廃用身

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評判

廃用身の評価:

4.26/5点 レビュー 115件。 B ランク

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平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 121〜140 7/10ページ
No.62
(5pt)

衝撃のデビュー作

読んだ後、ひたすら怖かった本というのは久しぶりだった。内容はもう語り尽くされているので省くが、作者は医師として、まじめに高齢化社会の解決法を模索し、問題意識投げかけている。実際にやりかねないからね、この国は。幸い、まだ介護をするはめにはなっていないが、そうなったとき繰り返し頭に浮かんできそうで、今から怖い。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.61
(5pt)

衝撃のデビュー作

読んだ後、ひたすら怖かった本というのは久しぶりだった。内容はもう語り尽くされているので省くが、作者は医師として、まじめに高齢化社会の解決法を模索し、問題意識投げかけている。実際にやりかねないからね、この国は。幸い、まだ介護をするはめにはなっていないが、そうなったとき繰り返し頭に浮かんできそうで、今から怖い。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.60
(5pt)

動かない手足は切ってしまう。その発想に脱帽。

筆者のデビュー作にして、問題作。老人介護問題の解決策を、動かなくなった手足を、切断することで軽減しようとする発想は、まさに医師ならではだと思う。しかし、そうかんたんには進まず、いろいろな問題を引き起こしてゆく。はたして廃用身の切断は是か否か?人口の50%を65歳以上がしめる社会を直前に控え、物語といってすまされない深刻な問題提起作品だと思う。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.59
(5pt)

動かない手足は切ってしまう。その発想に脱帽。

筆者のデビュー作にして、問題作。老人介護問題の解決策を、動かなくなった手足を、切断することで軽減しようとする発想は、まさに医師ならではだと思う。しかし、そうかんたんには進まず、いろいろな問題を引き起こしてゆく。はたして廃用身の切断は是か否か?人口の50%を65歳以上がしめる社会を直前に控え、物語といってすまされない深刻な問題提起作品だと思う。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.58
(5pt)

度肝抜かれた!

まさに度肝を抜かれました!!!
私は、この本と同じような介護の仕事をしています。実際に、マヒや、硬縮で、不自由にしている方をいつもいつも見ています。私は自分がそのようになったら、この本の、A(切断)ケア、S(人口肛門など)ケア、デス(死)ケア、全部考えれると思います。選択肢は多いほうがいいし、それで、自分も周りも楽になれるのなら、タブーではないと思います。職場でほとんどのスタッフで回し読みしましたが、ほとんど全員、賛成でした。全員、目からウロコの考え方の本でした。
いろいろな考え方ができること、いろいろな選択肢が考えられること、それが、大事だと思います。みなさんも、この本を読んで、真剣に、グロテスクに、老後を考えましょう!
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.57
(5pt)

度肝抜かれた!

まさに度肝を抜かれました!!!
私は、この本と同じような介護の仕事をしています。実際に、マヒや、硬縮で、不自由にしている方をいつもいつも見ています。私は自分がそのようになったら、この本の、A(切断)ケア、S(人口肛門など)ケア、デス(死)ケア、全部考えれると思います。選択肢は多いほうがいいし、それで、自分も周りも楽になれるのなら、タブーではないと思います。職場でほとんどのスタッフで回し読みしましたが、ほとんど全員、賛成でした。全員、目からウロコの考え方の本でした。
いろいろな考え方ができること、いろいろな選択肢が考えられること、それが、大事だと思います。みなさんも、この本を読んで、真剣に、グロテスクに、老後を考えましょう!
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.56
(5pt)

救済と悪業の二つ巴

いきなり、作中作の中表紙が書かれるという構成にまず唖然とする。
そうやって物語に食いつかれたらもう終わり。一気に引き込まれて最後まで読まされてしまう。

「廃用身の切除」などといったものはフィクションでありながら、その向こうに描かれる「介護の現在」といったものは厳然たる現実のものであり、ノンフィクションとしての迫力を持つ。
その一方、主人公たる漆原医師の本性を、最後まで全貌を明かさずに少しずつ、読者に固定したイメージを持たせないように異なる角度から浮き彫りにしていく、というのはフィクションとしての迫力だ。
その二種類の迫力が相乗効果で読者に襲い掛かる、強力な小説である。

