サイレント 黙認
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 | 2021年07月14日 サイレント 黙認 ぼくは、なぜうまれたの。 姉の彼氏の素性を暴こうとした弟に降りかかる恐怖と闇。 世にもおぞましいオゾミス『スイート・マイホーム』の異才、最新作! 建築会社に勤める勝人は、コーヒーショップ店員の華と運命の出会いを果たす。一目で心を奪われた勝人は、彼女との距離を少しずつ縮めていく。ところが、それから勝人は奇妙な子どもの姿を目撃するようになる。自分以外の誰にも見えない幻影に苦しめられながらも、華の優しさに救われる勝人。一方、華の弟である星也は、突然様子が変わった姉が気に入らない。華の彼氏は、本当に信用できるやつなのか? 血のつながらない姉にほのかな恋心を寄せる星也は、親友の葉月とともに、勝人のことを調べ出すが……。 あのとき、「わたし」が黙っていなければ。 見て見ぬふりの負の連鎖が忌まわしき悪夢を招く戦慄のサイコ・ホラー。 (「BOOK」データベースより) |
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| ｢スイート･マイホーム｣がとても良かったので期待して読んだのですが、全体的に中途半端ですごく期待外れでした。 物語の真相に多少の意外性はあったものの、驚くほどではなく。おぞましい表現もあったけど、引くほどの残酷さはなく。ホラー感もあったけど、それは最初だけで結局なんだったのか⋯ ページ数が多い分、全体的にだらだらした感じがあり、大きな山場があったとも思えず、ラストも｢ふーん｣という感じでした。着地点はある程度よめていたので、そのまま終わったら普通だな⋯と思ったらその通りになっていて、ドラマとかになりそうな｢平凡な｣終わり方でした。 あまりこういったジャンルを読まない人には新鮮で、ドキドキハラハラなんだと思います。 ミステリー慣れしてる人、本格サスペンスを求めている人などにはかなり物足りないと思います。 近年よくある｢帯煽りすぎ｣パターンです。 | ||||
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| 悲しい話だけどちょっとダラダラ感 | ||||
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| 冒頭はなんだか平和な話だなと思って読み進めていったら、あれよあれよと引きこまれて、いつの間にかゾッとする話に……。単なるホラーではない、どんでん返し的な真相もあって、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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| ちょっと無駄が多い(犯人との対立シーンが長すぎる)けど。終章の小学生殺害の真相は読み応えあったけど。最後の最後に「誰に向けて？」っていう自己解決しない謎も残ったけど。 全章ではなく各章ごとに読み応えあったり無かったりの交互に繰り返しだったけど、トンキチミステリーではなく登場人物の心情がきちんと描かれていたのは評価出来ます◎ | ||||
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