真説・鉄仮面



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    初公開日(参考)1969年01月
    分類

    長編小説

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    真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)

    1997年05月01日 真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)

    一六六六年、白馬に乗った王室の公用使が、新雪をついてアルマソン村の宏壮な城館に到着した。これが、貴公子マッチョリ殿の数奇な運命の発端となろうとは!?仏王ルイ十四世の双生児の兄弟、本来なら、華麗な宮殿に住み、優雅な日々を約束されたはずなのに…。その誕生にまつわる秘密とは?ボアゴベ、デュマなどであまりにも有名な鉄仮面伝説に、久生十蘭独自の史観と、一流の切口で迫る真実。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    戯作家-十蘭

    言葉の巧み、構成の妙。イメージを伝えるにあたって、これほど、わかりやすく、簡潔で美しい文章を他に知らない。あっさりと読め、素直に楽しめる。文章の中に複雑さや仰々しさは要らないという、書き手の信条が、小説のどこを採っても、はっきり貫かれている。 圧倒的な権力に翻弄される主人公の恐れ、怒り、諦めにもにた冷静さが、ひしひしと伝わってくる。主人公も、もうこれでギリギリ駄目かと思われる時の切迫感が、簡明な文体の中から豊かなイメージとなって溢れ出てくる。思わず知らず引き込まれ、読み終わって嘆息する。 久生十蘭の作品を始めて、手にして、30年ほど経つが、これほど読ませる作家はやはり、居ない。どの作品も、読後にすがすがしさが残る。 今見ると、残念なことに十蘭の作品は、どれも手に入りにくい。今、検索できるもの他にも、終戦直後に自信を失いかけた日本人を、一人の少女の口を借りて励ました作品「だいこん」などなど、今時の日本人にピッタリ来ると思うものも結構、多い。 是非、一読を薦めたい。クダクダとした説明に貧弱なイメージ、加えて粗末な中身の「小説」に、うんざりしている向きにお勧めする。どれをとっても、秀逸。
    真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)Amazon書評・レビュー:真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)より
    4062620790
    No.1:
    (5pt)

    戯作家-十蘭

    言葉の巧み、構成の妙。イメージを伝えるにあたって、これほど、わかりやすく、簡潔で美しい文章を他に知らない。あっさりと読め、素直に楽しめる。文章の中に複雑さや仰々しさは要らないという、書き手の信条が、小説のどこを採っても、はっきり貫かれている。 圧倒的な権力に翻弄される主人公の恐れ、怒り、諦めにもにた冷静さが、ひしひしと伝わってくる。主人公も、もうこれでギリギリ駄目かと思われる時の切迫感が、簡明な文体の中から豊かなイメージとなって溢れ出てくる。思わず知らず引き込まれ、読み終わって嘆息する。 久生十蘭の作品を始めて、手にして、30年ほど経つが、これほど読ませる作家はやはり、居ない。どの作品も、読後にすがすがしさが残る。 今見ると、残念なことに十蘭の作品は、どれも手に入りにくい。今、検索できるもの他にも、終戦直後に自信を失いかけた日本人を、一人の少女の口を借りて励ました作品「だいこん」などなど、今時の日本人にピッタリ来ると思うものも結構、多い。 是非、一読を薦めたい。クダクダとした説明に貧弱なイメージ、加えて粗末な中身の「小説」に、うんざりしている向きにお勧めする。どれをとっても、秀逸。
    真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)Amazon書評・レビュー:真説・鉄仮面 (文庫コレクション―講談社大衆文学館)より
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