犬の張り子をもつ怪物



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初公開日(参考)2020年07月
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長編小説

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犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2020年07月04日 犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品。前代未聞のホラーサスペンス! 大阪市内の小学校で35名が虐殺される襲撃事件が起こった。犯人はアリアと名乗る女。彼女が鈴を鳴らすと、人々の体がひとりでに浮かび上がり、生きたままばらばらに引き裂かれる。その場にいた誰もがパニックになる中、警察官・夏木には見えていた。アリアの口から生み出された巨大な犬の張り子が、人々を嚙み殺し、蹂躙するさまが――。一部の人間にしか視認することのできない犬の張り子の思念物体を用い、人を殺したと自白したアリア。しかし、科学的に証明できない殺害方法をとった彼女を、裁くことはできない。「無罪になり出所したら殺戮を繰り返す」と公言するアリアを止めるため、夏木は彼女の犯行を証明しようと奔走するが……。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6:
(1pt)

死ぬほどつまらない

ありえない設定なのはいいとして、登場人物の心理にまったく共感できないから読んでいてばからしくなる。作者は、幼少期にいじめられた経験でもあるのかな?いじめを理由にすれば、大量虐殺の動機になると思ったのかもしれないが、まったく共感しない。社会への復讐って、単なる逆恨みとしか思えない。さらには、弁護士も異様すぎる。殺人犯の見た目にひかれて執着し弁護する、キモイキモすぎる。
耐え切れず、途中から走り読みの斜め読み。読んで損した本。1円で売られているだけのことはある。
犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299007182
No.5:
(4pt)

瑕疵はかなりある。

超自然的な存在を前提としたホラーでありながら、そんな人物を裁けるのかという問題が主題となっている点で法廷サスペンスでもあるという非常に珍しい物語。そのアイデアは高く評価したいのだが、一方で色々と瑕疵も多い。たとえば会話文がしばしば説明的であり、わざとらしさが浮き彫りになること、その結果、あり得ないような情景描写が生じてしまうこと(たとえばp120「あっ、犬だ!」という台詞は現実には出ないだろう)、さらには物語の根幹に関わることだが、犯人が嘘を言っている可能性についてまったく検討されないことは致命的である。これは特に犬の数に関わるので重要なのだが、物語に登場する警察も検事も裁判所もなぜか異常に楽天的なのだ。そうした数々の瑕疵を潰したならば傑作と言えるかもしれないのだが、その時には物語自体の佇まいも大きく変化してしまっているかもしれない。
犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299007182
No.4:
(2pt)

生き残りには路線変更必須

読後の感想は「まぁ、まとまってはいたな」だった。ミステリよりはホラー色が強め。ホラーとしては特に目新しいこともなく、凡庸。
妙にネチネチと生臭いスプラッタ描写が目につく程度。

文体や全体的なトーンはやや幼稚。漫画やアニメを文字化したような印象を受ける。作者は活字の読書経験は少ないのかもしれない。
そして、物語の随所から私怨を感じる。作者のSNSを見て、やはりと思った。
ハングリー精神や復讐心から紡がれる物語は、読んでいてつらい。作者の仕返しに、読者が無理やり付き合わされているように感じてしまうのだ。
昭和や平成初期ならまだ成功もあり得たかもしれないが、もうそんな時代じゃない。

そもそもホラーやスプラッタというのは(よほどの愛好家でない限り)平和な日常のスパイスとして読みたくなるもので、現在進行形でパンデミック映画状態の今はそうそう手に取りたくなるものではない。
小学生が大量虐殺されるなんて作品は特に。
このままホラーとグロ描写多めの路線で行っても、ファンと呼べるような読者獲得は見込めないだろう。

ただ、活路があるとしたら闇から光に転じることではないだろうか。
作者は少女の描写が上手い。あまり少女押しだと女性読者には引かれるかもしれないが、魅力的な女性キャラを作れるのは間違いなく美点である。
やや幼い文体も、若年層や読書慣れしてない人にはとっつきやすいに違いない。
アニメか漫画のようなスピード感で読ませてしまう勢いも、作者のポテンシャルの一つだと思う。

少女たちが最終ページで何らかの救いを得ること、光に向かう明るい物語を書くことが作家としての生き残りに必要なことかと思う。
今の読者は疲れている。読んで前向きな気持ちになれる物語を求めているのだ。

色々厳しいことも書いたが、数多の文学賞にチャレンジし、最終候補にも名を連ねた作者だ。光るものを持っている。粘り強い根性も。
このまま埋もれるには惜しいと感じる。

読者が元気をもらえる二作目を待っています。
犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299007182
No.3:
(2pt)

読むのが疲れる

これ1冊読み終わるのに1週間もかかりました。文章力がイマイチで読むのがしんどい。どのページを捲っても少女というワードが出てきて、二十歳前後の女性も少女で、小学生の女の子も少女と表記するので、わけわかんなくなります。とりあえず作者はよっぽど少女が好きなんだなということだけがわかりました。
犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.2:
(4pt)

あり得ないけれど面白かったです

思念物体というあり得ないテーマでしたが、ミステリーと上手く融合出来ていて面白かったです
犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:犬の張り子をもつ怪物 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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