ドグラ・マグラ

評判

ドグラ・マグラの評価:

3.96/5点 レビュー 504件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全536件 421〜440 22/27ページ
No.116
(5pt)

狂気の中に生まれた傑作

誰が狂気で誰がそうではないか、そんなことは誰も分からない。誰だって狂気な部分があるのではないか、それが真理と思わせる作品でした。文体が頻繁に変わるのは狂気の沙汰を演出しているよう。作者は天才だったのだと思います。気違いと紙一重とも想像しますが。
内容的には、推理小説。初めは何か分からないが、、、。なかなかこんな作品には巡り会えないので是非読むべき傑作本だと思います。
ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)より
4390108840
No.115
(5pt)

狂気の中に生まれた傑作

誰が狂気で誰がそうではないか、そんなことは誰も分からない。誰だって狂気な部分があるのではないか、それが真理と思わせる作品でした。文体が頻繁に変わるのは狂気の沙汰を演出しているよう。作者は天才だったのだと思います。気違いと紙一重とも想像しますが。
内容的には、推理小説。初めは何か分からないが、、、。なかなかこんな作品には巡り会えないので是非読むべき傑作本だと思います。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.114
(5pt)

奇書しかし名著

もう、この作品は10回ほど読んでいる。キンドルにも入れたくて購入した。奇書だが名著と思う。
ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)より
4390108840
No.113
(5pt)

奇書しかし名著

もう、この作品は10回ほど読んでいる。キンドルにも入れたくて購入した。奇書だが名著と思う。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.112
(5pt)

三度目の正直に万歳!

ドグラ・マグラは、はっきり覚えている限りで、これまで2回は途中で挫折しています。 今度、電子書籍の形で三度目の正直に挑戦することにしました。
 いつでもどこでも読めるし、字の大きさは変えられるし、それにいいんだか悪いんだか、読書の感覚がだいぶ違うので、今回はかなりいい線をいっています。今、ちょうど半分ほどに来ていますが、どうやら最後まで行けそうな自信が出来ているのが事実。
 感謝の気持ちを含めて、星5つです。
ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)より
4390108840
No.111
(5pt)

三度目の正直に万歳!

ドグラ・マグラは、はっきり覚えている限りで、これまで2回は途中で挫折しています。 今度、電子書籍の形で三度目の正直に挑戦することにしました。
 いつでもどこでも読めるし、字の大きさは変えられるし、それにいいんだか悪いんだか、読書の感覚がだいぶ違うので、今回はかなりいい線をいっています。今、ちょうど半分ほどに来ていますが、どうやら最後まで行けそうな自信が出来ているのが事実。
 感謝の気持ちを含めて、星5つです。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.110
(5pt)

「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」奇書

日本三大奇書の中の一冊とされ、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」と言われますが、もちろん、それはキャッチコピーであって、本当に異常をきたすわけではありません。
ただ、精神科の中で「狂気」の問題が繰り返し論じられている作品なので、精神的に不安定な時は、読まない方がよいと思います。
万人受けするような類の作品ではありませんが、一度その魔力に取りつかれたら最後、何度も再読してしまう麻薬的な作品だと思います。
殺人事件が起き、その犯人をめぐる問題は確かに重要ですが、一方で、普通の推理小説の域を完全に脱しています。

九州帝国大学の精神病棟にいる主人公が記憶を失っており、主人公=読者は、自分が何者かを探っていきます。
九大医学部の正木・若林両教授が、主人公=読者に対して、相対立する説明を試みてくるので、主人公=読者は混乱していきます。
両教授の説明の問題だけではなく、そもそも時間軸すらも不安定です。
また、「地の文」だけでなく、精神医学にかかわる、祭文、インタビュー記事、学術論文、など様々な文章が次から次と登場し、主人公=読者の混乱に拍車をかけます。

主人公=読者の存在の根拠が、がらがらと崩れ去り、様々な解釈が読者に委ねられます。
下巻の解説で、精神科医で小説家・評論家の、「なだいなだ」氏が、「この小説を読んで、誰一人わかった、といいきれるものはいないだろう」、「誰もが、わかったような気がするのが、せいぜいだろうと思う」と書いています。
文字通りの奇書だと思います。

