(短編小説)
5-1=4
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戦後まもなく多数登場した推理作家には単行本にめぐまれなかった人が多いが、この島久平もその一人で、死後十数年を経て初の短編集である。 お世辞にも流麗な作とはいいがたく、はっきり拙劣な心象を与えるものすらある。それでもなおかつ不思議な魅力があるのは、生真面目に謎解きの骨格を守る姿勢ではなく、妙にまとまらりきらない部分ゆえではないだろうか。それはシリーズ探偵伝法義太郎に端的だ。大柄ながら外見冴えず、不遜だったり卑屈だったり、腕っ節は強いが紳士的で、元刑事なのに犯人を法的に処罰することに関心がない。わけがわからないけど一読忘れがたい人物なのである。ボリューム的に窮屈でそっけない説明に追われる作品が多い中、オリジナルの歌謡曲が二度も登場しフルコーラスの詞が挿入されるのも何とも面白い。 | ||||
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