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妖怪アパートの幽雅な日常



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妖怪アパートの幽雅な日常の評価: 4.01/5点 レビュー 84件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 61~61 4/4ページ
No.1:
(5pt)

『地獄堂霊界通信』の兄貴版

著者名を見て、「てつし、リョーチン、椎名」とか「地獄堂のじじい、猫のガラコ」などが浮かんだ人は必読。
主人公は人間だけれど、人ではないものが次々と出てくることは「優雅」ではなく「幽雅」になっているところから簡単に想像できるだろう。香月日輪?知らないなぁ、という人にだって十分楽しめると思う。なにしろ彼女――そう、著者は女性なのだ――の書く霊たちは、個性的なのだ。料理が得意な手だけの霊、物静かにアパートの掃除をしつづける女性の霊、部屋の片隅でじゃらじゃらとマージャンをする霊などが続々と登場する。あらすじはこんな感じだ。稲葉夕士(いなばゆうし)が高校入学と同時に始めようとした、あこがれの寮生活。中学1年のときに両親を事故で亡くしたため、世話になっている親戚の家を出て、早くひとり立ちをするのが彼の夢。ところが引越しを目前にして、寮は火事で全焼。建て直すまでには半年かかるらしい。家賃の安いアパートをみつけ、夕士が引っ越してみると、そこには、ちょっと変わった、しかし人情味あふれる“住人たち”が暮らしていた……。もちろん“人間”も暮らしている。久我秋音(くがあきね)は、同じ高校の2年生のかわいい子。詩人にして童話作家の一色黎明(いっしきれいめい)。龍さんは24、5歳の「霊能力者」で洗練されたカッコイイひと。えっ、地獄堂のあのひと?夕士の親友・長谷もすごくいいやつだ。お金持ちで頭がよく、都内の名門校に進学していながら、たえず夕士を気にかけている。
本音で語りあえる友とのつきあい、かわいい秋音ちゃんとの関係に注目しながら一気に読んでしまった。
妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)Amazon書評・レビュー:妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)より
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