祈りの幕が下りる時

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評判

祈りの幕が下りる時の評価:

4.11/5点 レビュー 235件。 S ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全238件 41〜60 3/12ページ
No.198
(5pt)

恭一郎の母親の件と、日本橋署刑事としての完結編

加賀恭一郎シリーズの完結編にあたる作品です。
生き別れになった母親が、殺人事件の関係者と深く関わっていたという設定でストーリーが展開し、同時に恭一郎一家に何があったのかも明らかになっていきます。

作者は加賀恭一郎を何か影のある訳ありな人物に描きたかったのでしょうか、それはこのシリーズの第一作品から感じましたが、個人的にはもっと社交的な明るいキャラクターであっても、各作品の展開上は一向に差し支えなかった気もします。
もしかして作者自身になにか類似した境遇や経験というものがあったのかと思って検索してみましたが、特に情報は得られませんでした。

この作品を読んで、私は松本清張の「砂の器」を連想したのですが、元々は貧困等が原因で発生した何十年も前の事件を隠すために、新たな犯罪を犯さなければならなくなった父と娘が哀れです。
東野圭吾の作品の中でも、とりわけ重たいテーマを扱った作品と言えると思います。それは、原子力発電所で、法令で定められた上限を超えた放射線を浴びて、下請け・孫請けとして働く労働者のことを取り扱っていることなどでも感じました。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.197
(5pt)

推理物の王道

加賀刑事の出てくるシリーズを締めくくる作品らしいが、それらは読んでいない。

1つの事件が誰かの苦しい過去を暴き出すという推理物の王道を行く作品で、とても読みやすかった。
東野作品によくあるペドフィリアが(軽くしか)出てこないのも良かった。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.196
(4pt)

クオリティーの高い推理小説を味わいたい人におすすめ

東野圭吾の小説はどれも安定したクオリティーで楽しめるのですが、
単なる推理小説としての枠組みを超えて、心に残る小説でした。
『容疑者Xの献身』」や『手紙』と同じくらい心を動かされる作品だと思います。
真相がやるせなさすぎて、4です。

この作者はコメディーも面白いです。
読んでハズレがないというのは、すごいと思います。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.195
(5pt)

感動

とてもおもしろい本だった
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4062934973
No.194
(1pt)

後味が悪い。

本書,そして同じ著者による「白夜行」,「容疑者Xの献身」のいずれでも哀れな生い立ちの子どもの犯行が事件の発端あるいは核心になる。とても後味が悪い。子どもを殺人小説の道具に使ってほしくない。
祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)より
4062185369
No.193
(4pt)

どきどきします

楽しいです
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4062934973
No.192
(2pt)

複雑そうにみえて、単純な真実

5人も亡くなっている。4人の殺害事件と1人の孤独死。その真相と関連性は?複雑過ぎるように思わせる事件を、紐解いていくのがポイントだ。また、日本橋にある12の橋に込められた意味は?複雑さが増して、真相がとても気になってくる。
しかし、その真実は意外と単純だ。期待が大きかった分、調子抜けする内容だった。もう少し謎めいた終わりかたでも良かった感じがする。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.191
(4pt)

出来れば、加賀シリーズを順に読んで欲しい。

加賀の生きて来た道が見えて、やっと納得出来た。ストーリーの展開も、東野圭吾らしかった。
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4062934973
No.190
(5pt)

祈りの幕が下りる時

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
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4062934973
No.189
(5pt)

深く切ない二組の親子の物語

加賀恭一郎の日本橋編の第3弾です。
映画を鑑賞した後での読書となりました。従って事件の構図は理解した上で補完的な意味合いで読んだかたちです。
唯一無二の父娘と母子の深く切ない愛情に胸がはち切れそうになるようなお話でした。
小説を読むと映画版の構成と殆ど同じであり傑作と名高い映画版はこの小説ありき、だと認識しました。
読んで良かったです。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.188
(5pt)

