葬儀屋の未亡人

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葬儀屋の未亡人の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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No.1
(8pt)

葬儀屋の未亡人の感想

法廷サスペンス、犯人捜し、陰謀に嵌まり窮地に立つ主人公の判事。そして、弁護士である妻との夫婦間のギクシャクとした問題。
これらをよどみのない文章で読ませるミステリです。逮捕起訴された上院議員の妻ははたして夫殺害の犯人なのか。高潔な判事はどう裁くのか。
敵対する上院議員の思惑は。飛行機で隣り合わせた女はいったい誰か。鑑識捜査で浮かびあがった現場の血痕の意味。中々飽きさせない展開が続きます。
そして何よりも最後の一ページ。ま、やってくれましたねと褒めておきましょう。物語の余韻に浸るには最高のエピローグでしょう。
二転三転する犯人捜しも辻褄があっており、刑事たちも良い仕事をしています。動機の面で少し弱いかなと思いますが犯人の性格がそういった気性であるとちゃんと書かれているので
ここは納得するしかないでしょう。サスペンスと謎解きとロマンスと言った豪華な内容の物語で、この時代のニューヨークあたりの知識人層には受ける要素をしっかりと
詰め込んだミステリということなんでしょう。でも今読んでも楽しめますから出来とすれば良い方だと思います。

ニコラス刑事
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