(短編小説)
鬼人幻燈抄 大正編 紫陽花の日々
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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このシリーズは今迄楽しみに読んできました。ただ今回は短い上に、これからの物語のさわりだけを描いた作品で、全然満足出来ませんでした。続きものだからこそ一冊一冊を大事にして欲しいと思います。今迄が良かっただけに、この作品はとても不満です。 | ||||
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※ネタバレにご注意下さい 本巻は鬼人幻燈抄第8巻にあたり、本巻から3巻に渡り大正編が描かれます。マガツメとの対峙から39年の歳月が過ぎ行き、甚夜の姿は帝都・東京にあった。時代が変われば人も鬼も変わりゆき、しかし、そんな時代の変節を良しとはせず、かつての威光を求め闇が帝都を蠢く。 大正編の物語の特徴は、これまでの江戸編から明治編までのように、長い年月をかけて移ろいゆく時代を描いたものではなく、大正時代の1年という比較的短い期間に行われた激闘を描いています。そういった意味で、大正編は3巻でワンセットの物語かもしれません。ただ、描かれる期間は短いものであったとしても、その内容は濃密の一言。 それは、一時は全てを失い歩くことさえ恐れ前に進む事ができなくなった葛野甚夜が、再び守るべきもののために刀を振るう物語。又は、幼少時から囚われ、人造の鬼神となるべく造りだされた一人の少女が、笑顔を取り戻す物語。或いは、彼の帰れる場所を守り通そうとした、優しい人々の物語。大正編で描かれる期間は短いながらも、作品のテーマはこれまで以上に濃く鮮やかに描かれるでしょう。 明治編と対を為す大正編の物語は、個人的に、これまで鬼人幻燈抄を読み進まれた全ての読者に読んで貰いたいイチ推しの時代の物語です。四代目秋津染吾郎を襲名した宇津木平吉等、明治編からの登場人物に加え、新たな人物達が彩る、熱く、切ない大正浪漫、その序章。本巻は大正編の舞台設定の説明回といった意味合いもあり、各人物の相関関係を整理しながら読みすすめることをオススメします。 次巻である鬼人幻燈抄第9巻大正編・終焉の夜は令和4年2月発売との告知もされました。皆様、次巻もヨロシクお願いします\(^o^)/ | ||||
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