七つの会議

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七つの会議の評価:

4.40/5点 レビュー 340件。 S ランク

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平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全666件 521〜540 27/34ページ
No.146
(5pt)

池井戸小説初心者の感想

池井戸潤さんの作品を読ませていただくのは今作が初めてでしたが、
非常に面白く、一気に読ませていただきました。

今作のスタートは若いエリート課長が、会議で居眠りばかりの万年係長に
パワハラ被害で訴えられたことから始まります。

そこから、町工場の社長、事務職、経理、カスタマーセンター長、副社長など
視点がどんどん変わりながら大きな事件の全貌が見えてくるお話です。

大きな事件とは言っても、もちろん会社で起こりうる話であり、
サラリーマンにとっては非常に日常的な風景の中で展開されます。

ですが、登場人物たちが非常に魅力的で、
飽きることはありませんでした。

今作を読んで非常に特徴的だと感じたのは、
その人物にクローズアップする際に、その人物の生い立ちや家族構成など
いわゆる「裏設定」を最初に公開してくれることです。
(池井戸小説「あるある」なのかわからないので、これから自分の目で確かめます。)

一人っ子だとか、私立大学出身だとか、
両親が何人兄弟だったかとか、実家が広島だとか・・・
本当にそんな情報いる??というものまで様々です。

ですが、その丁寧すぎる生い立ちの説明により、
小出し小出しにその人の人となりを伝え聞く他の作家さんの作品よりも、
自然にその人物に入り込むことが出来たような気がします。

いわゆる「サラリーマンモノ」は、萩原浩『神様からひと言』のような
ちょっとコメディーも入ったようなものしか読んだことがなかったので、
シリアスで魅力的なこのような作品に出会えて非常によかったです。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.145
(5pt)

池井戸小説初心者の感想

池井戸潤さんの作品を読ませていただくのは今作が初めてでしたが、
非常に面白く、一気に読ませていただきました。

今作のスタートは若いエリート課長が、会議で居眠りばかりの万年係長に
パワハラ被害で訴えられたことから始まります。

そこから、町工場の社長、事務職、経理、カスタマーセンター長、副社長など
視点がどんどん変わりながら大きな事件の全貌が見えてくるお話です。

大きな事件とは言っても、もちろん会社で起こりうる話であり、
サラリーマンにとっては非常に日常的な風景の中で展開されます。

ですが、登場人物たちが非常に魅力的で、
飽きることはありませんでした。

今作を読んで非常に特徴的だと感じたのは、
その人物にクローズアップする際に、その人物の生い立ちや家族構成など
いわゆる「裏設定」を最初に公開してくれることです。
(池井戸小説「あるある」なのかわからないので、これから自分の目で確かめます。)

一人っ子だとか、私立大学出身だとか、
両親が何人兄弟だったかとか、実家が広島だとか・・・
本当にそんな情報いる??というものまで様々です。

ですが、その丁寧すぎる生い立ちの説明により、
小出し小出しにその人の人となりを伝え聞く他の作家さんの作品よりも、
自然にその人物に入り込むことが出来たような気がします。

いわゆる「サラリーマンモノ」は、萩原浩『神様からひと言』のような
ちょっとコメディーも入ったようなものしか読んだことがなかったので、
シリアスで魅力的なこのような作品に出会えて非常によかったです。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.144
(3pt)

やや期待外れ

当代きっての人気作家の作品だけあって、すいすい読ませる。ドラマや映画の原作として好まれるのもよくわかる適度
な重さと軽さのバランスで、移動中の暇つぶしなんかにも最適だ。ただ、読後感はもうひとつすっきりしない。その理由
は、後半であっさり社長を悪党にしてしまったからだと思う。登場時にリベラルでフェアな人柄であると紹介され、これと
いった伏線もなくそのまま時間が過ぎて行ったのに、急に過去の悪行や日頃の行状の悪さを並べられてもなという感
じで唐突な印象が拭えない。単純に「悪役は○○だ!」というお話ではないのは分かるが、やっぱり直接的に悪いのは
この人でしょう。その裏の顔がいきなり出てくるので戸惑ってしまうのだ。
あと、個人的に最も気に入ったエピソードは「ねじ六」編だったが、この結末だとねじ六は今度こそ抜き差しならない苦
境に陥るんじゃないかと危惧して嫌な気分になってしまった。しばらくはリコール需要で潤うだろうが、リコールが終わ
った時点で大口の発注元が倒れているかもしれないし。それと、ドーナツ編。これも好きなエピソードで、不倫相手への
感情をなかなか吹っ切れない女性の揺れ動く心理やそこから抜け出す瞬間をうまく表現した好短編だとは思うが、必
要なかったと思う。ラストで腐りきった組織との対比として再登場させるために出したんだろうけど、そこまで鮮やかな
コントラストになっておらず蛇足感が否めない。
ただ、繰り返しになるが読みやすく単純に楽しむことはできるので3点。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.143
(3pt)

