ナイフ

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評判

ナイフの評価:

4.01/5点 レビュー 90件。 C ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全140件 21〜40 2/7ページ
No.120
(4pt)

元いじめられっことしては読まずにいられなかった。

いじめをテーマにした短編集。

子供だけでなく大人目線の作品もあるので、年齢問わずにお勧めしたい。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.119
(4pt)

元いじめられっことしては読まずにいられなかった。

いじめをテーマにした短編集。

子供だけでなく大人目線の作品もあるので、年齢問わずにお勧めしたい。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.118
(5pt)

あったかな小説です

イジメがテーマの小説。テーマは重いのですが、重松さんならではの視線で描かれた家族模様に涙が溢れます。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.117
(5pt)

あったかな小説です

イジメがテーマの小説。テーマは重いのですが、重松さんならではの視線で描かれた家族模様に涙が溢れます。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.116
(4pt)

辛い…

最初の話を読んでいるときかなり心が折れそうになりました。私がいじめられていたときとすごく似ていたので、読むのがとても辛かったです。他の話も読んでいて辛かったのですが、どこかあたたかいところもあって、だけど心に突き刺さる…いじめが身近に起きている人には是非読んで欲しい本ですね。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.115
(4pt)

辛い…

最初の話を読んでいるときかなり心が折れそうになりました。私がいじめられていたときとすごく似ていたので、読むのがとても辛かったです。他の話も読んでいて辛かったのですが、どこかあたたかいところもあって、だけど心に突き刺さる…いじめが身近に起きている人には是非読んで欲しい本ですね。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.114
(4pt)

坪田譲冶文学賞を受賞した著者にとって初期の作品集

本書は、その後数多くの名作を書き上げ、直木賞など多くの賞を受賞され
ることになる著者にとって初期の作品集である。本書は、1997年に単行本
が刊行された後、1999年に「大人と子どもが共有できる優れた作品」に与え
られる坪田譲治文学賞を受賞し、2000年に文庫化されたものである。

本書には、表題作の「ナイフ」に加え、「ワニとハブとひょうたん池で」
「キャッチボール日和」「エビスくん」「ビター・スィート・ホーム」の
5編が収録されている。

この5編の作品のうち、「ビター・スィート・ホーム」以外は、学校での
いじめをテーマに書かれている。そして、いずれの作品でも、小学生や中
学生の子どもを持つ家庭が舞台になっている。暮らしは特に豊かというわ
けではないが、明日の生活に逼迫するような貧しい暮らしでもなく、両親
も揃っていて生活は安定しており、大都市の郊外に子どもとともに住む、
という、これ以降の重松作品を象徴するかのような設定になっている。

また、いじめの描写は手加減がない。まるでドキュメンタリーを見ている
かのような凄惨な描写は、読む方を時に辛くさせてしまうが、それも、解説
で如月小春氏が述べているように、「子どものいじめ」という難しい問題
を扱う作家としての責任の取り方なのだろう。作品の中では、いじめを、
プロ野球投手の闘いと重ね合わせたり、父親の旧友の姿や父親自身の姿と
重ねあわせたりしながら表現している。

本書の作品の中でも、著者ご自身もあとがきで「ぼくのいっとう好きな作
品」と述べる「エビスくん」は特に秀逸である。著者が大学時代に出会った
「相棒」への思いを背景に綴られたこの作品では、主人公のクラスに転校し
てきたエビスくんが、出会い、主人公といびつなかたちでの「親友関係」を
持ち、先天性の病に苦しむ妹とかかわり、また転校して去っていく。少年た
ちの不器用で繊細な心のひだが巧みに表現されていて、胸が熱くなってしま
う作品だった。

多くのメッセージ性の濃い名作を世に出し続けていくことになる重松ワールド
の原点を見るような作品集である。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.113
(4pt)

坪田譲冶文学賞を受賞した著者にとって初期の作品集

本書は、その後数多くの名作を書き上げ、直木賞など多くの賞を受賞され
ることになる著者にとって初期の作品集である。本書は、1997年に単行本
が刊行された後、1999年に「大人と子どもが共有できる優れた作品」に与え
られる坪田譲治文学賞を受賞し、2000年に文庫化されたものである。

