止する。

他作品でも、『秘密』では遺族側ではなく加害者側の遺族の事情を斟酌しようとする部分、『さまよう刃』では被害者ではなく加害者の方が懲罰よりも更生に力点を置く社会システムによって保護されてしまう問題などが、作者の着眼点がキラリと輝るところだなと思う。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.419
(5pt)

『手紙』=『錦繍』+『破戒』+『高瀬舟』

東野圭吾の『容疑者xの献身』『秘密』『さまよう刃』、そして今回『手紙』を読んで改めて東野圭吾は凄い作家だなと思った。自分はミーハーな読者ではないつもりなのでドラマ化や話題性といった流行で本を選択したりはしないし、どちらかと云えば作家を賞賛するよりも批判して扱き下ろす方が好きなのだが、東野圭吾の着眼点には脱帽する。

今回の『手紙』を多少強引に既存の作品に故事つけると、宮本輝『錦繍』をバックボーンに森鴎外『高瀬舟』と藤村『破戒』的要素を加えたような作品だと思う。特に東野圭吾の着眼点に惹き付けられたのは、「犯罪者の親族は一生差別されて然る可き」という観念があることだ。当たり前だが法律的に犯罪者の親族が差別待遇を受けるべきだという根拠はない(江戸時代には一族郎党が処罰された)。しかし現実には差別される。こういった話は、藤村の『破戒』を髣髴とさせた。明治時代に入ってアウトカースト(この語のせいで反映されないみたいなのでアウトカーストと表記)という法的差別は無くなったはずなのに不文律として日本国民の間に根強く差別感情が残った。『破戒』の主人公丑松はアウトカーストということを暴露されてしまうと弁明することなく生徒の前で土下座して、アウトカーストであることを匿していたことを謝罪し日本にいられなくなってしまう。この結末に僕は釈然としないものを感じていた。どうして丑松はこう抗議しなかったのか。「明治の時代となって四民平等となった時世にも拘わらず差別されなくてはいけないのだ。寧ろ悪いのは自分ではなく法律に在りもしない不当差別を呈するそちら側ではないか」と。しかし、丑松は抗議することなく謝罪してアメリカに追いやられるように去ってしまう結末は、『破戒』が初出された1906年という時代の限界なのかと感じた。しかし、それから100年経っても尚、法律にはない不文律による差別が描き出される。こういう日本社会に昔しからある後ろ暗さ、不条理さを見つけ出す着眼点が作者の凄いところだなと思った次第である。また「犯罪者の親族は一生差別されて然る可き」と諭した社長と主人公の対話は『破戒』の丑松と丑松の父親との対話を彷彿とさせた。若者丑松は自分がアウトカーストであることをカミングアウトし被差別民を弁護する猪子蓮太郎先生に憧れ、自分も先生のように正正堂堂と生きてみたいと思う。一方、一世代古い丑松の父は「決してアウトカーストであることを漏らすな」と堅く諫止する。

他作品でも、『秘密』では遺族側ではなく加害者側の遺族の事情を斟酌しようとする部分、『さまよう刃』では被害者ではなく加害者の方が懲罰よりも更生に力点を置く社会システムによって保護されてしまう問題などが、作者の着眼点がキラリと輝るところだなと思う。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.418
(3pt)

終わり方がチョット

犯罪者とその家族と社会のかかわりについて色々考えさせられる要素は沢山あった思う。

もし自分が犯罪者自身だったら?
犯罪者の家族の立場だったら?
恋人だったら?
もしくはその職場の人間だったら?雇う立場だったら?

世の中キレイ事で処理できない事が多いのは自分も身をもって経験しているので、
弟の周りの人間の接し方の微妙さには妙なリアリティを感じずにはおれなかった。

ただ、物語として評価すると、
上流社会の恋人との出会いや、その彼女の自称婚約者の嫌がせされる様子、
音楽に魅了されバンド活動に陶酔する様など少々"典型的"過ぎて新鮮みがなかった。

兄の刑務所に慰安コンサートにいくエンディングも古くさく感じてしまったので★3つ。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.417
(3pt)

終わり方がチョット

犯罪者とその家族と社会のかかわりについて色々考えさせられる要素は沢山あった思う。

もし自分が犯罪者自身だったら?
犯罪者の家族の立場だったら?
恋人だったら?
もしくはその職場の人間だったら?雇う立場だったら?

