きよしこ

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きよしこの評価:

4.67/5点 レビュー 143件。 B ランク

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平均点4.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全270件 241〜260 13/14ページ
No.30
(5pt)

子どもの頃の感覚が蘇る

氏の作品は,これが初めてのものだったかもしれない.
子どもの頃の感覚を,見事に言葉にしている.私自身,舌足らずで(吃音ではなかったけれども)伝えられずにもどかしい想いを何度となくしたことを思い出した.「大人(他者)はわかってくれない」と何度も思った.
主人公の少年が,そんな子供時代を経て,少しずつ大人になってゆく様は,何とも言えず暖かい気持ちにさせてくれる.
読み終えたあと,果たして大人になった自分は,今,子供たちの“声”を聞いているだろうかと自問した.
子供たちの“声”が聞こえなくなったとき,この本をまた手に取ろう.自分が子供だった頃に戻れるから.どんな「育児書」より参考になるだろう一冊…褒めすぎ?
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.29
(4pt)

重松清の回答

冒頭、「吃音」だが成功した作家が、ある母親の「吃音」の息子を励まして欲しいという手紙を無視した経緯を書く。そしてそのとき書けなかった「理由」が一人の少年の成長を描いたこの短編連作である、と明かす。だから、「吃音」の子が勇気をもらったり希望を持てる話ではない。しかし、そんな子に寄りそうことは出来る。それはべたべたすることではない。文字通り、つかず離れず寄り添うのである。何が寄り添うのであろうか。人ではない。『想い』が寄り添うのだ。最後、高校を卒業する少年が自分に寄り添ってきた女性に突きつけた『決断』は、まだ19歳になっていない子が読んだら不可解に思えるかもしれない。重松清氏自身はもちろん「吃音」では無い。しかし、いじめの物語をたくさん書いてきた彼の元には同様の手紙はたくさん届くのかもしれない。それに対する回答がこの作品なのであろう。もちろん回答はひとつではない。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.28
(5pt)

子どもの頃の感覚が蘇る

氏の作品は,これが初めてのものだったかもしれない.
子どもの頃の感覚を,見事に言葉にしている.私自身,舌足らずで(吃音ではなかったけれども)伝えられずにもどかしい想いを何度となくしたことを思い出した.「大人(他者)はわかってくれない」と何度も思った.
主人公の少年が,そんな子供時代を経て,少しずつ大人になってゆく様は,何とも言えず暖かい気持ちにさせてくれる.
読み終えたあと,果たして大人になった自分は,今,子供たちの“声”を聞いているだろうかと自問した.
子供たちの“声”が聞こえなくなったとき,この本をまた手に取ろう.自分が子供だった頃に戻れるから.どんな「育児書」より参考になるだろう一冊…褒めすぎ?
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.27
(4pt)

重松清の回答

冒頭、「吃音」だが成功した作家が、ある母親の「吃音」の息子を励まして欲しいという手紙を無視した経緯を書く。そしてそのとき書けなかった「理由」が一人の少年の成長を描いたこの短編連作である、と明かす。だから、「吃音」の子が勇気をもらったり希望を持てる話ではない。しかし、そんな子に寄りそうことは出来る。それはべたべたすることではない。文字通り、つかず離れず寄り添うのである。何が寄り添うのであろうか。人ではない。『想い』が寄り添うのだ。最後、高校を卒業する少年が自分に寄り添ってきた女性に突きつけた『決断』は、まだ19歳になっていない子が読んだら不可解に思えるかもしれない。重松清氏自身はもちろん「吃音」では無い。しかし、いじめの物語をたくさん書いてきた彼の元には同様の手紙はたくさん届くのかもしれない。それに対する回答がこの作品なのであろう。もちろん回答はひとつではない。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.26
(5pt)

どこか童話みたいな青春小説

少年を主人公にした小説は数多くある。重松清も書いている。
そしてその内のいくらかをボクは読んでいた。
だが、この本の主人公・白石きよしは、今まで小説で見てきたどんな少年とも違った。
それはまるで、きらめく星空のなかに流れ星を見たような心境。
見た後のすがすがしさもどこかそれに似ていて、とても良い作品に出会えたと思った。詳しく話すのはどこかはばかられる。
一読の価値は間違いなくあるので、是非読むことをオススメしたい。物語に直接関係するわけではないが、
この本の解説を「バッテリー」シリーズで有名なあさのあつこ先生が担当している。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.25
(5pt)

