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多重人格殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)

多重人格殺人の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

江戸時代の大飢饉に興味をもった。

オリーブオイル、アロマテラピー、ハーブについてそして時代物を書く著者がサイコミステリーを書いていたとは。どんなものかと読んでみたら、植物や匂いなど著者が興味を持っているんだろうなと思われる事柄が挿入されていたり、内容はおどろおどろしいが案外面白かった。しかし、題名は「多重人格殺人」とあるのに、いっこうにそう思われる人物が登場してこない。 どう読んでも、カニバリズムが主題となっている。どうして、こんな題名にしたんだろう、と疑問がいつまでも残る。
多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)より
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No.2:
(3pt)

どこが「多重人格殺人」なのか?

共に35才の、警視庁捜査一課の女刑事・水野薫と、専門が文化人類学の大学助教授・日下部遼が、連続猟奇殺人事件を解明していく。日本人の食、特に飢饉の時の食材や、薬としての肉食を通して、犯人を絞り込んでいく過程はおもしろい。また、ショッキングなオチもなかなか良い。
しかし、鍵となっているのは「カニバリズム」で、多重人格者と言えるような人物は一人も登場せず、どうしてタイトルが「多重人格殺人」となっているのか、全く理解出来ない。
多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)より
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No.1:
(3pt)

シリーズ第1作

警視庁捜査1課の女刑事水野薫と大学助教授の日下部遼のミステリー(ホラー?)シリーズの第1作目です。
このシリーズは進むにつれ、日下部の「わたし」の一人称で話が進んだりと、主人公が日下部になっていくのですが、第1作目はどちらかと言えば水野が主人公という印象です。これをミステリーとして読むと、結構肩すかしされたような気になるかも知れません。
謎はちゃんとあって、それを二人で解決していくのですが……。
ラストシーンは恐かったです。このレビューを読むのにあたって読み返したのですが、日下部が大学の教え子から「ミスター・ナフタリン」と呼ばれていたり(料理・洗濯大好きで病的なほど几帳面だから)、水野がちょっと日下部を意識してたりと(シリーズたくさんありますが全然恋愛関係にはなりません)、意外な再発見があって面白かったです。
多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:多重人格殺人―サイコキラー (角川ホラー文庫)より
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