ロスジェネの逆襲

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評判

ロスジェネの逆襲の評価:

4.61/5点 レビュー 748件。 S ランク

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平均点4.61pt

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全797件 781〜797 40/40ページ
No.17
(5pt)

感銘を受けた

著者得意の銀行内部のダークな部分を、企業買収というテーマに絡めて描いた作品。
また、親会社の銀行「東京中央銀行」と子会社の証券会社「東京セントラル証券」との買収アドバイザーをめぐる対決も見物。

主人公の半沢は、銀行から出向という形で子会社に勤めている。
その「東京セントラル証券」に、「電脳雑技集団」というIT会社より、「東京スパイラル」の企業買収の話が持ち込まれる。
しかし、その後、親会社である銀行に仕事を横取りされる。
その横取りは、親会社が「電脳雑技集団」の、子会社が「東京スパイラル」のアドバイザーに就くという、利益相反とも見える対決へと進んでいく。
後半の行き詰まるような買収合戦は、読み応えがあった。

もう一つの本書の魅力として、男の仕事にかける矜持のようなものが挙げられる。
半沢は、いわゆるバブル時代に就職した。
その部下の森山は、就職難時代となってから就職した。
なので、森山は、半沢を含めたバブル時代の人間が羨ましくて妬ましい。
二言目には、恨みがましい発言が出てくる。
しかし、半沢は、自分の人事も顧みず目の前の仕事に打ち込んでいく。
その姿に、徐々に森山の考えも変化していくこととなる。
仕事をしている方には、共感できる部分が多いと思う。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.16
(5pt)

気持ちのよい一冊

通勤の往復で、時を忘れて夢中で読みました。
とにかく、思いがけない仕掛けが次々あらわれ、伏線が
ぴたりとはまっていく心地よさ。
そして、主人公の半沢のぶれない姿が非常に魅力的です。
最後は、アメリカ映画のようなハッピーエンドに、
思わずガッツポーズ。
元気がでます。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.15
(4pt)

さすが池井戸さんです

会社員時代、出向とかありました。
本社の意向とか無視できない立場。そして子会社の人々の対応

そういうのが前半で描かれているので、中盤から後半の流れが
より楽しくリアルに感じられました。

入社試験を受けるにあたり 時代の変化で 楽→難とか
学生などでは どうしようもないときがあります。
勉強は 努力が結果につながるのに 会社員になると
努力しても結果が得られない。また評価が絶対ではないなど
そういうのを実感していると より楽しく読めるのと思います。

ただ、銀行というところが あーいう逆転になるポイントを
見逃すのかな?とも思い少しそこが残念でした。

とはいえ、後半を もっと引き延ばして読みたいなーって
思うぐらいに 一気に読めてしまう作品です。

また、銀行の相手として出てくる企業。
新興企業ならではの 当初の倍々ゲームのような成長。
成長すればするほど、その速度を維持するのは難しいのに
過剰な期待。そして夢をみる経営者

そんな人達への警鐘もかねていたのでしょうかね。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.14
(4pt)

「本当に優秀な人材はどんな場所にあっても輝く」って…。う〜ん、陽が差してればなぁ。

銀行から子会社の証券会社部長に出向させられた半沢。
 ちょっと言いたいことを言い過ぎて、嫌われたようだ。
 出向先でも、若い頃の半沢に似たような男・森山がいた。
 IT 企業を担当する森山は、クライアントから持ち込まれた
M&Aの大案件に、担当者でありながらチームから外され、不満を
抱えていた。
 しかも、M&A案件は親会社である銀行から横槍が入り、取り扱い
自体を取られてしまう。
 部長として責任を問われた半沢は、森山とともにトンでもないワザを
繰り出し、逆襲に乗り出す…。

 サラリーマンは昔は「気楽な稼業」だったハズだが、今はなかなか
厳しい。
 プロパーの社員と出向組とは扱いが違う。
 出世は社内力学で決まることが多い。
 そもそも就職自体が厳しいバブル以後の世代は「ロストジェネレーション」
とまで、呼ばれている。

 しかし、半沢は言う。
「サラリーマンだけでなく、全ての働く人は、自分を必要とされる場所に
いて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。」
 こうも言う。
「人事が怖くてサラリーマンが勤まるか。」
 そして、結論は、
「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。
 その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
 身勝手な都合で醜く歪み、そういう人間が増えれば組織が腐り、世の中が
腐ってゆく。」

 ぶつぶつ不満ばかり言わず、信念を持って生きてゆく人間がカッコ良く
思える一冊だ。
 それを痛快に思えるうちは、まだこの社会は本当に腐ってはいないのかも
知れない。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.13
(4pt)

