めざせダウニング街10番地
評判
めざせダウニング街10番地の評価:
4.17/5点 レビュー 12件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1〜12 1/1ページ
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めざせダウニング街10番地の評価:
4.17/5点 レビュー 12件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ありながら任期ギリギリまで全うするという下院の慣例を破る解散総選挙のこともあり、
20年以上前に一度読んだ作品を再読。
貴族出身で家督を双子の兄に任せ、イートン-オックスフォード-陸軍と絵に描いたような経歴を持ち、
保守党に属するMPとなったチャールズ(下院議員)、BBCを経て同じく保守党に属するリーズ出身の
中流階級サイモンそして労働者階級である肉屋の息子で労働党に属するレイモンドという3人の
MPが公私にわたるトラブルを乗り越え、時には危ない橋を渡り、内閣総理大臣を目指して
魑魅魍魎が闊歩する政界を渡り歩くという、おそらく作者のMPとしての経験が反映されているで
あろう群像劇が描かれており、これは作者の意図したところではないかと思うが、結果的に英国の
立法府そして選挙制度がどのような仕組みになっているのかを学ぶことができるようになっている。
また、本作を最初に読んだ1990年代後半、保守党ジョン・メージャー政権末期からトニー・ブレア
率いる労働党が地滑り的に大勝し、分かりやすい形でパラダイムシフトが起きていた状況を
英国で目の当たりにしていた小生にとってある意味において生々しい話であり、英国人たちと
会話をするときに必要な基礎知識のひとつとして一助になった作品である。
気をつけるべきは、シャーロック・ホームズ同様英国各地の都市の位置関係やロンドンの地理が
頭に入っていないと分かりづらい部分が多々あったり、原文に目を通していないので本来は
どうなのかは分からないが、群像劇であるため三人称で描かれていることもあり、地の文で
登場人物を姓で呼ぶのか名で呼ぶのかが固まっておらず、読み手によっては混乱して
しまうことがあるのかも知れない。