やや期待外れ

当代きっての人気作家の作品だけあって、すいすい読ませる。ドラマや映画の原作として好まれるのもよくわかる適度
な重さと軽さのバランスで、移動中の暇つぶしなんかにも最適だ。ただ、読後感はもうひとつすっきりしない。その理由
は、後半であっさり社長を悪党にしてしまったからだと思う。登場時にリベラルでフェアな人柄であると紹介され、これと
いった伏線もなくそのまま時間が過ぎて行ったのに、急に過去の悪行や日頃の行状の悪さを並べられてもな…という感
じで唐突な印象が拭えない。単純に「悪役は○○だ!」というお話ではないのは分かるが、やっぱり直接的に悪いのは
この人でしょう。その裏の顔がいきなり出てくるので戸惑ってしまうのだ。
あと、個人的に最も気に入ったエピソードは「ねじ六」編だったが、この結末だとねじ六は今度こそ抜き差しならない苦
境に陥るんじゃないかと危惧して嫌な気分になってしまった。しばらくはリコール需要で潤うだろうが、リコールが終わ
った時点で大口の発注元が倒れているかもしれないし。それと、ドーナツ編。これも好きなエピソードで、不倫相手への
感情をなかなか吹っ切れない女性の揺れ動く心理やそこから抜け出す瞬間をうまく表現した好短編だとは思うが、必
要なかったと思う。ラストで腐りきった組織との対比として再登場させるために出したんだろうけど、そこまで鮮やかな
コントラストになっておらず蛇足感が否めない。
ただ、繰り返しになるが読みやすく単純に楽しむことはできるので3点。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.142
(5pt)

とてもよい

経済界の裏側がよくわかりました。興味深く読みました。本当に面白かったです。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.141
(5pt)

大変面白く 一気に読みました。

池井戸 潤氏の先品で、大変面白く 一気に読みました。
テレビドラマ化が待ち遠しいです。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.140
(4pt)

不正を暴く勢力と隠蔽する勢力の鬩ぎあいは、読者をひきつけてやまない

東京建電を舞台にした8つにわたる連作短編集。 物語は新進気鋭の課長がパワハラで失脚するところから始まる。 その真相の裏に、東京建電に勤める複数の人物達が絡んでいく。 不正を暴く勢力と隠蔽する勢力との鬩ぎあいは、読者をひきつけてやまない。 あきれるばかりの不正、共感できない登場人物達、 パワーゲームやナショナリズムと疲れる内容満載の一方で、 一部の登場人物達にも救われる。 「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」のように、 読了後に気持ち良い感情を抱くことはできないが、 将来に向けて明るい兆しを感じることのできる良作小説。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.139
(4pt)

不正を暴く勢力と隠蔽する勢力の鬩ぎあいは、読者をひきつけてやまない

東京建電を舞台にした8つにわたる連作短編集。
物語は新進気鋭の課長がパワハラで失脚するところから始まる。
その真相の裏に、東京建電に勤める複数の人物達が絡んでいく。

不正を暴く勢力と隠蔽する勢力との鬩ぎあいは、読者をひきつけてやまない。
あきれるばかりの不正、共感できない登場人物達、
パワーゲームやナショナリズムと疲れる内容満載の一方で、
一部の登場人物達にも救われる。

「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」のように、
読了後に気持ち良い感情を抱くことはできないが、
将来に向けて明るい兆しを感じることのできる良作小説。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.138
(5pt)

とてもよい

経済界の裏側がよくわかりました。 興味深く読みました。 本当に面白かったです。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.137
(5pt)

大変面白く 一気に読みました。

池井戸 潤氏の先品で、大変面白く 一気に読みました。 テレビドラマ化が待ち遠しいです。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.136
(5pt)

是か非か

某ドラマの影響でちょっとした池井戸ブームだ。 この小説もNHKでドラマ化されたが小説の方が はるかに面白い。 それぞれの項目で登場人物が異なり、ストーリーが 展開される。 パワハラから始まる展開がどう収束していくのか 現実には食品偽装、前知事の5千万円問題 当事者になってみれば当然、是か非かと問われれば 非である事は間違いないのだが 隠蔽したい、無かった事にしたいという気持ちもよく判るのだ。 その葛藤がよくでている。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.135
(5pt)

