きよしこ

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きよしこの評価:

4.67/5点 レビュー 143件。 B ランク

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平均点4.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全270件 181〜200 10/14ページ
No.90
(5pt)

吃音を言い訳にせずに闘いをはじめる。

不器用なかっこよさ。本当に伝えたいことなら伝わるよきっと。弱いものがわるうなる。
人は1人なんだ。誰かと慰めあえないんだ。

僕は、吃音を言い訳にしてきた。たくさん。
ずいぶん自分は斜に構えて世の中を見るようになった。
そんな自分が恥ずかしい。結局は、1人で生きていくしかない。
その覚悟をこの小説は教えてくれる。
そして、吃音者であってもなくても、人は独りなんだよというメッセージが伝わってきて、
吃音への言い訳は自分の誰かに寄りかかりたい心の弱さなんだと身を引き締める。

生まれた自分の生を受け入れて闘おう。と背中を押してくれた。

吃音の方、何か障害のある方には是非読んでほしい一冊。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.89
(5pt)

吃音を言い訳にせずに闘いをはじめる。

不器用なかっこよさ。本当に伝えたいことなら伝わるよきっと。弱いものがわるうなる。
人は1人なんだ。誰かと慰めあえないんだ。

僕は、吃音を言い訳にしてきた。たくさん。
ずいぶん自分は斜に構えて世の中を見るようになった。
そんな自分が恥ずかしい。結局は、1人で生きていくしかない。
その覚悟をこの小説は教えてくれる。
そして、吃音者であってもなくても、人は独りなんだよというメッセージが伝わってきて、
吃音への言い訳は自分の誰かに寄りかかりたい心の弱さなんだと身を引き締める。

生まれた自分の生を受け入れて闘おう。と背中を押してくれた。

吃音の方、何か障害のある方には是非読んでほしい一冊。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.88
(5pt)

まなざしのあたたかさ

重松清の視点――それはひと言で言えば、世間では「エリートなんかじゃない」とされている人への
暖かいまなざしだと思う。これは重松ファンなら誰もが感じているはず。
たとえばこの「きよしこ」ではなく「明日があるさ」という短編集がある。
この冒頭では「あしたのジョー」のラストシーンに登場させてもらえなかった
マンモス西にスポットを当てる。
ジョーの人生は燃え尽きてかっこいい。でも燃え尽きられずにくすぶっているのが
多くの人たちだよな。マンモス西は、その象徴だ……と。

わかるわかる。

さてこの「きよしこ」だが、吃音に悩む少年がいろいろな助けを得ながら成長していく少年小説集――
と言ってしまえばそうなってしまうのだが、
何ともいえない暖かさがある。弱い者、って言われるけど、弱い、強いって、
誰が決めるの? 本当に大切なのは、そんなものなの……
そんな重松の気持ちがストレートに伝わってくる。

重松の家族小説になじめなかった人も、この短編集にははまるはずです。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.87
(5pt)

まなざしのあたたかさ

重松清の視点――それはひと言で言えば、世間では「エリートなんかじゃない」とされている人への
暖かいまなざしだと思う。これは重松ファンなら誰もが感じているはず。
たとえばこの「きよしこ」ではなく「明日があるさ」という短編集がある。
この冒頭では「あしたのジョー」のラストシーンに登場させてもらえなかった
マンモス西にスポットを当てる。
ジョーの人生は燃え尽きてかっこいい。でも燃え尽きられずにくすぶっているのが
多くの人たちだよな。マンモス西は、その象徴だ……と。

わかるわかる。

さてこの「きよしこ」だが、吃音に悩む少年がいろいろな助けを得ながら成長していく少年小説集――
と言ってしまえばそうなってしまうのだが、
何ともいえない暖かさがある。弱い者、って言われるけど、弱い、強いって、
誰が決めるの? 本当に大切なのは、そんなものなの……
そんな重松の気持ちがストレートに伝わってくる。

重松の家族小説になじめなかった人も、この短編集にははまるはずです。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.86
(5pt)

きよしこ

吃音がある少年は、転勤族で、毎回自己紹介のたびにつっかえてしまい、虐められてしまったりする。
少年は、自分が言いたい事の半分以上を伝えられないでいた。

少年の転勤先での苦労や悲しみ、喜び。吃音の大変さと少年の辛さがよくわかりました。

ある転勤先では先生、友達に恵まれることも合った。
とっても自分のこと、わかってくれていたのに又転校。
こんな少年の日常がかたられた本です。泣いて笑って感動の1冊。是非読んでみてくださ。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.85
(5pt)

きよしこ

吃音がある少年は、転勤族で、毎回自己紹介のたびにつっかえてしまい、虐められてしまったりする。
少年は、自分が言いたい事の半分以上を伝えられないでいた。

少年の転勤先での苦労や悲しみ、喜び。吃音の大変さと少年の辛さがよくわかりました。

ある転勤先では先生、友達に恵まれることも合った。
とっても自分のこと、わかってくれていたのに又転校。
こんな少年の日常がかたられた本です。泣いて笑って感動の1冊。是非読んでみてくださ。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.84
(5pt)

