震えるメス 医師会の闇

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種別
長編
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あらすじ

2005年09月02日 震えるメス 医師会の闇 (文春文庫)

ある深夜、青山記念病院の救急外来に自動車事故の重症患者が運び込まれた。それは、現場に立ち会った市の医師会会長の指示だった。やがて、治療が施されていく過程で蠢く様々な思惑。そこには治療費を巡る、病院と損害保険会社との争いがあった。患者を無視し、欲望のままに行動する医師たちを描いた問題作。(「BOOK」データベースより)

評判

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震えるメス 医師会の闇の総合評価:

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No.2
(5pt)

中途半端か

金と隠蔽のために治療の如何を左右させるという、帯広告の迫力に惹かれて読んだが、本文は、大分穏当な表現でまとめられている。十分に楽しみながら、惹きつけられながら読めるが、その点が、中途半端のように思う。
震えるメス 医師会の闇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 震えるメス 医師会の闇 (文春文庫)より
4167223031
No.1
(3pt)

病院を舞台にした企業小説ー人命無視の実態

「医療もの」は人の命を預かる世界を描いていて、比較的社会的地位も収入も高い医師が登場するので独特の人間関係からくる緊張感やサスペンスが味わえるものだ。
今回も『白い巨塔』とか『白い影』のような医療サスペンスを期待したが、少し趣が違っていた。
本書は、幸田真音の金融小説や高杉良の企業小説のようなイメージの作品で、病院経営にからむ経済小説といっていいだろう。
患者と医師、また医師同士の人間関係を描いた物語ではないので、そういう意味での感動はなかったが、交通事故で救急車で運ばれた急患の損保扱いの自由診療と健康保険扱いの、病院側と損保側の金銭にかかわる攻防や、新薬開発のための治験の話や、競合相手の病院をつぶし、かつ自らも出世やより金儲けに走ろうとする病院経営者の姿が見てきたように描かれていた。サブタイトルの「医師会の闇」というのがぴったりの作品。
損保調査員として長年現場にいた著者が、自らの体験を生かして書いた病院経営の裏側を暴露したノンフィクションを読んでいるような感じだった。
震えるメス 医師会の闇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 震えるメス 医師会の闇 (文春文庫)より
4167223031

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