そしてもう一つ特筆すべきは、これが作者のデビュー作であり、小説とは無縁の医者という職業の傍らに書かれたものだという点だろう。
読んでいただければわかるが、この異色の表現方法は、小説という形でなければ絶対に実現できない。デビュー作でありながら、「小説である」という特性を完璧に利用している。ただものではない技量であり、驚嘆するしかない。

一読の価値は、十二分にある。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.55
(5pt)

救済と悪業の二つ巴

いきなり、作中作の中表紙が書かれるという構成にまず唖然とする。
そうやって物語に食いつかれたらもう終わり。一気に引き込まれて最後まで読まされてしまう。

「廃用身の切除」などといったものはフィクションでありながら、その向こうに描かれる「介護の現在」といったものは厳然たる現実のものであり、ノンフィクションとしての迫力を持つ。
その一方、主人公たる漆原医師の本性を、最後まで全貌を明かさずに少しずつ、読者に固定したイメージを持たせないように異なる角度から浮き彫りにしていく、というのはフィクションとしての迫力だ。
その二種類の迫力が相乗効果で読者に襲い掛かる、強力な小説である。

そしてもう一つ特筆すべきは、これが作者のデビュー作であり、小説とは無縁の医者という職業の傍らに書かれたものだという点だろう。
読んでいただければわかるが、この異色の表現方法は、小説という形でなければ絶対に実現できない。デビュー作でありながら、「小説である」という特性を完璧に利用している。ただものではない技量であり、驚嘆するしかない。

一読の価値は、十二分にある。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.54
(4pt)

残酷と親切の根元は異なるのでしょうか?

本の中にまた本がある。ミステリなどではたまに見る構成です。
本書は前半が漆原糾医師の手記,後半が編集者の注記となっています。
シチュエーション,人物造型,マスコミのあおり方,どれもがうまい!!!なので,ついついノンフィクションのような気持ちになって読んでしまいます。
漆原糾医師の実像は像としてむすぶかに見えてはまたぼやけ,最後の1ページまで緊迫感を持って読み進められました。
Aケアは小説内の嘘っぱちですが,作者の提示した医療危機は真実です。
現在介護真っ只中の方にはこの本をお勧めしませんが,「高齢化社会って言っても自分にはあまり実感ないし」という若い方にはぜひご一読をお勧めします。

ところで,この本中本の出版は山月で印刷は李陵なのですね。
私も大好きです,中島敦,と著者に少しばかりの親近感を持ってしまいました。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.53
(4pt)

残酷と親切の根元は異なるのでしょうか?

本の中にまた本がある。ミステリなどではたまに見る構成です。
本書は前半が漆原糾医師の手記,後半が編集者の注記となっています。
シチュエーション,人物造型,マスコミのあおり方,どれもがうまい!!!なので,ついついノンフィクションのような気持ちになって読んでしまいます。
漆原糾医師の実像は像としてむすぶかに見えてはまたぼやけ,最後の1ページまで緊迫感を持って読み進められました。
Aケアは小説内の嘘っぱちですが,作者の提示した医療危機は真実です。
現在介護真っ只中の方にはこの本をお勧めしませんが,「高齢化社会って言っても自分にはあまり実感ないし」という若い方にはぜひご一読をお勧めします。

ところで,この本中本の出版は山月で印刷は李陵なのですね。
私も大好きです,中島敦,と著者に少しばかりの親近感を持ってしまいました。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.52
(4pt)

よく書かれているだけに怖い

麻痺で身体のお荷物になった老人の四肢を切断する治療「Aケア」。

その治療は本当に患者のためになるのか。四肢を切断したことを後悔してはいないのか。
介護する側の都合なのか。
治療を考え付いた医師漆原は純粋に患者のためをだけを考えて患者に治療を薦めているのか・・・。