本書には、表題作の「ナイフ」に加え、「ワニとハブとひょうたん池で」
「キャッチボール日和」「エビスくん」「ビター・スィート・ホーム」の
5編が収録されている。

この5編の作品のうち、「ビター・スィート・ホーム」以外は、学校での
いじめをテーマに書かれている。そして、いずれの作品でも、小学生や中
学生の子どもを持つ家庭が舞台になっている。暮らしは特に豊かというわ
けではないが、明日の生活に逼迫するような貧しい暮らしでもなく、両親
も揃っていて生活は安定しており、大都市の郊外に子どもとともに住む、
という、これ以降の重松作品を象徴するかのような設定になっている。

また、いじめの描写は手加減がない。まるでドキュメンタリーを見ている
かのような凄惨な描写は、読む方を時に辛くさせてしまうが、それも、解説
で如月小春氏が述べているように、「子どものいじめ」という難しい問題
を扱う作家としての責任の取り方なのだろう。作品の中では、いじめを、
プロ野球投手の闘いと重ね合わせたり、父親の旧友の姿や父親自身の姿と
重ねあわせたりしながら表現している。

本書の作品の中でも、著者ご自身もあとがきで「ぼくのいっとう好きな作
品」と述べる「エビスくん」は特に秀逸である。著者が大学時代に出会った
「相棒」への思いを背景に綴られたこの作品では、主人公のクラスに転校し
てきたエビスくんが、出会い、主人公といびつなかたちでの「親友関係」を
持ち、先天性の病に苦しむ妹とかかわり、また転校して去っていく。少年た
ちの不器用で繊細な心のひだが巧みに表現されていて、胸が熱くなってしま
う作品だった。

多くのメッセージ性の濃い名作を世に出し続けていくことになる重松ワールド
の原点を見るような作品集である。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.112
(4pt)

「いじめ」に逼迫し、「リアル」を体感できる一冊。

全5編からなる短編集で、『ビタースィート・ホーム』以外は全て「いじめ」を題材にしており、その内容は、精神的にも肉体的にも結構つらい。
ただ「文字」の「羅列」を追っているだけなのに、それだけで胸の奥が痛いのは、自分でも客観的に何とも不思議な現象だと思う。

本書の語り手や主人公は、全てがいじめられる側の子どもたちである。
正直この手の内容は嫌いだし、読んでいても早く終わらないかなと思う。
そこを重松清は、ぼやかしなしで具体的にグサグサ描いてくる。
まぁだからこそ際立つ部分もあるし、そこを緩めちゃったら重松清が言いたい部分が伝わらないのかもしれないけれど、やっぱり苦手。
『ビタースィート・ホーム』は、珍しくちょっとしたオチもあって、殺伐まではいかない家族のちょっとしたサムさを描いた話は好きだった。

『日曜日の夕刊』(2007年)の『後藤を待ちながら』では、いじめていた子どもが主人公になっており、この子の気持ちも何となく分かる。
本書のそれも同様だけれど、いじめている側はいじめている感覚なんてなく、その理由はそれがただ楽しいから、取り巻きの子どもたちも闘牛ショウと同じで、ただ楽しいから加担している、見ている、止めない。
大人がいじめをしないのは、それが楽しくないから、意味がないから。
それを子どもたちは分からない、子どもって蟻の巣に水を流したりして、時に無邪気に残酷なことを平気ですることもあるけれど、その理由もただ楽しいから、逃げる蟻が楽しいから、ただそれだけなんだと思う。

中でも『エビスくん』は、主人公はいじめられながらも、いじめるエビスくんも浜ちゃんも吉田さんも藤田先生も好きで、果ては宇宙に片思いをしている、この気持ち何となく分かるんよね…それもちょっとつらい。

自分は実写でもアニメでも「グロ」は嫌い。理解できん。
本書は坪田譲治文学賞を受賞しているけれど、精神的にも肉体的にも痛い描写が多くて、個人的にはお気に入りにはならなかった。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.111
(4pt)

「いじめ」に逼迫し、「リアル」を体感できる一冊。

全5編からなる短編集で、『ビタースィート・ホーム』以外は全て「いじめ」を題材にしており、その内容は、精神的にも肉体的にも結構つらい。
ただ「文字」の「羅列」を追っているだけなのに、それだけで胸の奥が痛いのは、自分でも客観的に何とも不思議な現象だと思う。

