九重家献立暦

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種別
長編
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あらすじ

2020年10月15日 九重家献立暦 (講談社タイガ)

私たちは、家族になれるのだろうか。故郷に帰った私を待っていたのは、母の駆け落ち相手の息子だった。『後宮の烏』の著者が創る家族再生の献立(レシピ)。母がわたしと家を捨て駆け落ちしたのは、小学校の卒業式の日だった。旧家の九重家で厳しい祖母に育てられたわたしは、大学入学を機に県外へ出た。とある事情で故郷に戻ると、家にはあの頃と変わらぬ頑迷な祖母と、突如居候として住み着いた母の駆け落ち相手の息子が。捨てられた三人の奇妙な家族生活が始まる。伝統に基づく料理とともに紡がれる、優しくも切ない家族の物語。(「BOOK」データベースより)

評判

九重家献立暦の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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九重家献立暦の総合評価:

8.00/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7
(4pt)

いやいやながらも

いやいやながらも実家に帰ってみると
自分の母と駆け落ちした相手の子供が居候していた
九重家献立暦 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 九重家献立暦 (講談社タイガ)より
4065212332
No.6
(5pt)

重苦しい設定なのに軽やかな読後感

「下鴨アンティーク」シリーズを愛読してきましたが、禍々しいとしかいえない三人の関係にこの本を読むのは躊躇してきました。おまけに読み進めてみると、祖母は両親や時代に自分の生き方を否定・抑圧されていたし、母は生みの両親から持て余されて養女に出され、養母ともそりが合わなかった、というのであります。どこにも光明が見いだせない人間関係でありながら、物語から不思議な明るさを感じ取りながら長閑やかにすすんでゆきます。
その理由は、まず九重家が少なくとも茜の代までは存続するだろうこと。血縁による系図の継承を尊しとする日本ですから、この正統性の確立は良きことと感じられます。
次に茜と一がまだ二十代前半という若さであること。若さは常に希望であり、良きことへの可能性を感じさせてくれるものであります。
三つ目は、九重家の年中行事の調査と銘打っていながらも、その多くが食生活と密着していることです。食べることは、即ち生きることだからです。3人は無意識のうちに、あるいは意図的にかもしれませんが、料理を作り、それを食べることによって家の伝統に触れ、溶け込み、守り伝えていっているのです。直系ではなくとも間違いなく血縁で、戸籍上は直系となっている千代子と茜であり、さらに母親の行動によっては兄妹となっていたかもしれない茜と一は、ことによると自らによって家族となる可能性もあるわけです。(ただし一は結婚と子孫を否定している)
思い違いや行き違い、お互いを思う心のずれも数多見受けられながら、それらを埋めてゆき、あるいは触れ合わせたり、綴じ付けたりしていくのが料理であったり、季節の移ろいの行事であったり、そして作者の紡ぎだす美しい言葉たちなのでありました。
九重家献立暦 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 九重家献立暦 (講談社タイガ)より
4065212332
No.5
(5pt)

ページをめくる手が止まりません❗

作家さん買いです。やはりいいです❗
九重家献立暦 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 九重家献立暦 (講談社タイガ)より
4065212332
No.4
(3pt)

軽い読み物としてならまぁ、いいかな。

作者のファンとしては、気楽に読めて、メニューの参考になるといったようなものです。
何といっても舞台が日本で登場人物が少ない(笑)
ただ、読み終えて「え?これで終わり?」というのが正直な感想です。
「物語はまだ始まったばかりでしょ?
続編とか、2巻3巻て続くよね?」
と、表紙を見直してしまいました。

続きが出ないなら星3つです。
これが始まりでまだまだ続くのであればもう1つ星を+。

軽い読み物としてこれで終わりなのかな?
九重家献立暦 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 九重家献立暦 (講談社タイガ)より
4065212332
No.3
(4pt)

料金や旧家が好きな方は楽しめそう

白川さんの作品は、ほんわかする中に影があるところがいいですね。民俗学や旧家などが好きな方には、たまらないと思います。

九重家献立とあるとおり、昔ながらの年中行事で食べる献立がでてきます。赤飯とか菜飯田楽とか。それにまつわる豆知識もあり勉強になります。

大学卒業したての茜ちゃんという女の子が、実家に帰ってくるところから始まります。千代子さんという養母と、なぜか居候している同級生の仁木くん。それぞれ事情を抱えて、三人で暮らすことになります。

もうちょっと茜ちゃんの生い立ちを深掘りしてもいなぁ。あと、仁木くんが九重家に住むに至った話とかもっと詳しくあれば、二人の考え方の違いとか共通点見えるのになぁ。茜ちゃんと仁木くんの小学校の卒業式のときの感情の揺れとかもっと書いてあれば面白いのになぁ。

各章ごとに纏まってて読みやすく、くどくもなくサラッと読めました。
九重家献立暦 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: 九重家献立暦 (講談社タイガ)より
4065212332

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