重松さんの自伝的作品

吃音の少年がいる。
 その母親から手紙を受け取った重松さんは、返事の代わりに、この短編集を綴っていく。自らの少年時代の、重い吃音の体験に基づいた、少年時代を・・・
 
--

 「きよしこ」って、どういう意味なの――?
 訊けなかった。「キ」で始まる言葉だったから。

--

 僕は吃音はなかったけれど、発音障害はそれなりのものだったから、ここに書かれている気持ちは、とてもよく分かります。
 けれども描写は、障害ではなく少年の内面に置かれていて、しっかりと読ませる文章になっている。不思議と爽やかな読後感でした。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.83
(5pt)

重松さんの自伝的作品

吃音の少年がいる。
 その母親から手紙を受け取った重松さんは、返事の代わりに、この短編集を綴っていく。自らの少年時代の、重い吃音の体験に基づいた、少年時代を・・・
 
--

 「きよしこ」って、どういう意味なの――?
 訊けなかった。「キ」で始まる言葉だったから。

--

 僕は吃音はなかったけれど、発音障害はそれなりのものだったから、ここに書かれている気持ちは、とてもよく分かります。
 けれども描写は、障害ではなく少年の内面に置かれていて、しっかりと読ませる文章になっている。不思議と爽やかな読後感でした。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.82
(5pt)

伝えたいのは言葉だけではないけれど

吃音のために言いたいことが言えなかった少年のお話し。
カ行、タ行、濁音が苦手です。
苦手な単語は自分の言える言葉に直して話すのです。
でも、それでは本当に言いたいことが伝わらない。
そういうのって、悔しいですよね。
逆に僕は昔、言葉が話せなければ良いと思った時期がありました。
話すのが下手だから、誤解されることもないし、傷つかないし、傷つけることもない。
でも、話せた方が良いに決まってる。
少年はいろいろな人と関わりながら、力強く青年へ成長して行きます。
この小説は同じ吃音の子供を持つ母親から、作者に励ましてくれるように頼まれ、
手紙の返事の代わりに書いたメッセージだそうです。
このメッセージは、しっかり伝わっていることだと思います。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.81
(5pt)

伝えたいのは言葉だけではないけれど

吃音のために言いたいことが言えなかった少年のお話し。
カ行、タ行、濁音が苦手です。
苦手な単語は自分の言える言葉に直して話すのです。
でも、それでは本当に言いたいことが伝わらない。
そういうのって、悔しいですよね。
逆に僕は昔、言葉が話せなければ良いと思った時期がありました。
話すのが下手だから、誤解されることもないし、傷つかないし、傷つけることもない。
でも、話せた方が良いに決まってる。
少年はいろいろな人と関わりながら、力強く青年へ成長して行きます。
この小説は同じ吃音の子供を持つ母親から、作者に励ましてくれるように頼まれ、
手紙の返事の代わりに書いたメッセージだそうです。
このメッセージは、しっかり伝わっていることだと思います。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.80
(5pt)

きよしこがぼくの前にあれわれる。

7つの短編の物語がつながっていて、きよし少年が、吃音と向き合いながら成長していく作品。

小学校時代に転校が多かった少年の心理と、はじめて挨拶するドキドキ感をうまくかけている。

特に「ゲルマ」は非常に哀愁漂ういい作品だ。

まさに重松清色が濃く表現されている一冊だと思う。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.79
(5pt)

きよしこがぼくの前にあれわれる。

7つの短編の物語がつながっていて、きよし少年が、吃音と向き合いながら成長していく作品。

小学校時代に転校が多かった少年の心理と、はじめて挨拶するドキドキ感をうまくかけている。

特に「ゲルマ」は非常に哀愁漂ういい作品だ。

まさに重松清色が濃く表現されている一冊だと思う。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.78
(5pt)

少年の気持ちがカーンと胸に響く

言葉の最初の音がつっかえてしまう、吃音(きつおん)症の少年のきよし。きよし少年は、父親の仕事の都合で、小学生の頃から何度も転校を繰り返しています。せっかく友達ができたと思ったら転校。自己紹介で失敗したけど、ようやく周りと馴染めたかなと思ったら、また転校。それにしても、言葉がつっかえてしまうこの吃音、なんとかならんのか。
 そんなきよし少年の小学一年生から高校三年生までの思い出の出来事が、アルバムの中の写真を見るような感じで描かれていきます。

 「きよしこ」「乗り換え案内」「どんぐりのココロ」「北風ぴゅう太」「ゲルマ」「交差点」「東京」の七つの話。さびしかったり、いらついたりする少年の気持ちがカーンと胸に響くみたいな、しんみりとしてしまう話の味わい。涙腺にじわじわーっとくる話が多かったですね。

 それだけ取り出してみればなんてことなくても、その話では不思議にあたたかな光を放っている描写がとても上手いなあと思いました。
 母親が、フライパンの中の卵を菜箸で手早くかき回すところ。机の上に、飴色に透き通った蝉の抜け殻が置いてあるところ。両手を広げて走る少年のほっぺたに、冷たいしずくが飛んできて触れるところ。そういう文章の味わいが実にいいんだなあ。あたたかいんだなあ。

