悪徳の都

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評判

悪徳の都の評価:

4.38/5点 レビュー 16件。 B ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全25件 21〜25 2/2ページ
No.5
(4pt)

見せてやりたい肝っ玉

ボブの父、アール・スワガーの記念すべき最初の物語です。原代の「HOT SPRINGS」って、実際にアメリカにある場所の
地名です。
私がこの本を読んだ限りでは、日本の温泉場の事みたいです。
温泉場なんで、観光客がワンサカと来ます。そうなれば、
歓楽街も出来るんで、利権も絡みます。
後は、読んでのお楽しみ~。私は、戦争へ行った事が無いので何とも言えませんが、第二次
世界大戦で活躍した伝説の男アールが主人公なので、チンピラは
言うに及ばず、暗黒街の黒幕も・・・ッフって感じです。
殺した人の数が違う。修羅場の数や濃さが違う。肝っ玉が違います。しかし、戦場では戦友からの尊敬を集める英雄も、国に帰れば
タダの人。そこいら辺もうまく書いてしまうんですよねぇ。ハンターさんは。アールのシリーズは、銃撃戦はもちろん最高なのですが、
!悪人どもを凹ますアールの啖呵に、個人的に痺れています。
特にお気に入りの啖呵があるんですけど、言ったら悪いもんね。
ああ、言いたい・・・。
悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー)より
4594030785
No.4
(5pt)

アールの魂の遍歴の物語

『悪徳の都』……ううむなんたるタイトル……これじゃまるでパゾリーニやフェリーニの映画ではないか。原題が固有名詞なんだから、そのまま『ホット・スプリングス』 でいいじゃないか、というのが最初の感想。とっても不思議な邦題だ。 ホット・スプリングスは実在の街である。そこで実際に起こった元軍人たちの蜂起という事件も、歴史的に記録された事実なのだそうである。スワガー・サーガそのものも アメリカの現代戦史に深く関わるものだとは思うけれども、この作品ほどに実名固有名詞が飛び交う作品というのは、今までにはなかったことだ。ボブ・リーの誕生直前、父・アール・スワガーの物語であるだけに、時代設定にきちんと念を入れた努力が窺われる作品。    ハンターは、元々、スペイン現代史に材をとった『さらばカタロニア戦線』でデビューした作家である。本書でも、アメリカの矛盾、とりわけ戦争の意味・無意味を鋭く追求しながら、ランボ-のように帰還兵が彷徨わねばならない「報わぬ祖国」の土壌を描き、その上に逼迫してゆく男たちの軋轢と闘いのドラマを築いている。 相変わらず銃撃戦の描写がとりわけ活劇ファンの心をくすぐってやまない。もはや、それが売りと言っていい作家であるだけに、この作品でも銃弾は雨霰と飛び交う。 しかし、そうした血腥さの中にあって、二つのサブ・ストーリーが作品に奥行きを与えているのは、サーガ読者としては興味深い。一つは父チャールズ・スワガーの謎の死 とアールの魂の遍歴に纏わる部分。もう一つはアールと妻ジュニィとの家族愛の問題。未来に繋がる母と子のドラマである。 この辺をきちんと描き切るところが、ハンター作品をここのところ毎作成功させている最大最強の理由なのじゃないだろうか? あくまで人間主体のドラマがあって、そこ に展開されるのが苛烈なアクションであるというバランスの妙。このあたりが、やはりハンター作品の徹底した強みなのだと思う。
悪徳の都〈上〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 悪徳の都〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594030777
No.3
(5pt)

アールの魂の遍歴の物語

『悪徳の都』……ううむなんたるタイトル……これじゃまるでパゾリーニやフェリーニの映画ではないか。原題が固有名詞なんだから、そのまま『ホット・スプリングス』 でいいじゃないか、というのが最初の感想。とっても不思議な邦題だ。 ホット・スプリングスは実在の街である。そこで実際に起こった元軍人たちの蜂起という事件も、歴史的に記録された事実なのだそうである。スワガー・サーガそのものも アメリカの現代戦史に深く関わるものだとは思うけれども、この作品ほどに実名固有名詞が飛び交う作品というのは、今までにはなかったことだ。ボブ・リーの誕生直前、父・アール・スワガーの物語であるだけに、時代設定にきちんと念を入れた努力が窺われる作品。    ハンターは、元々、スペイン現代史に材をとった『さらばカタロニア戦線』でデビューした作家である。本書でも、アメリカの矛盾、とりわけ戦争の意味・無意味を鋭く追求しながら、ランボ-のように帰還兵が彷徨わねばならない「報わぬ祖国」の土壌を描き、その上に逼迫してゆく男たちの軋轢と闘いのドラマを築いている。 相変わらず銃撃戦の描写がとりわけ活劇ファンの心をくすぐってやまない。もはや、それが売りと言っていい作家であるだけに、この作品でも銃弾は雨霰と飛び交う。 しかし、そうした血腥さの中にあって、二つのサブ・ストーリーが作品に奥行きを与えているのは、サーガ読者としては興味深い。一つは父チャールズ・スワガーの謎の死 とアールの魂の遍歴に纏わる部分。もう一つはアールと妻ジュニィとの家族愛の問題。未来に繋がる母と子のドラマである。 この辺をきちんと描き切るところが、ハンター作品をここのところ毎作成功させている最大最強の理由なのじゃないだろうか? あくまで人間主体のドラマがあって、そこ に展開されるのが苛烈なアクションであるというバランスの妙。このあたりが、やはりハンター作品の徹底した強みなのだと思う。
悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー)より
4594030785
No.2
(4pt)

最良のエピソード1

正直な話、上巻のあまりの常道路線的な内容に、これはダメかも、なんて危惧していたのですが、もう下巻は文句なし。絶大な人気と評価を誇ったボブ・リー・スワガー4部作にも決して見劣りしないと思います。 さしずめ『スターウォーズ』でいうところの『エピソード1』。ボブ・リーのお父さんの物語。件の4部作にも登場していた意外な人物2人がお父さんの部下として登場、この2人の登用と物語がスワガー・サーガの奥行きをさらに深めてこれまた見事でした。
悪徳の都〈上〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 悪徳の都〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
4594030777
No.1
(4pt)

最良のエピソード1

正直な話、上巻のあまりの常道路線的な内容に、これはダメかも、なんて危惧していたのですが、もう下巻は文句なし。絶大な人気と評価を誇ったボブ・リー・スワガー4部作にも決して見劣りしないと思います。 さしずめ『スターウォーズ』でいうところの『エピソード1』。ボブ・リーのお父さんの物語。件の4部作にも登場していた意外な人物2人がお父さんの部下として登場、この2人の登用と物語がスワガー・サーガの奥行きをさらに深めてこれまた見事でした。
悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー)より
4594030785