十字架

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評判

十字架の評価:

4.07/5点 レビュー 75件。 B ランク

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平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 1〜20 1/6ページ
No.110
(5pt)

感動した

私は一度だけイジメを受けたことがあるが、作中のフジシュンと同じように自殺して遺書を残し加害者の名前を書き連ねたら十字架を背負って貰えるのか、すこし興味が湧いた。
危険な考えかもしれないが、被害者の立場を考えると、加害者たちにはこうでもしないと十字架を背負っていることの自覚を与えられないのだろう。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.109
(5pt)

感動した

私は一度だけイジメを受けたことがあるが、作中のフジシュンと同じように自殺して遺書を残し加害者の名前を書き連ねたら十字架を背負って貰えるのか、すこし興味が湧いた。
危険な考えかもしれないが、被害者の立場を考えると、加害者たちにはこうでもしないと十字架を背負っていることの自覚を与えられないのだろう。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.108
(5pt)

いじめについて考えさせられた

大人になった今では、すぐにでも転校をすればよいのではないかと思えるが、実際中学生くらいの子供だと学校が世界の全てで、逃げるには自殺しかないのかもしれない。
そんなときに友達が助けてくれたら良いのだが、周りのいじめられたくないから放置をしてしまう。
勿論イジメは先生の見えないところで行われるので、先生も気づかない。
結局助けを求められず自殺をしてしまうフジシュンのことを思うと、胸が痛くなった。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.107
(5pt)

いじめについて考えさせられた

大人になった今では、すぐにでも転校をすればよいのではないかと思えるが、実際中学生くらいの子供だと学校が世界の全てで、逃げるには自殺しかないのかもしれない。
そんなときに友達が助けてくれたら良いのだが、周りのいじめられたくないから放置をしてしまう。
勿論イジメは先生の見えないところで行われるので、先生も気づかない。
結局助けを求められず自殺をしてしまうフジシュンのことを思うと、胸が痛くなった。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.106
(4pt)

サユがかわいそう過ぎて

全体としてはとても良い本です。
小中学生や、その保護者にも是非一読をお勧めしたい良書です。

ただ、サユの背負った十字架は重すぎませんか?
フジジュンとは生前クラスは違うし、面識もほとんどなかったのでしょう?
そりゃいくら同級生とは言え、ほとんど面識のない男子からいきなり誕生日にプレゼントを渡したいなんて電話がかかってきたら気持ち悪くて断るでしょう。

書いた本人はたいした考えもせずに名前を書いたのかもしれませんが、その後のサユの人生を考えると、これはフジシュンのサユに対するいじめの話なんじゃないかとさえ思います。
少なくとも、もし私がサユの親なら、絶対にフジシュンを許さないですね。

その点が非常にモヤモヤしたので星1つマイナスです。
ですが、冒頭にも書いたように、全体としては非常な良書です。
重松清さんの本は、他には「流星ワゴン」しか読んだ事はありませんが、どちらも特に多感な年ごろの子供を持つ親の視点での描写が非常に素晴らしく、とても考えされられます。
是非、他の本も読んでみようと思います。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.105
(4pt)

サユがかわいそう過ぎて

全体としてはとても良い本です。
小中学生や、その保護者にも是非一読をお勧めしたい良書です。

ただ、サユの背負った十字架は重すぎませんか?
フジジュンとは生前クラスは違うし、面識もほとんどなかったのでしょう?
そりゃいくら同級生とは言え、ほとんど面識のない男子からいきなり誕生日にプレゼントを渡したいなんて電話がかかってきたら気持ち悪くて断るでしょう。

書いた本人はたいした考えもせずに名前を書いたのかもしれませんが、その後のサユの人生を考えると、これはフジシュンのサユに対するいじめの話なんじゃないかとさえ思います。
少なくとも、もし私がサユの親なら、絶対にフジシュンを許さないですね。

その点が非常にモヤモヤしたので星1つマイナスです。
ですが、冒頭にも書いたように、全体としては非常な良書です。
重松清さんの本は、他には「流星ワゴン」しか読んだ事はありませんが、どちらも特に多感な年ごろの子供を持つ親の視点での描写が非常に素晴らしく、とても考えされられます。
是非、他の本も読んでみようと思います。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.104
(5pt)

重い十字架です・・・

『母ちゃん』に続けて読みました。途中で心が折れそうになりましたが、「あの人」のことを考えながらなんとか読み終えました。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.103
(5pt)

