万能鑑定士Qの事件簿X

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評判

万能鑑定士Qの事件簿Xの評価:

4.19/5点 レビュー 26件。 B ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

テンポの良いエンタメ小説

シリーズ10作目。今回は1,2巻で起こったハイパーインフレの後日談と莉子の鑑定士として駆け出しの頃のエピソードがメインとなっています。
国家を混乱に陥れたインフレの犯人のその後。シリーズで見せるような鮮やかな解決方法を莉子がいかにして考え出しているかがこの巻で分かります。
1,2巻の犯人であるあの人の処遇はずっと気になっていたのですが、しっかりと描かれていたので納得しました。
万能鑑定士Qシリーズはタイムリーかつ社会性が強い話題を取りこんでいるので、毎回、楽しく読めます。地理的描写がいちいち細かく、警察の機構をしっかりと描いてることも自分にとっては面白いです。20、30代の社会の制度をある程度知った大人向けのライトノベルと言えるかもしれません。
エンターテインメント要素があり、トリビア的な知識を絡ませる松岡先生のセンスは凄いです。しかも、2か月に1回刊行というスピードは感心します。
このスピードのおかげで、前回の内容が容易に思い出せます。
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
4043836511
No.1
(5pt)

有機的・無機的

今回の話は1・2の後日談にあたる話だ。
莉子が瀬戸内の説得をし、警察に引き取られるところから物語がはじまる。

さすがは松岡先生だ。
ハイパーインフレ騒動の語られなかった部分(もしくは今巻のためにわざと書かなかったのか?)をうまく利用し、物語を展開させていく。
莉子の頭の良さのルーツ・思考方法のことも丁寧に説明されていたし、シリーズに重要な脇役たちとの出会いも描写されていた。
(個人的ににやりとする場面が多かった)
事件の方も相変わらずよくできた話だったけど、この事件が一番、殺人が起こりそうだったかな(^_^;)

頭が良くなったがために、見えるようになった苦悩。訪れた孤独。それでも前向きに歩こうとする莉子の姿は感動的でした。
最後の莉子の行動は微笑ましかったです。

それにしても、先生は現政権に対して厳しい。
いまの状況ならだれでもそうだろうけれど、まさかハイパーインフレと絡めて痛烈に皮肉るとは(笑)
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
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