どこか童話みたいな青春小説

少年を主人公にした小説は数多くある。重松清も書いている。
そしてその内のいくらかをボクは読んでいた。
だが、この本の主人公・白石きよしは、今まで小説で見てきたどんな少年とも違った。
それはまるで、きらめく星空のなかに流れ星を見たような心境。
見た後のすがすがしさもどこかそれに似ていて、とても良い作品に出会えたと思った。詳しく話すのはどこかはばかられる。
一読の価値は間違いなくあるので、是非読むことをオススメしたい。物語に直接関係するわけではないが、
この本の解説を「バッテリー」シリーズで有名なあさのあつこ先生が担当している。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.24
(4pt)

いい本ですよ

主人公の少年が、いろんな人と交流しながら、成長していく姿が、印象的でした。
「きよしこ」の言葉が今も心に残ってます。
「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」
その通りなんですよね。たぶん。人に何かを伝えるって難しいけど、ほんとうに伝えたいことは伝わるもんなんですよね。みんながそういう気持ちでいれば、テロだとか争いごとってなくなるのかな…
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.23
(4pt)

いい本ですよ

主人公の少年が、いろんな人と交流しながら、成長していく姿が、印象的でした。
「きよしこ」の言葉が今も心に残ってます。
「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」
その通りなんですよね。たぶん。人に何かを伝えるって難しいけど、ほんとうに伝えたいことは伝わるもんなんですよね。みんながそういう気持ちでいれば、テロだとか争いごとってなくなるのかな…
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.22
(5pt)

少年の心の成長に感動しました

吃音の人の心の中を初めて知りました。
吃音に限らず、他人の目に見えにくいけれど、苦しんでることが誰にでもあると思います。
吃音とちゃんと向きあって、どうにかしようとしている少年に感動しました。
読んで損はないです!!!
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.21
(5pt)

少年の心の成長に感動しました

吃音の人の心の中を初めて知りました。
吃音に限らず、他人の目に見えにくいけれど、苦しんでることが誰にでもあると思います。
吃音とちゃんと向きあって、どうにかしようとしている少年に感動しました。
読んで損はないです!!!
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.20
(5pt)

少年の成長が手に取るように感じられます。

吃音という障害を持つ一人の少年が、父親の転勤に伴い、何度も転校する物語です。自分の伝えたいことを思うように話せず、いらだったり、情けなる気持ちがよく描かれています。小さい時は、吃音から逃避するように 「きよしこ」という心の友達を作ります。そして、少し成長していくと、自分が発音しづらい音を避けて会話をするようになります。私たちも、子供のころ、心の友達の様な存在を たとえば、お人形とかに作りませんでしたか?そして少し成長すると、ちょっとずる賢くなり、いかに自分をよく見せよう、としませんでしたか?この物語の主人公は吃音という障害と持っていますが、障害をもっていない私たちもたぶん同じように成長しているのです。一見障害児の物語のようですが、根底は普通の少年の成長物語で、そこに重松清さんの優しさを見いだしました。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.19
(5pt)

言いたくても言えないことが多い少年のお話

題名にもある「きよしこ」は吃音がある主人公の少年の最初のともだち。ちょっと変わった名前だけれど、本書でその由来が紹介されているので、そっちを参照して「ふうむ」と思ってください。「カ」行と「タ」行と濁音があたまに来ると、ことばにつまってしまう少年は自分の名前(きよし)をうまく言えない。だから自己紹介がキライだ。でもお父さんの仕事の都合で転校を何度も何度も繰り返すことになる。吃音を悟られるのが嫌で、言いたいことはたくさんあるのに、無言になってしまう。笑われるのは勘弁して欲しいし、だからといって同情されるのもなんか悔しい。いつも袋小路な少年。そこにささやかな風穴が開いたり、閉じたりしながら「少年」が「青年」、そして「大人」になっていくまでを描く心に沁みる連作短篇集です。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.18
(5pt)

少年の成長が手に取るように感じられます。

吃音という障害を持つ一人の少年が、父親の転勤に伴い、何度も転校する物語です。自分の伝えたいことを思うように話せず、いらだったり、情けなる気持ちがよく描かれています。小さい時は、吃音から逃避するように 「きよしこ」という心の友達を作ります。そして、少し成長していくと、自分が発音しづらい音を避けて会話をするようになります。私たちも、子供のころ、心の友達の様な存在を たとえば、お人形とかに作りませんでしたか?そして少し成長すると、ちょっとずる賢くなり、いかに自分をよく見せよう、としませんでしたか?この物語の主人公は吃音という障害と持っていますが、障害をもっていない私たちもたぶん同じように成長しているのです。一見障害児の物語のようですが、根底は普通の少年の成長物語で、そこに重松清さんの優しさを見いだしました。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.17
(5pt)