逆転劇の心地よさ

ロスジェネの必然性はないと思いますよ。おもしろいのだから。

銀行・証券が舞台になっていますが、知識は不要です。また、主人公の登場する前作品を読んでおく必要もありません。この作品だけで楽しめます。
窮地に立たされた人たちの意地の逆転劇。疲れたときに、難しいことは何も考えずに読むと、スカッとすること保証します。

半沢・森山たちの今後もいつか描かれるのだろうなぁ。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.12
(4pt)

ちょっとトントン拍子すぎかも

バブル入行組シリーズは『空飛ぶタイヤ』の次に好きなんですが、
そしてやっぱりメチャメチャ面白くはあったんですが…。
池井戸さんの本って

・大企業や権力者による「強者の論理」に
 これでもか!ってくらい打ちのめされて。。。

・しかし、最後にはスカッと爽快! 勧善懲悪ファンタジー!

この両者のバランスが絶妙なところが、最大の魅力だと思うんですよ。
主人公とともに泣き、怒り、そして最後には喜ぶ!という感情移入度が半端ない
と言いますか。「こんな都合の良い展開、ありえね〜」と思いつつも、最高に気分が
良くなると言いますか。
でも、『ロスジェネ』はあまりにも後者寄りというか、後者だけというか。
もの凄くあっさりとトントン拍子に勧善懲悪しちゃうんで、あまり感情移入
できませんでした。
もうちょっと前者で引っ張って「こいつら許せね〜〜〜〜〜〜〜〜」と思わせて
くれないと、後者の爽快感が薄れちゃうんですよね。(『下町ロケット』の訴訟の
シーンでも、同じ事を思いました)
あと、ロスジェネ世代が最初から、半沢に対してあまり悪感情を抱いてなかった
ところも少し肩すかしだったかな。反目!反目!→お互いに認めて共闘!という
展開を期待してたもんで。
でもまあ、間違いなく面白かったですよ。
星4つです。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.11
(5pt)

金融エンタテイメントの傑作中の傑作!

「オレバブ」シリーズは大好きなシリーズ。銀行を舞台にこんなにもエンタテイメント性の高い作品を書ける池井戸潤は凄い作家だなと思う。
シリーズ第3弾となる今作を心待ちにしていたが、期待通りの面白さで一気読みした。
全体の雰囲気としては前2作と比べてお笑い系の雰囲気は後退し、硬派な雰囲気が強まった感じがする。「オレバブ」シリーズの雰囲気と、著者の2大代表作である「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」の雰囲気が融合したような作品で、これぞ池井戸作品の王道ともいえる仕上がりだ。
読後の爽快感は言わずもがな、さらに仕事とは何かとあらためて考えさせられる重厚さも兼ね備えている。シリーズを通して成長を続ける半沢のこの先をもっともっと読み続けたいという欲求がさらに高まった。
金融エンタテイメントの傑作中の傑作!
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.10
(4pt)

弱き者、汝あっての「勧善懲悪」

著者は、かねて「リアルな銀行や企業を描いて、わざわざお金払って読んでくれてる働く読者に、何を与えられるのか?だから、私は、敢えて、こういう元気の出るエンタメを書いている」といった趣旨のことを、直木受賞前後に言っていた。

著者の思うところの是非は、さておき、その思うとおりのモノを十二分に描いているという点で、著者は優れたエンタメ作家の一人といえる。

とはいえ、本作にしてもシリーズ第3作ということで、ヤクザとか探偵とかファンタジーなんて「何でもありな」ジャンルのシリーズ物の方と違い、ムチャクチャや同工異曲には限界がある。
そこで、今回持ち出されたのが、ロスジェネである。

ロスジェネという存在に興味や認識を持つのは、著者や本シリーズの読者層からすると、当事者達と、彼ら彼女らを部下に抱える中間管理職ということになる。その読者がリアリティを持ちつつも嫌悪感を抱かない。うまい扱いで描かれている。本来のロスジェネは、就職氷河期以降の厳しい競争社会で勝ちを得られず、その後も再挑戦の機会を奪われたまま、いつしか、敗者・無能の烙印を押され、社会的・経済的に下位に滞留する者である。厳しくみれば、ロスジェネの全てが有能でも高い志ある者でもない、必然の敗者・天性の無能も、いわゆる勝ち組に比して多いだろうことも察せられる。
しかし、著者は、このロスジェネに「高き志・能力・やる気がありながら、不当なレッテルや偏見により抑圧された者」という新たなキャラを授けた。これにより、ロスジェネでない多くの読者からの親近感「頑張っているのに報われないのは、自分と一緒」を醸成させる。そして、本来の競争故の劣後を、不当な者への勧善懲悪の形で跳ね除けさせ、読者に実生活では得られぬカタルシスを与えている。この展開は、エンタメとしての巧拙を抜きにすれば、水戸黄門とそれを愛した視聴者との関係に近いものと思える。

