白き女神を救え
- NUMAファイル (7)
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最近の書店は売れる本、売ると儲かる本しか置かない傾向がある。 書店に注文するより早く手に入り、とても便利です。 これからも、継続して利用したいと思っています。 | ||||
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NUMAファイル・シリーズの第2作。 主人公がオースチンとザバーラに変わっていますが、、、 読んでる感覚は、ピットとジョルディーノとそっくり。 壮大な歴史観、地球を縦横に暴れ回る地理感とも健在。 十分、楽しめました。 主人公の白き女神の理念が世界に広まることを期待します。 | ||||
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20世紀は石油を巡って戦争が起きた時代だったが、21世紀は水を巡って戦争が起きると言われている。「水戦争」である。 地球の表面の7割は水。しかし、地球上で人類が飲み水として使えるのはほんの何パーセントにも満たない。そこで、もし海水を真水に変える、しかもほとんどコストがかからない夢のような装置ができたら? だが、水の利権を独占しようとしていた、とある狂信的な会社がその発明を発明者ともども葬り去る。 その10年後、NUMAはアマゾンの奥地で「白き女神」と呼ばれている女性を見つける。彼女こそが、あの淡水化装置の発明者であった・・・・ カッスラーお得意の、アンティーク物へのあくなき造詣や、007ばりの奇想天外なストーリー展開も、さすがに衰えが見え始めたのか、それとも単に飽きてきただけなのか、昔からの読者にとっては取るに足らないフツーの作品以外のなんでもない。ノースロップ全翼機あたりを登場させるのも、かなり強引な展開であった。 ただ、読み終えた後に水問題に少しは敏感になれるのが救いだ。 | ||||
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今回のテーマは「水」。 20世紀は石油を巡って戦争が起きた時代だったが、21世紀は水を巡って戦争が起きると言われている。「水戦争」である。地球の表面の7割は水。しかし、地球上で人類が飲み水として使えるのはほんの何パーセントにも満たない。そこで、もし海水を真水に変える、しかもほとんどコストがかからない夢のような装置ができたら? だが、水の利権を独占しようとしていた、とある狂信的な会社がその発明を発明者ともども葬り去る。その10年後、NUMAはアマゾンの奥地で「白き女神」と呼ばれている女性を見つける。彼女こそが、あの淡水化装置の発明者であった・・・・カッスラーお得意の、アンティーク物へのあくなき造詣や、007ばりの奇想天外なストーリー展開も、さすがに衰えが見え始めたのか、それとも単に飽きてきただけなのか、昔からの読者にとっては取るに足らないフツーの作品以外のなんでもない。ノースロップ全翼機あたりを登場させるのも、かなり強引な展開であった。ただ、読み終えた後に水問題に少しは敏感になれるのが救いだ。 | ||||
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今回の作品は、作者の分身といわれるダーク・ピットではなく、同じNUMAのメンバーであるオースチンとザバーラが主人公となっていますが、この二人の個性もなかなかのものがあります。特に、ヒスパニック・アメリカンである陽気なホセ”ジョー”ザバーラは、もしも映画化されたなら、たぶん主役のオースチンを食ってしまうと思われるほどです。他にも、正義の「白き女神」、フランセスカと、世界の水系の独占をたくらむ「氷の女王」とも呼ぶべきブリンヒルドの対比にも興味をひかれます。さらには、双子の殺し屋クラジク兄弟、擬人化されたコンピューターのマックスもいいですね。また、登場する小道具ならぬ大道具の個性にもすばらしいものがあります。特に、物語の後半に想像を超えたある乗り物が登場し、これが結果的にオースチン、ザバーラの危機を救うことになります。これ以上はネタバレになるので話せませんが、その詳細な描写はマニアを十分満足させるものがあります。発想とテンポの良さからも、海洋マニア、軍事マニア以外の読者をも十分満足させる作品と言えます。 | ||||
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