言いたくても言えないことが多い少年のお話

題名にもある「きよしこ」は吃音がある主人公の少年の最初のともだち。ちょっと変わった名前だけれど、本書でその由来が紹介されているので、そっちを参照して「ふうむ」と思ってください。「カ」行と「タ」行と濁音があたまに来ると、ことばにつまってしまう少年は自分の名前(きよし)をうまく言えない。だから自己紹介がキライだ。でもお父さんの仕事の都合で転校を何度も何度も繰り返すことになる。吃音を悟られるのが嫌で、言いたいことはたくさんあるのに、無言になってしまう。笑われるのは勘弁して欲しいし、だからといって同情されるのもなんか悔しい。いつも袋小路な少年。そこにささやかな風穴が開いたり、閉じたりしながら「少年」が「青年」、そして「大人」になっていくまでを描く心に沁みる連作短篇集です。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.16
(5pt)

特別な子供のお話じゃなかった。

本屋でパラパラと読んだ時は、吃音の子のお話…だと思ったけれど、これは特別な子供のお話じゃないと読んでみて解った。 人と人とのコミュニケーションの中には、ある意味壁が存在していて、それを薄くしたり厚くしたりして、生きている。 このお話の少年は、吃音であるということで、その壁が他の人より少し厚いのだけれど、成長していく過程で、その壁の存在をまくコントロールする方法を身につけていく。 そして、そうさせていく中での、少年を取り巻く人物達がとてもイイ。人それぞれ、大人になっていく過程は様々だけれど、この少年の大人になるなり方は、なかなかイイナ…と、思った。 小6の娘に少し読ませてみたら、私ほどの感動はまだ得られていない…(!?)ようだったが、それはきっと彼女が今、恵まれ過ぎた環境の中に居るからかもしれない。もう少し大人になったら、きっとまた違う読み方が出来るに違いない。  私にとって、久々のクリーンヒットとなった一冊…(!!)だった。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.15
(5pt)

特別な子供のお話じゃなかった。

本屋でパラパラと読んだ時は、吃音の子のお話…だと思ったけれど、これは特別な子供のお話じゃないと読んでみて解った。 人と人とのコミュニケーションの中には、ある意味壁が存在していて、それを薄くしたり厚くしたりして、生きている。 このお話の少年は、吃音であるということで、その壁が他の人より少し厚いのだけれど、成長していく過程で、その壁の存在をまくコントロールする方法を身につけていく。 そして、そうさせていく中での、少年を取り巻く人物達がとてもイイ。人それぞれ、大人になっていく過程は様々だけれど、この少年の大人になるなり方は、なかなかイイナ…と、思った。 小6の娘に少し読ませてみたら、私ほどの感動はまだ得られていない…(!?)ようだったが、それはきっと彼女が今、恵まれ過ぎた環境の中に居るからかもしれない。もう少し大人になったら、きっとまた違う読み方が出来るに違いない。  私にとって、久々のクリーンヒットとなった一冊…(!!)だった。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.14
(5pt)

全ての吃音児、その親、周りの人たちに・・・

是非読んでみてください。
吃音をもつ子どもの心を、取り巻く環境を、ここまで繊細に鮮やかに描ききった本を私は知りません。涙で読みましたが、読後は爽やかな風がさっと吹き抜けていったような印象が残ります。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.13
(5pt)

全ての吃音児、その親、周りの人たちに・・・

是非読んでみてください。
吃音をもつ子どもの心を、取り巻く環境を、ここまで繊細に鮮やかに描ききった本を私は知りません。涙で読みましたが、読後は爽やかな風がさっと吹き抜けていったような印象が残ります。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.12
(5pt)

重松清の原点

重松清の作品を読むたびに感じていた疑問があった。「なんでこんなにいじめのことばかり書くのだろう?」「いじめられる側の気持ちがなんでこんなに分かるのだろう?」。本書を読んでやっと分かった。重松清本人が、いじめられっ子だったのだ。
相手の気持ちを思いやれる心根をわが子に持って欲しい。そんな願いを込めて「この本、良いよ」と「バッテリー」と一緒に娘に渡してみた。「えっ?ビタミンFじゃないの?」と娘。結局、三冊手渡すことになった。ビタミンFには小学生にはどうかと思う作品も入っているんだけどなぁ。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.11
(5pt)

重松清の原点

重松清の作品を読むたびに感じていた疑問があった。「なんでこんなにいじめのことばかり書くのだろう?」「いじめられる側の気持ちがなんでこんなに分かるのだろう?」。本書を読んでやっと分かった。重松清本人が、いじめられっ子だったのだ。
相手の気持ちを思いやれる心根をわが子に持って欲しい。そんな願いを込めて「この本、良いよ」と「バッテリー」と一緒に娘に渡してみた。「えっ?ビタミンFじゃないの?」と娘。結局、三冊手渡すことになった。ビタミンFには小学生にはどうかと思う作品も入っているんだけどなぁ。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043