ロスジェネどころかロスジャパ(ロストジャパン)な時代において実によく出来た商品コンセプトだと感心させられる。著者より前の世代の企業小説作家が、どうしても下克上・天下国家的なエリート同士の社内抗争に傾きがちであるところを、比較的等身大の、しかし、志高く勤勉な者にキャラを移したところが、著者の巧みなエンタメ術であろう。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.9
(5pt)

半沢直樹、かっこいい。

本日読み終わりました。

私はこの『ロスジェネの逆襲』に関して何も知らず、ただ単に書店に行って、池井戸潤の作品があったから買った池井戸作品のファンです。

いやー、電車で開いた瞬間びっくりしましたね。まさかあの半沢直樹が出てくるバブル〜の続編だったとは。嬉しかったです。叫びそうになりました。

第一作、第二作と作品を重ねる毎に半沢直樹という人物の成熟してゆく様を感じ取れる本シリーズですが、この作品は特にそれが顕著です。半沢が終盤で部下の森山と会話するシーンのセリフがとにかくカッコ良くて、勇気づけられます。

いろいろあるけれど、明日も頑張ろうって思いますね。こんな上司居たらいいのにね。

次作に期待!
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.8
(5pt)

痛快!かつ「嘆くな、行動せよ!」のメッセージがGood。

痛快!
・でも、なんだかネタバレになりそうなので、書けません。
・半日弱で一気に読み終わりました。

嘆くな、行動せよ!のメッセージがGood。
・半沢格好良し。こういう中年にならねばね。
・「人事が怖くてサラリーマンやってられるか!」
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.7
(5pt)

「何のために働くのか」を問う内容になっていた

「オレたちバブル組」の最新作で、久々に半沢が帰ってきた。

今回は就職う氷河期を経験し、苦しい思いをしてきたロストジェネレーション世代とバブル世代が力を合わせて戦う物語。相変わらずのクオリティで、銀行、買収される側・する側の企業、そして半沢が出向している証券会社、各社の思惑が入り混じった展開は手に汗にぎるもので、読み出したら止まらず一気に読んだ。

企業買収を巡る知能戦もさることながら、やはり著者の作品の本質は「何のために働くのか」を問う内容になっていることだと思う。

「オレがいう勝ち組は、大企業のサラリーマンのことじゃない。自分の仕事にプライドを持っている奴のことだけさ。どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドを持てるかどうかが、一番重要なことだと思うんだ。結局のところ、好きな仕事に誇りを持ってやっていられれば、オレは幸せだと思う」

ロスジェネ世代の瀬名が森山に語った言葉は、働く意味の本質を突いていると思った。

言葉は違うが、自分の信念を貫くために半沢が森山に語った言葉も仕事をすることの原点になるものだと思う。

「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば組織も腐っていき、世の中も腐る」

今後は、一皮むけた森山の活躍を描いた続編にも期待したい。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.6
(4pt)

組織のなかでの美しく正しいふるまい方がメイン・モチーフ

バブル入行組である半沢世代と、
就職氷河期=ロスジェネ世代の対立をひとつの軸に物語は展開するが、
メインモチーフはタイトルの『ロスジェネの逆襲』ではなく、
組織のなかでの美しく正しいふるまい方にある。

半沢と、証券会社プロパーである部下・森山が見抜いた粉飾決算のからくりを、
エリート集団の銀行証券部のスタッフたちが見抜けない、
というストーリー的にやや苦しい場面もなくはないが、
まあ、瑕瑾といっておこう。

親会社の役員会に乗り込んで反論を述べる半沢は文句なくかっこいい。

もちろん、親会社の役員会に、出向中の敵役が乗り込めるのか、
という疑問はありうるが、
銀行の幹部の中にも半沢の正論に味方するものがある、
ということで、
ラスト・シーンの新たな人事発令の鮮やかさも忘れられない。

快作であり、
半沢を主人公とする次回作も、ますます楽しみだ。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.5
(5pt)

男の矜持を描く一級のエンターテインメント

池井戸氏の直木賞受賞2作目。
舞台を金融界に移して主人公には半沢直樹、
あの「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」で
タフさと知性で難局を突破したはみ出し銀行員です。

銀行の子会社である証券会社に飛ばされた半沢はIT大手から
あるベンチャー企業の買収のアドバイザーを依頼されます。
しかし、内部から裏切りが出てその案件は親会社の銀行に横取りされてしまいます。
怒った半沢は買収対象のベンチャー企業側について親会社相手の戦いに突き進むのです。

この作品には、企業買収、公開買付、ホワイトナイト、時間外取引、粉飾決算、与信管理といま話題の金融用語が満載ですが、
かつて三菱銀行本店融資部に在籍した池井戸氏にとって最も得意な分野です。ですから複雑なビジネス関係が実にわかりやすく描かれています。

