ハーンの秘宝を奪取せよ
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他にもたくさん作品があるようで、新潮社しか知らなかったので、ソフトバンクも探すようにします。 | ||||
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図書館で借りた本を海外のホテルに忘れてきてしまい代わりの本を返却するために購入しました。 到着した本は、帯も付いた新書に近いものでとても満足しました。 | ||||
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いつもの事ながら、ばらばらのエピソードが積み上げられていく。上巻はさながら、個別事象の詳細な活劇の連続である。それ自体がスリリングで短編集のような感じだ。 1281年の博多湾への蒙古来襲と神風・蒙古の一指揮官の漂流と帰国。1937年の中国・上都の発掘現場からの英国考古学者の撤収とチャーター機の墜落。2007年のシベリア・バイカル湖での地震後の静振現象に遭遇したピットとアルが高波に翻弄される石油調査船から地震学者チームを救助。だがそのチームは何者かに拉致される事件が発生。サウジ石油産業基地ラスタヌーラが地震により崩壊。中国の寧波の原油積載施設では遺棄船激突による大火災の発生。問題事象が立て続けに世界各地で発生する。そして、中国の石油戦略が大きく関与してくる事態となる。 拉致事件を追うピットは、モンゴルに拠点を置くアウラガ石油共同体に行き着き、ウランバートルでの調査活動が、モンゴル奥地にある敵組織の本拠地に導く。その所有者はトルゴイ・ボルジン。彼はチンギス・ハーンの直系の子孫と目されている。 上巻の終わりになって、少しずつ全体像が焦点を結び始めるという次第。今回は石油基地のリスクと地震及び探査技術が、サブテーマになっていて実に時宜を得ている。 | ||||
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ボルジンの本拠地に向かう中国代表団の一行に潜り込み潜入するピットとアル。拉致された地震学者の存在の有無確認のための潜入探査が敵に発見され、二人は脱出をはかる。二人のゴビ砂漠での逃避行のプロセスが下巻冒頭でまず読者を惹きつける。同じ頃、ハワイではサンゴ礁の調査に携わるピットの二人の子供が偶然に難破船を発見し、事件に巻き込まれて行く。また、一方で、地震によりカーグ島の石油基地が壊滅状態となる。 世界の石油基地破壊により想定される石油危機シナリオは現実感がある。 全く異なるエピソードが同時並行で進行するので、なぜこれらのバラバラのエピソードが秘宝の奪取と関係するの?とその関連づけに興味津々とならざるを得ない。 ウランバートルに生還したピットとアルにルディ・ガンも加わり、再度ボルジンの本拠地に侵入し、拉致された地震学者の救出を実行するという展開になる。この救出プロセスで、これまでのエピソードがすべてピットの推理として統合されていく。また、ルディ・ガンが脇役として今回は大活躍する。やはりここに来てストーリー展開としては、最も読み応えが出てくる。地震学者を梃子に石油を武器としたボルジンの世界制覇の野望を粉砕するピットはいつもながらのヒーローだ。 最後の章「楽園への旅路」は、やはり、カッスラー流の楽しい結末という感じである。 砂漠地帯でのピットの活躍の一方で、ピットの冒険人生に長らくつきあってきた読者としては、ピットの年を加えてきた肉体の疲れの描写もさりげなく自然であっておもしろい。 | ||||
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歴史の秘話+国際謀略というスタイルは健在。 元寇からはじまって、南海の楽園への漂流と続く冒頭部分は 最後まで本筋のどこに繋がるのか、先を予測させません。 一方で、大モンゴル復活をめざす悪の陰謀は、 残念ながら今回はやや不発気味。 まあ、シリーズがかつての形を取り戻したことで 次作に期待ってところでしょうか。 | ||||
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