 それと、話の最初に置かれた木内達朗の挿絵がいいですね。話にすっと入っていける挿絵であり、話にぴったりの挿絵に◎を。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.77
(5pt)

少年の気持ちがカーンと胸に響く

言葉の最初の音がつっかえてしまう、吃音(きつおん)症の少年のきよし。きよし少年は、父親の仕事の都合で、小学生の頃から何度も転校を繰り返しています。せっかく友達ができたと思ったら転校。自己紹介で失敗したけど、ようやく周りと馴染めたかなと思ったら、また転校。それにしても、言葉がつっかえてしまうこの吃音、なんとかならんのか。
 そんなきよし少年の小学一年生から高校三年生までの思い出の出来事が、アルバムの中の写真を見るような感じで描かれていきます。

 「きよしこ」「乗り換え案内」「どんぐりのココロ」「北風ぴゅう太」「ゲルマ」「交差点」「東京」の七つの話。さびしかったり、いらついたりする少年の気持ちがカーンと胸に響くみたいな、しんみりとしてしまう話の味わい。涙腺にじわじわーっとくる話が多かったですね。

 それだけ取り出してみればなんてことなくても、その話では不思議にあたたかな光を放っている描写がとても上手いなあと思いました。
 母親が、フライパンの中の卵を菜箸で手早くかき回すところ。机の上に、飴色に透き通った蝉の抜け殻が置いてあるところ。両手を広げて走る少年のほっぺたに、冷たいしずくが飛んできて触れるところ。そういう文章の味わいが実にいいんだなあ。あたたかいんだなあ。

 それと、話の最初に置かれた木内達朗の挿絵がいいですね。話にすっと入っていける挿絵であり、話にぴったりの挿絵に◎を。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.76
(5pt)

ほのぼの、ホロリ。

どもってしまう少年の気持ち、置かれる立場など

重松さんご自身の経験から実にわかりやすく表現されており、

何度も読みたい作品です。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.75
(5pt)

ほのぼの、ホロリ。

どもってしまう少年の気持ち、置かれる立場など

重松さんご自身の経験から実にわかりやすく表現されており、

何度も読みたい作品です。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.74
(5pt)

主人公がいいやつだ。

吃音に悩んだ作者自身の少年時代をモチーフにした,7つの連作短編集。ほかの重松短編と異なり主人公が変わらないので,長編のように違和感無く読めます。

ハンディキャップのある主人公のお話にもかかわらず,物語が重くない。それが,吃音の克服自体よりも,転校を繰り返した小学校時代に味わった疎外感と,野球に打ち込んだ中学時代の交友関係が生々しく描かれているからでしょう。

とにかく主人公“白石きよし”がいいヤツだ。自分のハンデに負けてない。特に「交差点」は,それまで描かれてきた過去がリンクした,いい話に仕上がってます。

巻末のあさのあつこ氏の解説には,ホント同意します。
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.73
(5pt)

主人公がいいやつだ。

吃音に悩んだ作者自身の少年時代をモチーフにした,7つの連作短編集。ほかの重松短編と異なり主人公が変わらないので,長編のように違和感無く読めます。

ハンディキャップのある主人公のお話にもかかわらず,物語が重くない。それが,吃音の克服自体よりも,転校を繰り返した小学校時代に味わった疎外感と,野球に打ち込んだ中学時代の交友関係が生々しく描かれているからでしょう。

とにかく主人公“白石きよし”がいいヤツだ。自分のハンデに負けてない。特に「交差点」は,それまで描かれてきた過去がリンクした,いい話に仕上がってます。

巻末のあさのあつこ氏の解説には,ホント同意します。
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043
No.72
(5pt)

流したことのない涙

大人になった今でも言いたい事が言えず悔しくて悲しい思いをする。それでまただめだって思うの…だめになんかなってない。いつか手をつなぎたいと思う人が手をつなぎ返してくれる人が現れるって言葉に胸が打たれた。キャンディポットのあたりから最後の章には涙がでた。温かい優しい感じで励まされるような…。淡々と吃音の少年が大人へと成長していく話。それだけなのに淡くて切ないそして胸にぐっとくる言葉が詰まった本。素敵なお話だと思う。きよしこはきよし自身だったのかもしれない…
きよしこ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きよしこ (新潮文庫)より
4101349177
No.71
(5pt)

流したことのない涙

大人になった今でも言いたい事が言えず悔しくて悲しい思いをする。それでまただめだって思うの…だめになんかなってない。いつか手をつなぎたいと思う人が手をつなぎ返してくれる人が現れるって言葉に胸が打たれた。キャンディポットのあたりから最後の章には涙がでた。温かい優しい感じで励まされるような…。淡々と吃音の少年が大人へと成長していく話。それだけなのに淡くて切ないそして胸にぐっとくる言葉が詰まった本。素敵なお話だと思う。きよしこはきよし自身だったのかもしれない…
きよしこ Amazon書評・レビュー: きよしこより
4104075043