交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔(遠野麻衣子・最後の事件)
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種別
長編
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あらすじ
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評判
交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔(遠野麻衣子・最後の事件)の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔(遠野麻衣子・最後の事件)の総合評価:
7.48/10点 レビュー 21件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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前作は(深く考えなければ)面白かったので続編である本作にもそれなりに期待していました。文章は相変わらずサクサク読めていいんですが、前作と比べると本作は圧倒的にテンポが悪い。基本的に犯人とはメールのやり取りのみになるので、メール送信→メール受信→メール送信…と延々と同じことやってんなこいつらって印象です。犯人に脅されるまま有効な手段も思いつけずオロオロする警察という金太郎飴みたいな展開が誇張抜きに序盤から終盤まで続くので思いっきり中だるみします。なので多少飛ばしても大丈夫です。状況変わってませんから。
前作と違い、本作は群像劇に近いスタイル。いろいろな視点から事件を観察できるのはいいんですがそのせいで主人公がブレてしまった感じがあります。視点が変わる度にご丁寧にもその登場人物の生い立ちから始めるので「それはどうでもいいから…」と何度もじれったくなりました。
事件自体は単純なだけに代わり映えのしない展開に飽きがくるのも早かった。本作は8割方膠着状態なので前作のように盛り上がりをいくつも用意したストーリーが好きな方は読まない方がいいと思います。作中主人公も言っていますが、メールのみしか対話手段がないためネゴシエーターとしての本領も発揮できていません。(前作もできていませんでしたが)つまり「交渉人」としての仕事はしていないのでタイトル詐欺…とまでは言いませんが、まあその部分は期待しない方がいいということで。結局卓越した交渉術の欠片も披露することはなく、犯人とは至って普通のやり取りしかしませんでした。
総合して☆2.5。教祖逮捕のきっかけになった過去の事件、あれ多分サリン事件を下敷きにしてるんだろうなぁ…。