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松山・道後十七文字の殺人
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松山・道後十七文字の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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「松山・道後」とのタイトルなので購入しました。筆者は松山市にも道後温泉にも行かれたことはないでしょうね。街の風景や温泉街の描写が全くありません。この内容ならば、「俳句殺人事件」でよいのではないでしょうか。 書籍のとしては、1時間もあればすらすらと読めます。内容は読みやすく極めてシンプルです。購入してまで読む価値は残念ながら見当たりません。図書館で借りて読めば十分ですし、小学校高学年の読書感想分の推薦図書としてなら適切でしょう。 | ||||
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亀井刑事の句から始まる 子殺しの 母にも涙 春へんろ 亀井 花冷えの 二人が死ぬを 見たいと思う 東京 小町 桜樹を削り 怨念という字を 何度書きたるか 東京 赤鬼 春風に 血の匂いを嗅ぎし 二十才の時 東京 青二才 疲れ果て 花冷えの朝 訃報聞く 乙女 春雷や 墓石の下に 二匹の蛾 三人 死ぬ覚悟 心に秘めて 彼岸花 ひたすらに 死にたいと思う 冬寒むの朝 冬枯れの 桜に頭打ちつけ 死を誓う 狼児 花冷えの 心に咲きし 悪の華 朦夜の 最後の一撃 桃の花 山下保子 雲走り いずこへ帰るか 夏つばめ 山下保子 これらの句に興味を持つか,西村京太郎の美学に共感する人は読むとよい。 | ||||
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殺人を匂わせる三句の俳句が松山市の「俳句祭り」に届く。或るきっかけで それと関わることになった十津川警部は元部下に過去の事件の洗い直しを頼んだ のだが・・・ 十津川班は確かに事件を解決した・・・はずなのです。 犯人も捕まり、公判も始まった。しかし、何かが彼の胸に引っ掛かる。 その結末は読んでのお楽しみ・・・ということで。 ただ、気になるのは動機が弱いかなぁと思えてしまうのと、靄がかかった ように終わるのが(これは個人の嗜好の問題)残念かな、と。 附:タイトルに「松山・道後」の文字ありますが列車は絡みません。 | ||||
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殺人を匂わせる三句の俳句が松山市の「俳句祭り」に届く。或るきっかけで それと関わることになった十津川警部は元部下に過去の事件の洗い直しを頼んだ のだが・・・ 十津川班は確かに事件を解決した・・・はずなのです。 犯人も捕まり、公判も始まった。しかし、何かが彼の胸に引っ掛かる。 その結末は読んでのお楽しみ・・・ということで。 ただ、気になるのは動機が弱いかなぁと思えてしまうのと、靄がかかった ように終わるのが(これは個人の嗜好の問題)残念かな、と。 附:タイトルに「松山・道後」の文字ありますが列車は絡みません。 | ||||
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ご存知十津川警部のシリーズ。初めて読みました。 人気があることにすごく納得。 先を知りたい、と思わせるストーリー、会話がいっぱいで、簡単な文章。 万人に受けると思います。 殺人の動機、設定など細かい部分はいまいち納得行かないけど、まあ、おもしろかったから いいか、という感じの本です。 新幹線に乗る前の一冊などにお勧めです。 | ||||
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話はとんとん進んで凄く読みやすいのだけど、落ちが見えたらミステリーはその後が激しくつまらないですよねぇ。 読みやすくするためだろう、まとめが各所にちりばめられていたけど、少しそれもうっとうしかったかな。 でも、西村京太郎さんの他の本も読んでみたいと思った。 | ||||
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話はとんとん進んで凄く読みやすいのだけど、落ちが見えたらミステリーはその後が激しくつまらないですよねぇ。 読みやすくするためだろう、まとめが各所にちりばめられていたけど、少しそれもうっとうしかったかな。 でも、西村京太郎さんの他の本も読んでみたいと思った。 | ||||
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松山は、俳句の盛んな町である。明治の俳人・歌人で、野球を愛したことでも知られる正岡子規や、漂泊の俳人、種田山頭火ゆかりの地には、多くのファンや観光客が訪れ、その足跡をたどっている。 警視庁捜査一課の亀井刑事も、松山にて犯人を捕まえ、事件を解決したあと、その時の気持ちを俳句に託し、投稿した。それが、このたび、特別賞を受賞することになった! 亀井刑事は休暇を取り、授賞式に参加する。しかし、どこか様子が変である。 担当者から、死や殺人を匂わせる俳句が投稿されていることについて、相談を受ける。十七文字の中に込められた心の叫びと真実を、おなじみ十津川警部と亀井刑事らが読み解いてゆく。 | ||||
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松山は、俳句の盛んな町である。明治の俳人・歌人で、野球を愛したことでも知られる正岡子規や、漂泊の俳人、種田山頭火ゆかりの地には、多くのファンや観光客が訪れ、その足跡をたどっている。 警視庁捜査一課の亀井刑事も、松山にて犯人を捕まえ、事件を解決したあと、その時の気持ちを俳句に託し、投稿した。それが、このたび、特別賞を受賞することになった! 亀井刑事は休暇を取り、授賞式に参加する。しかし、どこか様子が変である。 担当者から、死や殺人を匂わせる俳句が投稿されていることについて、相談を受ける。十七文字の中に込められた心の叫びと真実を、おなじみ十津川警部と亀井刑事らが読み解いてゆく。 | ||||
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松山市の俳句祭りで、殺意のある俳句が投稿された。これから事件が起こる恐れがあるのではと、十津川警部が内密に調査を始め、関連性のある事件に辿り着いた・・・こんな感じで物語が進んでいきます。作品の中ではいくつか俳句が出てきます。登場人物により書かれた句ですが、亀さん(亀井刑事)が詠んだ句もあります。亀さんが松山市の俳句投稿箱に投函したものです。実際、松山市には41ヶ所に俳句ポストというのがあるそうで、入選者には記念品が贈られるそうです。最初のうち俳句や道後温泉旅行などちょっとのんびりした雰囲気だったものが、だんだん緊迫した復讐劇になっていきます。殺意のある俳句の投稿者は誰なのか。誰を狙っているのか。いつ殺人を実行するつもりなのか。その動機は何なのか。全くわからない状態で、十津川警部がどのように捜査を進めていくのかが見所です。そして終盤、事件の結末は、やるせなくなりました。派手なアクションや難解なトリックはありませんでしたが、登場人物の心情描写に感情移入してしまいました。人間ドラマとしてもミステリーとしても、読みごたえのある作品だと思いました。 | ||||
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おなじみ十津川&亀井両氏が主役。おもしろいのは、すでに起きた殺人ではなく、起こりそうな殺人を警戒し、捜査することだ。最初から最後まで、俳句に絡めて書いているのが良い。謎解きも何重にもなっており、最後まで飽きずに読めた。 ただ、タイトルに「松山・道後」とついているが、松山の町並みや名物料理などの描写は全くと言っていいほどないので、旅情ムードはない。私なら、ただ「十七文字の殺人」というタイトルを付ける。 | ||||
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