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姫は、三十一



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【この小説が収録されている参考書籍】
姫は、三十一 (角川文庫)

姫は、三十一の評価: 4.19/5点 レビュー 21件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(5pt)

面白すぎる・・・(^_^)

「妻はくノ一」と「猫鳴小路のおそろし屋」を読んだあとにこの作品を
読みましたがチョット面白すぎてしょうがない(^_^)
「妻はくノ一」がNHKでドラマ化された時にこの松浦静湖役は女優の
マイコさんが好演しましたがマイコさんははまり役でした。
今度はこの「姫は、三十一」をドラマ化して欲しい。
マイコさんが駄目なら長澤まさみさんでも可・・・(^_^)
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No.17:
(4pt)

姫が面白すぎる

言葉遣いや表現が現代的ですが時代劇的な部分もあり、楽しく読める作品です。
妻はくノ一のスピンオフ的な作品ですが、姫が実に魅力的で面白いので先が気になる。
この作者さんの特徴なのかとても読みやすい文体ですんなり入ってくる感覚がより楽しくさせてくれています。
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No.16:
(5pt)

とにかく面白い

妻は,くノ一を読んだ後で読みました。妻くノを先に読んでた方が面白さ倍増かも。
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No.15:
(4pt)

「妻はくノ一」の続き?

前回購読した「妻はくノ一」の継続を読んでいるようで、主人公を取り巻く人々がそのまま登場するので話の筋が通る
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No.14:
(4pt)

なんとなくクセになる面白さ

時代小説の多くにある、江戸情緒、人情噺、捕り物などを求めて、この本を読むならやめたほうがいいでしょう。
言うなれば、これは、江戸の町を舞台にした、ライトノベル。
姫も、周りの登場人物もびっくりするほど現代的な感覚。
あえていうなら、姫に惚れていく男たちが、ぜんぜん彼女を口説きにかかれない「身分制度の壁」だけがリアルと申しましょうか。

とはいえ、女主人公が、色仕掛けもしないのに男に惚れられまくるのは他に類を見ない時代小説。
そこも含めて、荒唐無稽さすべてが、面白く、やめられない不思議な小説でした。
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No.13:
(4pt)

妻はくの一の続き

娯楽時代劇である。テレビでドラマみて小説読んではまりました。肩ひじ張らず通勤でよんでいます。
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No.12:
(5pt)

読みやすい

時代小説なのに、意外にも読みやすく、また内容も面白かったです。
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No.11:
(5pt)

どうなるの?

姫なのに仕事がしたい静湖姫、選んだんだのが事件解決。姫の仕事は上手くいくのでしょうか?
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No.10:
(4pt)

面白い内容だ

静湖姫の心の楽しさと、外見の美しさ、かわいさを楽しく想像できて、よかった
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No.9:
(5pt)

面白いです。

時代劇という感じではないけど、
非常に面白いです。
この「姫」の設定、周りの人の設定が
実に微妙で面白いです。
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No.8:
(4pt)

姫は三十一

古風の姫ではなく、限りなく現代に近いのが読む意欲を掻き立てる
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No.7:
(4pt)

松浦静湖まつらせいこ松田聖子

まあまあ、堅いこと書いてるレビューもあるけど、お気楽に読めばいいじゃない?多分堅い人は居眠り磐音も嫌いなんだろうな。わたしゃどっちも大好き。
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No.6:
(5pt)

満足。

新刊本と変わりない状態でとても満足です。また、すばやい送達にも感謝。
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No.5:
(5pt)

面白いです

今と昔のいいとこどりをしたようなストーリーです。
さばけた主人公ではありますが刺々しさはなく、下品過ぎもせず、いい子ぶることもありません。
女性から見ても男性から見てもかわいらしい主人公です。
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No.4:
(4pt)

もてもて

『妻は、くノ一』シリーズのスピンオフ作品。松浦静山の娘である静湖姫を主人公としている。
 静湖姫の自由奔放な性格が楽しい。お金を稼がなきゃ、ということで探偵業をはじめ、怪しげな宗教にからむ殺人事件に取り組んでいくのだが、あちこちで騒ぎを巻き起こし、それでいて最後にはきちんと解決してみせる。
 そして、その過程でいろいろな男たちに惚れられ、モテモテになるというのもいい。
 護衛役の剣士の使う剣技も謎めいている。
 静山をはじめ、『妻は、くノ一』の登場人物たちも顔を見せるのも嬉しい。
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No.3:
(5pt)

風野先生、本作大万歳です!!!

『妻は、くの一』のスピンオフと言ってはダメだ、と認識の本作でした。本当に面白い、面白すぎます!!!