重い十字架です・・・

『母ちゃん』に続けて読みました。途中で心が折れそうになりましたが、「あの人」のことを考えながらなんとか読み終えました。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.102
(4pt)

いじめ

いじめについて考えさせられるいい本です。重松清の作品の中でもひときわお気に入りです
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.101
(4pt)

いじめ

いじめについて考えさせられるいい本です。重松清の作品の中でもひときわお気に入りです
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.100
(5pt)

置かれた立場

中二の少年がいじめを苦に自殺した。残された家族と、その少年の遺書に書かれた4人のその後の人生とそのかかわり。遺書に親友と書かれた真田裕、片思いの相手と思われる中川小百合は、思い十字架を背負って生きていくことになる。名前が書かれていなければ、他のクラスメイトとおなじ様に記憶が風化していくことだったのに。置かれた立場で人間関係は変わっていく。登場人物それぞれに感情移入しやすく、物語に飲み込まれてしまった。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.99
(5pt)

置かれた立場

中二の少年がいじめを苦に自殺した。残された家族と、その少年の遺書に書かれた4人のその後の人生とそのかかわり。遺書に親友と書かれた真田裕、片思いの相手と思われる中川小百合は、思い十字架を背負って生きていくことになる。名前が書かれていなければ、他のクラスメイトとおなじ様に記憶が風化していくことだったのに。置かれた立場で人間関係は変わっていく。登場人物それぞれに感情移入しやすく、物語に飲み込まれてしまった。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.98
(5pt)

「十字架」という言葉の意味を辞書で引いてみた感覚

心の中のどこかにある。くっきりとした形は分からない。その雑駁な輪郭すら掴めない。
でも確かに存在している。いや、もしかしたらそれは、たくさんの時間が過ぎた今、感情の全ての核となるものかもしれない。
心の奥底にある、風化することのない、ある強い感情を表現するために、作者が必死に言葉を紡いだ。そんな作品だった。

読み終えた今、誠心誠意描いた作者には失礼だが、自分にはその全容はつかめてない。
分かり易い言葉で語られ、ストーリーははっきりとわかるのに。
でも、それでいいのだとも思う。
ある絵画を見て、何の絵かは分かるし、そこに漂う空気感みたいものは感じられるけど、はっきりとは掴まえられない、そんな感覚に似ているのかな。

自分如きに分かるはずもない「十字架」。
初めはタイトルの重みから読むのを躊躇した。でも読めて良かった、読んで良かった。
ずっしりと重たい感覚は確かにある。ただ読んでみるとその重たさは、当初想像してた(一般の感覚の)重たさとは質を異とするものだった。

前に読んだ「ゼツメツ少年」もそうだったが、この著者の言葉はすごく力があると、改めて感じた。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.97
(5pt)

満足

読みたい本だったので到着後1日で読んでしまいました。重松作品はほとんど読破していますが、この本も期待通りでした。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.96
(5pt)

いじめるという能動的な罪と、見て見ぬふりをするという受動的な罪

いじめによって自殺してしまった中学生(フジシュン)の残された家族と同級生の心理を丁寧に描く社会派小説。登場人物の、時とともに変化する心理描写がとてもリアルで、ドキュメンタリーを読むような感覚になり一気に読了した。

それほど日頃仲良くしているわけではないのに「親友」と遺書に書かれた男子ユウと、フジシュンからの片想いの気持ちを無碍にしたのに「幸せになってください」と書かれた女子サユを中心に物語が進むのがこの小説ならではの面白さ。一見いじめとは無関係のこの二人は、名指しで生前の感謝を書かれたことで、苦しみ続けながらも、二人だけが共有する奇妙な連帯感を持つ。しかし、この二人の中学生が、大学進学時に逃げるように上京しても、決して軽くはならない背中の十字架。子供がもうすぐ中学生になるような年頃になって漸く、苦しみは、諦めでもない、受け入れでもない、慎みというような感情へ昇華していく。

一つのいじめの背景に、当事者とは距離を置いた人たちの数え切れないほどの無関心や、見て見ぬふりがある。そのような経験は日常に掃いて捨てるほどある。いじめるという能動的な罪と、見て見ぬふりをするという受動的な罪にいかほどの差があるのだろうか。いじめなかった人といじめた人を、白と黒で区別することに意味があるのか。そんな思考を含め、この本の重層的なテーマは簡単には語り尽くせない。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.95
(5pt)

生きるとは

いじめを苦にした中学生が遺書を残して自殺する。その遺書には4人の名前が書かれていて、そのうちの1人は自分の名前だった。

ネット社会やSNSの普及によりいじめの質は変わってきたが、本質的なものは何も変わっていない。主人公は雑誌に書かれている通り「見殺しにした者」であるが、こういう人は案外周りには多いのではないか。