1935年発表の作品ながら、文章は大変に読みやすく、私は読みだしたら止まらなくなりました。

有名な漫画家の安野モヨコさんのペンネームの由来は、『ドグラ・マグラ』の登場人物「呉モヨ子」だそうです。
21世紀に活躍する創作者にも、『ドグラ・マグラ』が影響を与えているわけですから、「『ドグラ・マグラ』恐るべし」という感じがします。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.109
(5pt)

長編三大奇書だけあって読み応えあり

夢野 久作の本は、青空文庫でほとんど読みましたが、これを読んだひとは精神異常を起こすと、
ネットで評判になり、夢野 久作で、最初に読んだ本です、amazonで出ていたので、ついついダウンロードしてしまいました、
命の誕生の神秘の謎が解けたように思える本です。
ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)より
4390108840
No.108
(5pt)

長編三大奇書だけあって読み応えあり

夢野 久作の本は、青空文庫でほとんど読みましたが、これを読んだひとは精神異常を起こすと、
ネットで評判になり、夢野 久作で、最初に読んだ本です、amazonで出ていたので、ついついダウンロードしてしまいました、
命の誕生の神秘の謎が解けたように思える本です。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.107
(5pt)

青空文庫に乾杯!

ドグラ・マグラ
この画期的な小説については、過去何十年に渡りいろんな狂人が評論をしてるので、ここで敢えて私みたいな廃人が更なる戯言を付け足すことには何の意味もないでしょう。
上のレビューやペーパー版のレビューやアンサイクロペディアの項目でも読んでいただければ、事足りるかと思います。
まあ、お陰様でタダなんだから、四の五の言わずにヨメば良いのではないでしょうか?
年月を超えて読み継がれてきたという時点で、既に星4つの価値は証明されている。
もし、本書を読むと精神に異常をきたすという売り文句を恐れて躊躇っているなら、
心配は要らない。それは嘘だ。読んだからって、精神に異常をきたすわけではない。
だって、読もうが読むまいが、オレタチはみんな多かれ少なかれ既にキチガヒなのだから、イヒヒヒ

失礼いたしました。
もイイヨ!

最後に私がこの場を借りて声を大にして言っておきたいのは、青空文庫とそのボランティアに対する感謝です。

「グッジョブ!サンキュー! 青空文庫!」

巻頭歌「胎児の夢」にグザッときてしまった方は
もイイヨ
ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)より
4390108840
No.106
(5pt)

「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」奇書

日本三大奇書の中の一冊とされ、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」と言われますが、もちろん、それはキャッチコピーであって、本当に異常をきたすわけではありません。
ただ、精神科の中で「狂気」の問題が繰り返し論じられている作品なので、精神的に不安定な時は、読まない方がよいと思います。
万人受けするような類の作品ではありませんが、一度その魔力に取りつかれたら最後、何度も再読してしまう麻薬的な作品だと思います。
殺人事件が起き、その犯人をめぐる問題は確かに重要ですが、一方で、普通の推理小説の域を完全に脱しています。

九州帝国大学の精神病棟にいる主人公が記憶を失っており、主人公=読者は、自分が何者かを探っていきます。
九大医学部の正木・若林両教授が、主人公=読者に対して、相対立する説明を試みてくるので、主人公=読者は混乱していきます。
両教授の説明の問題だけではなく、そもそも時間軸すらも不安定です。
また、「地の文」だけでなく、精神医学にかかわる、祭文、インタビュー記事、学術論文、など様々な文章が次から次と登場し、主人公=読者の混乱に拍車をかけます。

主人公=読者の存在の根拠が、がらがらと崩れ去り、様々な解釈が読者に委ねられます。
角川文庫版下巻の解説で、精神科医で小説家・評論家の、「なだいなだ」氏が、「この小説を読んで、誰一人わかった、といいきれるものはいないだろう」、「誰もが、わかったような気がするのが、せいぜいだろうと思う」と書いています。
文字通りの奇書だと思います。

1935年発表の作品ながら、文章は大変に読みやすく、私は読みだしたら止まらなくなりました。

残りの日本三大奇書は、『黒死館殺人事件』、『虚無への供物』ですが、『黒死館殺人事件』は、本書と同じように電子書籍で手に入ります。興味をお持ちの方はご検索ください。

追記
最近知ったのですが、有名な漫画家の安野モヨコさんのペンネームの由来は、『ドグラ・マグラ』の登場人物「呉モヨ子」だそうです。
21世紀に活躍する創作者にも、『ドグラ・マグラ』が影響を与えているわけですから、「『ドグラ・マグラ』恐るべし」という感じがします。
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.105
(5pt)

青空文庫に乾杯!