是か非か

某ドラマの影響でちょっとした池井戸ブームだ。
この小説もNHKでドラマ化されたが小説の方が
はるかに面白い。

それぞれの項目で登場人物が異なり、ストーリーが
展開される。パワハラから始まる展開がどう収束していくのか
現実には食品偽装、前知事の5千万円問題

当事者になってみれば当然、是か非かと問われれば
非である事は間違いないのだが
隠蔽したい、無かった事にしたいという気持ちもよく判るのだ。

その葛藤がよくでている。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.134
(5pt)

どの登場人物も分かる・・・

登場人物の苦悩がとてもよく伝わってきます。
皆、一理あると思います。それぞれの立場の者たちが、
何を考え、どう行動したのかが克明に書かれていて、
感情移入してしまいました。
テレビドラマより原作のほうが、比べ物にならないほど面白かったです。
会社員の方なら、分かる分かるとうなずきながら、楽しめる作品だと思います。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.133
(4pt)

虚飾の繁栄か,真実の清貧か。あなたならどちらを選ぶ?

本書は,「空飛ぶタイヤ」や「鉄の骨」といった傑作長編作品同様,企業のモラルと個々の社員の社会人としての生き方について問題提起する作品だと言えます。
 会社が最も重視すべきことは何か?
 それは顧客なのか,そこで働く社員なのか,それとも株主なのか。
 問題を隠蔽することで会社や株主が守られ,社員が路頭に迷うことを防ぐことができるのなら,隠蔽することが最善の策なのか。
 それとも,そこで守られるものは一時的なもので,最終的には顧客を軽視することは自らの首を絞めるようなもので,そのことによって失うものは計り知れないと考えるべきなのか。
 個々の社員が重視するものは個々の社員ごとにそれぞれあろう。
 しかし,顧客のためでなく,自身の利益のために仕事をする,そんな社員が偉くなり,顧客のためを思って真っ当な仕事を続けてきた社員が,競争に敗れ苦悶しているという現実があるのではないか。
 それがために,どこかで大切なものを置き去りにしてしまってはいないか。

 本書では,様々な立場や視点から物語が進行します。
 颯爽とした誰もが認める優秀な社員,会議中でも居眠りする一見ぐうたらな社員,または部下を徹底的に叱責する猛烈管理職。
 そしてそういった登場人物たちにも家庭があり,現在の立場に至るまでの過去があり,それぞれに守るべきものがあることが描かれています。
 これにより単なる企業小説に終わらない人間味のある物語となっています。
 
 本書第3話に,社内不倫に疲れ会社を退職することを決めた女性社員が,退職前にこれまでになかった達成感を味わいたいと一念発起する物語があります。
 この物語だけは一見本書の本筋からはずれたサイドストーリー的なものに感じられますが,彼女が奮闘し成長していく過程で気づくことが,ビジネスの本筋をとらえています。
「面倒なことを後回しにするのではなく,最初にしっかりと説明するべきではないか。後で問題に気づくより,最初に問題として認識し,それに対する理解を得ておく。そして必要な対策を話し合っておく。それが信頼関係の第一歩だ」
 
 本書は,全体を通して組織のあり方を描いていますが,それと同時に社員それぞれの立場からそれぞれの生き方が見えてくる,そういった個々人の物語でもあるのです。


七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.132
(5pt)

どの登場人物も分かる・・・

登場人物の苦悩がとてもよく伝わってきます。 皆、一理あると思います。 それぞれの立場の者たちが、 何を考え、どう行動したのかが克明に書かれていて、 感情移入してしまいました。 テレビドラマより原作のほうが、比べ物にならないほど面白かったです。 会社員の方なら、分かる分かるとうなずきながら、楽しめる作品だと思います。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.131
(4pt)

虚飾の繁栄か,真実の清貧か。あなたならどちらを選ぶ?

本書は,「空飛ぶタイヤ」や「鉄の骨」といった傑作長編作品同様,企業のモラルと個々の社員の社会人としての生き方について問題提起する作品だと言えます。
 会社が最も重視すべきことは何か?
 それは顧客なのか,そこで働く社員なのか,それとも株主なのか。
 問題を隠蔽することで会社や株主が守られ,社員が路頭に迷うことを防ぐことができるのなら,隠蔽することが最善の策なのか。
 それとも,そこで守られるものは一時的なもので,最終的には顧客を軽視することは自らの首を絞めるようなもので,そのことによって失うものは計り知れないと考えるべきなのか。
 個々の社員が重視するものは個々の社員ごとにそれぞれあろう。
 しかし,顧客のためでなく,自身の利益のために仕事をする,そんな社員が偉くなり,顧客のためを思って真っ当な仕事を続けてきた社員が,競争に敗れ苦悶しているという現実があるのではないか。
 それがために,どこかで大切なものを置き去りにしてしまってはいないか。