ラストに心を持っていかれるミステリー。

終盤の盛り上がりで一気に★5つに。加賀恭一郎シリーズ、ということに読み始めて気が付いた。映画は観ていないけれど、映像化しても映えると思う。ラストの展開には心がジワッとさせられ、涙を誘った。東野作品はやっぱり面白い。
祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)より
4062185369
No.187
(3pt)

面白かったが、気になる部分も。

映画を見て小説を読んだ。
阿部寛のキャラクターがあるぶん映画の方が面白いと感じた。
以下疑問に思ったのは2点。
まずうつ病についての描写。うつ病を発症した人が、原因の場から離れたとはいえお酒を飲む接客業に就けるものなのか。
あと、はじめの1人はわかるものの、次の2人も殺さないといけないものか疑問だった。そこの心理描写はないし、共感できない。同情させたいように思えるけど、事実は血も涙もない殺人鬼じゃん。
あと、チケットの取りにくい人気公演の初日舞台なのに、実は当日券とってました〜というトリックはちょっとひどいと思う。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.186
(1pt)

ドミノ倒しの最初が強引すぎる

(以下ネタバレ含む)
読み終えたあと、振り返ってみると押谷道子が浅井忠雄に殺されることが浅井忠雄の焼死につながり、それが加賀の母親の過去や過去の2件の殺人をドミノ倒しのように明らかにしていく。
でも押谷道子が浅井忠雄に殺される流れがかなり強引。以下強引ポイント。

・浅井博美の母が無銭飲食で警官といざこざをおこし、老人ホームへ。ここで偶然浅井博美の旧友の押谷にみつかる
(まあこれはいい。強引なのはこの後)

1.押谷道子が明治座に観劇に行って、大人数の観客の中で、何十年もあっていなかった友人の父親(自殺したと聞かされている)を発見

2.発見後、自殺したと知らされているその父親に話しかけ、父親であることをわざわざ確認(おせっかいすぎ)

3.浅井忠雄もシラを切りとおせばいいものをあっさりと認める(これまで何十年も秘密を守ってきた人間がそうあっさりと自らの素性を白状するか?ここで浅井忠雄本人であることを認めずにさっさとその場を離れれておけば、その後押谷道子が「あれは絶対に浅井博美の父親だ!実は生きている!」と後からどれだけ周囲にいいふらそうが、警察に駆け込もうが、絶対に真相は明らかにはならない。浅井忠雄は公式には死んでいることになっており、押谷と別れて振り切ってしまえば、あとから所在は追跡しようがない。それくらいのことは普通計算する)

4.認めたあと、最愛の娘の友人押谷道子を自宅まで連れて行き、あっさり絞殺。娘をそれほど愛しているなら同年代のその友人を殺すのは可哀そうだと思わないのか?

5.自らの素性を認めたのち、押谷道子を殺す展開が無理やりすぎ。過去の犯罪が明らかになることを恐れて押谷道子を殺した、という設定だが・・過去の罪を問われるリスクよりも、目の前にいる押谷道子を、「今」殺してしまい、罪に問われるリスク、さらに娘のレピュテーションが傷つくリスクのほうが大きいということくらいはわかるだろう。またこういうことを考える時間的な余裕もあったはず。
仮に彼女をそのまま帰し、さらに押谷道子が警察に駆け込んで過去の殺人(本当の横山一俊)と偽装自殺があきらかになっても、最初の殺人なんて自殺と処理されて30年が経過して証拠物件は何もないし、とっくに時効になっている。百歩譲って本当の横山一俊を殺したことがばれて警察に追究されたとしても、「正当防衛」を主張すれば問題はない。苗村の死(行方不明)と浅井忠雄をむすびつけるものも何もないから何も問題はない。父親である浅井忠雄は娘を守りたい、というのが最大の望みであったはず。それならなおのこと、自らは生きて操作の手が伸びてきたとき(まずありえないが)には、その時に一人で罪を背負えばいいのでは?30年前の横山一俊殺人の真相など、当事者以外知りようがないし、いまさら罪に問いようがない。