ドグラ・マグラ
この画期的な小説については、過去何十年に渡りいろんな狂人が評論をしてるので、ここで敢えて私みたいな廃人が更なる戯言を付け足すことには何の意味もないでしょう。
上のレビューやペーパー版のレビュードグラ・マグラ (上) (角川文庫)やアンサイクロペディアの項目でも読んでいただければ、事足りるかと思います。
まあ、お陰様でタダなんだから、四の五の言わずにヨメば良いのではないでしょうか?
年月を超えて読み継がれてきたという時点で、既に星4つの価値は証明されている。
もし、本書を読むと精神に異常をきたすという売り文句を恐れて躊躇っているなら、
心配は要らない。それは嘘だ。読んだからって、精神に異常をきたすわけではない。
だって、読もうが読むまいが、オレタチはみんな多かれ少なかれ既にキチガヒなのだから、イヒヒヒ

失礼いたしました。
瓶詰地獄もイイヨ!

最後に私がこの場を借りて声を大にして言っておきたいのは、青空文庫とそのボランティアに対する感謝です。

「グッジョブ!サンキュー! 青空文庫!」

巻頭歌「胎児の夢」にグザッときてしまった方は
猟奇歌もイイヨ
ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)より
4150002762
No.104
(5pt)

脳髄は〜物を思うに〜物を思うにはあらず〜

ドロロの脳髄〜♪本作品は筋肉少女帯のいくつかの曲のモチーフになっていますね。
読み始めた印象は、よくあるサイコサスペンスかな?と思っていると、途中から唯物科学へのアンチテーゼに基づく学術論文や文語調の資料などの果てしなく冗長な「作中作」が本編ストーリーそっちのけで始まり、それが延々と続きます。本書は日本三大奇書、読んだら精神に異常をきたすと言われることから、最後までこの調子で意味不明なまま終わるのだろうか…もう読むの止めようか?と思いつつ読み進め、ようやくその自己満足的長文から開放されるや、ストーリーは急展開。鮮やかなトリックの種明かし、膨大な量の複線回収、どんでん返し、衝撃のクライマックスと、一気に読ませてくれます。しかし重要な謎は放置され、考察の余地が残る所は好みが分かれるかなと思いました。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.103
(5pt)

何故踊る

なかなかそれが面白かった。
精神か らがおかしくなるとは言われいるが、そんなことは無い。
なにりいろいろ な視んでてさわるのが面白かった。
なかなか面白かった。
 なこよりこの作者は天才だとおもった面白かった。
なによりあれは反対側からがす ばいの創作の性だと言えてだろう。
ろぐアッタが真夜 ニ のトケイだろうというだろう。之 縫っておみて良い。
第三者だろう。

気になってるのでしたら買ってみればいいと思いますよ。好みはかなり分かれますね。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.102
(5pt)

これは良い物だ

これを読むと精神に異常をきたす・・・
後半を読み終えると謎も解けますが、
自分の中では一応納得しています。
一応と言うのは、全編を通しての理解度が足りないと感じるからですが。

精神に異常をきたす、と言うのは、この手の本に足を突っ込み、
この手の本ばかり読みあさる様になる。
それはそれでダメとか言うつもりもありませんが、
想像してみてください。
こういう奇書と言うか怪書と言うか、そんな本に囲まれて
ただひたすらに黙々と読んでいる・・・
傍目から見ると明らかに異常な雰囲気です。
この文章はそれを言いたかったのだと判断しています。

確かに万人向けではありませんし、難解な物でもあると思いますが、
そういう言い回しの本はこれだけではありませんし、他にたくさんあります。
ただこの本が精神異常やその実験体を取り扱っている為に、
そういう事が言われる様になったのだと思います。
テーマの重さ、とりわけ日本人にはタブーだとされている分野での話でもあるからです。
ですが、一度じっくり読んでみるのも良いと思われます。それだけの価値はあると思います。
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)より
4041366046
No.101
(4pt)

内容は良かったけども・・・

小説の内容は良かったです。
文句のつけどころもないと思います。

しかし、購入して届いた本の表紙の部分が汚れており、大変不快になりました。
よって★−1とさせていただきます。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.100
(5pt)

音楽的

音楽的である

リズムがすばらしいので、グイグイ読めてしまう

それにしても、夢野久作の写真を見たかい?