医師漆原の手記(主観)、漆原の本を出版しようとした編集者の手記(客観)から次々と明らかになる、医師と患者の気持ちのズレ、漆原の嗜虐性。

病気腎でも移植を施行する医師、病気腎でも移植してもらって透析から解放されれば患者は本当に満足しているのか、医師は純粋に患者のためだけを考えているのか。腎移植をしたいだけなのか・・・。

こんなふうに想像すると、社会的に違和感を覚えるような医療界の報道もわからせてくれるような一冊です。

医師が書いた本でタイトルもなにやら難しそうに聞こえますが、文章は専門用語も少なく読み易いです。平易なだけにぞっとするシーンも多々あり、最後まで読ませます。

なんともいえない読後感が残ります。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.51
(4pt)

よく書かれているだけに怖い

麻痺で身体のお荷物になった老人の四肢を切断する治療「Aケア」。

その治療は本当に患者のためになるのか。四肢を切断したことを後悔してはいないのか。
介護する側の都合なのか。
治療を考え付いた医師漆原は純粋に患者のためをだけを考えて患者に治療を薦めているのか・・・。

医師漆原の手記(主観)、漆原の本を出版しようとした編集者の手記(客観)から次々と明らかになる、医師と患者の気持ちのズレ、漆原の嗜虐性。

病気腎でも移植を施行する医師、病気腎でも移植してもらって透析から解放されれば患者は本当に満足しているのか、医師は純粋に患者のためだけを考えているのか。腎移植をしたいだけなのか・・・。

こんなふうに想像すると、社会的に違和感を覚えるような医療界の報道もわからせてくれるような一冊です。

医師が書いた本でタイトルもなにやら難しそうに聞こえますが、文章は専門用語も少なく読み易いです。平易なだけにぞっとするシーンも多々あり、最後まで読ませます。

なんともいえない読後感が残ります。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.50
(5pt)

医師からのショッキングなフィクション

革新的で野心的な小説。架空のドキュメンタリーという形をとりながら、Aケアという大嘘を構築している。フィクションというのはこうでなくちゃ。大きな嘘が、小さな事実で慎重に組み上げられている。
手足を切断するというショッキングな『治療』の是非をめぐり、迫真のドラマが繰り広げられる。作者も医者だっただけに、マスコミと世論の身勝手さが生々しい。
最後に、主人公の意志の個人的性向も暴かれ、更に問題を複雑にしている。人気作はすぐ映像化される昨今だが、これだけタブーに挑戦していると、難しいだろう。

廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.49
(5pt)

医師からのショッキングなフィクション

革新的で野心的な小説。架空のドキュメンタリーという形をとりながら、Aケアという大嘘を構築している。フィクションというのはこうでなくちゃ。大きな嘘が、小さな事実で慎重に組み上げられている。
手足を切断するというショッキングな『治療』の是非をめぐり、迫真のドラマが繰り広げられる。作者も医者だっただけに、マスコミと世論の身勝手さが生々しい。
最後に、主人公の意志の個人的性向も暴かれ、更に問題を複雑にしている。人気作はすぐ映像化される昨今だが、これだけタブーに挑戦していると、難しいだろう。

廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.48
(5pt)

堂々としたノンフィクション形式の書き方が好き

最初に「この作品はフィクションです」等のただし書きなしで、いきなりノンフィクションぽい書き出しで始まる本。あるライターが、死亡したある医師の生涯と所業を回想する形式。途中でいかにもな感じの新聞記事や雑誌の転用が挿入される。読み進めているうちに、扱っているテーマの大きさから、さすがにフィクションだと気づくが、最後まで「フィクション」と言い切らないところはすごい。最後の最後まで登場人物の架空の医師の経歴、書いたライターの経歴が載っている。じつは私自身いまだに十パーセントくらい「もしかしたら本当にあったんじゃ?」と疑っているが、麻痺した老人の足を組織的に切断する医師はいないだろう、と自分に言い聞かせている。それくらい読んでいる側を本の世界に引きずり込んでくれる本。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.47
(5pt)