小説にケチをつけてもしょうがないが最初の押谷道子の殺人がその後ドミノ倒しのように浅井忠雄自身の焼死、加賀自身の母親の過去の真相解明にもつながっていくのだが、最初のドミノの倒し方があまりにも強引すぎww
祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)より
4062185369
No.185
(3pt)

原作では、映画で感じた疑問は説明されていた。結末を知っていても十分楽しめる。

映画を先に見て、原作を読んでみた。映画は『砂の器』や『人間の証明』を思い出させる、
重厚で、大きな作品に仕上がっていた。しかし途中、”あれ?”っと思うところもあり、原作を読んでみた。
原作は、事件の全体が細部まで描かれていて、映画で感じた疑問については解消した。けれども「砂の器」や
「人間の証明」のような印象は抱かなかった。それはあまりに整然としていて、設計図を見せられている
ような気持ちになったから。
祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (文芸第二ピース)より
4062185369
No.184
(4pt)

幸せになってほしい!

映画をみたくて、まずは、小説から読んだ。
このシリーズ、切ない物が多いけど、これは、いつもに増して涙が出る。主人公の過去にさかのぼり、興味津々ながら益々切なくて悲しい。主人公に幸せになってほしいと思う。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.183
(4pt)

おもしろい。

なかなか読みごたえがあり、ストーリーもおもしろいと思います。
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4062185369
No.182
(4pt)

良質のミステリー小説

内容は知らない方が楽しめるのでここでは触れません
シリーズのほかの作品を読んだことはありませんが面白かったです
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.181
(3pt)

久しぶりに東野作品。

東野さんと同年代である私は、松本清張作品を見て、読んで..の世代。過去の生い立ち、別人になりすまして..は、砂の器を思い出した。ただし、砂の器の方が、深いと思うけど。
久しぶりの東野作品でしたが、さらさらと読んでいけました。ただ、あまり心には残らないかもしれないですね。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.180
(4pt)

様式美すら感じられる完璧に作り込まれた作品

これは最早様式美すら感じられる完璧に作り込まれた作品。これ一作でなく、加賀恭一郎シリーズの作品として評するべきだろうが、これだけ見事に決められると、愛読者にはたまらない。シリーズものを生かし、他作に張られた伏線を回収するのは快感である。伏線はなるべく遠く仕掛けるのがコツなので、感慨も一塩だ。
 しかしながらこの作品単独で見るとこの伏線がアダとなり、やや印象がボケる恨みが残る。又見事に作り込み過ぎて、リアリティに欠ける事は否めないと思う。本来無関係な筈の加賀がこの事件に大いに関与してしまうのは、さすがにどうか? そんな詰まらぬ事を気にせず楽しむだけなら最高級のクオリティと思う。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973
No.179
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

なんか変

小説としてすごく面白く、グイグイ引っ張られて休むことができずにほとんど一気読みしました。この筆運びはすごいと思います。しかし(以下思い切りネタバレありです)、読後に嫌な気分になった。こんな人はさすがにいない、いるかもしれないけどこういうことにはならない、としか思えない。娘は家族のある教師と肉体関係を持つ、身内のためとはいえ売春しようとする、そこでやっぱり嫌になって抵抗のはずみで死なせてしまう、父親はとっさに死んだ人間と入れ替わり娘の殺人を事故に見せかける提案をしてそれに渋々同意する娘、それから三十年って、そんなのありえないでしょう。ひどい妻にお金と共に逃げられた不幸でしょぼくれた正直者の夫のイメージと、完全犯罪を仕組んでそのまま生き延びようとする行動力の持ち主のイメージが合わない。しかも隠してたことがバレそうになって二人も殺すなんて人物の設定がおかしいんじゃないでしょうか。殺人のある小説を読むなら、ありえないことではなく、もしかしたら人生にはこんなこともあるかもしれないという怖さ、を読みたいわけです。と、文句ありありにもかかわらず星五つつけたのはやはり小説としての面白さからです。
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)より
4062934973