本書の語り手や主人公は、全てがいじめられる側の子どもたちである。
正直この手の内容は嫌いだし、読んでいても早く終わらないかなと思う。
そこを重松清は、ぼやかしなしで具体的にグサグサ描いてくる。
まぁだからこそ際立つ部分もあるし、そこを緩めちゃったら重松清が言いたい部分が伝わらないのかもしれないけれど、やっぱり苦手。
『ビタースィート・ホーム』は、珍しくちょっとしたオチもあって、殺伐まではいかない家族のちょっとしたサムさを描いた話は好きだった。

『日曜日の夕刊』(2007年)の『後藤を待ちながら』では、いじめていた子どもが主人公になっており、この子の気持ちも何となく分かる。
本書のそれも同様だけれど、いじめている側はいじめている感覚なんてなく、その理由はそれがただ楽しいから、取り巻きの子どもたちも闘牛ショウと同じで、ただ楽しいから加担している、見ている、止めない。
大人がいじめをしないのは、それが楽しくないから、意味がないから。
それを子どもたちは分からない、子どもって蟻の巣に水を流したりして、時に無邪気に残酷なことを平気ですることもあるけれど、その理由もただ楽しいから、逃げる蟻が楽しいから、ただそれだけなんだと思う。

中でも『エビスくん』は、主人公はいじめられながらも、いじめるエビスくんも浜ちゃんも吉田さんも藤田先生も好きで、果ては宇宙に片思いをしている、この気持ち何となく分かるんよね…それもちょっとつらい。

自分は実写でもアニメでも「グロ」は嫌い。理解できん。
本書は坪田譲治文学賞を受賞しているけれど、精神的にも肉体的にも痛い描写が多くて、個人的にはお気に入りにはならなかった。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.110
(5pt)

心に響くものを残してくれる

『ナイフ』は、5つの短編からなる作品集で、うち4作品はいじめを背景としている。いじめを受けている子供たち、そしてその家族に寄り添うように重松さんは語りかけてくる。子供の気持ち、親の気持ちそれぞれが理解できてしまうので、私は穏やかではない。挟み撃ちの状態で、琴線を鳴らされまくったようである。

いじめの描写があまりに露骨なので、読み進めるのに躊躇いを感じてしまうシーンがある。いたたまれなくなってしまうのだ。だからこそ、読み終わったときに、心に響くものを残してくれるのだと思う。

作品の中でいじめそのものが解決されるわけではない。現実もそういうものだろう。最後に出てきたのが希望というほど明るいものではなくても、小さな気づきがあれば今より少しは良くなる。悲惨さに終始するわけではではないが、突然、ドラマチックな幸せがもたらされるわけでもない。一歩だけでも前に進む勇気を与えてくれる。『ナイフ』はそんな作品集である。

■ナイフ
私の妻が、中学生の息子 真司がいじめられていることに気づいた。真司のことで心を傷める妻は、目を背ける私をなじるようになる。自身の弱さとずるさを悟った私は、ふとしたきっかけで折り畳み式ナイフを手に入れてから、真司を守ることを決意する。 ・・・
いじめを受けている子を持つ父親の気持ちがせつない。強い男に憧れながらそうなれなかった父親と、いじめに立ち向かおうとする息子。息子の背中を見ながら、父親としての自分の強さに思い至るシーンは、美しさすらある。

■エビスくん
小学校最後の秋、ぼくのクラスに転校生エビスくんがやってきた。エビスくんは、ぼくの親友になり、そしてぼくを毎日いじめるようになる。身体が大きいエビスくんに、クラスの皆は遠巻きに見ているだけだ。そして、抵抗しないぼくに、皆、愛想を尽かしはじめてしまうのだった。 ・・・

入院している妹に生きる希望を与えるため、ぼくはエビスさまにあわせてやると約束する。いじめられても、なおエビスくんを嫌いになれないでいるぼくは、意を決して、エビスくんに妹との面会をお願いする。ぼくとエビスくん、そして妹の交差する思いにすっかり感激してしまった。

締めくくりは、15年後に開かれた同窓会だ。ここでのぼくのモノローグが素晴らしい。気がゆるんでいたら泣いてしまっただろう。

その他の収録作品は、ワニとハブとひょうたん池で/キャッチボール日和/ビター・スィート・ホーム
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.109
(5pt)

