密室殺人ゲーム王手飛車取り
評判
密室殺人ゲーム王手飛車取りの評価:
3.54/5点 レビュー 85件。 A ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全78件 61〜78 4/4ページ
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密室殺人ゲーム王手飛車取りの評価:
3.54/5点 レビュー 85件。 A ランク
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所詮、トリックを盛り上げる素材でしかない
…ということは、みんな心の中で分かっているけれど
余り表立って言えないことだと思います。
だから、命に少しでも重みをつける為に
ミステリ作家は、「殺される側にも理由があった」とか
或いは「殺人者の非道ぶりを糾弾する物語」にして
「あくまで人殺しは悪!」という建前を貫こうとするわけですが、
この話は、真っ向からその建前を覆しています。
つまり、人の命はあくまでトリックを暴く為の
素材であるという本音の元に描かれているわけです。
Webに登場する5人の人物は、みな、
「トリックを暴くゲームをしたい」という理由のみで
次から次へと人殺しをし、どのように殺したのかを
クイズ番組の正解を予想するがごとく、皆で推理していきます。
もし自分の関係者がそんな理由で殺されたら?
と考えるとぞっとしますが、よく考えると
他のミステリだって、殺人は素材の一つに過ぎないワケで…。
小説、作り話と割り切って読むと、本当に面白い話です。
Web上の5人は、全員凶悪な殺人者ですが、
一方普段の会話はとてもユーモラスで、そのギャップが何とも不思議。
そして後半、主要人物「頭狂人」の正体が分かるシーンは
いろんな意味で驚愕!その後怒涛のラストを迎えます。
友達に「面白い」と紹介したい本ですが、
余りに「本音の部分」が強く、微妙に薦め難いのがマイナス1(苦笑)。