招かれざる客には冷たいスープを
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あらすじ
亡くなった両親のスープ店を継いだばかりのラッキーは、夏のメニューに冷製スープやサラダを豊富に加えることに。おかげでお店の経営もどうにか順調だった。ところが母親代わりに慕っていた村長のエリザベスが忽然と姿を消してしまい、心穏やかではいられない。そもそもスキーリゾートであるこの村の夏は、いつもなら観光客が減ってとても静かで平和。なのに今年は事件が続きすぎている。村のど真ん中にできるという洗車場建設に対する激しい反対運動、当の建設現場から発見された古い人骨、そして反対住民の奇妙な死――。エリザベスの失踪はこれらの事件に何か関係があるのだろうか? 家に愛猫を残していなくなるなんて、彼女らしくない。村人たちと協力して消息を追うラッキーは、やがて意外な真相にたどりつく!(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
招かれざる客には冷たいスープをの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
招かれざる客には冷たいスープをの総合評価:
8.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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という順風満帆なところに「歴史」がらみの事件が起こります。
アメリカ合衆国の歴史は250年にも満たないのですが、見栄っ張りは相当なもの。
「若草物語」の作者オルコットには「花物語」という作品があります。特定社交グループに属する少女たちが花にちなんだ短編を語るという形式なのですが、このグループとはメイフラワー号に乗って移住してきた清教徒たちの子孫、に限定されているのです。その当時の世相としては当たり前だったでしょうし、20世紀でもそういった人達は尊敬の対象でさえあったと日本の女性小説家が世界クルーズの乗船エッセイで書いています。
この作品ではイギリスからの独立戦争に関わったご先祖が、実は……ということがモチーフになっていますが、21世紀になっても合衆国の闇は様々に深いようです。
2巻目として事件は殺人と行方不明ですが、監禁描写を詳細に描いたために作品全体の雰囲気が嫌なものになってしまいました。残酷さはないにせよ、長閑な雰囲気が魅力のコージーミステリーには、少々相応しからぬものでした。
過去の犯罪が現在につながっている、という設定はアガサ・クリスティがよく使っていましたが、クリスティほどの名手であればこそ、巧みに嫌味無く、むしろ爽快さを得る程に書き上げられるのであって、残念ながらまだまだ及ばないようです。