堂々としたノンフィクション形式の書き方が好き

最初に「この作品はフィクションです」等のただし書きなしで、いきなりノンフィクションぽい書き出しで始まる本。あるライターが、死亡したある医師の生涯と所業を回想する形式。途中でいかにもな感じの新聞記事や雑誌の転用が挿入される。読み進めているうちに、扱っているテーマの大きさから、さすがにフィクションだと気づくが、最後まで「フィクション」と言い切らないところはすごい。最後の最後まで登場人物の架空の医師の経歴、書いたライターの経歴が載っている。じつは私自身いまだに十パーセントくらい「もしかしたら本当にあったんじゃ?」と疑っているが、麻痺した老人の足を組織的に切断する医師はいないだろう、と自分に言い聞かせている。それくらい読んでいる側を本の世界に引きずり込んでくれる本。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.46
(5pt)

最初、ノンフィクションかと思った

最初に「この作品はフィクションです」等のただし書きなしで、いきなりノンフィクションぽい書き出しで始まる本。あるライターが、死亡したある医師の生涯と所業を回想する形式。途中でいかにもな感じの新聞記事や雑誌の転用が挿入される。読み進めているうちに、扱っているテーマの大きさから、さすがにフィクションだと気づくが、最後まで「フィクション」と言い切らないところはすごい。最後の最後まで登場人物の架空の医師の経歴、書いたライターの経歴が載っている。じつは私自身いまだに十パーセントくらい「もしかしたら本当にあったんじゃ?」と疑っているが、麻痺した老人の足を組織的に切断する医師はいないだろう、と自分に言い聞かせている。それくらい読んでいる側を本の世界に引きずり込んでくれる本。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.45
(5pt)

最初、ノンフィクションかと思った

最初に「この作品はフィクションです」等のただし書きなしで、いきなりノンフィクションぽい書き出しで始まる本。あるライターが、死亡したある医師の生涯と所業を回想する形式。途中でいかにもな感じの新聞記事や雑誌の転用が挿入される。読み進めているうちに、扱っているテーマの大きさから、さすがにフィクションだと気づくが、最後まで「フィクション」と言い切らないところはすごい。最後の最後まで登場人物の架空の医師の経歴、書いたライターの経歴が載っている。じつは私自身いまだに十パーセントくらい「もしかしたら本当にあったんじゃ?」と疑っているが、麻痺した老人の足を組織的に切断する医師はいないだろう、と自分に言い聞かせている。それくらい読んでいる側を本の世界に引きずり込んでくれる本。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403
No.44
(4pt)

ホントにフィクション?

先に破裂を読んだのですが、この話もノンフィクション??と思う内容です。
日本の各家庭で起こりうる、というか既に起こっている老人介護の問題。
面白いという言葉は使えませんが、ショッキングな内容で
眉間にシワを寄せながらも(電車で読んでいたときはすごい顔をしていたと思います。)
どんどん引き込まれ(引きずられる?)ていきました。
老人医療の現場にいたお医者さんとのことで、きれいごとではない部分も書かれています。
すごい作品です。
廃用身 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 廃用身 (幻冬舎文庫)より
4344406397
No.43
(4pt)

ホントにフィクション?

先に破裂を読んだのですが、この話もノンフィクション??と思う内容です。
日本の各家庭で起こりうる、というか既に起こっている老人介護の問題。
面白いという言葉は使えませんが、ショッキングな内容で
眉間にシワを寄せながらも(電車で読んでいたときはすごい顔をしていたと思います。)
どんどん引き込まれ(引きずられる?)ていきました。
老人医療の現場にいたお医者さんとのことで、きれいごとではない部分も書かれています。
すごい作品です。
廃用身 Amazon書評・レビュー: 廃用身より
4344003403