 本書では,様々な立場や視点から物語が進行します。
 颯爽とした誰もが認める優秀な社員,会議中でも居眠りする一見ぐうたらな社員,または部下を徹底的に叱責する猛烈管理職。
 そしてそういった登場人物たちにも家庭があり,現在の立場に至るまでの過去があり,それぞれに守るべきものがあることが描かれています。
 これにより単なる企業小説に終わらない人間味のある物語となっています。
 
 本書第3話に,社内不倫に疲れ会社を退職することを決めた女性社員が,退職前にこれまでになかった達成感を味わいたいと一念発起する物語があります。
 この物語だけは一見本書の本筋からはずれたサイドストーリー的なものに感じられますが,彼女が奮闘し成長していく過程で気づくことが,ビジネスの本筋をとらえています。
「面倒なことを後回しにするのではなく,最初にしっかりと説明するべきではないか。後で問題に気づくより,最初に問題として認識し,それに対する理解を得ておく。そして必要な対策を話し合っておく。それが信頼関係の第一歩だ」
 
 本書は,全体を通して組織のあり方を描いていますが,それと同時に社員それぞれの立場からそれぞれの生き方が見えてくる,そういった個々人の物語でもあるのです。

七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126
No.130
(4pt)

会議はその会社の性質が如実に現れるもの、会社は多面体、7つの会議で死角を1つずつ消し

定例会議
この物語の舞台、東京建電の営業部門の会議である。部長がノルマ未達の部下に容赦なく叱責する、戦略も戦術もない、前向きな議論や経験に基づく助言などもっての他、そこには精神論しかない。そんな会議が定期的に待っていたら部下は何を考えどう行動するだろう。

パワハラ委員会
居眠り御免のグータラ係長が、年下の成績優秀な課長を訴えたパワハラ委員会。普通なら居眠り野郎など相手にされない筈なのに、どう言う訳か厳格な対応。上記の定例会議のスタンスにそぐわない。こりゃなんかあるなとここで気づく。

経営会議
東京建電の下請け零細ネジ製造業者、社長とその妹だけで開かれるトップ会議。値下げ圧力、下請け変更、資金繰りと暗い話ばかりだ。下請けの苦労の原因の殆どは発注元の大きな会社なんだろうな。

環境会議
東京建電の職場環境改善のために開かれる会議。でもコストや手間のかかること、前例のないことは通りにくい。それでも不倫と退屈な事務仕事に疲れた女子社員が、退職前に自分の足跡を残すため、ある改善案を提案する。ここまでで短編3話。えらく話がとっ散らかっていて、これって収束するのかしら?と不安になる。

計数会議
東京建電の経理部門が営業部門を締め上げる会議。数字屋が営業に口出しすんじゃねえ、な〜んて言えれば溜飲も下がろうものだが、そうもいかず、何で上司でもない他部門の人間に公開処刑されなければならないのか。ちょっとこの会社の構造・・・変だ。

編集会議
クレーム処理部門にとばされた社員が自分の存在価値を認めさせるために、消費者視点などお構い無しに、自分にとって都合の良いクレームばかりを掬い上げる。完全に内向きだ。

御前会議
東京建電の親会社ソニックで開かれる社長と幹部だけのトップ会議。しかし、議事録は発行されないとのこと。これってただの密談では。「御主も悪よのう。」「いやお代官様こそ。」な〜んてやってるのかとついつい疑ってしまう。

自分の会社もそうですが、会議ってその会社の性質が如実に表出する場だと思います。親会社や下請けも含め様々な会議を通じて、多面体の死角を消して行くように、会社の実態が明らかになって行く様は見事です。

加えて秀逸だったのがドーナツのエピソード。ドーナツに対する対価を支払わない人間が2人出てきます。その2人の所属部署とそのセコい行動の対比が、これまたこの会社の本質を表しているようで、強く印象に残りました。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.129
(5pt)

圧倒的な展開

目次を見たとき一見短編集かと思い読み始める。第一話に続き二話を読み始めてやはり短編集かと思いきや後半であれ!、短篇ではない読めば読むほど東京電建という会社にはびこる謎が深まる。やがて企業のリコール隠しが発覚し会社は隠ぺい工作にでる。さらに驚くことに親会社まで隠ぺいに動く。内部告発が社会に明るみに出ると隠ぺい工作の追及が始まると意外な展開を迎える。圧倒的な展開に引き込まれ一気に読まざるを得ない。そんな作品だ。一般文学通算703作品目の感想。2013/11/25 23:15
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.128
(4pt)

この作者はすきです。

サラリーマンには納得するところが多いのでこの作者はすきです。
七つの会議 Amazon書評・レビュー: 七つの会議より
4532171164
No.127
(5pt)

おもしろい!

半沢直樹も面白いが、この作品もたいへんおもしろい作品でした。 テレビ放送見ていないのが残念。
七つの会議 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126