心に響くものを残してくれる

『ナイフ』は、5つの短編からなる作品集で、うち4作品はいじめを背景としている。いじめを受けている子供たち、そしてその家族に寄り添うように重松さんは語りかけてくる。子供の気持ち、親の気持ちそれぞれが理解できてしまうので、私は穏やかではない。挟み撃ちの状態で、琴線を鳴らされまくったようである。

いじめの描写があまりに露骨なので、読み進めるのに躊躇いを感じてしまうシーンがある。いたたまれなくなってしまうのだ。だからこそ、読み終わったときに、心に響くものを残してくれるのだと思う。

作品の中でいじめそのものが解決されるわけではない。現実もそういうものだろう。最後に出てきたのが希望というほど明るいものではなくても、小さな気づきがあれば今より少しは良くなる。悲惨さに終始するわけではではないが、突然、ドラマチックな幸せがもたらされるわけでもない。一歩だけでも前に進む勇気を与えてくれる。『ナイフ』はそんな作品集である。

■ナイフ
私の妻が、中学生の息子 真司がいじめられていることに気づいた。真司のことで心を傷める妻は、目を背ける私をなじるようになる。自身の弱さとずるさを悟った私は、ふとしたきっかけで折り畳み式ナイフを手に入れてから、真司を守ることを決意する。 ・・・
いじめを受けている子を持つ父親の気持ちがせつない。強い男に憧れながらそうなれなかった父親と、いじめに立ち向かおうとする息子。息子の背中を見ながら、父親としての自分の強さに思い至るシーンは、美しさすらある。

■エビスくん
小学校最後の秋、ぼくのクラスに転校生エビスくんがやってきた。エビスくんは、ぼくの親友になり、そしてぼくを毎日いじめるようになる。身体が大きいエビスくんに、クラスの皆は遠巻きに見ているだけだ。そして、抵抗しないぼくに、皆、愛想を尽かしはじめてしまうのだった。 ・・・

入院している妹に生きる希望を与えるため、ぼくはエビスさまにあわせてやると約束する。いじめられても、なおエビスくんを嫌いになれないでいるぼくは、意を決して、エビスくんに妹との面会をお願いする。ぼくとエビスくん、そして妹の交差する思いにすっかり感激してしまった。

締めくくりは、15年後に開かれた同窓会だ。ここでのぼくのモノローグが素晴らしい。気がゆるんでいたら泣いてしまっただろう。

その他の収録作品は、ワニとハブとひょうたん池で/キャッチボール日和/ビター・スィート・ホーム
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.108
(4pt)

いじめなんてゲームみたいなものなんだ

いじめることもいじめられることもほとんどなかった私にとって、この小説を読んで、いじめの苦しみとか人間関係の難しさを強く思い知らされたことは衝撃的であった。いじめとは日常的に繰り返され、順々にいろんな人にやってくる、昨日笑っていたやつが今日は泣いている。しかし、それでも人は死のうと思ったりするものの、誰かにすがり、生にしがみついていく。だれもが心の奥に生きていくための芯の炎があるのではないだろうか、そんなことを強く感じさせられた一冊であった。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.107
(4pt)

いじめなんてゲームみたいなものなんだ

いじめることもいじめられることもほとんどなかった私にとって、この小説を読んで、いじめの苦しみとか人間関係の難しさを強く思い知らされたことは衝撃的であった。いじめとは日常的に繰り返され、順々にいろんな人にやってくる、昨日笑っていたやつが今日は泣いている。しかし、それでも人は死のうと思ったりするものの、誰かにすがり、生にしがみついていく。だれもが心の奥に生きていくための芯の炎があるのではないだろうか、そんなことを強く感じさせられた一冊であった。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.106
(5pt)

子の気持ち、親の気持ち

子供が育つということについて、子供も、母親も、父親もみんな常に一生懸命だ。
 一生懸命だからなのだからなのだろうか?優秀な子供を持つ親に憧れる。
しかし、その家の教育が自分の家にそのまま当てはまることは無い。
それでも、自分の家庭だけが何かを間違っている気分になるのはどうしてだ?
それを父親の責任にしてみたり母親に原因があるとしてみたりする。
 お互いに間違もするし、失敗もする。それを認め、話合っていろいろ考えていくことに意義があるのではないだろうか?

