天子蒙塵
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
天子蒙塵の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
天子蒙塵の総合評価:
8.74/10点 レビュー 92件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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やはり蒼穹の昴、中原の虹と比べると、主人公に魅力を覚えなかった。張学良、溥儀、どちらも歴史上英雄というものでもなく、物語中では天命の伝達者と、天命なき天子なので、爽快感はなく、どことなく可哀想な、四億の支那人民のためにここまで個が犠牲を払わねばならないのかという気になる。
最後、溥儀が満州国の皇帝として即位する際、二人の家臣が付き添うシーンがある。だれを付き添いにするか袁金鎧が重臣たちを見て考えるシーンが、とても悲しい。ただ、そこから最後二人の家臣のチョイスは、さすがだなと思う。そして天命なき天子という立ち位置は、やはり悲しい。
また、視点となる登場人物が大いに増えたが、出しはしたものの、回収しきれてない気がした。
読んでいて、漢卿の不抵抗将軍ぶりはいくらフォローがあってもやはり煮え切らなくて好きになれなかったし、溥儀は可哀想で、最後の玲玲の行動は、それを実行しないハッピーエンドを選ばなかったところが、誤読感が悪い。結局乾隆の思惑通り、落ちていく他ない愛新覚羅、清朝が悲しい。