主人公は『女だてら』の女性像に似てるのかなぁ、と想像しながら読み進めましたら、巻頭5ページで吹き出しました。しかもその時は静かな機内だったんです…。周りの目がちょっと痛い、でも、そんなの気にしてたら読書なんて出来ません(よね?!)。

主人公/静湖姫のパパ・松浦公の下屋敷は、ちょうど我が家の隣なんです。
"狸ばやし"や"落ち葉無しの木"等の本所七不思議が舞台だった場所。当時の土地柄に想いを馳せつつ、本作ではさらに『甲子夜話』のゴージャスなもじりも楽しめて、そして、もちろん忘れてはいけません、我らのヒロイン/静湖姫のはっちゃけぶり!本当にワクワクしながら読み進めました。

第一作の本作ではまだ(?)サブキャラの"繁蔵"のお店も徒歩圏内なので、繁蔵得意の占いをみてもらいにフラッと行ってみたい、自分の384,000年は何時ですか?!と聞いてみたい、と、遠いお江戸を思いながら本所の夜空を見上げてみます。

続編、今からSUPER楽しみです!
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No.2:
(4pt)

風変わりな時代劇、でも面白い。

「妻はくの一」にちょっとだけ登場した静山公の娘「静湖姫」の市井での活躍。
父親の静山公も変り者だがその娘も然り。何故かお婿さん候補に不運が続き31歳の行き遅れの姫君。
「燕返し」ならぬ「燕渡し」の秘剣の遣い手である松浦藩士の岡田を3代目の用心棒に江戸の町を闊歩する。
2代前つまり初代の用心棒は何とあの「犬のぷるぷる」を芸に持つ男だったとか.....。
(この行は「妻はくの一」をお読みになっていない方はご理解出来ないですね。)
町方で粋な同心の田所や姫に同行する岡田との言葉のやり取りが実に軽快で面白い。
静湖姫が作った和歌には思わず吹き出してしまいましたが、
小姑のお立場やアラサーの女性読者の方々にはちょっと思い当たる節があり微妙やも知れません。
なんせ言葉が現代口語で書かれており女性、若い人には読み易いと思います。
次回は更に静湖姫の奥深い事件の推理と解決、ドタバタを期待します。
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No.1:
(5pt)

満を持して放つ「ネオ時代小説」・風野流新境地

あのロマンティックな『妻は、くノ一』の姉妹編シリーズ始動です。主人公は、くノ一織江の異母姉、静湖。
 作者が予告していただけあり、わくわくと書き進めている心弾みが伝わってきます。

 新機軸として目につくのはまず、風野真知雄小説でおそらく初めて、ヒーローではなく、女性がメインの主人公であること。ヒロイン静湖姫は、落としだねの織江とは違い、平戸藩の松浦静山公の嫡子のお姫さまです。美貌なのに、なぜか求婚者がつぎつぎと不慮の死をとげ、縁遠くなって、三十一才の春を迎え、自分も市井の人に負けずに「働かねば」と思いつき、たまたま出会った殺人事件の解決に乗りだします。
 父の「甲子夜話」などもひもときますし、傑物である父と自由に親子の語らいもできる、恵まれた立場のお姫さまです。おっとりとしてスケールが大きく、また父ゆずりの勘とユーモアに恵まれ、護身術に長けている半面、和歌などの教養にはうといアンバランスぶりがほほえましい。
 しかもなんと占いで、三十八万四千年に一度という「モテ年」に当たってしまったと言われ、この巻だけで、歌人、同心、瓦版屋、発明家、豪商、戯作者など六人の美男やいい男たちに惚れられてしまいます! 女性読者にとってはまことに楽しいシリーズの幕明けです。

 もうひとつの見どころは、歴史小説的考証にこだわらない、「ネオ時代小説」ともいうべき自由な趣向やアイデアが持ち込まれていることです。『女だてら』のシリーズもそうでしたが、現代の風俗や考え方をなにげなく(いや、堂々と)織り込み、せりふはますます現代語の、ちょっと不思議な江戸時代になっています。
 冒頭、静湖姫は、広小路のおかま居酒屋で飲みながら、新年を迎えますが、なにげにゲイバーに出入りするお姫さまとおかまたちの交流、そして新たにつけられた警護役の若侍、たよりなさそうなくせに、佐々木小次郎の秘伝書から「燕渡り」を開発したという岡田博之助との漫才道中など、のっけから、心地よく暖かい風野真知雄世界が展開します。もちろん『くノ一』シリーズに出てきた彦馬その他の面々の思い出も語られますし、風野真知雄本の真髄ともいえる、天然のユーモアは冴えまくり。

 この本は大丈夫だろうと思い、車中で読み出したのですが、最初のほうで静湖姫が初めて三十一文字を習いに出かけ、凄い美貌の歌人の師匠の前で、必死に57577をひねっているところへ、殺人の報が。無我の境地の姫君は、そのことまで歌に織りこみ・・・そのあたりで、あまりのおかしさに吹いてしまいました。
 ほかにもいろいろ「和歌」のはずのものが出てきますが、ほぼ口語の現代短歌です。なのにまったく違和感がありません。ひとつの作品世界をつくりだす腕にぶれやゆらぎがなく、確信をもって語られているため、リアリティの強度が高く、安心して読みすすめられます。これが作者の人気の秘密だなと改めて感じました。

 彦馬のような男性とすばらしい恋をしてみたい、と夢見る静湖姫はこれからも父ゆずりの才覚で、あちこちの謎に首をつっこんでゆくのでしょうが、その謎解きとともに、いったいだれが姫の心を射止めるのか。そちらの興味も尽きません。
 どのキャラクターも肩の力が抜けた自在な動きぶりが心地よく、一番好きなシリーズになりそうな予感がします。
姫は、三十一 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:姫は、三十一 (角川文庫)より
4041000769

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