波濤の城

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種別
長編
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あらすじ

2020年10月15日 波濤の城 (祥伝社文庫)

巨大台風が九州に迫る頃、カジノ誘致を目論む代議士の要請で、十一階建ての豪華クルーズ船が航路変更の上、強行出航した。乗員乗客二千名の中には銀座第一消防署の女消防士・神谷夏美の姿もあった。深夜、突如、異音と共に排水が逆流し船が傾き始める。避難誘導されるなか、業火が夏美と逃げ遅れた乗客の退路を塞ぐ。装備も救援もない状況で、夏美たちは脱出できるのか!?(「BOOK」データベースより)

評判

波濤の城の評価:

6.67/10点 レビュー 3件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.67pt

波濤の城の総合評価:

7.58/10点 レビュー 19件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

船長のクズぶりばかりが目に付いて、腹立たしさだけが残りました。

巨大な客船の沈没事故を描いたパニック小説です。
そういう意味では手に汗握る面白さなんですが、
とにかく沈没の最大の戦犯である船長がクソ過ぎて
その怒りばかりが胸に沸いてきて素直に楽しめませんでした。

小説の中では、鹿児島の種子島にカジノが作られるという
設定になってます。実際はご存知のようにお台場なんですが
種子島にカジノの客を運ぶには船が必要なんですね。
それを一手に引き受けたいという利権欲しさにこの船長は
いろいろ無理をするんですね。
もちろん悪いのは船長ではなくこの船会社なんですが
この船長には全く同情できません。

種子島選出の議員を、早く鹿児島に連れて行きたいがために
台風が来るということがわかっていながら無理に出港し
船底に亀裂は入って水が入っているのに、認めないところは
メルトダウンはないと言い張る東電みたいで、怒りを覚えずに
いられません。
結局暴風雨のなか船は火災炎上しパニック状態になるのですが
この船長は自分と政治家が助かることしか考えていません。

主人公ともいえるたまたま客として乗り合わせた女性消防士ふたり組
の活躍、そしてかつて別の会社の船で同様の事故を起こし、
今は客室係としてこの船で働いている男などの奮闘が感動を呼ぶのですが
どうもこの船長のクズぶりばかりが目立って楽しめませんでした。
難しいでしょうが映画化すれば面白いかもしれませんね。






いわし雲
78XRDN1A

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16
(5pt)

ベタだが王道なパニック小説

シカゴファイアに触発され、シリーズ2作目を手に取った。
読みながら何度もベタだなー!と叫びながらもページを捲る手が止められず一気に読んでしまった。お見事。
今回は主人公二人の描写がイマイチ薄い分、今回は救助対象というより一緒に逃げ出す仲間たちも、悪役たちも、いずれもベタだがその分強い印象がある。
3作目も楽しみ!
波濤の城 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 波濤の城 (祥伝社文庫)より
4396346735
No.15
(5pt)

ベタだが王道なパニック小説

シカゴファイアに触発され、シリーズ2作目を手に取った。
読みながら何度もベタだなー!と叫びながらもページを捲る手が止められず一気に読んでしまった。お見事。
今回は主人公二人の描写がイマイチ薄い分、今回は救助対象というより一緒に逃げ出す仲間たちも、悪役たちも、いずれもベタだがその分強い印象がある。
3作目も楽しみ!
波濤の城 Amazon書評・レビュー: 波濤の城より
439663532X
No.14
(3pt)

クォリティはともかく・・・

暇つぶし程度には楽しめる。
6万トンを超える大型クルーズ船が事故をきっかけに火災を伴って沈没してゆくパニックを文字で表現しようということに、そもそも無理がある。
政治家の野心、船会社の思惑、船長の自己保身・・・そういった周辺の要素は単なる“装飾”でしかないから安っぽくても仕方ないものの、主人公を中心とした肝心の“脱出劇”に臨場感がない。船内の火災、爆発、損壊など、現実味のある筆力が伴っていない。

ところで物語とは別の話・・・五十嵐貴久 の日本語力、言語力は大丈夫か?
船が四国沖を西に進むのを、四国に対して“水平”に航行するとか、台風が北へ進むのを“垂直”に進むと表現している。“垂直”の誤用は何度か出て来る。“水平”に関しては、傾いた船のデッキの手すりと“水平”に台風の雨粒が飛んでいくとか、水平と垂直の意味を知らずに書いている。
冒頭に「トリコロールカラー」という単語が出て来る。五十嵐貴久 は“横文字”ができていない。「トリコロール」はそれだけで「三色」という意味である。そこに「カラー」をくっつけている。「トリコロールカラー」が「三色」になることが理解できていない。
他には「船の出向時間になった」とある。“時間”と“時刻”の区別がついていない。更に 五十嵐貴久 は確か別の作品で昼の12時を“午後12時”と書いてなかったか? 
作家は物語作りのプロかもしれないが、日本語のプロではないから中学生以下でも仕方ないのか。祥伝社の“校閲”は一体何をやっているんだ。
波濤の城 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 波濤の城 (祥伝社文庫)より
4396346735
No.13
(3pt)

クォリティはともかく・・・

暇つぶし程度には楽しめる。
6万トンを超える大型クルーズ船が事故をきっかけに火災を伴って沈没してゆくパニックを文字で表現しようということに、そもそも無理がある。
政治家の野心、船会社の思惑、船長の自己保身・・・そういった周辺の要素は単なる“装飾”でしかないから安っぽくても仕方ないものの、主人公を中心とした肝心の“脱出劇”に臨場感がない。船内の火災、爆発、損壊など、現実味のある筆力が伴っていない。

ところで物語とは別の話・・・五十嵐貴久 の日本語力、言語力は大丈夫か?
船が四国沖を西に進むのを、四国に対して“水平”に航行するとか、台風が北へ進むのを“垂直”に進むと表現している。“垂直”の誤用は何度か出て来る。“水平”に関しては、傾いた船のデッキの手すりと“水平”に台風の雨粒が飛んでいくとか、水平と垂直の意味を知らずに書いている。
冒頭に「トリコロールカラー」という単語が出て来る。五十嵐貴久 は“横文字”ができていない。「トリコロール」はそれだけで「三色」という意味である。そこに「カラー」をくっつけている。「トリコロールカラー」が「三色」になることが理解できていない。
他には「船の出向時間になった」とある。“時間”と“時刻”の区別がついていない。更に 五十嵐貴久 は確か別の作品で昼の12時を“午後12時”と書いてなかったか? 
作家は物語作りのプロかもしれないが、日本語のプロではないから中学生以下でも仕方ないのか。祥伝社の“校閲”は一体何をやっているんだ。
波濤の城 Amazon書評・レビュー: 波濤の城より
439663532X
No.12
(4pt)

非常時に見える人間の醜さ。映画「タイタニック」が思い出される。

この本の魅力は「非常時の人間の醜さ」が見えること。

映画「タイタニック」でも体感したことが蘇ってきます。見張りの不手際、全員乗れなかったりうまく作動しなかったりする救命ボート、自分だけは助かりたいと願う人々。

船に乗るのが怖くなってしまうくらいのリアリティもあります。読んで損はありません。
波濤の城 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 波濤の城 (祥伝社文庫)より
4396346735

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