しかし、本作品のテーマは、「組織と個人」であり、「仕事と生き方」です。
半沢は部下であるロスジェネ世代の森山に対して繰り返し語りかけるのです。

「正しいことを正しいと言えること、世の中の常識と組織の常識を一致させること。
ただ、それだけのことだ。ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価される、
そんな当たり前のことさえ、いまの組織はできていない、だからダメなんだ」

「どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、
自分の仕事にプライドを持っているかどうかが、一番重要なことだと思うんだ」

「仕事の質は、人生そのものの質に直結する」

親会社銀行+大手IT企業VS半沢+ベンチャー企業の買収劇は二転三転し、
最後まで目が離せません。練り上げられたプロットに読者は翻弄されることになるでしょう。
そして迎えたラストページ、不覚にも涙で文字がかすみました。

男の矜恃を描いた一級のエンターテイメントとして本書を推します。
若い人にこそぜひ読んでいただきたいと私は願っています。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.4
(4pt)

池井戸さんの真骨頂です。

企業の中、特に銀行内の勧善懲悪ものは、池井戸さんの真骨頂です。
草食系などという言葉が全く不似合いな熱い男たち。
権謀術数でのし上がろうとする者たち、自分の仕事観、倫理観と意地を通そうとする者たち。
企業買収の攻防中で織りなされる虚虚実実の駆け引き、古いテーマかもしれませんが
わくわくしながら読み進めました。
読後感もすっきりと納得。こうじゃないと。
文庫になるまで待つのはもったいない。
ぜひ、手にとって読んで楽しんでいただきたい1冊です。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.3
(5pt)

池井戸潤にはずれなし!

「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」に続く、
スーパー銀行員・半沢が主人公のシリーズ第3作。

直木賞受賞後第2作ということだが、
池井戸潤はまさに、今一番油が乗っている作家ではないか。

本作も期待を裏切らず、寝る間を惜しんで
一気読みをしてしまった。
エンターテインメントの王道を行く展開で、
主人公の活躍に思わず快哉を叫んでしまう
爽快な読後感は、他の作家では味わえないものだ。

「池井戸潤にはずれなし」とは、
いろいろなところでよく聞くフレーズだが、
今回も堂々たる作品で、満点の出来。

これからも乱作せず、いつまでも
読者の期待に応える作家であってほしい。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.2
(5pt)

文句なし

今日購入して一気に読みました。
今日はここまでにしとこうと思わないほどおもしろかった。
所々に名言があって、明日への活力をもらいました。
次回作を楽しみにしています。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507
No.1
(5pt)

今日買って今日読み終わりました。

ずっと楽しみしていた本作。
発売日が各情報で違って、3日連続で本屋に行き、そして今日(日にちだと昨日)やっと手に入れました。
そして先ほど読み終わりました。
そんぐらい楽しみにしていたし、そんくらい面白かった。

今作はロスジェネ世代との対決ということで、ロスジェネ世代とどんな対決をするのかと期待していたら、まさかの共闘!
そして、要所要所でロスジェネ世代の部下に対して半沢が言う言葉がまさに、世代で分類することの無意味さと、一方でロスジェネ世代への期待が感じ取られ、ものすごく納得させられた。
ロスジェネ世代は、苦しい境遇の中で育ったことで自然と社会への疑念を持ち、だからこそよりよい社会を構築していくことができる、という趣旨の半沢さんの言葉には、大きく共感し勇気をもらった気がする。

また、半沢のような外向きの銀行員がトップに立てば、日本経済はこんな長い停滞に陥らなかったんじゃないかと思う。
現実世界において、半沢のようにお客様の方向を向く優秀なバンカーは実際はそこそこいるんじゃないかと思う。
しかし、そのトップに立つ人物やその周りの人物もそうかというと、現在でもそこには内向きの論理が存在し、内向きの論理で育ってきた人ばかりなんじゃないかと疑問に思ってならない。
現に、先月くらいの某雑誌にはいまだに某メガバンクにおける旧行の派閥争いが掲載されてあり、銀行が依然変わりきれていないように感じた。

今作に関しては、半沢の妻の花も出てこないし、近藤の出番もほぼ無く、そういった点では少し残念だったが、小説としての面白さとか緻密さ、スケールはより増しており、とても面白かった。

なんにせよ、年齢的には当たり前だが半沢はまだ頭取にはなっていないから、続編があると勝手に思っている。

今年になって「俺たちバブル入行組」「俺たち花のバブル組」、そして本作と立て続けに読み、銀行員という職業への理解だけでなく、人として必要なことっての学ぶことができたと思う。
ロスジェネの逆襲 Amazon書評・レビュー: ロスジェネの逆襲より
4478020507