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白き女神を救え
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白き女神を救えの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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20世紀は石油を巡って戦争が起きた時代だったが、21世紀は水を巡って戦争が起きると言われている。「水戦争」である。 地球の表面の7割は水。しかし、地球上で人類が飲み水として使えるのはほんの何パーセントにも満たない。そこで、もし海水を真水に変える、しかもほとんどコストがかからない夢のような装置ができたら? だが、水の利権を独占しようとしていた、とある狂信的な会社がその発明を発明者ともども葬り去る。 その10年後、NUMAはアマゾンの奥地で「白き女神」と呼ばれている女性を見つける。彼女こそが、あの淡水化装置の発明者であった・・・・ カッスラーお得意の、アンティーク物へのあくなき造詣や、007ばりの奇想天外なストーリー展開も、さすがに衰えが見え始めたのか、それとも単に飽きてきただけなのか、昔からの読者にとっては取るに足らないフツーの作品以外のなんでもない。ノースロップ全翼機あたりを登場させるのも、かなり強引な展開であった。 ただ、読み終えた後に水問題に少しは敏感になれるのが救いだ。 | ||||
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今回のテーマは「水」。 20世紀は石油を巡って戦争が起きた時代だったが、21世紀は水を巡って戦争が起きると言われている。「水戦争」である。地球の表面の7割は水。しかし、地球上で人類が飲み水として使えるのはほんの何パーセントにも満たない。そこで、もし海水を真水に変える、しかもほとんどコストがかからない夢のような装置ができたら? だが、水の利権を独占しようとしていた、とある狂信的な会社がその発明を発明者ともども葬り去る。その10年後、NUMAはアマゾンの奥地で「白き女神」と呼ばれている女性を見つける。彼女こそが、あの淡水化装置の発明者であった・・・・カッスラーお得意の、アンティーク物へのあくなき造詣や、007ばりの奇想天外なストーリー展開も、さすがに衰えが見え始めたのか、それとも単に飽きてきただけなのか、昔からの読者にとっては取るに足らないフツーの作品以外のなんでもない。ノースロップ全翼機あたりを登場させるのも、かなり強引な展開であった。ただ、読み終えた後に水問題に少しは敏感になれるのが救いだ。 | ||||
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