世の中キレイ事で処理できない事が多いのは自分も身をもって経験しているので、
弟の周りの人間の接し方の微妙さには妙なリアリティを感じずにはおれなかった。

ただ、物語として評価すると、
上流社会の恋人との出会いや、その彼女の自称婚約者の嫌がせされる様子、
音楽に魅了されバンド活動に陶酔する様など少々"典型的"過ぎて新鮮みがなかった。

兄の刑務所に慰安コンサートにいくエンディングも古くさく感じてしまったので★3つ。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.416
(5pt)

感動の作品

自分が刑務所に入れば、
周囲の人間も罰を受ける事になる、
という平野社長の言葉が印象に残った。
心の中で差別はいけない事だと思っていても、
彼の言葉は正論であるが故に否定する事ができない。
どうしたってこの社会から差別はなくならないのだと、
不本意ながら認めざるを得なくなった。
暗くて重い話だけど、それだけ深みがあって
現実の厳しさを痛感させられる。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもないのに、
何故か最後は涙が止まらなかった。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.415
(5pt)

感動の作品

自分が刑務所に入れば、
周囲の人間も罰を受ける事になる、
という平野社長の言葉が印象に残った。
心の中で差別はいけない事だと思っていても、
彼の言葉は正論であるが故に否定する事ができない。
どうしたってこの社会から差別はなくならないのだと、
不本意ながら認めざるを得なくなった。
暗くて重い話だけど、それだけ深みがあって
現実の厳しさを痛感させられる。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもないのに、
何故か最後は涙が止まらなかった。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.414
(5pt)

最後は感動

殺人犯の兄を持った主人公が、
人生の節目節目でことごとく
その現実を突きつけられる姿は読んでいて
苦しくなってしまいます。
絶望と兄への思いの葛藤、胸に迫る物がある。
そして作中である人物が語る印象的なセリフ。
だけどこの人物が言っていることが必ずしも
正しいわけではなく、
その人物も正しさなんて誰にもわからない、
ということを言うのがまた深いです。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.413
(5pt)

最後は感動

殺人犯の兄を持った主人公が、
人生の節目節目でことごとく
その現実を突きつけられる姿は読んでいて
苦しくなってしまいます。
絶望と兄への思いの葛藤、胸に迫る物がある。
そして作中である人物が語る印象的なセリフ。
だけどこの人物が言っていることが必ずしも
正しいわけではなく、
その人物も正しさなんて誰にもわからない、
ということを言うのがまた深いです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.412
(4pt)

差別と平等


読み終えたとき
久しぶりに楽しい本に出会ったと率直に思った。

読み進めている途中でもいろいろな人の立場になって読んでいた。
しかしストーリーは直貴目線で話しは進んでいく
直貴中心の苦悩の話しなのかと途中で残念でもあったし、次はこういう展開になるだろうと話しがよめてしまう場面も多々あった。
ところどころでキーワードがある。
そのキーワードの意味や裏に隠された意味を考えるのは楽しかった。
イマジン、ジョン・レノンもそうだろう。

本当の平等とはなんなのかを考えるのにも最適な一冊だと思う。

差別のない世界とはなんなんだろうか?

平等な世界とはなんなんだろうか?

差別のない=平等
なのだろうか?
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.411
(4pt)

差別と平等


読み終えたとき
久しぶりに楽しい本に出会ったと率直に思った。

読み進めている途中でもいろいろな人の立場になって読んでいた。
しかしストーリーは直貴目線で話しは進んでいく
直貴中心の苦悩の話しなのかと途中で残念でもあったし、次はこういう展開になるだろうと話しがよめてしまう場面も多々あった。
ところどころでキーワードがある。
そのキーワードの意味や裏に隠された意味を考えるのは楽しかった。
イマジン、ジョン・レノンもそうだろう。

本当の平等とはなんなのかを考えるのにも最適な一冊だと思う。

差別のない世界とはなんなんだろうか?

平等な世界とはなんなんだろうか?

差別のない=平等
なのだろうか?
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.410
(4pt)

悪くはないが

まあまあといったところか
個人的には、肝心の『手紙』を扱うシーン
これについて、刑務所などの細かいシステムは分からないが
この小説に記されているような使い方やこのラストよりは
どんどんと兄が嫌いになっていき関係を切ろうとし仕事もやめさせられかける主人公に対し
懸命に主人公のよさを訴えて社長を説得する兄という構図のほうが感動的だったのではないかという別案が浮かんでしまったので、星4つ
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674