まあイケメンというのか奇怪というのか、

ああゆう顔の人っているよね

お前のとなりに
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.99
(5pt)

テクストの多様体。

今更言うまでもない傑作。
 いくつかの殺人事件が出来事の核に置かれ、その事件の犯人解明が物語の推進力であるからには、これを「探偵」小説、あるいは「推理」小説に分類するのは当然ではあるのだが、しかし一方でそうした分類にとって決定的な問題点をも持つのが本書である。すなわち一般に、推理小説では「解決に至る手がかりはすべて示すこと」及び「地の文には嘘を書かないこと」という暗黙のルールがある。しかし、『ドグラ・マグラ』では地の文に(物語の推進者=作者のものである)客観的視点と(主人公の)主観的視点とが混在し、手がかりは犯人指摘の後に「実は……」という形で示される。それゆえ真っ当な「推理小説」ではない。だからといって断じて駄作ではない。それどころか上記のルールを遵守し、文体を整理したならば本来の眩暈のするような「味」が失われてしまうだろう。
 しかもそれでいて「果たして真の犯人は誰か?」が明らかになり、その動機が示された後に読者は衝撃をもって気付くのである。手掛かりは物語の始まりに大書されていることに!

 また、「キチガイ地獄外道祭文」のあの辻説法のリズムは――文字のみによって表現されているにもかかわらず――しばらく耳を離れないほどである。さらには歌あり、論文あり、映画あり、警察調書あり、多様な「テクスト」を織り交ぜた、文字通りの「テクスト」によって構築される、胸が震えるような壮大な伽藍。その中心に安置されているのは、考えず、夢を見るだけの「脳」である。

 文庫版『ドグラ・マグラ』は様々な出版社から発行されたが、最も素晴らしいのは米倉斉加年のイラストが表紙のこの角川文庫版である。
 彼のイラストを表紙とする角川文庫版夢野久作作品全10作の復刊を強く望む。

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.98
(5pt)

胎児よ、胎児よ、なぜ躍る、母親の心がわかって、おそろしいのか

この巻頭文からして、尋常じゃない世界観にぶち当たってしまったと思った。

キャッチコピーどおり『精神に異常をきたす』とまではいかないが、
読み終わるまで、ドグラ・マグラの円環から抜け出せなくなることは間違いない。
ひょっとしたら何週かしないと抜け出せないかもしれない。

どのレビューを読んでも、「要約は不可能」と書いてあった理由が読んでわかった。
舞台は精神病院。
記憶を無くした青年と、一人の天才奇人学者の学説の綴る、
胎児の夢から数千年の歴史を遡る壮大なSF小説、ホラー小説、かつ推理小説、かつファンタジー小説である。
かといって難解なわけではなく、昭和10年代の作品とは思えないほど読みやすい。
それだけ内容を把握しても、肝心な部分やニュアンスはサッパリ説明できない。
結局、「ドグラ・マグラ」は「ドグラ・マグラ」であるとしか言いようがなかった。

挿入歌(?)「キチ○イ地獄外道祭文」は、精神病院の患者虐待の告発戯曲。
34ページも続く上にともかく内容も単語もエグい。
アマゾンレビューで書いたら、削除確定なおぞましい単語ばかりが出てくる。
それにもかかわず、言葉のリズムは美しく、頭に音楽が勝手に浮かんでしまうのだ。
酔うはミュンヘン、歌うはウィンナ、踊るパリーや居眠るロンドン♪スチャラカ、チャカポコ、チャカポコ、チャカポコ、チャカポコ……

チャカポコ、チャカポコ、チャカポコ……
(注意:読み終わってから数日間は、脳内がスチャラカチャカポコします)
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038
No.97
(5pt)

そもそも文体が好き

表紙が淫猥で怪しい上に話しの起から狂ってますが、あの独特な文体に感銘しました。 どちらかと言えば海外小説の文体に近いからかも知れませんが、現代でも十分に通用する程です。 話しも狂ってながらも芯も通ってます。 是非ともオススメします
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)より
4041366038