いじめという現実を中学生の視点からではなく、高校や大学に進学、そして就職や結婚を経て子供ができる時系列で書かれている。
一生涯背負い続けなければならない十字架は傍観していた全ての人間に与えられる。

フジシュンの父親は「一生忘れない」なんて嘘だという。
まさにその通りなのだが、そうだとしても生きている者は、傷つきながらも前に進むしかない。

ただの重い小説ではなく、読み手に意見を提示しているような作品である。
十字架 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十字架 (講談社文庫)より
4062774410
No.94
(5pt)

「十字架」という言葉の意味を辞書で引いてみた感覚

心の中のどこかにある。くっきりとした形は分からない。その雑駁な輪郭すら掴めない。
でも確かに存在している。いや、もしかしたらそれは、たくさんの時間が過ぎた今、感情の全ての核となるものかもしれない。
心の奥底にある、風化することのない、ある強い感情を表現するために、作者が必死に言葉を紡いだ。そんな作品だった。

読み終えた今、誠心誠意描いた作者には失礼だが、自分にはその全容はつかめてない。
分かり易い言葉で語られ、ストーリーははっきりとわかるのに。
でも、それでいいのだとも思う。
ある絵画を見て、何の絵かは分かるし、そこに漂う空気感みたいものは感じられるけど、はっきりとは掴まえられない、そんな感覚に似ているのかな。

自分如きに分かるはずもない「十字架」。
初めはタイトルの重みから読むのを躊躇した。でも読めて良かった、読んで良かった。
ずっしりと重たい感覚は確かにある。ただ読んでみるとその重たさは、当初想像してた(一般の感覚の)重たさとは質を異とするものだった。

前に読んだ「ゼツメツ少年」もそうだったが、この著者の言葉はすごく力があると、改めて感じた。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.93
(5pt)

満足

読みたい本だったので到着後1日で読んでしまいました。重松作品はほとんど読破していますが、この本も期待通りでした。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.92
(5pt)

いじめるという能動的な罪と、見て見ぬふりをするという受動的な罪

いじめによって自殺してしまった中学生(フジシュン)の残された家族と同級生の心理を丁寧に描く社会派小説。登場人物の、時とともに変化する心理描写がとてもリアルで、ドキュメンタリーを読むような感覚になり一気に読了した。

それほど日頃仲良くしているわけではないのに「親友」と遺書に書かれた男子ユウと、フジシュンからの片想いの気持ちを無碍にしたのに「幸せになってください」と書かれた女子サユを中心に物語が進むのがこの小説ならではの面白さ。一見いじめとは無関係のこの二人は、名指しで生前の感謝を書かれたことで、苦しみ続けながらも、二人だけが共有する奇妙な連帯感を持つ。しかし、この二人の中学生が、大学進学時に逃げるように上京しても、決して軽くはならない背中の十字架。子供がもうすぐ中学生になるような年頃になって漸く、苦しみは、諦めでもない、受け入れでもない、慎みというような感情へ昇華していく。

一つのいじめの背景に、当事者とは距離を置いた人たちの数え切れないほどの無関心や、見て見ぬふりがある。そのような経験は日常に掃いて捨てるほどある。いじめるという能動的な罪と、見て見ぬふりをするという受動的な罪にいかほどの差があるのだろうか。いじめなかった人といじめた人を、白と黒で区別することに意味があるのか。そんな思考を含め、この本の重層的なテーマは簡単には語り尽くせない。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392
No.91
(5pt)

生きるとは

いじめを苦にした中学生が遺書を残して自殺する。その遺書には4人の名前が書かれていて、そのうちの1人は自分の名前だった。

ネット社会やSNSの普及によりいじめの質は変わってきたが、本質的なものは何も変わっていない。主人公は雑誌に書かれている通り「見殺しにした者」であるが、こういう人は案外周りには多いのではないか。

いじめという現実を中学生の視点からではなく、高校や大学に進学、そして就職や結婚を経て子供ができる時系列で書かれている。
一生涯背負い続けなければならない十字架は傍観していた全ての人間に与えられる。

フジシュンの父親は「一生忘れない」なんて嘘だという。
まさにその通りなのだが、そうだとしても生きている者は、傷つきながらも前に進むしかない。

ただの重い小説ではなく、読み手に意見を提示しているような作品である。
十字架 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 十字架 (100周年書き下ろし)より
4062159392