 本書の中で「ビタースウィートホーム」に最も共感した。よくここまでそれぞれの心理描写を描くことができる。
教育の悩みは尽きないが、こういう作品に癒される気がする。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.105
(5pt)

子の気持ち、親の気持ち

子供が育つということについて、子供も、母親も、父親もみんな常に一生懸命だ。
 一生懸命だからなのだからなのだろうか?優秀な子供を持つ親に憧れる。
しかし、その家の教育が自分の家にそのまま当てはまることは無い。
それでも、自分の家庭だけが何かを間違っている気分になるのはどうしてだ?
それを父親の責任にしてみたり母親に原因があるとしてみたりする。
 お互いに間違もするし、失敗もする。それを認め、話合っていろいろ考えていくことに意義があるのではないだろうか?

 本書の中で「ビタースウィートホーム」に最も共感した。よくここまでそれぞれの心理描写を描くことができる。
教育の悩みは尽きないが、こういう作品に癒される気がする。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.104
(4pt)

胸の奥がぎゅっと痛む

いじめに関する、わりと短いお話が入っている。
読み進めると、心と胃が痛くなる。

でもきっと、現実はもっと悲惨で、哀しくて、怖いのだろうと思う。
親はサインを見極めたいが、子供は凄惨なコミュニティすら無くすのを怖がり、親に隠れて嘘をついてごまかして明るく振る舞って、見つからないようにしている。

だって、解決なんてしないし、あがけばあがくほど終わりが遠ざかっちゃうから。

この本の年代の子供たちがこれを読んで、どう思うんだろう。共感したり安心できたりするんだろうか。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.103
(4pt)

胸の奥がぎゅっと痛む

いじめに関する、わりと短いお話が入っている。
読み進めると、心と胃が痛くなる。

でもきっと、現実はもっと悲惨で、哀しくて、怖いのだろうと思う。
親はサインを見極めたいが、子供は凄惨なコミュニティすら無くすのを怖がり、親に隠れて嘘をついてごまかして明るく振る舞って、見つからないようにしている。

だって、解決なんてしないし、あがけばあがくほど終わりが遠ざかっちゃうから。

この本の年代の子供たちがこれを読んで、どう思うんだろう。共感したり安心できたりするんだろうか。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134
No.102
(5pt)

イジメの現状

イジメには「ナイフ」のように、本人の努力とまわりの力添えでなんとかなる場合がある。
実際、私(高校3年男子)はクラス中からハブや私物を隠される、靴の中に画ビョウ、と体験した。
結局は無視し続け、一人だけこちらに付いてくれた友人にまわりを抑えてもらい一人で首謀者3人を叩きのめすことで落ち着いた。
これはかなり極端な例になってしまったが、こうなるとやはりその首謀者がイジメに遭うわけなのです。
そのような経験もあり、私には非常にリアルに感じられました。

「嘔吐なんかするのかな」などと思わないでいただきたい。胃炎になりますし、潰瘍だってできる場合もあります。
本人はじゃれてるつもりでも被害者にとっては、洒落になってない場合もあります。

恐ろしいのが、作中にもあった教師や親のノープランでの介入なのだと身に染む思いで読ませていただきました。
ここ数年のインターネットの普及によって陰湿化は進んではいますが、「あぁ、こう言うのあったな」と思える作品でした。
ナイフ Amazon書評・レビュー: ナイフより
4104075027
No.101
(5pt)

イジメの現状

イジメには「ナイフ」のように、本人の努力とまわりの力添えでなんとかなる場合がある。
実際、私(高校3年男子)はクラス中からハブや私物を隠される、靴の中に画ビョウ、と体験した。
結局は無視し続け、一人だけこちらに付いてくれた友人にまわりを抑えてもらい一人で首謀者3人を叩きのめすことで落ち着いた。
これはかなり極端な例になってしまったが、こうなるとやはりその首謀者がイジメに遭うわけなのです。
そのような経験もあり、私には非常にリアルに感じられました。

「嘔吐なんかするのかな」などと思わないでいただきたい。胃炎になりますし、潰瘍だってできる場合もあります。
本人はじゃれてるつもりでも被害者にとっては、洒落になってない場合もあります。

恐ろしいのが、作中にもあった教師や親のノープランでの介入なのだと身に染む思いで読ませていただきました。
ここ数年のインターネットの普及によって陰湿化は進んではいますが、「あぁ、こう言うのあったな」と思える作品でした。
ナイフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ナイフ (新潮文庫)より
4101349134