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ダンサー
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ダンサーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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柴田哲孝の小説ブシ楽しみました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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※削除申請(1件)
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へんてこなレビューのタイトルをつけてしまいましたが、ダンサーという本のタイトルも、このストーリーを語るには、違和感を感じる。 タイトリストを自負する自分からすれば、これは含蓄というか膨らみががなさすぎな気がしてしょうがない。 そういう気がするほど、この本は遺伝子工学やIPSやキメラといった人間と自然の摂理のせめぎ合いを題材に、遺伝子を操作しようという人間の浅はかなこころみと、工作された生物の抗いがたい、どうしようもない行動が対比的に描かれ、そこに、そのとばっちりを受けた人間の家族愛、恋愛、仲間とのきずなが、ほころびもせずに強くからんでいる。 こうした話は、映画でいうとかなり構図がシンプル化されてしまうのだが、文字だけで表現されていくと、イメージがむしろ鮮烈に広がっていく。 そして親しいものを失う悲しさと、逆にそうした中での新しい人との関係、生活、生命(この場合は愛すべき犬だが)のであいが、ほほえましく根底に流れていく。 ファイトシーンはアウトドア派の作家の趣味か、かなり具体的で、思わず体が動いてしまうし、その準備にはついほほえみを禁じ得ない。 総じて、優しい優しい話になったと思うが、KAPPAにくらべると、後味がいいし、TENGUにくらべると現代的でスマートに感じるのは、軽井沢という町が舞台だからだけではないだろう。 そこに、生き生きとした生命が、大きく脈打っているからに違いないとおもう。 | ||||
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長編サイエンス・ミステリー(表紙裏より)と思って読むと、少しがっかりするかも。 と言うのは、「なぞの生命体≪ダンサー≫」(表紙裏より)自体は、謎でもなんでも無く、ミステリーとしては早々に犯人が判ってしまうので、ミステリーとしても、?。 ではどの様な作品かと言うと、この作者特有の、非常に甘〜い感じのハードボイルド(風?)。 気分転換に読んだネットのニュースの中に、7年前から交流を絶っている息子の勤めている大学で事件があった事を知る。そこから父親である主人公が動き出し、事件の鍵を握る息子の捜索と事件の解明を通して、親子の絆の深さを確かめ合う。 ワイルドさと優しさを兼ね備えた男性像に惹かれるなら、一読の価値はあると思います。 また、「TENGU」や「KAPPA」で「う〜ん?」と感じた方も、全体の流れは同じですが手に取って見る事をお勧めします。文章力は相当アップしてます。相変わらず、唐突な製品名の羅列は変わりません。その中でも、とある製品名が出てきた時は、何も考えずにまた適当に名前を挙げたんだろうなと思いましたが、その後でしっかりと会話の自然な流れでその製品を使う理由を語っている。こう言った部分に作者の潜在的ポテンシャルがまだまだあるのかな?と感じます。 ☆3つとしたのは、幾つかのトピックやセリフ廻しに相変わらず類型的なパターンを感じたから。喧嘩のシーンは、「おいおい・・・」と思いながら読んだ人も多いのでは? | ||||
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全体的にいえばそつなくまとまっている印象だが、個人的にはあまり面白いとは感じなかった。 最初から最後まで特に衝撃的なシーンはなく、何か意表をついた演出がほしいと感じた。 特に、表題にもなっているダンサーについてはもう少ししっかり描いたほうがよかったように思う。 | ||||
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作品紹介を読んだだけで、 いや、檻の中で光る黄色い眼を描いた表紙を見るだけで、 「あ、あの手の話かな」と見当が付きます。 で、あの手の話だといいなあと思い購入。 で、実際思った通りの作品。 だからこそ満足。 不思議。 先の読めない物語の筋を追う楽しみも、予想通りの物語の筋に安心する楽しみもあるのね…。 いつかどこかで何回も読んできた話。 繰り返しますが満足。 …意地の悪い言い方になりますが、本書の作品の最大の魅力は、やはりヒーローにあると思います。 ヒーローがカッコイイから。 「カッコイイ」の後に「(笑)」付けたくなる程真剣にカッコイイから。 ああ、20年前ならこのヒーローに本気で憧れられただろうに。 レビューの星の評価は、 値段に見合う内容か、 再読が可能か、 この作者の他の作品を買おうと思うか、 この辺考えて付けてます。 このヒーローが出てくる作品が他にもあるそうだから、買ってみようかなーと思いました。 | ||||
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さすがに4作目となると、読むほうもだれてくる。 TENGUを読んだときのドキドキ感が薄れているところに、 あまりにも予定調和と来ると、ちょっとなぁーとなってしまう。 有賀シリーズを初めて読む方にはいいかもしれない。 ただ、動物は、ダンサーも含めてよく書けている。 特に、ダンサーの悲哀がいい。 | ||||
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有賀雄二郎シリーズ最終作。今までの作品も素晴らしかったが、今作はさらにその上を行き、あらゆる要素が高次元で融合した至極の一冊である。 今まではUMAが題材にされていたが、今回は少し違い、作られた生命体。それが一体何者なのかというミステリーを本筋にしつつ、離反した親子の再生や、人間と犬の理屈抜きの信頼関係など、あらゆるテーマが盛り込まれており、見事に融合して一つの物語に仕立て上げている。今までこのシリーズを読んでいた人は間違いなく満足する。 また、ラストが素晴らしい。詳しくは書けないが、私は年甲斐もなく号泣した。これだけハードな内容なのに、ラストで感動して泣かせるって・・・。参りました。 本編後の解説から抜粋。『「究極の徹夜本!」その言葉になにも付け加える必要がないほど一気読み必至の面白本だ。』まったく同感である。 | ||||
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TENGUの次はダンサーをお薦めします。作品が良いのはもちろん、主人公の有賀と柴田氏の関係なども想像することができます(近い内に親戚になるかも)。 ダンサーを読めば間違いなくKAPPAをそしてサーフィングラフィティも手に取りたくなります。柴田ワールドが果てしなく続きます。本年5月にはryuもこのラインナップに加わるはずです。その頃には柴田信者の出来上がりです。 | ||||
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柴田哲孝氏の最新作「悪魔は天使の・・・・・」を読んで個人的に大変満足出来たし、柴田氏の作品の存在自体知らなかった悔しさも有り遡って読んでみた作品です。 日々進歩する今日の世界に有って十分に考えられる物語構成に成っています。 こんな事が現実に有ったら恐ろしいと思うと同時に悲しすぎます。 結局創られた者は自分が何故駆り立てられるのかさえ知らずに走り続けるのですから! 親子の絆とか人間と動物の信頼関係とか、他人と他人の心が寄り添う瞬間とか、とにかく種々の要素がちりばめられていて面白く読めましたよ。 最後に子犬が見つかり、その子犬の父親がわかった時は・・・・・・涙でした! | ||||
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